No.577891 魔法少女リリカルなのは 〜プリティでキュアなお友達〜 第3話 八神家へいらっしゃ〜い♪GO♪サマさん 2013-05-19 14:47:38 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:3197 閲覧ユーザー数:3004 |
「ユウくんが来るって知っとったらお菓子とか用意しておいたのにな〜。」
「いいよ、お構いなく。 はやてちゃん。」
スーパーで買い物した帰りに、リインに会って話の流れではやてちゃんの家に行くことになりました、小鳥遊 ユウです。
はやてちゃんの家は普通の一戸建て。
はやてちゃんしか暮らしてない時は広すぎると思っていたけど、今は丁度いい広さみたいだね。
でもこの家の作りには「職人魂」を感じるな〜。
「たしか設計は「セキ○イハイム」だったっけ?」
「何の話なん?」
「そんなことより、ユウは今日泊まって行くのか?」
おさげの小さい女の子が聞いてきた。
「誰が小さいだ!!!!」
「きゃっ!! いきなりどうしたん? ヴィータ?」
「い、いや…なんかバカにされたような気が…」
と、いう訳で紹介します。
おさげで見た目は小学生の女の子の名前は「八神 ヴィータ」
はやてちゃんの家族で5人姉妹の4女なのです。
大好物は「アイス」
好きなぬいぐるみは『のろいのウサちゃん』
趣味は「ゲートボール」
よく近くの公園とかでおじいちゃん達としているのをよく見かける。
僕も一緒にしたこともあるけど、「ゲートボール」って簡単そうだな〜って思っていたけど、意外と奥が深く難しかった。
凄腕のおばあちゃん「ウメさん」と一緒に「ゲートボール」をした時は今でも覚えてる。「ゲートボール」にも「必殺技」があるみたいで、「ウメさん」の必殺技が「砲口雷帝」
その技は打つと、周りのプレイヤーの玉を全て遠くへ弾き飛ばし、尚且つ自分の玉はゲートに入るっていう技だ。
ボール探すのに時間が掛かったんだよね。周りはおじいちゃん、おばあちゃんしかいないから、遠くに行ったボールは僕とヴィータちゃんがよく探しに行ったんだよ。
まさか海の方まで飛ばすことが出来るとは…
「ゲートボール」を侮っていたら痛い目に会いそうだね。
「ごめんねヴィータちゃん、すこしお邪魔したら帰るつもりだから。」
「そうやでヴィータ、泊まってくれへんのは寂しいかもしれへんけど
ユウくんにも仕事があるから」
「だ、誰が寂しいだ!! 誰も寂しくなんかないぞはやて!!」///
「はいはい、わかっとるわかっとる。」
やっぱり仲がいいな〜、2人共。
「そういえば他の家族は?」
「今日はウチとヴィータとリインとツヴァイ以外は皆仕事や。
と言っても、もうすぐ帰ってくると思うで。」
皆仕事なんだ。
頑張っているんだね。
でも、働きすぎて体調とか崩してないかな?
もしかしたら何か栄養のある食べ物を食べさせた方がいいかもしれない。
栄養のある食べ物って何がいいんだろう?
カレーライスかな? たしか栄養が豊富って聞いたことあるし…
でもカレーはライスの方がいいのかな?
もしかしたら本場の「ナン」の方がいいのかも…
でも「ナン」の作り方がわからないな〜。
「はやてちゃんは「ナン」の作り方わかる?」
「…なんや? いきなり」
「…何言ってんだ? お前?」
なんかハトが豆鉄砲食らったような顔をされた。
「ユウくんのそういうところは変わらないんやな〜。」
「いきなり訳がわからねー事を言い出すもんなユウは。」
おや? なんか呆れているような?
「まぁ、そこも含めてユウくんのいいところなんやけどな♪」
よく分からないけど僕はいいみたい。
「主、全て冷蔵庫に入れました。」
「ありがとな〜、リイン
ユウくんは晩ごはん食べていくんやろ?
ちょい待ってな〜、今から晩ごはんの支度をするから…」
「いやいや、そこまでお邪魔するつもりはないよ。
僕も買い物したから帰って冷蔵庫に入れないと。」
「何だよ? 別にいいじゃね〜か。
一緒にご飯食べようぜ!! ハヤテの作るご飯は激ウマだからよ!!」
「ごめんねヴィータちゃん。 宿題もしなきゃいけないから。」
新しく手に入れた「プリキュア」の力を使ってみたいしね。
「……お前学校に行ってないのに、宿題なんてあるのか?」
「大人には色々あるんだよ? ヴィータちゃん。」
「オメー、今あたしをバカにしただろっ!!」
なぜかヴィータちゃんが怒っていた。
そんなことしていたら、リビングのドアが開いた。
ガチャッ!!
