小話5
その1 ~ 寂しがり屋の黒猫 ~
【ケイタside】
「ああああああっ!」
失踪したサチを宿屋に連れて帰り、自室に戻った僕は、サチに向けて言った言葉を思い出して一人悶えていた。
改めて思い返すと物凄く恥ずかしいこと言っていた気がする。いや、間違いなく言っいてた。アヤメにも《告白紛い》って言われたし、絶対に恥ずかしいこと言っていた!
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
ひとしきり叫ぶと、どうにか落ち着くことができた。
そんなとき、突然、コンコンッという扉をノックする音が部屋に響いた。
「うおっ!?」
妙に興奮しているからか、些細なことなのに驚いて背筋がピンっと伸びた。
「ケイタ? どうかしたの……?」
扉越しに、心配げなサチの声が聞こえてきた。
僕は、慌てて何でもないと答えて、サチを部屋に招き入れた。
扉を閉めて部屋に入ってきたサチは藍色のネグリジェを着ていて、思っていたよりも大人っぽくて少しドキッとした。
「……どうかした?」
それを悟られないように、出来る限り冷静に振る舞って聞くと、サチは少し不機嫌そうな顔をして、何かに気付くと満足げな表情に変わった。
そして今度は、手を後ろに組んで恥ずかしそうに視線を逸らした。
「サチ?」
ころころと表情の変わるサチを不思議に思いながら、彼女の名前を呼ぶ。
すると、サチはビクッと反応を示し、何やら呟いたあと、頬をほんのり朱く染めて僕を見た。
幼なじみとしてずっとサチと居たけれど、こんな表情見るのは初めてで、なぜか緊張した。
「あ…あのね、ケイタ」
「な、なんだ?」
「私と……一緒に寝てくれない?」
◇◆◇◆
その場の空気に流されるように頷いた僕は、部屋の電気を消して、サチと背中合わせになるようにして布団を被った。
ベッドが小さいため自然と背中が触れてしまい、僕はそれを意識しないよう、どうしてもサチがこんなことを言い出したのかを考えていた。
「ふふ……。ケイタと一緒に寝るなんて、何年振りだろ? ちっちゃいころは、よくお泊まり会して一緒に寝たよね……」
「え? ……ああ、そう言えばそうだったな」
「なんだか、昔に戻れたみたいですごく落ち着く」
「そうだね」
背中越しに呟いたサチ。
そのサチの言葉に同意しながら、僕は彼女の声に不安と寂しさが籠もっているのに気付いた。
それは、サチが橋の下で発したときの声と似通っているように思えた。
そこまで考えて、僕はどうして彼女がここに来たのか理解した。
彼女は怖かった。一人でいることに、耐えられなかったのだ。
「はは。サチは本当に恐がりだな」
サチの不安をぬぐい去るように、わざと愉快そうな声で言う。
「……ケイタは、昔みたいに一緒にいてくれるんだよね……?」
「もちろん」
「信じていいんだよね……?」
「もちろん」
何度も確認してくるサチに、僕は何度も頷いた。
そうしているうちに安心してくれたのか、サチはいつの間にか小さな寝息を立てて眠っていた。
「絶対に一人にしない」
背中越しにサチの体温を感じながら、僕は一人誓った。
その2 ~ KoBのマスコット ~
【シリカside】
ピナをテイムした翌日、私は集合場所に向かって走っていた。
隣には、《フェザーリドラ》のピナが私を追いかけるように飛んでいる。
そのピナが珍しいのか、道行くプレイヤーたちは揃って私たちに注目してくる。
少し恥ずかしかったけれど、そんなことを気にしている暇なんて、私には無かった。
なんで私が急いでいるのかというと、単純な話で、私が寝坊して血盟騎士団の集合時間に遅れそうだからだ。
「ピナ、こっち!」
「きゅる」
ショートカットをするため、狭い小径に入る。
しっかりとピナが付いて来ているのを横目で確認しながら、私は小径を走り抜けた。
