No.582033

緋弾のアリア 時空最強の英雄達 第1話 魔王と呼ばれた男

東京武偵高校に編入することになった織田信長
それと同時に転校する謎の少女猴
しかし、転校早々から事件に巻き込まれるのであった

2013-05-31 22:09:10 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1273   閲覧ユーザー数:1244

9月某日

 

それは、夏の残暑が残り暑い日だった。

 

名古屋武偵高校の男子たちはかなりざわついていた

 

なぜなら、男子たちが一番尊敬している織田信長が自分たちのもとを離れるのであるからだ

 

「あ、、アニキが東京武偵高校にいくのか、、」

 

「ならず者だった俺たちを一人前に育成してくれた師匠が、、」

 

そこで、ひとりの男子が走ってくる。

 

「た、、大変だ!信長のアニキが今日、名古屋を出て、東京に行くらしいぞ!」

 

「「「な、、ナンダッテー!」」」

驚く男子たち

 

「今からでも遅くないから出発を見送ろうぜ!」

奮起する男子陣

 

そして織田信長の舎弟一同は名古屋駅へとまるで軍隊の進軍を思わせるかの人数で織田信長を見送るために向かった

 

 

名古屋駅では

 

東京へ旅立つために信長は、もうひとり、名古屋武偵高校から東京に移籍する猴という女子生徒と新幹線を待っていた

 

 

「そろそろか、この尾張とも別れる時がきたか、これも俺の天下布武を成し遂げるための試練か、」

少し寂しそうにする信長

 

「あの、、貴方があの、、織田信長さんですか、、?」

信長に話しかける少女

 

「ああ、そうだが、お前は誰だ?」

 

「猴です、ですが、、もうひとりの私そう、孫悟空としての私がいるのですが、、まだ、、姿を現せないので、、」

 

「そうか、猴というのか、、それに、もうひとりのお前は孫というのか、、面白い、俺はお前を気に入った、、俺について来い猴!」

 

どこからか、声が聞こえる、織田信長の舎弟たちが見送りに来たのだ

 

「「アニキ!」」

 

「お前等、、俺を見送りに、、しかし、すまない、新幹線が出てしまう、」

 

「すんません、アニキ、」

 

「じゃあ、俺は旅に立つ、元気でな」

 

「「は、、はい!」」

 

信長と猴は新幹線に乗った、しかし、それが、悪夢の3時間へと繋がるとは、第六天魔王織田信長でさえも気づくよしがなかった

 

新幹線にて

 

旅立ちを見送る舎弟たちに別れを告げた信長は猴と一緒に座席に座っていた

 

「猴よ、、ういろうでも食うか?」

信長はういろうをすすめる

 

「はい、、食べます、、はむっ」

丁寧な反応から、可愛らしく、ういろうにかぶりつく

 

「茶もあるぞ」

お茶をすすめる信長

 

「は、、はい」

勧められたお茶を飲む猴

 

その時は織田信長は気づいていなかった、、新幹線がジャックされていることに

 

 

 

1時間後

ついに、新幹線ジャックをしている人物の魔の手が織田信長たちに伸びた

 

「動くナ!手をあげるネ!」

織田信長に青龍刀を突きつける謎の少女

 

「お前は、、誰ぞ?」

誰かは知らない織田

 

「お前のような奴に答える名はないネ!お前の後ろにいるのは猴、ラン・パンを裏切るつもりか?早くラン・パンに戻るネ!」

猴を強引に連れ戻そうとする

 

「い、、、いや、、織田君、、助けて、、」

抵抗しようとする

 

「その手を離さぬか!愚か者が!」

宗三左文字を振りココを引き剥がし別の車両に避難する織田たち

 

別車両にて

 

ジャック犯を振り払った織田は猴だけを安全な車両に移動させこの車両で迎え撃とうとしていた、しかし、その時増援が現れた。

 

「おい!お前!ここは危ないからここから離れろ!」

織田に避難を呼びかける遠山キンジ

「お前の顔、、どこかで見覚えがあるような、、」

キンジのことを知っている織田

 

「お前、、その制服、、名古屋武偵高校からの転校生か!、よかった!協力してくれ!」

 

「よかろう、で、お前の名は?」

 

「俺は遠山キンジ、東京武偵高校で探偵科と強襲科に所属している」

 

「キンジか、、今はのんきに語らいを居ている場合ではなさそうだ」

ジャック犯がきたことに気づく

 

「やっと見つかったネ!もう逃げられないヨ!大人しく捕まるネ!」

 

「キンジ、、お前は下がっておれ、、この信長を捕えるか、、面白い、、やってみせよ」

応戦準備をする織田信長

 

「おしゃべりが長いネ、行くアルヨ!」

青龍刀を構えて斬りかかるココ

 

ザシュッ グサッ

中華少女の青龍刀による連撃で織田信長が切りつけられる

 

「この、、信長を傷つけるか、、」

急所を切りかかられたせいか大量出血でふらつく信長

 

「私に逆らうからこうなるネ!」

織田に止めをさそうとする

 

「俺は第六天魔王になる器の男だ、、お前のような賊に討たれるわけにはいかぬ」

村正を鞘から抜かずに鞘がついたままの状態で防ぎ、蹴り飛ばす

その時、あまりにも出血がひどかったせいか、かなりフラフラでキンジに寄りかかる

 

「織田!お前、、もういい、下がれ!あとは俺がなんとかする!、白雪!織田を運んだあとこの車輌と新幹線を切断しろ!」

 

「は、、はい!」

そういうと織田信長を運んだ後、キンジとココが対峙している車輌以降を刀で切り離した

 

その後、ジャック犯である中華少女をキンジがなんとか撃退して、なんとか新幹線を止まったが、、すぐさま、織田信長は病院へ搬送された

 

 


 
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