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真・リリカルなのは 第三章 彷徨う欠片編 第十話 カイト君とクロノ君………まさかBL? 貴様!切り刻むぞ!byカイト

ohatiyoさん

カイト&クロノタッグの戦い

2013-04-21 22:29:25 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:771   閲覧ユーザー数:765

クロノと共に、ラフィオンに挑む カイト

 

今までの欠片と違って、かなりの実力である

 

ラフィオン「フリーズ・デトライト!!!」

 

クロノ「ブレイズキャノン!!!」

 

ラフィオンとクロノの攻撃が相殺される

 

カイト「はぁぁぁぁ!!!」

 

ラフィオンの後ろに回り込み、攻撃を仕掛ける カイト

 

ラフィオン「フロスト・アヴニエル!!」

 

クロノ「ッ!! 躱せ!! 天城!!」

 

カイト「チッ」

 

バックステップで距離を取る カイト

 

ラフィオン「瞬間氷結(フリージング・アット・モーメント)!」

 

ラフィオンの足元にミッド式の魔法陣が展開される

 

カイト「!?」

 

クロノ「飛べ!! 天城!!」

 

カイトとクロノは上空にあがる………そして、地面が完全に氷る

 

クロノ「こうなった以上は空中戦しか不可能だ」

 

カイト「何?」

 

クロノ「あの凍った地面は底なし沼みたいなものでな、触れれば吸い込まれて、出て来れなくなる」

 

カイト「面倒だな」

 

ウィザード(フォームチェンジ! Verジェッター)

 

カイトはジェッターフォルムになる

 

ラフィオン「フロスト・ダガー!!!!!」

 

カイト「切り裂け陣風!」

 

ウィザード(ジェットストラングス!!!!)

 

風を纏った剣で、氷の刃を切り裂く

 

クロノ「気をつけろ…………周りが氷だらけだからな……全て、あの人の武器になる」

 

カイト「だろうな」

 

ラフィオン「フロスト・アヴニエル!!!!」

 

クロノ「ブラスターシェル!!!」

 

緑色の射撃魔法

 

消費魔力が多いが、ブレイズキャノンよりも遥かに高い威力を誇るクロノだけの技

 

フロスト・アヴニエル消しさる

 

カイト「ここはやはり」

 

ウィザード(フォームチェンジ! Verブレイザー)

 

カイト「火力で勝つ!!」

 

クロノ「待て! あの人に炎熱で勝ったことがある魔導師は居ないんだぞ?」

 

カイト「それがどうした? 何事でも一番最初の成功者が初めてだ。奴に炎熱で勝ったことがある魔導師が居た場合、貴様は俺を止めないだろう? それが通りだ」

 

クロノ「しかし!」

 

カイト「怖いのなら指を咥えて見ていろ!!」

 

カイトはラフィオンに突撃する

 

カイト「はぁぁぁぁ!!!!!!」

 

上空から急行落下し、ラフィオンに切り掛かる カイト………しかし

 

ガキィィィン

 

ウィザードとラフィオンのデバイスが火花を散らす

 

カイトとラフィオンの刃がぶつかったときの衝撃で、周りの氷が砕け散る

 

クロノ「……………………………………………………………」

 

まったく…………天才なのか馬鹿なのか…………

 

しかし、あの自身は何所からくるんだ?

 

クロノ「だが…………」

 

見てみたいかもしれん…………奴の道を…………

 

これからどう進むのかを……………

 

ラフィオン「絶対零度(アブソリュートゼロ)!!!!!!」

 

ラフィオンの足下から氷の刃が何本も出てくる

 

クロノ「あの技は!!」

 

カイト「何をするつもりだ?」

 

氷の刃は伸び続け、ラフィオンの姿が見えなくなっていく

 

クロノ「………………………………………………………………………」

 

今でも覚えている………………嘗て、闇の書の主を仕留めるため、ラフィオンさんが使った魔法

 

自らの命を犠牲にすることで発動する究極の魔法

 

クロノ「天城!! 結界から出るぞ!!」

 