「はやてちゃ〜ん、ただいま戻りました〜。」
「主、戻りました。」
金髪のショートの女性と赤い髪のポニーテールの女性が入ってきた。
「おかえり〜『シャマル』『シグナム』、疲れたやろ? 今ご飯作るから待っていてな。
あれ? 『ザフィーラ』は?」
「『ザフィーラ』なら、もうすぐ来ると思いますよ〜。」
またリビングのドアが開いた。
ガチャッ!!
「…主…今帰りました。」
青い髪のセミロングで褐色の女性が入ってきた。
「おかえり『ザフィーラ』、ご飯作っているから待っていてな。」
「わかりました…来ていたのかユウ。」
「お邪魔してま〜す。」
てな事で紹介します。
青い髪でセミロング、肌の色は褐色で鍛えているのか筋肉がスゴいこの女性は『八神 ザフィーラ』
結構寡黙って言うか、あまり喋らないんだよね。
でもすごく優しい人で、よく迷子になった子どもの世話をしたり、老人が困っていたらすぐに助けたりしているところを、何度も見たことがある。
そして僕と一緒にいる時、なぜか僕の横かナナメ後ろにいる。
本人に聞いても「…気にするな。」って言われるので未だに理由がわからない。はやてちゃんに聞いてもわからないらしい。
なので何でも知っていそうな哀ちゃんに聞いて見たところ『気にしなくていいわ。おそらくアナタから目を離したくないんでしょうね。』って言っていた。よく分からないけどほっとく事にした。
ちなみに好物は『はやてちゃんの手料理』か『僕の手料理』
「…ゆっくりしていくといい。」
ザフィーラさんはそう言って僕の隣に座った。
そして次は『ポニーテールの女性』が来た。
「珍しいな、ユウが遊びにくるなんて…」
彼女は『八神 シグナム』
身体的特徴はなんと言っても綺麗な『ポニーテール』
あそこまで綺麗な『ポニーテール』は僕は見たことない。
なのでよく『ポニーテール』を褒めるんだけど何故か怒られる。
なので褒めるのを止めたらやっぱり怒られる。
どうしたらいいのか哀ちゃんに相談したら『気にせず褒めなさい。』って言われたので褒めることにした。
さらに彼女は昔から剣道を習っていて、今は仕事の合間に近くの道場で子供達に剣道を教えている。
好物は『せんべい』や『お茶』
さすが『サムライ』だね。
「相変わらず、綺麗な『ポニーテール』ですね〜。」
「ッ!! またお前はそうやって調子のいい事を!!
お前に言われても嬉しくなんかない!!」///
やっぱり怒られた。
もはや恒例になっているような?
そんなことを考えていたら、金髪の女性がこっちに来た。
「ダメですよシグナム。 たまには正直にならないと…
また前みたいに褒めてもらえなくなるかもしれませんよ?」
この金髪のショートカットの女性は『八神 シャマル』
八神家の中では、お母さん的ポジションの人だ。
仕事で看護師さんの様な仕事をしているらしく、よく僕の体調を聞いてくる。ちょっとした傷でもすぐに病院に行かせようとするぐらいの心配性なのだ。そして料理は苦手らしい。でも何度もシャマルさんの料理を食べたことはあるけど、そんなにマズいとは思わなかったんだけどな〜?
好物は『翠屋のシュークリーム』
「ユウくん、気にしなくていいからね。
この前、ユウくんが気にしてシグナムを褒めなかった日なんかすごく落ち込んでいたんだから♪」
「シャ、シャマル!!」///
シグナムさんが落ち込むなんて珍しい。
その日に仕事場で嫌なことでもあったのかな?
もしかして表面上は大丈夫そうに見えて引きずっているのかも知れない。
よし!! ここはいつもお世話になっているシグナムさんのために、慰めてあげよう!!
「シグナムさん大丈夫ですよ。
シグナムさんならきっと乗り越えられます!!」
ピシッ!!!!
あれ? なんか空気が変な気が?
「「「「「………………………………………」」」」」
おや? なんで皆さん固まっているのでしょうか?
「………フフフ………そうだな…
あぁ、そうとも…私なら必ず乗り越えて見せるさ。
例え相手がどんなに鈍感な大馬鹿者でも、必ず乗り越えて見せるさ!!」
おぉ〜!! かなりのやる気がみなぎっているようだ。
これならもうシグナムさんは大丈夫だね。
(あの…はやてちゃん…ユウくんは本当にわざとじゃ無いんですか?)
(ワザとやったら思いっきりブン殴れるんやけどな〜。)
(…でもあのままじゃ、シグナムが可哀想だぜ。はやて…)
(…シグナムだけじゃなく…他の思い人も可哀想だ…)
(そやけど…なのはちゃんやフェイトちゃんにアリシアちゃん……
他にもいろんな人がいろんなアプローチしたみたいなんやけど…)
(効果はなかった…という事ですね。主…)
(…そういう事や…それにな? クロノくんからちょっと調査させたんやけどな?)
