No.570158

魏√からの帰還・・・・そして、NEXTステージへ!?  予告編

劉邦柾棟さん

予告です。

2013-04-26 21:09:32 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2998   閲覧ユーザー数:2719

              予告

 

 

魏の「天の御遣い」……「北郷一刀」は愛すべき魏の仲間達と別れ、元の世界に帰還した。

 

 

だが、「北郷一刀」は愛すべき魏の仲間達に対する思いを募らせていた。

 

 

そんな一刀の前に、新たな運命の始まりを告げる人物が現れる。

 

 

その人物は……「外史の管理者」にして「通りすがりのガンダム仮面ライダー」である『劉邦柾棟』だった。

 

 

この出会いが「北郷一刀」に何を齎すのかは……まだ誰も知らない。

 

 

 

 

―――――俺の物語は

 

 

 

満月の月明かりが照らす中、一人の青年が消えた。

 

 

 

――――――終わったと思っていた。

 

 

 

この世界で、心から愛した少女との悲しい別れをして・・・・・

 

 

 

――――彼女の……華琳の物語が終わったから、俺は消えるのだと。

 

 

 

だが・・・・・

 

 

 

――――――――でも

 

 

 

それは、間違っていた。

 

 

 

――――俺は何も解っていなかったんだ。 まだ、本当の意味で俺の物語りが始まっても、終わってもいないという事を・・・・・・

 

 

 

 

‐魏の外史での物語り‐

 

 

自らの意思で……敢えて困難な『覇道』という名の道を歩む事を選んだ一人の寂しがり屋の少女の下に降り立った「天の御遣い」……『北郷一刀』

 

 

彼……『北郷一刀』は「曹操孟徳」と「魏の仲間達」と共に様々な出来事を体験して行く中で、未来の知識を用いて「定軍山」で「夏侯淵」が命を落とす事に為る蜀に寄る奇襲を看破し、「赤壁の戦い」では周瑜と黄蓋に寄る『苦肉の策』を看破して魏を勝利へと導き、遂には「蜀・呉連合軍」を成都で降し、魏の「天下統一」を成し遂げたのだった。

 

 

だが、その代償は余りにも大きかった。

 

 

未来の知識を使い、本来の歴史を曲げた事で彼は……この世界で心から愛し通じあった恋姫達と辛い別れをしなければいけなくなってしまったのだ。

 

 

「曹操孟徳」こと、真名を『華琳』との別れの言葉を交わしながら・・・・・

 

 

満月の月明かりが照らす中「北郷一刀」は華琳の前から居なくなった。

 

 

これが、誰もが知る魏の外史での物語りである。

 

 

 

―――だが……誰も気付か無かった。

 

 

 

―――――否、誰も気付く事が出来なかったのだ。

 

 

 

――――――この物語に隠された本当の真実に・・・・・・・。

 

 

 

――――そう

 

 

 

――――――ある一人の「外史の管理者」を除いて・・・・・・・・。

 

 

 

 

舞台は一刀が戻った現代世界から始まる。

 

 

??「一刀君……君に伝えなければいけない事があるんだ」

 

 

役目を終え帰還した「天の御遣い」が、一人の「外史の管理者」と出会う時……新たな物語の幕が上がる。

 

 

「北郷一刀」の運命は再び、動き出す。

 

 

一刀「ちょっと、待て! それってどういう事だよ!?」

 

 

自分が居た外史の真実を知り、『北郷一刀』は驚愕する。 

 

 

??「世界は繋がっているんだよ。 そう……誰も気付かない所でね」

 

 

「北郷一刀」の前に現れた「管理者」……『劉邦柾棟』は告げる。

 

 

本当の真実を・・・・・・。

 

 

一刀「じゃあ、何か? その「外史」の華琳が……曹操が望んだから、俺は「あの外史」に招かれたのか?」

 

 

切っ掛けは「ある外史」だった。

 

 

柾棟「そうだよ、一刀君。 君が降り立った外史の彼女が望んだから、君は彼女達と出会えたんだ」

 

 

――――――「でもね」っと告げる。

 

 

柾棟「切っ掛けとなった彼女の心には余りにも大きな傷跡が残っていたんだよ。 君が居た外史の元になった彼女にはね」

 

 

一刀「大きな傷跡?」

 

 

柾棟「そう、大きな傷跡だ。 『ソレ』こそが君や彼女を苦しめた原因なんだよ」

 

 

・・・・・「そして」っと続け、言葉を紡ぐ。

 

 

柾棟「それは彼女だけでなく、一刀君。 君もそれに含まれているんだよ」

 

 

一刀「えっ! 俺も!?」

 

 

柾棟の言葉に驚きの声を上げる。

 

 

柾棟「真実を話そう。 君が居た「外史」と「元になった外史」の話を」

 

 

『劉邦柾棟』は『北郷一刀』に「ある外史」の物語を語る。

 

 

 

 

―呉の外史の物語り―

 

 

先代の王であった母「孫堅文台」を劉表との戦いで失い、「江東の虎」と呼ばれた母の死を切っ掛けに今まで共に戦っていた仲間達や同盟を結んでいた者達が次々と孫家から離れて行ってしまう。

