No.57236

魏ルートAFTER改め、真・恋姫✝無双・異聞録『帝記・北郷』登場人物紹介・北郷軍編

えーと、予告どおりここら辺でオリキャラ中心に北郷軍の将を何人か紹介していきたいと思います。内乱編の前のインターバルだと思ってご覧ください。


それから作者は本当に気ままに作品を書く体質なので、突如更新が滞ることがありますが、春休み中(作者は学生です)には完結させたいと思っていますのでごゆるりとお待ちください。

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2009-02-10 20:49:12 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:18602   閲覧ユーザー数:13267

『帝記・北郷』北郷軍登場人物紹介

 

北郷一刀

言うまでもない我らが主人公。優しさとハーレム属性は間違いなく大陸一…というか正史外史全ての頂点?今回は魏での戦いを終えた後、再び外史の世界へと呼び戻される。そこでの龍志に保護されたことが、警備隊長でも軍師でもなくましてや君主の片割れでもない、覇王の道を歩ませることとなった。

華琳やかつての仲間たちへの罪悪感を抱きながらも、今度は事情はどうであれ平和を乱す動乱の首謀者となったという責任を背負い天下と向かい合うこととなる。

作者好感度補正によって、若干原作よりも優秀かもしれない(いや、確かに実戦向きではないかもしれないが仮にも剣道をやっていた一刀があそこまで弱い弱いと言われるのはおかしいだろうとか、あの知識を活用することへの天賦の才があればもっと活躍できるだろうという作者の個人的突っ込みによる)

武器は日本刀に似せた特製の刀。

 

 

龍志(りゅうし)

字は瑚翔(こしょう)。おそらく第一話の登場時に多くの読み手の皆様に「何だこいつは!?」といい意味でも悪意味でも思わせたであろう男。一刀を保護し、彼の力を借りて天下に乱による安定をもたらさんとする。しかし、根の真面目さや優しさから一刀を巻き込んでしまったことへの後悔にさいなまれることになる。第三者同士の恋は察する癖に、自分に向けられる好意には鈍感というある意味一刀以上の最悪の朴念仁。口癖は「察するに」。

実はチートクラスの能力を持っていたり、一刀に負けないハーレム属性の持ち主だったりするのだが、これは筆者が有志と制作中のゲームの主人公の一人が龍志であることの名残だったりする(設定上別人物ではあるが)。構想の初期段階では一刀をほとんど蒼亀と二人で支えていたため、必然的に能力が上がったというのもあるが、上げすぎると原作キャラを間違いなく食いかねないので加減が難しいところ。

外史の存在を知っていたり、白装束の集団と対立していたりと、何かと謎が多い。この物語はある意味、彼の物語であるのかもしれない

主な武器は大身槍と双剣。

 

 

蒼亀(そうき)

字は如月(にょげつ)。北郷軍の筆頭軍師で、龍志とは義兄弟の契りを結んだ仲。目的の為には手段を選ばない冷酷さと、周囲の人間の機微を感じ取り行動する気配りの良さを持ち、個性的な北郷軍の面々を巧い具合にコントロールしている。真面目そうにみえて案外お茶目。

チート武将その弐。立ち位置的に軍師としての活躍が主流になるかと思いきや、自ら剣を持ち陣頭に立つことも多い。武将の絶対数が少ない(俗に言うモブ武将が圧倒的に少ない)北郷軍において龍志と双璧をなす。

一刀のことはかなり高く評価しており、敬意を払っている。

龍志の真意を知る数少ない人物のようだが………。

ちなみに本人は自覚していないがかなりのブラコン。義兄の素晴らしさを姉の素晴らしさを語る秋蘭と語り合って以来、妙な友情が芽生えている。

武器は長い房の付いた喪門剣(騎乗用の長剣)と縄。

 

 

司馬懿(しばい)

字は仲達(ちゅうたつ)。真名は躑躅(つつじ)。北郷軍の軍師で戦術と謀略の達人。おっとりしているように見えてその裏では権謀術策を張り巡らす生粋の策士。毒薬マニア。天下の安定といったものよりも、一刀と龍志に興味を持って仕えているように思える。「龍志を殺すのは自分だけ!」と思うくらい龍志を愛して(?)いるらしい。良くも悪くも怖い人。

