注意!! 能力値は『真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~ パーフェクトビジュアルブック』に記載されている能力値を参考に作者の主観で設定しています。ご了承下さい。
数値について(作者なりの解釈です) 1:苦手な分野
2:普通にこなせるレベル
3:資質が人の目に留まるレベル
4:隣接する州や大陸の主要都市に名前が知れ渡るレベル
5:大陸中に名声が広がるレベル
6:まるで天から与えられたような、努力では至る事の出来ない才能
『※その一にも記述あり』が付いている人物は、天馬†行空 登場人物紹介(十話までに登場したオリキャラと一刀について)にて一度紹介している事を示します。
現段階では真名が明かされていなかったり、後になって能力値が上昇した人物については今後の人物紹介でも紹介するつもりですのでご了承を(一刀は毎回記述します)。
この事について、前回の人物紹介において『今後、記述が増えることがあります』と書いておりましたが、上記の通り後の人物紹介に追記していきます。
(前回の人物紹介のタイトルに『その一』を付けて、『今後、記述が増えることがあります』の一文を消しておきます)
武器のデータは、新紀元社「武器と防具 中国編」を参考にしております。
姓名:北郷一刀 字:なし 真名:なし(敢えて言うなら一刀)
統率:3 武力:3 知力:3 政治:4 魅力:6
本作の主人公。雲南での戦を経た後、見聞を広める為に中原へと旅立った。
程立、郭嘉を初めとして様々な人物との邂逅を経て現王朝の首都、洛陽へと至る。
張譲の警告を受けて動乱の気配を感じ取り、都に入った董卓に対して、宿敵劉焉が策謀を巡らせている事実も知った後は阻止せんと行動を開始。
そして、皇帝劉協を救うべく「天の御遣い」を名乗る。
「天」を救う為に「天」より遣わされた使いとして劉協を救った彼は、同時に洛陽の民を鼓舞し、劉焉の謀を打破した。
以降は、董卓に着いて荊南へと赴き劉焉との決着を付けるつもりのようだ。
武器解説:次列風切(じれつかざきり)【環首刀】 柄にリング(刀環)がついた片刃の直剣。
長さは百三十センチ、うち、刃の部分は百四センチ。
元は益州の将である張任が所持していた武器で、雲南での戦の際に張任が置いていったものを星が入手した。
格(つば)が着いていなかったので、一刀は格を着けて使用している。
作者コメント:旅に出てからも修練を続けており、且つ中原での戦乱を潜り抜けたことで武力が2から3に上昇しております。
また、統率も経験を積んでいる為、上昇する傾向あり。
●交趾メンバー
姓名:士壱(しいつ) 字:なし 真名:宵(しょう) ※その一にも記述あり
身長:翠と同じ高さ 髪の色、髪型:緑がかった黒色のショートカット(耳が隠れるくらい)
瞳の色:髪の色と同じ 胸の大きさ:愛紗とほぼ同じ(少しだけ小さい)
統率:2 武力:3 知力:3 政治:4 魅力:4
交趾太守士燮の妹。交州の
一刀達と洛陽で再会し、反董卓連合とそれに絡む劉焉の野望に立ち向かっていく事になる。
反董卓連合終結後は、劉協の命で交趾へ勅命を届けるために帰還した。
武器解説:魄砕(はくさい)【仕込み杖】 見た目はただの木製の杖だが、中に片刃の刀が仕込んである。
全長が百五十五センチ、刃の部分が百十八センチ。南海郡に住む変わり者の鍛冶師の手による品。
作者コメント:正史では黄琬に重く用いられますが、董卓に対し黄琬と共に反抗的な態度をとって罷免されています。
その上、士壱を任官したものは厳罰に処すると布告を出されて交趾の兄の下へと帰還。
以降は、士燮と共に交州の為に働いています。
本作では洛陽における一刀達の協力者として宮中での情報収集など、見えない部分で活躍していました。
姓名:郝昭(かくしょう) 字:伯道(はくどう) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:春蘭と同程度 髪の色、髪型:青色のショートカット(頬の辺りまで)
