雪連「ホントに大丈夫かしらね…」
冥琳「あいつのことだから大丈夫だろう」
いや、まぁ、そうなんだろうけど、そう言わずには居られないわけなのよ。
冥琳「それに奴とは言えど時間がかかるだろうから今からそうじゃ「残念ながらもう終わったよ」え?」
フレア「ただいま〜」
雪連「いつの間に…ていうか、終わったってほんとなの?」
フレア「まぁ、信じられないと思うから、斥候でも放ったら?」
冥琳「誰かいるか!!」
冥琳は直ぐさま行動に移っていた。
「はっ、ここに!」
冥琳「賊の様子を調べてきてくれ、なるべく早く」
「御意に」
そう言って出ていった
雪連「ホント強いわね… 」
フレア「今回の戦闘は別にそんな凄くない、相手は烏合の衆だし、数もそんなに多くなかったし」
冥琳「十分多いと思うが…」
フレア「前なんて、こちら十人、相手数十万という戦いもあったしな」
雪連「…ありえないわね…」
フレア「その時は流石に危なかったが」
雪連「危なかったで済むものなのかしらね… あ、そういえば、フレア」
フレア「何だ?」
雪連「貴方って妖術が使えるのよね?」
フレア「正確には違うが、まぁ似たようなものは使える」
雪連「ならさ、試しになにか使ってみてくれない?」
冥琳「雪連!!」
雪連「なによ、冥琳」
冥琳「そんな危険なことを…」
雪連「暇なんだしいいじゃん〜、それにフレアだし大丈夫でしょ」
フレア「いや、俺だから大丈夫って根拠が…」
雪連「後は勘!」
フレア「おい、はぁ、俺はいいけどどうする冥琳?」
冥琳「ああ言ってはなんだが、私も少々気になるし、お願いしようかしら」
フレア「危険なのはダメ、っていうことは変化が小さいものでいいか?」
雪連「えー、もっとこうバーンとしたものが…」
フレア「そういうのは機会があったら見せるよ」
そして、フレアはどこからともなく円柱の形をしたかなり太い鉄を出した。
フレア「雪連、これを切ってみて?」
雪連「いやいや、流石にこれは無理よ」
フレア「いいからいいから」
雪連「わかった」
雪連は南海覇王を抜刀し、鉄に振りおろした。
当然の如くその刃は途中で止まった。
雪連「斬れないわね」
雪連は鉄から剣を抜いた
フレア「ここで、術を使うと…」
フレアが手を雪連に向けると、フレアの下に魔法陣が展開する。
雪連冥琳「「!」」
フレア「《 活力を分け与えよ 》《チャージ!》」
フレアが唱えと終わると雪連の周りに赤い闘気みたいなものが出た。
雪連「何よ、これ」
フレア「害はないよ、雪連もう一回鉄を斬ってみて?」
雪連「わかった」
そう言って、鉄を斬ろうと剣を振る。どうせ斬れないものだと鷹をくくっていた。
なので、さっきよりも力を弱めにしといた。
それなのに何故か剣は振り切られた。
鉄は真っ二つに。
雪連「…」
フレア「っとまぁこんな感じ?」
雪連「どういうこと?」
フレア「今使った術は対象者の力を一定時間上昇させるもので、上昇具合は二倍ぐらいになってるかな?」
冥琳「そんなことができるなんて…」
フレア「他にも色々出来るが… 補助に攻撃は大抵できる。 まぁあまり大規模なものは使わないだろうがな」
雪連「はー… 改めて見せられると妖術って凄いのねー」
冥琳「ああ、想像を超えていたな」
フレア「今回はここまでだな、そろそろ斥候が帰ってきそうだし」
フレアがそう言うと、見計らったのように伝令が来た。
「周喩様、斥候からの報告です」
冥琳「話せ」
「前方に存在していた賊ですが…全て死亡していたそうです」
冥琳「そうか…下がっていいぞ」
「御意」
フレア「嘘、ではなかったろ」
冥琳「そのようだな」
雪連「強いのねー… ね、帰ったら私と戦ってよ!」
冥琳「雪連!!」
フレア「俺はいいけど、戦いになるのかな?」
フレアはそう言いながらニヤリと笑った。
雪連「ムッ、言ってなさい、やってやるわよ」
冥琳「はぁ…」
冥琳の静止も聞きいれられず決まってしまった。
フレア「そういや、賊将の首一応持ってきておいたが必要か?」
冥琳「必要に決まっているじゃない、そういうことは早く言いなさい…」
フレア「言う機会が無くてね、忘れてたよ」
はい、魔法使わせてみました。
最初はファイ〇ーボール(隠す意味ない)とかにしようかなと思ったのですが、
流石に天幕でアレを使うのは不味いと思いまして、
補助系の魔法にしました。
後後色々使うことになりますが時々はオリジナルを入れていきます。
オリジナル…詠唱考えるのたr(ゲフンゲフン 難しいですね。
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ここの頃、テスト三昧でヤバすぎる…orz
唯でさえ疲れるのに一週間おきにとか鬼畜ですね
後は、話とか作ってるときに考えはあるのに上手く書けないともどかしく感じますねー
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