余談だが躑躅は蜀の名花。歴史的に蜀の悲願を打ち砕いた張本人とも言える人物の真名がそれとは、真名を決めた後に何とも皮肉だと思った作者である。さらに余談だが、躑躅は一応毒花である。

ちなみに雰囲気やスタイルからかなりの年長に思われるが、龍志と同じ歳である。

武器は梅花袖箭。三国時代には袖箭はともかく梅花袖箭はなかったのだが、まあそこは外史ですから。ちなみに梅の実にも毒があるので、生のまま沢山食べないように。

 

 

張郃(ちょうこう)

字は儁艾(しゅんがい)。真名は美琉(みりゅう)。本国軍で孫子の風林火山にちなんで作られた四つの騎馬隊の内、林の騎馬隊を率いる歴戦の猛将。冷静かつ適切な判断能力を持ち、淡々と任務をこなす生粋の武人。一刀曰く「キャリアウーマン」。龍志との付き合いは蒼亀を除けば一番長い。

かつて韓馥、袁紹、曹操と主を代え、今また北郷の旗の元に立ったために他の将よりも裏切り者と罵られることが多いが、自分の選んだ道に後悔はないと断言する。同じような境遇の張遼とは通じ合うものがあるのか性格は正反対の親友同士。

武器は弓と槍。補足すると、夏候淵の弓術が称えられる一因となった銅雀台の武術大会で、彼と並んで見事な弓技を披露したのが、曹休、文聘、曹洪、張郃、徐晃の五人です。ということで張郃と弓が結び付かなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、そう言う理由から弓を持たせることにしました(徐晃はやっぱり大斧ですし)。

 

 

徐晃(じょこう)

字は公明(こうめい)。真名は藤璃(とうり)。風林火山の内、山の騎馬隊を率いる知勇兼備の名将。張郃と同じく冷静な判断力を持つが、張郃がそのうえでの電撃戦を得意とするのに対し、徐晃はむやみに動かず必勝の構えを作り上げることを得意とする。普段は明るく朗らかな少女、その率いる軍の立場から一刀と共にいることも多く、彼を兄のように慕う。季衣や琉々とのお兄ちゃんの取り合いは必見!!……なのか?

武器は大斧。

 

 

華雄(かゆう)

字、真名共に自らの意思で捨て去った為に無い。董卓軍壊滅後、武者修業をしながら全国を放浪。時折傭兵をまとめたりしていたが安住の地を得られず、気づけば大陸は三国鼎立により安定しその武の置き所と共に生きる目的を無くしてしまっていた。そんな中、自暴自棄になっていたところを龍志に拾われ彼に真名を託してそれを捨て去る。以降、龍志の客将として決起の時を待っていた。風林火山の内、風の騎馬隊を率いる。長い放浪の末にその武技はかつてをはるかに上回り、将としても大成している。それでもなぜか消えない薄幸属性。

武器は戦斧から大薙刀に変えている。

 

 

黄蓋(こうがい)

字は公覆(こうふく)、真名は祭(さい)……ってのは言うまでもないか。

第三話で述べられたように赤壁の後一命を取り留め、龍志への恩義を果たす為と死に損ないの使命を全うするべく北郷軍に加わる。今回も一刀のことを気に入り、何かと世話を焼くようになる。

当然ながら皆のお姉さん的立ち位置は変わらないわけだが、今回は呉よりも年長者がやや多いので…より自由奔放に書けたらいいなぁと思う作者です。

風林火山の火の騎馬隊を率いる。元々は弓兵の指揮官だったこともあり、北郷屈指の騎射兵を率いることになる。騎兵の用兵術に関しては、それくらいは知っていたということで。

武器は引き続き弓。

 

 

梁習(しょうしゅう)