瞳の色:藍色 胸の大きさ:凪と同じくらい
統率:4 武力:3 知力:3 政治:2 魅力:3
交趾在住、藩臨が纏める建築組に所属する少女。明るく、屈託の無い性格でノリが良い。
都合が悪くなったり、焦ったりすると訛りが出る。
超が付くほどの補修マニアで、仕事が休みの時も城壁付近で一日を過ごす事が多い。
一刀とは同い年で、気の合う友人同士。
武器解説:爪槌(ねいるはんま)【魔改造戟】 戟の枝(し、トの横棒に当たる部分)に槌のような打突部を取り付けたもの。
長い柄(約三メートル)の先に釘抜き付きの鉄鎚と槍の穂が付いた戟。郝昭が馬鈞に頼んで作らせた物。
作者コメント:正史、演義ともに諸葛亮の城攻めを二十日間の間、寡兵で防ぎきった魏の将として有名な方ですね。
本作では未だ表舞台に立ってはおりませんが……。
姓名:薛綜(せっそう) 字:敬文(けいぶん) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:秋蘭くらい 髪の色、髪型:亜麻色の髪を結い上げている(おろすと足元まで)
瞳の色:濃紅 胸の大きさ:蓮華と同じくらい
統率:1 武力:1 知力:3 政治:3 魅力:3
郝昭と同じく、建築組に所属する女性。落ち着きがあり、他二人の抑え役に回る事が多い。
建築図面などを書くかたわら、休みの日は寺子屋を開いて子供達の先生をしている。
一刀とは仕事の事でよく話をしていた。
作者コメント:呉に仕え、演義では赤壁前の孔明の論陣で一喝されてしまうかませ役な人。
一方、正史では交州の記録を纏めたり、交趾太守を勤めたり、後年の孫権によく仕えた能吏とあります。
本作では郝昭同様、まだ顔見せ程度の出番しかありません。
……え? 顔見せ程度の話が濃かった? ……キノセイデスヨー。
姓名:馬鈞(ばきん) 字:徳衡(とくこう) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:風くらい 髪の色、髪型:若草色の三つ編み(背中の半ばくらい)
瞳の色:明るい黄色 胸の大きさ:風くらい
統率:1 武力:1 知力:3 政治:2 魅力:2
上二人と同様、建築組の所属。自分の事を「オイラ」と呼び、語尾に「~ッス」をつけて喋る。
生真面目な性格ゆえに郝昭に弄られる事が多い。建築の仕事以外に、水車を初めとした農機具の改良、開発もこなす。
一刀の後から交趾にやって来ており、仕事のやり方を指導してくれた一刀に淡い思いを抱いている。
作者コメント:魏に仕えた人で、孔明の連弩を見て「改良の余地あり、自分なら五倍の性能を持たせられる」と言った
インパクト大な方。
他にも指南車の製作、連射式の発石車、足踏み式水車などの開発もしていたり。
本作では郝昭、薛綜ともにまだ顔見せ程度。
ただ、反董卓連合では皇帝救出に陰ながら貢献していたりと意外に重要人物だったりします。
姓名:黄乱(こうらん) 字:なし 真名:現時点では名乗っておらず
身長:風くらい 髪の色、髪型:桜色のお団子(解くと背中の中ほどまで)
瞳の色:髪と同色 胸の大きさ:詠くらい
統率:3 武力:4 知力:2 政治:1 魅力:3
「おやっさん」こと藩臨の妻。並んで立つと親子のようにも見える為、初見の人は夫婦とは判らないと言う。
中には藩臨の娘かと思い、口説こうとしたツワモノもいたとか……。
その小柄な体格からは思いも付かないほどの豪腕で、藩臨と同程度の武を誇る。
武器解説:断空(だんくう)、江牙(こうが)【板斧×2】 柄の長さは約九十センチ。
頭部の長さ約三十八センチ、刃の幅が約二十九センチ。
これを両手に持って戦うのが黄乱の戦闘スタイル。ちなみに、通常の板斧は柄が木製だが、黄乱の使う物は柄も鉄製。
作者コメント:三国志では山越の頭目で、呉に対し反乱を起こして討伐され、降伏しています。
本作ではおやっさんの奥さんとなっております。武器名は続けて読んではいけません……ゼッタイダヨ!