カイト「何?」

 

クロノ「早くしろ!! 死にたいのか!!」

 

クロノの焦りようは尋常では無く、カイトはクロノに従って、共に結界から脱出する

 

氷の刃は伸び続け、増え、そして重なり、山のようになっていく

 

カイト「それで、あの技は何だ?」

 

クロノ「アレは絶対零度(アブソリュートゼロ)、命を差し出す代わりに、近くに居る魔導師を凍死させる技だ」

 

カイト「見た目は派手だが、効力は地味だな」

 

クロノ「バカ言うな! 僕はあれほど恐ろしい魔法を知らない………砲撃を撃ってみろ」

 

カイト「………フレイムイレイザー!」

 

クロノの言われた通り、氷山に砲撃を放つ カイト

 

放たれた紅い砲撃が氷山に当たると、一瞬で凍り、砕け散る

 

クロノ「魔力のみを凍らせる技だ………一般人には無意味だが、僕達魔導師からしてみれば恐怖でしかない………リンカーコアも凍って、最終的には死ぬからな」

 

カイト「なるほどな……確かに避けて正解だったか、で? あの氷山は何時消える?」

 

クロノ「ラフィオンさんの魔力が切れるまでだからな…………正直、後一時間は持つだろう」

 

カイト「邪魔だな」

 

クロノ「アレは放っておくしかない……それよりも他の欠片を破壊しに行くべきだ……………ラフィオンさんの偽物が居たということは…………」

 

カイト「………………………………………………」

 

クロノ「父さん達の偽物も…………」

 

カイト「フン、俺はもう行く」

 

飛び去る カイト

 

クロノ「僕は戦えるのか………………父さんと…………」

 

クライドが欠片になって、自分の前に現れないことを切に願う クロノだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~なのは&フェイト視点~

 

オーマ「ふはははははははははは!!!」

 

なのは「クッ」

 

フェイト「強い……………」

 

なのは達が戦っている欠片はオーマ・トルカッチという女性である

 

リンディのライバルで、クライドを取り合いしていた魔導師だ

 

結果、負けてしまう訳だが………………

 

彼女もラフィオンと同じく、蒐集された揚句、はやての1つ前の闇の書の主との戦いで殉死している

 

フェイトと同じ、魔力変換資質「雷気」の持ち主で、嘗ては閃光と呼ばれていた

 

閃光とは管理局で最速の魔導師に与えられる称号である

 

オーマ「飛雷丸!!」

 

黄色いスフィアを自由自在に操り、なのは達を翻弄する

 

フェイト「クッ」

 

なのは「きゃっ!!」

 

ソニックフォーム状態のフェイトは何とか躱せるが、なのはは全く躱せないでいた

 

フェイト(私が何とかしなくちゃ!!)

 

オーマを斬り裂こうとするフェイト…………しかし

 

フェイト「クッ」

 

フェイトの斬撃は腕で止められる

 

オーマ「はっ!!」

 

腕を突き刺す オーマ

 

フェイト「グッ」

 

デバイスを所持していないが、それでも圧倒的な強さを誇る オーマ

 

フェイト「ケホッ!! ケホッ!!」

 

なのは「フェイトちゃん、大丈夫?」

 

フェイト「何とか………………」

 

オーマ「飛雷丸!!!!」

 

なのは「またっ!!」

 

再び黄色いスフィアを放つ オーマ

 

しかし、今度はなのは達を直接狙わず、周りを囲むようにした

 

フェイト(何か仕掛けてくる…………)

 

オーマ「サンダーボルト!!!!」

 

スフィアが一斉に電気を放電し、なのは達は感電する

 

フェイト「こんな攻撃っ!!」

 

何とか耐えているフェイトはスフィアを切り裂く

 

なのは「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

なのはは限界かもしれない

 

フェイト(なのは、少しだけ待っていて)

 

オーマ「ふははははははは!!!!」

 

フェイト「早急に決着をつける!!」

 

次回フェイトVSオーマ

 


 
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