(調査って何をしたんですか? はやてちゃん?)
(あのな〜…私達をどう思っているのかを聞いて欲しいと、なのはちゃん達と一緒にちょっと『O☆NE☆GA☆I』したんやけど…)
(どう思っていたんだ? はやて?)
(…ウチら全員…王騎達と恋人だと思っていたらしいんや…)
((((………………………………………………))))
(…ハッ!!…あの…主…それは本当ですか?)
(……………残念ながら本当や………
証拠にその時の映像を撮ってくれてな……何度も調べたけど偽造はされてへんかった…)
(…主…もしかして今も?)
(それは大丈夫やと思う。すぐに「私達は王騎等何かと恋人やない!!」って説得したから…)
(…そ、そうなんですか…)
(((((……………………………………………………)))))
(…道は険しいですね、はやてちゃん…)
(…そうやな。)
なんかシグナム以外の皆が集まって何か話しているみたいだけど、何を話しているんだろう?
あれ? そういえば1人足りないな。
「はやてちゃん、ツヴァイちゃんは?」
「ツヴァイならお風呂の掃除をしていると思うで〜」
そうなんだ〜。ちゃんと家事の手伝いをしているんだ。
偉いな〜、ツヴァイちゃん。
「はやてちゃ〜ん、お風呂掃除終わりました〜♪
……ってユウさん来てたんですか!?」
「うん、お邪魔しているよツヴァイちゃん。」
まるでリインを小さくしたような女の子は『八神 リインフォースツヴァイ』
好奇心旺盛な女の子でよくヴィータちゃんと一緒に遊んでいる。
末っ子で『ムードメーカー』的存在だ。
まだまだ子供なのでよく僕に甘えてくる。
好物は『アイス』や『僕の手料理』
「ちゃんと家事のお手伝いをしたんだ〜。 えらいえらい」
僕は頑張ったご褒美として、ツヴァイちゃんの頭を撫でた。
ナデナデナデ……
「えへへへ………」///
ツヴァイちゃんも喜んでいるみたいだ。
可愛いな〜、妹がいたらこんな感じなのかな?
(はやてちゃん…もしかしたらツヴァイちゃんが一番の敵になりそうですね。)
(…そうやな。)
何か向こうではやてちゃん達が話していたけど、僕は気にせずに撫で続けた。
あの後、ツヴァイちゃんとヴィータちゃんと一緒に遊んだり、シグナムさんに怒られたり、ザフィーラさんが僕のそばに居たり、はやてちゃんとシャマルさんの目がちょっと怖かったりしたけど、時間になったので僕は自分の家に帰った。
家に帰った後、買い物をした物をしまって、ご飯を食べて、お風呂にも入った。
そして今僕は準備体操している。
準備体操していたら哀ちゃんが質問してきた。
『………アナタは何をしているのかしら?』
「せっかくだから、新しく入った『プリキュア』の力を試してみようかなって」
『ダメよ。
あなた…無闇やたらに「変身」して自分の正体をバラすつもり?』
しまった!! その可能性を考えていなかった!!
「そうだね哀ちゃん。気をつけないとバレちゃうもんね。」
『わかったらさっさと寝なさい。明日は仕事があるんでしょ?』
そうだった。明日の仕事は朝早いんだった。
「うん。 明日は『翠屋』での仕事だから早く起きないとね。」
『そういうことよ。 それじゃ、オヤスミ』
「おやすみ、哀ちゃん」
僕は電気を消して、布団に入った。
僕は直ぐに夢の中へと入った。
ちなみに時刻はまだ7時前である。
〜おまけ〜
その頃『翠屋』では、茶色の髪のツインテールの女の子が何やらソワソワしていた。
「あらあら♪ どうしたのなのは? そんなにソワソワしちゃって。」
そこには後ろ髪を縛った女性が入ってきた。
そし『なのは』と呼ばれた女の子は肩が「ビクッ!!」と反応した。
「お、お母さん!! ビックリさせないでよ〜。」
どうやら後ろ髪を縛った女性はこの子のお母さんみたいだ。
「明日はユウくんが来るものね〜♪」
「お、お母さん!!」///
「お母さんとしても、ユウくんなら『二代目』を引き継いで欲しいものね〜。…頑張りなさいねなのは♪」
「にゃ〜〜〜〜…」///
プシューーーーーーーーーーー…………
なのはの頭から煙が上がっているように見えた。
そんなやり取りをしていたとか、していなかったとか…………
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魔法少女の世界にプリキュアがやってきた!!
しかも男の娘!?
果たして彼はどんな人生を送るのか!!