小径を抜けたすぐそこに今日の集合場所である噴水広場があるのだが、そこにはすでに私以外の全員が揃っているようだった。
「すみません! 遅れました!」
「あ! まだ平気だよシリカちゃん」
滑り込むようにして急停止した私に、アスナさんが真っ先に声を掛けて、私の斜め上に視線を固定した。
他のメンバーの皆さんも、同じところに視線を送っている。
その視線の集合点には、案の定、ピナの姿があった。
「シリカちゃん、その子は……?」
皆を代表して尋ねるアスナさんに、私は少し胸を張って答えた。
「私の《使い魔》のピナです。私、昨日《ビーストテイマー》になりました!」
『おおっ!!』
高らかに宣言すると、メンバー全員から暖かい賞賛と拍手、そして驚きの声を送られた。
思っていた通りのリアクションに、思わず頬が緩む。
「いいな…私も《使い魔》欲しいなあ……シリカちゃん、抱っこしてみていい?」
「私はいいですけど……ピナはいい?」
「きゅる」
歓迎されているのが解るのか、ピナは楽しそうに鳴くと、アスナさんの胸の中に飛んでいった。
「あの《フェザーリドラ》……アスナさんの胸の中に……」
「そこ代われ……いや、代わって下さいお願いします」
「俺もシリカちゃんにテイムされてぇ……」
そのピナをアスナさんが優しく抱きしめると、何故かどよめきが起こった。
「わあ……あったかい……」
ペールブルーの羽毛に頬ずりしながら、アスナさんは感嘆の息をつく。
「この子は、アヤメさんのキュイちゃんみたいに人見知りじゃないんだ。《使い魔》にも個性があるんだね……」
たっぷり三十秒堪能したあと、アスナさんはピナを離した。
離されたピナはメンバーの皆さんの間を縫うようにして飛び回り、全員に挨拶をして回った。
そして最後の一人となったとき、ピタリと空中で停止した。
ピナの目の前にいる人物は、ユニークスキル《神聖剣》を有する《血盟騎士団》のリーダー、ヒースクリフさん(通称、団長)だった。
「はじめましてピナ君。私がギルド《血盟騎士団》のリーダーを務めているヒースクリフだ」
団長はピナにそう自己紹介をすると、ピナの頭を優しく撫でた。
「君の《血盟騎士団》への加入を認めよう。シリカ君を守ってくれたまえ」
「きゅるるるる!」
ピナは凛々しい鳴き声を上げると、一直線に私の元へと帰ってきた。
「よかったねピナ。団長に認めてもらえて」
帰ってきたピナの喉元を撫でて褒めると、ピナはくすぐったそうに鳴いて私の肩に留まった。
「では、新たに団員が増えたところで、攻略を始めよう――――」
その3 ~ アスナが望むもの ~
「あ~あ。シリカちゃんもビーストテイマーか~……」
迷宮区攻略を切りのいいところまで終え、各自解散となった私はアスナさんともう一人、クゥさんの三人で一緒に街をぶらぶらと散歩していた。
「まあまあアスナ。気を落とさない落とさない」
一つに纏めた紅い髪を揺らしながら、クゥさんはアスナさんに抱きつきながら笑いかけた。
クゥさんは明るくスキンシップが激しいところがあるので、よくこうやって人に抱きつく。私もよく抱きつかれている。
「そうですよ。アスナさんにも素敵な出会いがあるはずです」
「それは、勝者の余裕ってやつかな?」
「勝者ってなんですか……?」
余程羨ましいのか、ジト目を向けてくるアスナさん。
私はそれに、苦笑いを返すしかなかった。
「ん~。でも、《使い魔》が欲しいってアスナの気持ちは分からなくもないかな~」
アスナさんから離れながら、クゥさんがピナを見つめてそう言った。
「夜とか寂しくなさそうだし、あったかそうだし、なにより可愛いし」
「だよね! クゥもそう思うよね!」
これでもか、という勢いでアスナさんはクゥさんの言葉を肯定する。
身近にビーストテイマーが二人もいると、やっぱり羨ましく感じるのでしょうか?
