No.580012

魔法少女リリカルなのは—守る者の為に—

FalSigさん

第6話です。
更新が遅れました。すいません

コメント、感想大歓迎です。アドバイスもあればお願いします。

2013-05-25 17:53:48 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1684   閲覧ユーザー数:1623

第6話

「クソッ!!どこにいるんだよ、アリサ。」

 

ショッピングモールの一階の広場にいた。はやてとすずかはモール内を探していた。

オレは、焦っていた、アリサがいなくなってから約30分以上たつ。誘拐されていたとしたら、かなり遠くに行っているかもしれない。

前日に周辺の詳細地図をもらっているが、近くにいる保証はない。

 

「柊二さん、地図見せてもらってもいいですか?」

 

「構いませんよ。どうぞ。」

 

なのはに地図を渡して、思考を巡らせる。オレだったらどこに連れて行くか、どのようにプランを立てるか・・・。

 

「・・・分かった、ありがとう、はやて。」

 

「なのは、地球に無許可で魔導師が入ったらしい。」

 

「えっ?」

 

「もしかしたら、私たちに関係しているかも。」

 

フェイトと会話をしていた、なのはが地図を持ってこっちに来た。

 

「柊二さん、地図ありがとうございます。」

 

手渡されて、受け取った。

・・・待てよ、オレだったら身代金やら、怨恨の線で考えても、遠くに行く必要はない。

 

「ここは、使えない、ここも、ここも。」

 

地図に消去法で印をつけていく。

 

「ここか!」

 

「柊二さん、分かったんですか?」

 

なのはがきいてきた。

 

「ええ、多分、ここかと思います。今から行ってみるので、皆さんはここで待っていてください。」

 

「私たちも行きます。私やなのは、はやても関係があるかもしれないんです。」

 

フェイトがそう言った。

 

「ダメです、危険です。」

 

「どうしてもですか?」

 

「ええ、では、急ぎますので。」

 

オレはそう告げ走り始めた。

 

「ちょっと、柊二さん!」

 

なのはやフェイト達が叫んでいた。

 

 

5分後、アリサがいそうな場所に着いた。

 

今は使われていない廃工場、しかし、最近何者かが入った痕跡があるらしかった。同じような条件から、一番確率の高い場所がここだ。

ドアを開けると、そこにアリサがいた。向こうの誘拐犯は見たところ4人でこちらにすぐに気付いた。

 

「・・・貴様が奏霧柊二か?」

 

サングラスをかけた、長身の男が聞いてきた。その手にはナイフが握られていた。

「そうだ。早くアリサを返せ。」

 

「ちょっくら待ってくんねえかな?オレらは依頼であんたを殺しに来たんだよ。だから、はい、そうですか。と返せねえんだよなぁ。」

 

筋肉質の男だった。

 

「黙れ、アリサを返さなければ・・・。容赦はしない。」

 

「ひゅー、怖い、怖い。ねえ、なら戦おうよ。その女の子を助けたいならさ。ハハッ!」

 

身長の低い奴だった。オレを挑発してきた。武器は持ってないようだが、なにがあるかわからない。

 

「死ねっ!!」

 

もう一人の男が襲ってきた、その手にはどこから出したのか槍だった。

 

「っ!」

 

その攻撃を身をひねって躱す、しかし脇腹の薄皮一枚が切られた。

「「「セットアップ。」」」

 

全員、体から光を出した、そしてその一人一人には武器が握られていた。

 

「・・・お前ら、魔導師か。」

 

オレの問いにサングラスをかけた奴が答えた。

 

「ああ、俺らは依頼でお前を殺す。名を名乗ろう、アルセイ・フカルスア。」

 

そして、ほかの男たちも

 

「俺はぁ、リーアン・コラース。」

 

筋肉質の男はそう言った。持っているのは大剣のようだった。

 

「ボクはね、シアレル・ソレッタだよ。」

 

身長の低い男の持っているのは銃のような物体だった。

槍の持っている男は名乗らなかった。

 

「シェルン、セットアップだ。」

 

『了解だよー。』

 

光が身を包む。服装は白と黒のモノトーンで、コートのようなものを着ていた。

 

「行くぞ。」

 

アルセイが魔力弾を数発放ってきた。狭い室内では回避は難しい。

 

「でやっ!」

 

魔力弾を3発斬り落とす。その瞬間、脇からリーアンが大剣を振り落してきた。

それに合わせるように槍を繰り出す男。連携ができている。

回避はほぼ不可能、しかし体が勝手に動いた、地面を蹴って天井に向かう、また天井を蹴り槍男の後ろに回り斬り伏せた。

 

「がっ!」

 

槍男が倒れた。

 

「やるねぇ、さすがクライアントが俺らを雇うわけだ。今の高次立体運動だろ?」

 

「高次立体運動?」

 

オレは聞いたことのない言葉に首をかしげるが、その瞬間シアレルの魔力弾がオレの腕を貫く。

 

「ああっ!」

 

「あはは、油断しちゃだめだよ。すぐ死んじゃ嫌だよ。楽しませてよ。」

 

オレは無言でシェルンを振った。その刃から魔力の刃が出現した。

 

「あははは、は?」

 

シアレルは魔力刃をもろに喰らって気絶した。

 

「おいおい、油断したのはおめえじゃねえかよ、シアレル。って聞こえてねえか。」

 

「無駄話はここまでだ、やっと戦い方がわかったよ。」

 

リーアンは防御の体型に替え、アルセイが魔力弾をまた数発放ち、魔力砲を続けて放つ。

 

「当たるかっ!」

 

オレは横に跳び、壁を蹴った、そして魔力弾を躱す、魔力砲が屈折したのを最小限の大きさのバリアでガードする。続けてリーアンのところへ跳び、大剣ごと蹴り飛ばす。壁に衝突したところに魔力刃を放った。この間30秒。

 

「へへ、オレの防御を吹き飛ばすとはな・・・。」

 

リーアンが昏倒すると、アルセイは手に魔力で形成したナイフを両手に近接戦を仕掛けてきた。

 

「近接戦かよ!」

 

アルセイは、横に振ったシェルンを身をかがめて回避した。そのままオレの懐に忍び込み、ナイフを突き出す。躱すが頬をかすめ、血がにじむ。

バックステップで距離を取り、魔力の足場を作り跳んだ。そのままシェルンを上段で振り落す、アルセイは二本のナイフで受け止めるが、刃が砕け、顔面に入った。

 

「うぐっ!」

 

倒れたアルセイを無視して、アリサのもとに駆け寄り、抱えた瞬間、

 

「ふはは、油断するなと忠告されたろう!」

 

アルセイが魔力弾を放とうとした。しかしその手から魔力弾を放つ瞬間、桜色の魔力弾がアルセイの体に直撃した。

 

「柊二さん、あなた魔導師だったの?」

 

なのはとフェイト、はやてがいた。

 

あとがき

 

 

やっと、仕上げた・・・。遅くなりました、すいません。

戦闘は難しいですねwww(日常でも同じことを言っていた私)

雇われ魔導師4人組は強そうで、あまり強くない設定にしました。アルセイはオールラウンド型、リーアンと槍男は前衛、シアレルは後方援護型、みたいにしました。名前は適当です。すいません。

 

柊二君はやっと戦い方を思い出しました。アルセイ達のクライアントは例のあの人です。

 

さて、なのはたちに魔導師ということがばれました、どうなるのでしょう・・・。

楽しみにしていてくださいませ。

 

ではまたの機会に・・・!(^^)!

 


 
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