No.580679

真・リリカルなのは 第五章 破滅を呼ぶロストロギア編 第十八話 決闘 なのはVSカイト 前編

ohatiyoさん

今回は前編、後編に分けてみました

2013-05-27 13:24:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:711   閲覧ユーザー数:688

1人、山奥で悩んでいる少年が居た

 

彼は自分を見失いかけているのかもしれない

 

カイト「………………………………………………………………」

 

俺は弱いのか?

 

今までの力は闇に頼っていたものなのか?

 

カイト「だとすれば俺は………………………」

 

いや、弱気になるな!!

 

カイト「俺は戦える!! あんな力など使わずとも!!」

 

それを証明する必要があるが………………

 

カイト「……考えても始まらん」

 

久しぶりに山を降り、町に出るか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~海鳴市~

 

カイト「無駄に賑やかだな」

 

相変わらずの町だ………何故、毎日祭りの様な騒ぎを起こせるのやら

 

カイト「…………………図書館にでも行くか」

 

カイトは地球の日本語を勉強するため、よく図書館を利用していたのだった

 

カイト「!! 奴らは………」

 

カイトの視線の先には………

 

フェイト「じゃあ、なのはも管理局に入隊するんだね!!」

 

なのは「うん!!」

 

はやて「しかも家族公認やて!!」

 

すずか「良かったね!! なのはちゃん」

 

アリサ「アレ? あんたは」

 

なのは「あ!! カイト君なの!!」

 

カイト「………………………………」

 

カイトは、めんどくさいことになったと思っているが、そんなことを知る由も無く、なのは達は近づいて来る

 

アリサ「その、前は悪かったわね」

 

以外にも、最初に話しかけたのは アリサだった

 

カイト「………………何の話だ?」

 

アリサ「助けてもらったのに、態度が悪かったでしょう? 正直、恐怖でどうかしていたわ、だっから謝ったのよ! それと……ありがとう」

 

カイト「フン、勘違いするな、貴様など助けた覚えは無い……………奴に魔力をくれてやるのが気に入らんかっただけだ」

 

なのは「も~う、なんでそんな言い方をするの!!」

 

はやて「俗に言うツンデレや なのはちゃん」

 

カイト「フン」

 

カイトは立ち去ろうとする

 

なのは「どこに行くの?」

 

なのはは、カイトの前に立ち、行く手を阻む

 

カイト「退け、貴様に答える義理は無い」

 

なのは「だ~か~ら~ そんな言葉使いやめるの」

 

カイト「邪魔だ………さっさと退け、俺の視界から消えろ」

 

なのは「一緒にジュエルゼロを倒したでしょ? だから友達なの! 友達にそんな口のきき方はないと思うの!」

 

カイト「図に乗るな!! あれは仕方なく貴様と手を組んだだけにすぎん………………いや、俺が何を言おうとも負け犬の遠吠えか………………」

 

フェイト「カイト?」

 

何時もと様子が違うカイトに違和感を持つ フェイト

 

カイト「明日のこの時間………貴様、予定を空けておけ」

 

なのは「な、な、な、な、な、な、デ、デートのお誘い///////////////」

 

カイト(コイツ、何を言っている?)「海鳴街道に広い土地があるのを知っているな? そこで貴様を待つ………1人で来い」

 

高町なのは……………決着を付けてやる……………

 

フェイト「カイト、大胆」

 

すずか「なのはちゃん、顔真っ赤だよ」

 

はやて「うわっ!! トマトより赤いんちゃうか」

 

アリサ「この歳でデートって…………早いような」

 

完全に勘違いをされていた…………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~翌日~

 

なのは「カ、カ、カ、カ、カイト君//////////////」

 

カイト「来たか、高町」

 

なのは「きょ、今日は…………何所に行くの?」

 

カイト「何所にも行かん」

 

なのは「ここで夜まで過ごすの?」

 

なんて大胆/////////////////

 

カイト「そんなに長くは掛かるまい………では始めるか」

 

なのは「ちょ///// まだ心の準備が////////////////」

 

カイト「そんなものは家でしてこい!!」

 

なのは「えぇぇぇぇぇ!?」

 

無茶ぶりなの!!

