No.566451 真・リリカルなのは 第二章 闇の書始動編 第十八話 語られる真相ohatiyoさん 2013-04-15 16:42:07 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:992 閲覧ユーザー数:971 |
突如として現れた グレアム
彼が話す真相とは?
グレアム「まず、君に謝させてくれ………………本当に申し訳なかった」
はやて「へ? い、いや……………何で謝られてるのかわからへんのですけど?」
グレアム「…………………私は自分の正義の為に、君を殺そうとした」
はやて「!?」
シグナム「何だと!?」
ヴィータ「てめぇ!」
シャマル「…………………………………」
ザフィーラ「主に手は出させん!」
ヴォルケンリッターは、はやての前に立ち、グレアムを睨み付ける
クロノ「落ち着け! 殺そうとしたということは過去形だ!!」
ヴィータ「過去だろうと何だろうと許せるか! ぶん殴ってやる!」
カイト「フン、よく吠える…………………貴様らとて、八神を殺す所だったのにな」
ヴィータ「んだと!」
シグナム「貴様………………………」
シャマル「落ち着いて ヴィータちゃん、シグナム」
ザフィーラ「悔しいが事実だ」
なのは「でも! どうして、はやてちゃんを殺そうとしたんですか?」
グレアム「正確には殺すというより、闇の書ごと永久封印してしまおうと考えていた」
フェイト「永久封印………………………」
グレアム「闇の書は主が死ぬと、何所かへ転生してしまう……………………ならば主ごと封印すればいいと思ったのだよ」
なのは「そんな…………………はやてちゃんは望んで夜天の書の主になったわけじゃないのに…………………」
グレアム「夜天の書?」
クロノ「闇の書の正式名称ですよ、何時の間にか闇の書と呼ばれるようになってしまいましたが…………………」
カイト「やはり屑だな管理局……………関係無い他人を踏み潰し、伸し上がる様は滑稽だ」
クロノ「グレアム提督は出世の為に、そんなことを考えたんじゃない!」
グレアム「いいんだ、クロノ君………………君は天城君といったかな?」
カイト「だったら何だ?」
グレアム「その歳で、これほどの実力とは…………………君達子どもに任せるのは大人として恥じるばかりだが、君達で夜天の書を止めてくれないだろうか?」
グレアムは頭を下げた
クロノ「提督…………………………」
はやて「ちょ!? 頭を上げてください! うちらは無関係やありません! ちゃんと責任とりますから」
なのは「そうです!」
フェイト「私達が止めます! ねぇ? カイト」
カイト「フン、管理局の尻拭いなど誰がするか! 俺は俺で好きにやらせてもらう」
ウィザード(フォームチェンジ! Verブレイザー)
リインフォース「そろそろ目覚めの時だ………………」
はやて「ほな、行こか!」
グレアム「八神君」
はやて「はい?」
グレアム「本当に申し訳なかった、私はもう少しで過ちを犯すところだった」
はやて「……………許しませんよ? だってうちが許したら、あなたを罪から逃がしてるのと同じやから…………………罪って逃げるもんと違って、死ぬまで背負って行くもんやから」
グレアム「……………………………………………………………………………」
はやて「うちは、今までの…………………夜天の書が犯してきた罪を全部背負うつもりやから」
グレアム「!?」
はやて「うちは逃げへん…………………家族の罪は、うちの罪や」
グレアム「……………君は強いな」
はやて「リイン!」
リインフォース「ユニゾン!」
はやてとリインフォースは1つとなり、はやての髪の色が、クリーム色に染まる
はやて「ほな、行ってきます」
グレアム「………………ああ」
飛びさって行く はやて達
グレアム「世代交代……………という奴かな………………」
あの子達なら……………………託せる
~上空~
なのは「あれが…………………」
フェイト「ナハトヴァール……………………」
カイト「…………………………………………………………………………」
クロノ「…………………………………………………………………………」
なのは達の目の前には、真黒な魔力の塊が、まるで生き物のように畝っている
はやて「みんな~」
なのは「はやてちゃん」
はやて「お待たせ~」
フェイト「アレ? 髪の色が…………………」
クロノ「リインフォースはユニゾンデバイスだったか」
なのは「ユニゾンデバイスって?」
クロノ「持ち主と一体化して、力を貸すデバイスのことだ」
リインフォース(主!! 来ます!!)
ナハトヴァール「ウギャァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
黒い塊は変化し、首が何本もあるヘビへとなる
なのは「な!?」
フェイト「今のは何!? 叫び声なの!?」
クロノ「何という魔力だ…………………アレが、ナハトヴァール」
カイト(クッ………不味い…………………あの力が引っ張り出されるようだ)
はやて「うわ~ キモ」
シグナム「流石にそれは酷いのでは?」
ヴィータ「いや、キモいだろ、アレ」
シャマル「うっぷ!!」
爬虫類が大嫌いなシャマルにはキツイ
ザフィーラ「大丈夫か? シャマル」
ナハトヴァール「シャガァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
ナハトヴァールの姿は、まるで八岐大蛇
クロノ「どうやら、向こうも待ちきれんようだ…………………行くぞ!」
なのは&フェイト「「うん」」
はやて「任せてや!」
シグナム「主の為に!」
ヴィータ「あいつを倒す」
シャマル「あ! リバースするかも………………」
ザフィーラ「!?」
カイト「………………………………………………………………」
アレを倒すのが先か……………それとも目覚めるのが先か……………
カイト「あと少しだけ持てよ………………俺の体………………」
次回…………………決戦
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もう一話投稿!!
まぁ短いけどね・・・・・・