 

 

このままでは孫家が潰えてしまう事は明白だった。

 

 

其処で孫策は「断金の誓い」を交わした盟友で親友でもある周瑜の発案で袁術の下で客将をしながら『孫家再興』を目指す事となった。

 

 

だが、袁術の下での暮らしは母である「孫堅文台」が生きていた頃と違い、それは酷い物だった。

 

 

毎日毎日、袁術の我が儘に振り回されたり、張勲から「賊の討伐」を兵士の数が少ない状態や「賊の討伐」を終えて疲れている状態なのに「別の賊の討伐」に行けと言われたり、大切な妹達と仲間達と離れ離れにされる等の日々に孫策は不満が募り今すぐにでも袁術達を斬り殺して仕舞いたくなっていた。

 

 

だが、未だ『孫家再興』の目処が立っていない現状で自分勝手な行動をする訳にはいかなかった。

 

 

ましてや、他に選択肢が無かったとは言え……身を寄せる相手や行く宛の無い自分達を受け入れてくれた恩人である袁術を大義名分が無い状態で殺すのは流石にマズイので孫策は必死に耐えるのだった。

 

 

そして、彼女の運命は動き出す。

 

 

あの夜の日に、孫策は「彼」……『北郷一刀』と出会った。

 

 

彼女が生涯で初めて好きになった男性で初恋の相手。

 

 

だが……彼女の初恋が叶う事が無い事をこの時の孫策自身は知る由も無かったのだった。

 

 

一刀と出会ってから数ヶ月が経ち、その間に一刀は多くの戦を経験していた。

 

 

ある日、孫策は北郷一刀と共に森の中にある母……「孫堅文台」の墓に赴く。

 

 

時を同じくして、曹操率いる魏軍が呉の領内に侵入し、孫策達の本拠地まで進軍して来たのだった。

 

 

だが、この時……不穏な行動を起こして居る者がいた事を孫策達と曹操達は知らなかった。

 

 

自分達の存在の全てを掛けて歩む道を汚す者達が居た事を・・・・・・・。

 

 

 

そして、舞台は「呉の外史」へと変わって行く。

 

 

 

 

許さない・・・・・・・・

 

 

 

 

     許さない・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

           許さない・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!?

 

 

 

 

 

ただ、その言葉だけが俺の頭の中で溢れていた。

 

 

 

何故だ?

 

 

 

何でだ?

 

 

 

どうして、こんな事をしたんだ?

 

 

 

■■が憎かったから?

 

 

 

■■への恨みを晴らしたかったから?

 

 

 

■■を殺して、手柄を得て、自慢したかったから?

 

 

 

 

 

それが理由だと?

 

 

 

 

 

そんな事の為に?

 

 

 

 

 

たったそれだけの為に・・・・・・

 

 

 

 

 

穢したのか?

 

 

 

 

 

彼女の・・・・・・・・

 

 

 

 

 

曹操の・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

華琳の・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

華琳の・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

華琳の覇道を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

『穢したのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!?』

 

 

 

戦場に響く叫び声

 

 

 

それは、優しい青年の・・・・・・・

 

 

 

 

北郷一刀の・・・・・・・・

 

 

 

 

余りにも悲しく・・・・・・・

 

 

 

 

されど、激しい怒りの叫び声だった。

 

 

 

一刀『変身!?』

 

 

 

――――――ドガッ!?

 

 

 

 

「ガンダム仮面ライダーアルティメットクウガ」に変身した北郷一刀は殴る。

 

 

 

 

愛すべき人の想いを・・・・・・・・

 

 

 

 

覚悟を・・・・・・・・・

 

 

 

 

存在の全てを懸けて歩んだ『覇道』を穢した者達を・・・・・・・・

 

 

 

 

一刀「許さない! 許さない!! 絶対に許さない!? お前は……お前らだけは俺が絶対に許さねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!?」

 

 

 

黒に染まった両目から大量の涙を流し、一刀は雄叫びを上げた。

 

 

 

????「お……おい! 柾棟! いいのかよ! 一刀を止めなくて!? このままじゃ、取り返しがつかなくなるぞ!?」

 

 

翼を羽ばたかせながら、柾棟の傍で飛ぶ黄金のコウモリは柾棟に向かって叫ぶ様に言う。

 

 

その言葉を聞いた柾棟は・・・・・・

 

 

柾棟「いいんだよ。 ????……これは、一刀にとって必要な事だからな。 これから、一刀が歩んで行く道は余りにも辛い物だ。 だから、今ここで「どんな事があろうとも」、「どんな事が起ころうとも」、歩んで行く『覚悟』を決めて貰わないと行けないんだ。 その為に俺は一刀に「アークル」を渡したんだからな」

 

 

雄叫び上げながら戦う一刀の姿を柾棟は両手を強く握り締めながら、止めに入りたい気持ちを押さえつけながら一刀が自身が歩んで行く道で起こる『覚悟』を決める事を信じていた。

 

 

This story is to be continued

 


 
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