「あー! 私もテイムしたいー!」
「《黒の剣士》さんを?」
「ぶっ!?」
我慢の限界が来たかのように叫ぶアスナさんに、クゥさんがとんでもない言葉を続け、私は思わずむせた。
心配げにすり寄ってくるピナに大丈夫と答え、アスナさんに目を向ける。
「キリト君を……テイム? ……いいかも……」
「シリカちゃんは見ない方がいいよ。うん、さすがにここまでとは思わなかった、思わなかった」
向けようとしたところで、クゥさんに目を塞がれた。
でも…まあ…声でなんとなくわかった。
「……お手とか言っちゃって……あ、でもネコ耳のほうが似合いそう……」
その4 ~ 黒の剣士のご来店 ~
【リズベットside】
「あの……すみません……」
四十八層主街区《リンダース》。その一画にある水車付きの家を購入した翌日のこと。
《リズベット武具店》のお客様第一号は、全身黒一色に片手剣を一つ装備した男だった。
「いらっしゃいませ。武器をお探しですか?」
ニコリと営業スマイルを男に向ける。
「いや、強化をお願いしたいんですけど……」
しかし、男はそんなあたしをスルーして背中の片手剣を鞘ごと外し、あたしに差し出した。
いつしかの無表情ダガー使いを思い出し、頬が引きつりかけたが、なんとか我慢して剣を受け取る。
「っ!?」
手に持った瞬間、予想以上の重さによろめき、それを軽々と差し出した目の前の男に驚いた。
鍛冶師という職業柄、あたしの筋力値は相当高いのだが、この男の筋力値はさらに高い。
そこから、この男が攻略組のプレイヤーなんじゃないかと予想したあたしは、「絶対に顧客する!」と決意した。
「種類は鋭さで、素材は用意してあるけど……頼める?」
やや心配げに尋ねる男に、あたしは力強く頷いた。
◇◆◇◆
剣を強化するため一旦工房に下がったあたしは、男から受け取った素材を炉に流し込みながら、少し考えていた。
全身真っ黒の盾無し片手剣使い。
「どっかで聞いたことあるのよね~」
青色のライトエフェクト確認して、片手剣を鞘から引き抜き、落とさないようしっかり両手で支えてくべる。
「あ~…もしかしたら……」
一つの可能性を思い付いたあたしは、手を止めてある人物にメッセージを送り、作業を再開した。
剣を鉄床に移し、心を込めて叩く。
『リズー? 私が知ってる人って……えっ、キリト君!?』
『っ!? よ、ようアスナ、奇遇だな!』
『あれ? どうして剣を二本持ってるの?』
『い、いやぁ……なんとなく?』
十回目を叩き終えたとき、ドアの向こう側からアスナの声が聞こえてきた。
「やっぱり、アスナの想い人だったか……てか来るの速いわね」
確かに【アスナの想い人かもね】って打ったけど、メール送ってからまだ三十秒も経ってないわよ?