●南中同盟メンバー
姓名:朱褒(しゅほう) 字:なし 真名:蛍(けい)
身長:星と同じ 髪の色、髪型:白のロング(腰まで)
瞳の色:朱色 胸の大きさ:桔梗並み
統率:3 武力:2 知力:3 政治:3 魅力:2
建寧郡の太守。雲南の雍闓、永昌の王伉とは真名で呼び合う間柄。
怜悧な容貌のとおりに沈着冷静で、三人の中では自然と突っ込み役になることが多い。
酷暑の地でもある南中にあってなぜか日焼けしない不思議な人物。
武器解説:朱華(しゅか)【鉄扇】 鉄製の折りたたみ可能な扇。朱色に塗られている。サイズは約二十センチ。
作者コメント:正史、演義共に劉備没後、雍闓らと蜀に反旗を翻して討伐された人物。
本作では拠点の二でちょっと出ただけですね。今後は一刀が劉焉討伐に乗り出すので再び出番がくるかと。
姓名:王伉(おうこう) 字:なし 真名:秋光(しゅうこう)
身長:穏くらい 髪の色、髪型:飴色のセミロング(肩に届くくらい)
瞳の色:髪と同色 胸の大きさ:貧乳党メンバー候補
統率:3 武力:2 知力:2 政治:2 魅力:3
永昌郡の太守。雍闓、朱褒とは真名で呼び合う間柄。
頭部以外は常に白装束(無印恋姫の白装束連中が着ているようなやつ)をぴっちりと着込んで日焼け対策をしている。
話す前に、「や」と付けて喋る癖あり。
ラーメンは麺とスープが命であり至高、チャーシューなどの具は添え物に過ぎないという持論をもっている。
特にメンマは嫌いなようで、「萎びた筍」と呼んで食べようとしない(食わず嫌いではない)。
武器解説:守壁(しゅへき)【鉤鎌槍】 槍の先端に使い手の側に向いた鉤を付けた槍。
内側に曲がった鉤は攻撃だけでなく、相手の鎧に引っ掛けたりも出来る。
全長は約二百三十センチ、うち、穂先の部分は約二十六センチ。
作者コメント:雍闓らの反乱の際、永昌を呂凱と共に守りきった方で、その際の功で永昌の太守となっています。
本作では…………初登場と同時に最大級の死亡フラグを立てた英雄(度胸的な意味で)です。
いずれ星との対決の時は来ますが、立会人になるであろう一刀と呂凱の胃が心配だ……。
姓名:呂凱(りょがい) 字:季平(きへい) 真名:令狸(れいり)
身長:亞莎くらい 髪の色、髪型:茶色のショートカット(耳が僅かに隠れる程度)
瞳の色:髪と同色 胸の大きさ:蒲公英くらい
統率:2 武力:1 知力:3 政治:3 魅力:3
永昌太守王伉の部下で、内政を任されている。また、主だけでなく雍闓、朱褒とも真名は交換済み。
語尾に「~ねい」とつけて話す。メモをよく取る癖があり、すぐに書き留められるよう服に沢山の竹簡を吊っている。
反董卓連合の際には、馬忠と共に南蛮へ地図製作の旅に出ていた。
作者コメント:正史、演義ともに王伉と永昌を守りきった人として紹介されています。
演義では南蛮討伐に向かう孔明に「平蛮指掌図」(へいばんししょうず)を渡していますね。
本作でも「平蛮指掌図」の作成に取り掛かっています。
あと、主の一言(メンマ関係)がヤバイとは薄々気付いています……。
●公孫賛軍メンバー
姓名:陳到(ちんとう) 字:叔至(しゅくし) 真名:斎姫(さいき)
身長:愛紗くらい 髪の色、髪型:深い藍色のロング(腰まである髪を一つに結んでいる)
瞳の色:髪と同色 胸の大きさ:雪蓮と同じくらい
統率:3 武力:4 知力:2 政治:2 魅力:3
