プロローグ

？？？side

「ここは・・。」

「ここは『神域』と呼ばれる場所です。」

「あなたは・・？」

「私は神、そしてあなたは死んでここに来ました。」

「・・・。」

「しかし、あなたは生前にとても苦労していましたね。ですのであなたには転生してもらうことにしました。」

「転生？」

「はい、しかしそこでは『魔法』と言う物がありますのであなたにはいくつかの能力を差し上げようと思うのですが。」

「いらない。」

「へ？」

「そんなのいらない。」

「しかしこれは決まりですので。」

「なら、記憶を消して欲しい。転生するまでの記憶を全て。」

「・・・いいのですか？大切な思い出が消えてしまうのですよ。」

「いい。」

「・・・わかりました。では転生後に消させて頂きます。」

「ありがとう。」

「ではこのドアの先があなたの転生先です。がんばってください。」

「うん。」

そして『ボク』はドアの中へ進んで行った。

「・・何もいらないと言っていましたがやはりこれくらいはしておきましょう。」

神と言っていた女性は紙を持っていた。

そこにはこう書かれていた。

能力

限界突破・・・努力し続ければ強くなり続ける。

とある次元世界

「おぎゃー！おぎゃー！！」

「産まれたか！？」

「はい、元気な男の子ですよ。」

「よかったな！！」

「はい。」

1人の男の子が生まれた。

「そうだ、この子の名前を決めて来たんだ！！」

「本当っ！？」

「あぁ、この子の名前は『クロスト・マスタング』だ！！」

後書き

初めましてクロスと言います。

今回から『焔の魔導師』を投稿していきます。

不定期更新なので投稿が遅くなっても許してください。

コメントで色々と書いて頂けると嬉しいです。