字は子虞(しぐ)、真名は青鸞(せいらん)。并州刺史。親友である幽州刺史・龍志の考えに共鳴し、共に魏に反旗を翻す内政の達人。大胆かつ繊細な統治を得意とする女傑。一見すると物静かな文学少女だが、心に一本の芯を通しており決して大局に流されない。

ぶっちゃけ、知っている人が何人いるんだろうという人。しかし、作者の中で并州刺史はこの人以外に考えられなかった……。

武器は剣。

 

 

郭淮(かくわい)

字は伯済(はくさい)。梁習に見いだされた若き将。その潜在能力を見抜いた蒼亀によって一刀、孫礼と共に兵法を叩き込まれることとなる。自分に自信がなくいつも何かに脅えているような一面があり、蒼亀を尊敬している。授業を通して一刀に絶対の忠誠を誓う。

呂蒙の男版と言ってしまえばそれで済むのだが、それですませない。いやぁ、三国志Ⅹでたった二人の全パラメーター75以上の武将の一人ですもの。活躍させないと。

武器は画戟。

 

 

孫礼(そんれい)

字は徳達(とくたつ)。龍志に見いだされた若き将。一刀、郭淮と共に授業を受けるがどちらかと言うと兵法よりも武芸を得意とする。それもあってか郭淮と違い龍志をより尊敬する。豪快ながらも空気の読めるある意味恋姫の世界には稀有な存在(他に張遼と黄蓋くらいしか思い浮かばなくて……)。一刀への忠誠は郭淮に劣らない。

郭淮のペアを探していたら、お気に入りのこの武将が幽州出身だったので登場決定。ちなみに郭淮は并州出身。

武器は画戟。

 

 

 

田豫(でんよ)

字は国譲(こくじょう)。真名は藍々(らんらん)。龍志の副将として常に傍らにある賢将。かつて異民族征伐の時に龍志に見いだされた。かつて劉備や公孫賛の旗下にいたこともあり、彼女たちと親しくしていた。その為彼女たちと刃を交えることに躊躇いを抱きながらも(異民族との戦いしかしていない設定にしています)、一刀と龍志のためにその文武をいかんなく発揮する。

天真爛漫な少女。

劉備や公孫瓚の旗下にいたのは史実。劉備は田豫が母の喪の為に軍を離れた時、とても彼のことを惜しんだという……それに加えて異民族との戦いで功績をあげた名将とあれば、使わない手はありませんよ!!

武器は棗木槊(柄が棗の木で作られた騎兵用の長槍)

 

 

法正(ほうせい)

字は孝直(こうちょく)。真名は紅燕(こうえん)。蜀の劉備配下の参謀として益州平定や異民族対策に活躍していたが、長く首都を離れていたため最後の決戦に間に合わなかった。ようやっと成都に辿り着いてみれば、三国鼎立の宴会の真っただ中。魏延と同じように劉備に惚れて傘下に入った法正だったが、魏延とは違い劉備の大徳に天下を見たからであった。されど劉備は三国鼎立の道を選び、法正の夢は打ち砕かれる。失意の法正はそれでも蜀臣として劉備を支えていたが、三国鼎立記念のある宴会にて偶然にも龍志と邂逅。その姿に一目惚れした法正はそのまま蜀を飛び出し龍志の元に居ついてしまう。そうして、彼の大望をかなえるべくその神算鬼謀をフルに発揮するのであった。

紫霞さんからの要望にあった法正です。調度、呉からは黄蓋が来ているのに蜀からは誰も来ていないってのはなぁ、と思っていた矢先でしたのでまさに天啓でした。ぶっ飛んだ法正をご期待ください。

武器は鉄鞭。

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ、多いですねぇ。自分でまとめなおしてこんなにいるとは思わなかった。

しかし、本当に大変なのはこれから、これらのキャラを原作のキャラとうまく融和させていかないといけませんから…ふふ、大変そうですが燃えてきました。

それから、前作で言った登場希望武将の受付はまだしていますので、出せる保証はないですが(出しても活躍させられるとは限りませんが)お気軽にメッセージをください。

 

では、次作『帝記・北郷~日輪と青嵐~』にてお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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