 

カイト「ウィザード!!!」

 

ウィザード(セットアップ! レディ!!)

 

なのは「!!」

 

いつものバリアジャケットを羽織ったの………どうして?

 

カイト「貴様もセットアップしろ」

 

なのは「わ、私のお着換えタイムを直視したいの? それともBJフェチなの?」

 

カイト「今日、ここで決着を付ける………俺と貴様、どちらが強いか………」

 

なのは「へ?」

 

カイト「早くしろ! 時間は有限だ!!」

 

なのは「………………………セットアップ」

 

なのはの瞳から、光が消える

 

カイト「行くぞ!!!」

 

なのは(乙女の心を弄んだ罪、償わせてやるなの!!!)

 

カイト「フレイムバレット!!」

 

レイジングハート(プロテクション)

 

カイトの技を軽々と受け止める

 

カイト「これは防げるか!!」

 

ウィザード(フレイムイレイザー!!)

 

カイトの砲撃がバリアに当たるが、

 

カイト「チッ」

 

ひび割れが1つもない

 

カイト「防御力はかなり上昇したようだな、ならば接近戦で!!」

 

ウィザードを銃から剣にして、なのはに切り掛かる………しかし

 

なのは「………………………………………………」

 

なのは……いや、魔王はカイト斬撃を躱さず、レイジングハートで弾く

 

カイト(コイツ!!)

 

一旦距離を取る カイト

 

カイト(なんて成長レベルだ!! これが本当にあの高町なのはか?)

 

カイトは初めて、なのはと戦ったときを思い出す

 

完勝………………それだけだ

 

完勝以外の言葉が思いつかない………それほど圧倒的だった

 

なのはは反撃すら出来なかった

 

バインドで縛られ、カイトの技を直撃した

 

痩せ我慢で立つことしか出来なかった

 

そのなのはが今、カイトを圧倒している

 

なのは「お仕置きなの!!!」

 

レイジングハート(アクセルシューター!!)

 

カイト「この程度!!」

 

放たれた、なのはの魔力を切り裂くカイト……………しかし

 

カイト(なんて数だ!!!)

 

カイトですら躱しきれないほど魔力が襲いかかってくる

 

まさに恐怖である

 

カイト(だが躱せないなら、守るのみよ!!)

 

ウィザード(ファイアーウォール!!)

 

炎の壁で防ごうとする

 

なのは「そう来ると思ったの!!」

 

レイジングハート(ディバインソーサー!!)

 

カイト「!!!!!」

 

魔力のチェーンソーか!!

 

カイト(ファイアーウォールで防げないタイプの魔法だな)

 

カイトは上空に飛び、ディバインソーサーを躱す

 

なのは「今こそフ○ーザ戦法を見せるときなの!!」

 

カイト「これは!!」

 

追尾か………

 

なのは「その技は何所までも追いかるの!!」

 

改良に改良を重ねて作り上げた私の技

 

なのは「ディバインソーサー改!!」

 

レイジングハート(ネーミングセンスはクソですね)

 

なのは「煩いの」

 

カイト「はぁぁぁ!!!」

 

ガキィィン

 

なのは「私の技が!!」

 

カイトはディバインソーサーを切り裂く

 

カイト「っ!!」

 

カイトは、なのはにバインドを掛けるが

 

なのは「ふん!」

 

ブチッ

 

一瞬で千切る

 

なのは「お返しなの!!」

 

カイトにバインドを仕掛ける

 

カイト「ッ!!」

 

なのは「エクセリオンバスター!!」

 

ピンクの閃光が輝く

 

レイジングハート(やりました! マスター!! ついに天城カイトを倒しました)

 

なのは「ううん………まだだよ」

 

カイト「………………………………………………………」

 

なのは「私のバインドを千切りやがったの」

 

カイトは、なのはのバインドを破った後、すぐさま砲撃を躱した

 

カイト「フン」

 

なのは「この戦いだけは負けられない!!」

 

乙女心を舐めやがってなの!

 

カイト「来い! 俺もまだ本気ではない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 決着

 

 


 
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