汝南から北平までやって来た武人。至極生真面目で仕事熱心、これと決めた主君には揺らがぬ忠誠を捧げる。
自らの武には多少自信が有ったが星との手合わせで上を知り、彼女を師と仰いだ。
現在は更なる向上を目指して日々修練の毎日を送っている。
長い文章が書けないのを密かに気にしている。
武器解説:蒼一閃(そういっせん)【槍】 藍色の纓(えい・穂先の下のところにつける紐の束)が付いた直槍。
全長は約三メートル、うち、穂先の部分が約二十六センチ程度。柄の部分も鉄製で頑丈な拵え。
その分重量もあるが、陳到は苦も無くこれを扱う。
作者コメント:演義には登場せず、正史では劉備に仕え、趙雲に次ぐ名声と官位を得た人。忠義に篤く、勇もあった方だとか。
本作では劉備ではなく公孫賛の元にやって来ました(一刀が賊討伐での白蓮の功績を大きく宣伝した効果)。
反董卓連合ではほとんど出番が無かった彼女、本領は対袁紹戦になるのでしょうか。
姓名:田豫(でんよ) 字:国譲(こくじょう) 真名:柚子(ゆず)
身長:風くらい 髪の色、髪型:青みがかった緑色の髪を背中の中ほどまで伸ばしている
瞳の色:深い緑色 胸の大きさ:月くらい
統率:3 武力:2 知力:3 政治:4 魅力:2
黄巾討伐で目覚しい活躍をした白蓮に興味を持ち、仕官した少女。
仕官に来た時に一刀と出会い、政治について話をして一刀の考え方に共感し、かつ憧れを抱いた。
白蓮とも馬が合い、理想的な主君を得て満足している。
一刀に対し、崇拝にも似た恋心を抱いているが、面と向かってはなかなか言い出せないようだ。
作者コメント:劉備、公孫賛を経て魏に仕えて(主に)異民族討伐で活躍した方ですね。
劉備が旅立つ時は生母の病の為に同行できず、公孫賛には何故か重く用いられなかったようです。
本作では一刀の推挙で白蓮に仕え、北平の治安回復と農地開拓などで既に成果を挙げています。
彼女が居る事で幽州は原作以上に国力が増している為、麗羽もうかうか出来ない筈。
姓名:沮授(そじゅ) 字:なし 真名:著莪(しゃが)
身長:紫苑くらい 髪の色、髪型:黒のショートカット(頬の辺りまで)
瞳の色:黒 胸の大きさ:桂花より少し小さい
統率:4 武力:1 知力:4 政治:4 魅力:3
韓馥、袁紹の元を訪れるも、何れも仕えるべき主ではないとして北平を訪れた。
そこで北平の急速な発展に目を付け、城を訪れて白蓮の配下となる。
部下となってからは田豫と連携して内政に貢献し、且つ軍にも通じていた為、すぐに軍師となった。
南の袁紹がいずれ攻めてくるであろうと予測しており、現段階から幾つもの手を打ち始めている。
作者コメント:演義、正史共に袁紹の軍師として有名な方ですね。
一方で、官渡の戦いでは主君に意見を容れられなかった悲劇の人でもありますが。
本作では一刀達が原作以上に白蓮の活躍を宣伝していた為、
その影響で増強された白蓮勢力に軍師としてやって来ました。
陳到同様、対袁紹戦が彼女の本領発揮となりそうです。
美少年に見られてしまう事がしばしばあり、悩みのタネになっているとか……。
●董卓軍メンバー
姓名:荀攸(じゅんゆう) 字:公達(こうたつ) 真名:月季(げっき)
身長:桂花と同じ 髪の色、髪型:栗色のショートカット(首の中ほどまでの長さ)
瞳の色:新緑を思わせる明るい緑色 胸の大きさ:思春くらい
統率:4 武力:1 知力:4 政治:4 魅力:3