「まあ、それだけ好きってことか」
前髪を整えたりしてモジモジするアスナの姿が目に浮かび、私は小さく微笑んだ。
「お客様第一号だし、ついでに研磨もしてあげますか。サービスサービス♪」
このあと、アスナを利よ…ゲフン、アスナに協力してもらい、顧客を一名ゲットしたことをここに記しておく。
その5 ~ ブロック ~
【シリカside】
ピナを連れ、回復アイテムの補充に行く途中のことだった。
路地裏でひっそりと営業している格安NPCショップへ向かおうと路地裏に入ったとき、三人の男性プレイヤーに道をふさがれた。
見た目からして、良い人には見えなかった。
「あの、行きたい場所があるので、道を開けてくれると嬉しいんですけど」
「へぇ~。お嬢ちゃん行きたいとこあるんだ。案内してあげようか?」
控えめにそう尋ねると、男の一人がいやらしい笑みを浮かべた。
それを見て、私は回れ右をするが、その先も同じように男性プレイヤーが三人で道を塞いでいた。
「きゅるるるる……」
「大丈夫だよ、ピナ」
隣で威嚇するピナを、なだめるように撫でる。
圏内では基本、プレイヤーにダメージを与えることはもちろん無理矢理移動させることも出来ない。
これは犯罪防止コードがいつも働いているからなのだが、同時に、悪意あるプレイヤーが故意に道を塞ぐ《ブロック》というハラスメント行為を許すことになっている。
今の私の状況は、数人で取り囲む《ボックス》という行為で、《ブロック》よりもはるかに質の悪いものだ。
「そんな連れない態度とらないでよ、《竜使い》のシリカちゃん」
さっきの男性が、けらけらと笑いながら私の名前を呼ぶ。
その瞬間、モンスター戦とはまた違った恐怖心が湧き上がってきた。
「………」
その気持ちを悟られないように、私は無言で男性を睨んだ。いや、睨むしか出来なかった。
アスナさんが絡まれたときは、大体これで切り抜けられたって聞いたけど……。
「そんな顔しちゃ、可愛いお顔が台無しだぜ?」
私の場合は、上手くいかないようだ。
「怖い顔しないで俺らと遊ぼうぜ? 取り敢えず、装備解除してくれない?」
今までで一番いやらしい笑みを浮かべながら、男が一歩こちらに踏み出した。
「きゅるるるる!」
「あっ、ピナ!」
すると、ピナが猛然と歩み寄ってきた男性の胸の辺りにタックルを喰らわせた。
「イテェなこのトカゲ!」
「くぅるっ!?」
「ピナっ!?」
タックルを受けた男性は、激しく転倒して頭を地面に打ち付けるも、直ぐに起き上がってピナの首を絞めるように握った。
ピナが苦しそうな悲鳴を上げると、男性はさらに握る手に力を込めた。
「やめてください! ピナを……ピナを離して!」
苦しむピナを見て、私は無意識のうちに懇願するように叫んだ。
自然と、両目から涙が溢れてくる。
「頼むなら、それなりの態度があるんじゃないか?」
それを見た男性は、愉快そうに顔を歪めて笑い声を上げた。
周りからも、似たような声が聞こえる。
「それじゃあ、さっき言ったけど装備解除しな」
私は一瞬躊躇して、ピナを助けるためと言い聞かせてから、メニューを開くため右手を振り上げた。
「別に、そんなヤツらの言うことなんか聞かなくていいぞ」
そのとき、人壁の向こう側から淡々とした、けれどとても安心できる声が聞こえてきた。
「アヤメさん……?」
私が呟くと同時に、薄紫色のマントをはためかせて小柄な影が人壁を飛び越えて私の隣に綺麗に着地した。
「たく、何事かと思って皆の導くままに走ってきたら……シリカも有名になったな……」
隣に着地したアヤメさんがやれやれと首を横に振ると、キュイちゃんが胸ポケットから顔を出し、小型犬くらいの大きさの二匹の銀毛のキツネがアヤメさんの脚にすり寄ってきた。
「アヤメさん、その二匹は?」
「あとでな」
初めて見た二匹に首を傾げると、アヤメさんはそうとだけ返してピナを人質にしている男に視線を向けた。
そのときの眼差しは、いつもの菖蒲色よりも深く暗い色をしているように見えた。
「ああ? なんだテメェ」
「一回だけ聞く。ピナを離せ」
