確かにそうだった。
確かにそうだった。
いつからだったか。
忘れたのは。
もう覚えていない。
思いだすことさえできない。
全く記憶がない。
そうだったという確証はない。
けれど、そうだったのだ。
「みさきー、ご飯よー。」
下で母親の声がした。
「今行くよ。」
叩いていたパソコンのキーボードをしまって、下に降りる。
パソコンの画面には、あてのない文字の羅列が踊っていた。
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五分小説です。
最近、二日に一回のペースです。
読みやすいように書いてます。
よろしくお願い致します。