桂花の姪で、何進に推挙されて官位に就いた少女。何進の死後は、董卓に見込まれてその配下となった。
宮中の腐敗の元である十常侍や老臣(清流派)を嫌っており、董卓の政治に未来を見出す。
反董卓連合が結成されると董卓軍として迎撃に当たり、汜水関では連合軍の裏をかいた策で緒戦を勝利で飾った。
連合終了後は、劉協から正式に董卓の配下として認められる。
作者コメント:正史、演義共に曹操の参謀として有名な方。
あの董卓の暗殺を目論み、投獄されて死刑を宣告されても動じなかった肝の太い人でもある。
本作では董卓に心服し、彼女の参謀となりました。
見た目に反して豪胆な性格で、ガチの武人である華雄とも上手くやれる辺り、稀有な人物かもしれません。
姓名:徐晃(じょこう) 字:公明(こうめい) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:春蘭くらい 髪の色、髪型:銀色のロング(足元まで届く)
瞳の色:深い青色 胸の大きさ:沙和くらい
統率:4 武力:4 知力:3 政治:2 魅力:3
皇甫嵩配下、楊奉隊所属の一兵士だったが黄巾の乱でその才を見出され、将として抜擢される。
霊帝没後の騒動を経て、董卓の配下となり、反董卓連合で連合軍の前に立ち塞がった。
普段は冷静、戦機を見出して決断を下した時は師である皇甫嵩を意識した物言いになる。
連合終了後、荀攸と同じく正式に董卓配下となった。
武器解説:銀環(ぎんかん)【大斧】 刃の反対側に欠けた円を模した鉄環が付いた大斧。
全長三メートル、刃の長さは約六十センチ。
鉄環は飾りのようなものだが、敵を引っ掛ける事も(一応は)可能。
作者コメント:魏に仕えた武将ですね。正史ではいにしえの孫武にも比すると称されたりするほどの武人、演義では
王平絡みで短気な部分をみせたり最後は孟達に射殺されたりと微妙に扱いが悪くなっているような……。
本作では皇甫嵩の元で薫陶を受けた将として登場、月の心強い味方となりました。
陳到のように真面目な性格の彼女ですが、荊南に移って一刀達とも交流するにつれて変化していく……予定。
●漢王朝メンバー
姓名:劉協(りゅうきょう) 字:伯和(はくわ) 真名:愛蓮(あいれん)
身長:璃々よりほんの少し高い 髪の色、髪型:黒のショートカット(耳が隠れるくらい)
瞳の色:蒼 胸の大きさ:璃々と同じくらい
統率:2 武力:1 知力:4 政治:5 魅力:6
漢王朝の皇帝。宮中の変事から反董卓連合の途中まで、劉焉の意を受けた十常侍によって幽閉されていた。
一刀によって救い出された後は、即座に三将軍を虎牢関へと差し向けたり、宮中の”掃除”を行って事態の終結を図る。
都に攻め込み、董卓を害せんとした連合諸侯に対して(特に袁紹)は良い感情を持っておらず、褒賞と称した謀を巡らせた。
数年前に張譲から教えを受けている為か、その年齢(十歳)からは考え付かないほど老獪な人物。
武器解説:斬蛇の剣(ざんだのけん)【剣】 高祖が所持していたという剣。武器と言うより皇室の宝物。
作者コメント:演義、正史の別無く有名すぎるお方。後漢の最後の皇帝ですね。
本作ではいきなり黒くなりました(苦笑)
先々代からの皇帝のふがいなさ、劉焉の悪質な計略、連合諸侯の野望などが彼女の黒化を招いたといっても良いかと。
……決して元から黒くなる素質が有った訳じゃないデスヨ?