強化詐欺のときと同じくらい、もしかしたらそれ以上の冷え切った声で呟いた。
「ッ!? ……ガ、ガキが! 状況分かってんのガハッ!!?」
その声に一瞬気圧されるも、仲間がいることを思い出した男性は強気で言い返した。
その瞬間にはもう、アヤメさんは視認すら難しい速度で男性に急接近し、その顔を殴りつけていた。
「たがが第十層程度のレベルで喧しい。状況解ってないのはお前だよ」
たちまち凄まじいノックバックが発生し、男性はピナを掴んでいた手を離して1メートルくらい吹き飛ばされる。
地面に叩きつけられた男性に動く気配は無く、ノックバックの衝撃で気絶したようだった。
「ピナ、大丈夫か?」
「きゅるるるる……」
「シリカを守ろうとしたんだろ? ありがとう。お疲れさま」
アヤメさんは、地面に落ちる前にピナを抱き留めバックステップで私の隣に戻ると、弱々しく鳴くピナを抱きしめた。
「シリカ」
アヤメさんに名前を呼ばれ、ピナを受け取る。
「よかった……ピナ。ありがとう……守ってくれてありがとう……」
嗚咽の混じった声で、ピナに感謝の言葉を何度も呟く。
「さてと……良かったなお前ら、ここが圏内で。死ぬ心配はないぞ」
仲間の一人がやられ、動揺する他のプレイヤーたちにアヤメさんが氷のような声で言った。
「そして……残念だったなお前ら、ここが圏内で」
――――容赦しねぇぞ。
それからは本当に一瞬だった。
素手だけで六人を気絶させたアヤメさんは、《回廊結晶》を取り出して六人をその中に放り込んだ。
まさに、疾風のような速さだった。
「ふぅ……」
「キュィキュィ」
「クルル」
「クォン」
《回廊結晶》が閉じると同時に、脱力するように息をつくと、胸ポケットからキュイちゃんが飛び出して肩に移り、私を守るように立っていた二匹の銀キツネが背中に飛び付いた。
「大丈夫だよ。それより、教えてくれてありがとう。お前らのおかげでシリカを守れた。本当にありがとう」
アヤメさんは、それぞれの頭や体、喉もとを愛情たっぷりに撫でると、きゅっと優しく抱きしめた。
「シリカ」
「あ、はい!」
その様子を眺めていた私は、アヤメさんに呼ばれて、ピナを抱いたまま近づく。
「よかった、無事で」
「わわわっ!?」
無防備に近づいていくと、突然、キュイちゃんたちごと抱きしめられた。
「あ、ああ、アヤメしゃん!?」
あまりに突然のことで、顔が沸騰したように熱い。
「よかった…よかった……」
「アヤメさん……?」
しかし、それは耳元で呟かれた、揺れる声を聞いて急速に冷めていった。
いつもの不安を取り払ってくれる力強い声ではなく、見た目相応の弱々しい声。
(アヤメさんも、こんな声出すんだ……)
もしかしたら、アヤメさんは心のどこかで、不安とか、私たちに心配をかける感情を漏らさないよう
そう思った私は、恥ずかしさを押さえ込んでアヤメさんの背中に腕を回した。
「はい。私は無事です。アヤメさんたちが守ってくれましたから」
「……よかった」
最後に呟かれたその声には、いつもの力強さが戻っていた。
【あとがき】
以上、小話5でした。皆さん、如何でしたでしょうか?
長くなると言いましたけど、予想以上に長くなりました(汗)
原作キャラからは、シリカちゃん、ピナ、キリト君、アスナさん、リズベット、サチ、ケイタ、団長。
オリキャラからは、アヤメ君、キュイちゃん、銀キツネ二匹、クゥさん。
今回は結構キャラ出しましたね。
今回初登場のオリキャラ《クゥ》ですが、まあ、ぶっちゃけこれからはあまり出てきません。
ある意味大切な役割を与えていますけどね(笑)
銀キツネ二匹に関しては、次回少しお話します。
さて、次回は《圏内事件》編になります。
スタートはアヤメ君視点ですから、原作とは異なります。
それでは皆さんまた次回!
Tweet |
|
|
6
|
0
|
追加するフォルダを選択
小話5更新です。
小話を書くと、どうにも妄想が暴走しがちで、今回は全部で五つのお話があります。
※少々アスナさんが壊れています。
続きを表示