姓名:皇甫嵩(こうほすう) 字:義真(ぎしん) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:流琉や季衣と同じくらい 髪の色、髪型:漆黒のロング(腰まで届く)
瞳の色:瑠璃色 胸の大きさ:ぺたんこ
統率:6 武力:5 知力:4 政治:2 魅力:4
漢王朝に忠誠を誓う将。黄巾の乱では十常侍らに出陣を阻まれていたが王朝軍の旗色が悪くなった為、出陣。
徐晃、楊奉らを率い、各地で黄巾を打ち破った。また、七乃の師でもある。
以降は十常侍に疎まれて閑職に追いやられていたが、反董卓連合において劉協が救い出されると復職。
虎牢関で連合軍と董卓軍の戦闘を終結させた。
血の色をした”気”の遣い手。気を纏った剣は恐ろしい切断力を誇る。
武器解説:禁軍正式採用鋼剣(特注品)(きんぐんせいしきさいようこうけん)【剣】 禁軍(近衛軍)で使われる両刃の剣。
全長約九十センチ、うち、刃の長さは七十センチ。
皇甫嵩に下賜されたこの剣は「百煉鋼(ひゃくれんこう)」と呼ばれる最上の鋼鉄で作られている。
作者コメント:正史では黄巾討伐に功があったとされる方で、民や部下からも信望があったそうです。
演義では劉備や曹操、孫堅らの活躍の陰に埋もれているイメージがありますが……。
本作では官軍の将として出陣、連合諸侯に”個人としての武”を見せました。
しかし、彼女の本領は一騎打ちではないのです……。
姓名:朱儁(しゅしゅん) 字:公偉(こうい) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:祭と同じくらい 髪の色、髪型:灰色のベリーショート
瞳の色:鮮紅色 胸の大きさ:祭と同じくらい
統率:5 武力:5 知力:3 政治:2 魅力4
漢王朝に忠誠を誓う将。皇甫嵩同様、黄巾の乱では各地で賊を討ち取った。
故孫堅とは友人で、孫堅を長沙の太守に推挙したこともある(そのつながりで雪蓮、祭とも面識あり)。
劉協が救い出されると軟禁から解放され、皇甫嵩、盧植と共に虎牢関へ赴き、戦を終結させた。
熱量を伴う”気”を拳に纏わせて戦う姿はまさに戦鬼。
武器解説:煉獄(れんごく)【手甲】 鉛色の肘までを覆う手甲。その所々に細い溝が刻まれている。
堅牢な作りで、殴る分にも申し分の無い硬さ。
溝は、”気”の逃げ口として刻まれている。
作者コメント:皇甫嵩同様、正史では黄巾討伐に功がある方です。
演義では……詳しくは語りませんが、酷い人物に書かれているものもあります。
本作では官軍の将として出陣、雪蓮の力を試すべく戦いました。
今後も、雪蓮らとの絡みはあると思われます。
武力は皇甫嵩同様5ですが、実際には朱儁の方が強かったり(皇甫嵩が5.2、朱儁が5.6くらい)。
ちなみに彼女、頑張ればスピキュールとか出来たりします……多分。
姓名:盧植(ろしょく) 字:子幹(しかん) 真名:現時点では名乗っておらず
身長:紫苑と同じくらい 髪の色、髪型:栗色の髪を腰の高さで一つに結んでいる(足元まで届く)
瞳の色:濃い緑色 胸の大きさ:愛紗くらい
統率:5 武力:4 知力:4 政治:4 魅力:4
漢王朝に忠誠を誓う将。黄巾の乱は皇甫嵩らと共に戦った。
桃香、白蓮の師でもある。
本気で怒った盧植はとてもおっかないらしく、桃香達はそれがトラウマになっているとか。
”気”を使うと、身体能力が著しく向上し、大斧を棒切れの如く振り回す。
武器解説:貫誓(かんせい)【大斧】 薙刀の様な大型の刃が付いた三日月斧。
全長は二メートル五十センチ、うち、刃の部分は八十センチほど。
西洋ではバルディッシュとも呼ばれる斧に形状が似ている。
作者コメント:演義では、汚職官吏への賄賂を断り、罪人として都へ送られるところに劉備が現れる……といった場面が有名かと。
本作では原作(真・恋姫†無双)の通りに桃香達の先生で、三国志の通り官軍の将です。
三将軍の中では戦向きではないのですが、これは他二人が強すぎるだけで盧植が弱い訳ではありません。
武力は4ですが、限りなく5に近い4です。
姓名:張譲(ちょうじょう) 字:なし 真名:不明
身長:一刀よりも頭一つ半は低い 髪の色、髪型:白髪混じりの灰色、短髪
瞳の色:こげ茶色
統率:3 武力:3 知力:4 政治:5 魅力:4
十常侍の一人で、反董卓連合で劉協を幽閉し、騒乱の元となったとされ処刑された宦官。
実際には劉協の才能を見抜き、彼女が皇帝となった時の為に現王朝の膿を出し切らんと動いていた。
王允、董承らと共に活動し、他の十常侍に宮中を追われてからも洛陽の貧民街に潜んで情勢を窺う。
反董卓連合で、囚われた劉協の居場所を探る途中で劉焉らの影に気付き、同じく劉焉に気付いた一刀達の計画に便乗。
一刀が御遣いであったことまでは見抜けなかったが、劉焉の謀略が潰えた事を知り、病魔に蝕まれていた身を王朝の未来の為に捧げ死亡した。
作者コメント:演義、正史共に十常侍のリーダーでかなりの悪人として描かれています。
袁紹が宦官を誅殺した折に宮中から劉弁、劉協を連れて逃げ出しますが途中で自殺しました。
本作では、謎の老人として登場。隠語だらけの会話で怪しさ抜群のキャラにしました。
ちなみに劉協様救出時では詳しく描写していませんでしたが、五胡式の関節技で警備兵を倒していたり。
姓名:士孫瑞(しそんずい) 字:君栄(くんえい) 真名:不明
身長:一刀よりやや低い 髪の色、髪型:白髪混じりの黒、短髪
瞳の色:黒
統率:1 武力:2 知力:3 政治:3 魅力:2
普段は冴えない文官を装っているが、実態は張譲配下の密偵「二番」。
隠密技術を駆使する事により、原作白蓮以上に存在感を薄く出来る。
張譲の命により、王允の元で清流派の面々の汚点を探っていた。
反董卓連合軍が発足した後は、劉焉の密偵の捜索もこなす。
清流派の瓦解を見届けた王允が毒酒を呷ると、その後を追って自害した。
作者コメント:三国志では王允と共に董卓暗殺を成功させた人物。
その後、劉協が長安を脱出して逃げる際に、奪還に来た李傕らの兵に殺されています。
本作では、王允の横にいた目立たないキャラとして登場。
そして死の直前に再び出番が来たキャラでもあります。
表には出ませんでしたが、劉焉との密偵との暗闘では暗器(点穴針)で戦っていたりもしました。
姓名:胡車児(こしゃじ) 字:なし 真名:現時点では名乗っておらず
身長:思春くらい 髪の色、髪型:紫紺のショートカット(耳の高さくらい)
瞳の色:黒 胸の大きさ:亞莎くらい
統率:2 武力:3 知力:2 政治:1 魅力:2
張譲に拾われて才能を見出された少女。
張譲直属の密偵で、「三番」。
彼女の存在は張譲以外では士孫瑞くらいしか知らされていなかった。
反董卓連合の際には街の諜報を担当し、劉協救出の際には偽張譲の部下を始末する。
暗闇の中でも正確に暗器を目標に命中させるほどの腕前を持つ。
武器解説:飛鏢(ひひょう)一セット【飛鏢】 飛鏢とは日本の手裏剣に当たる手投げ武器のこと。
彼女が携帯しているのは、八センチの棒手裏剣(重さ約百五十グラム)が十一本。
これに加えて、一本だけ重さと大きさを増した(十四センチ、二百六十グラム)の絶手鏢(ぜっしゅひょう)が一本。
(絶手鏢とは通常の鏢で仕留め切れない敵に使う大型の飛鏢のこと)
鏢を使い切って無手になった彼女に油断してはいけない。鏢が切れたら石や硬貨が飛んでくるからだ。
作者コメント:三国志では張繍の部下として登場し、曹操の護衛をしていた典韋を酔い潰して武器を奪い、討ち取っています。
それ以降は何故か出番がないのですが。
本作では張譲配下の密偵として登場。
一刀達と同じく、都での諜報に当たっていました。
劉協救出作戦では偽張譲の屋敷から出た護衛達を襲撃して全員倒し、敵戦力を低下させています。
暗闇の中、音も無く飛んで来る暗器は彼女と相対する敵にとって悪夢以外の何物でもないでしょう。
姓名:王允(おういん) 字:子師(しし) 真名:不明
身長:一刀と同じくらい 髪の色、髪型:白髪、短髪
瞳の色:灰色
統率:2 武力:1 知力:3 政治:4 魅力:4
十常侍や皇帝の外戚など権力に腐心する「濁流派」に反対する「清流派」をまとめる老臣。
何進暗殺に続く宦官粛清の後、息を潜めて自体を静観していた文官らを集めて清流派を再結成。
新参者で無名の董卓に対し、徒党を組んで不平を漏らしていた。
反董卓連合が組まれると公然と董卓を批判、宮中に乗り込んで董卓を弾劾していたが、劉協に止められる。
都の動乱に際して、清流派は文句しか言えない集団である事を公にされ、市井の民へと落とされた。
だが、これらは全て劉協の世に古き因習を残さないための策略であり、王允は自ら悪となる覚悟で行動していたのである。
劉協の救出、一刀による事態の完全終結を見届けると毒酒を呷って自害した。
作者コメント:三国志では連環の計で有名な方ですね。演義では貂蝉の養い親だったりします。
本作では小物らしい初登場、その後は屁理屈で月をいじめる陰険な爺さんといった感じですか。
本質は正反対の人物なのですが、死の直前まで「老害」を演じ続けました。
張譲が死ぬ直前に語った董承以外の同志とは王允のことです。
姓名:董承(とうしょう) 字:なし 真名:現時点では名乗っておらず
身長:焔耶くらい 髪の色、髪型:黒緑のロング(腰の辺りまで)
瞳の色:髪と同色 胸の大きさ:稟くらい
統率:3 武力:2 知力:2 政治:3 魅力:3
劉協に近侍する女性(秘書兼召使い)。
張譲、王允の同志で、劉協の後ろ盾となって権力を得ようとする外戚の力を殺ぐべく行動していた。
現在は劉協を補佐しつつ、自身を通じて劉協に取り入ろうとする者達の粛清を行っている。
作者コメント:三国志では曹操暗殺を謀って失敗した話が有名どころでしょうか。
何気に元董卓の部下だったりもするようです。
本作ではチョイ役で登場。今後も劉協が出る時は地味に出番がありそうです。
●劉焉軍
姓名:冷苞(れいほう) 字:なし 真名:現時点では名乗っておらず
身長:星くらい 髪の色、髪型:灰色のショートカット(顎のあたりまで)
瞳の色:暗紅色 胸の大きさ:七乃くらい
統率:3 武力:3 知力:2 政治:1 魅力:1
劉焉直属の将。身奇麗で、軍服を一部の隙も無く着こなしている。
見た目には、明るく礼儀正しい少女だが、その本性は残忍かつ冷酷。
主である劉焉(とその親族)の命令しか聞かず、他の武官や文官を内心で見下している。
武器解説:鮫咬(こうこう)【ソードブレーカー】 峰に鉤状の突起が並んでいる剣。
全長八十センチ、うち、刃の部分が六十センチ(本来のソードブレーカーは全長約三十センチ前後)。
峰で相手の剣を受け流したり絡め取ったりするのが本来の使い方。
……だが冷苞は、峰で敵を「挽き斬る」事を好む。
作者コメント:正史、演義共に劉璋軍の将として劉備軍と戦っています。
正史では敗れた後記述が見当たらなくなり、演義では水攻めに失敗して劉備軍に捕らえられ処刑されていますが。
本作では十常侍の口封じ役で登場。今後の蜀攻略戦では一刀達の前に立ち塞がることになるでしょう。
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十一話目から二十八話目までに登場したオリキャラの一覧です。
作品を読む上で名前が分からなくなったりした時に見て頂ければ幸いです。
※2013/4/14 参考文献を追記しました。