~夕也の家~
夕也「あのね?俺は管理局の仕事を否定しないからやっても構わない。でもね?これはないでしょ?」
なのは「そ、そうはいっても・・・」
フェイト「結構忙しいし・・・」
はやて「うちに限っては今まで学校に通ってなかったから当然といえば当然やと思うんやけど・・・」
夕也「そうはいっても
アリシアは黙っている、反省しているのだろうか?
まあ、いい。それよりもこっちだ。
俺は四人の中間テストの結果を出した。
そこには
国語 数学 物理 社会 英語 合計
高町なのは 24点 100点 92点 48点 60点 324点
国語 数学 物理 社会 英語 合計
フェイト・テスタロッサ 29点 100点 100点 22点 45点 296点
国語 数学 物理 社会 英語 合計
アリシア・テスタロッサ 34点 100点 100点 29点 50点 313点
国語 数学 物理 社会 英語 合計
八神はやて 52点 45点 28点 59点 70点 254点
中間テストの結果である。
はやてはまあ、予想はついていた。
フェイトやアリシアもつい最近転校してきたにしては結構成績はいい方だろう。
まあ、いくつか低い点数はあるが・・・
問題は・・・
夕也「なのは・・・お前・・・この国語の点数は何だ?お前、本当に日本人か?」
なのは「うっ・・・それは私も思っているの・・・」
アリシア「これだけ見ると結構いいのかな?」
夕也「そうだな・・・でもうちは最低350点以上は取らないと補習だからな、他の所と比べると結構高いからな・・・」
夕也「よし、とりあえずそれぞれのやりたい教科を教えてもらえるか?」
まあ、案の定皆それぞれの嫌いな教科を選択した。
でも、ビックリしたのははやてだ。まさか英語があんなにも高いとは・・・
本当にビックリした。
そして俺は今、なのはに国語を教えている。
夕也「いいか?まず、国語のテストってのは問題文の中か出される文の中に答えがあるのがほとんどだ。だからちゃんと確認してわからなかったらまず自分の意見を書く問題からやる。自分の意見には答えはない。だから何かしら書けばとりあえず点数になる。これを覚えておけ。」
なのは「うん、うん。」
なのはは俺の説明に頷く。
夕也「そして一通り書き終わったら見直しを忘れない。もしかしたら後になってわかる問題もあるかもしれないからな?これらを忘れなければ国語は大丈夫だろう。そして前日にノートを見直すのを忘れない。夜更かししない。夜更かしは逆に忘れやすくなるからな。先生は授業で取り扱った事しかテストに出さないからな。これも忘れないこと。」
なのは「うん、わかったの。」
夕也「よし、じゃあそれらもふまえて勉強始めるぞ~~~」
そして、一時間後。
一時間交代で俺達はローテーションで教えている。
今度はフェイトだ。
フェイトが教えてもらいたいのは社会らしい。
夕也「とりあえず、一つの出来事を覚えるんじゃなくてその年の語呂合わせで覚えるんだよ。」
フェイト「それって例えば?」
夕也「そうだな・・・例えで言うなら平安京遷都が行われたのは794年。この語呂合わせは泣くよだ。
フェイト「あ、それは聞いたことあるよ。」
夕也「そんな感じで語呂合わせで覚えていくといいよ。」
そんな感じで回っていき
夕也「おっもうこんな時間だな。それじゃ今日はこれくらいで終わるか。」
アリサ「そうね。」
何だろう?アリサの前に居るなのはが倒れているように見えるんだが・・・
何をしたんだ、アリサ・・・
夕也「アリサもすずかも遥も悪いな。」
遥「いいわよ。いい復習になったし。」
アリサ「そうね。夕也!今度のテスト、私と勝負よ!」
夕也「おっ言ったな?よし!受けて立つ!!」
伽夜「みなさん、お茶を持ってきました。」
夕也「ああ、すまんな伽夜。」
そうして、俺達の勉強会は終わった。
これで四人とも補習は避けられるだろう。
~テスト当日~
さて、あの勉強会からもうテスト当日だ。
時間が経つのは早いな~~
はやて「ああ~~大丈夫かな~~~?」
はやては未だに緊張が取れていないらしい。
しょうがない。
夕也「はやて、大丈夫だ。」
はやて「ゆ、夕也君?」
俺ははやての手を取った。
夕也「はやては頑張った。だから、きっと、大丈夫。」
俺は振り返りながら
夕也「皆もだぞ。ここまで頑張ったんだ。出来るっ!!」
皆が驚いた顔で俺を見る。
遥「・・・そうね。私達ならいけるわよ。」
最初に口を開いたのは遥だ。
アリサ「そうね。今回は夕也にも負けられないし。」
すずか「うん。皆でいい点数とろうね。」
なのは「そうだねっ!」
フェイト「うん。」
アリシア「ようしっ!頑張ろう~~!」
はやて「そうやな。ようしっ!頑張って夏休みは遊びまくるで~~~!!」
全員「「「「「「「「おう~~~~!!!!」」」」」」」」
そして、期末テストが始まった。
キーンコーンカーンコーン・・・
松本「ようし。終了。後ろからプリントを集めろ。」
夕也「終わった~~~」
遥「とりあえず乗り切ったわね。」
夕也「どうだった?アリサ?」
アリサ「ふん。私が目指すのは夕也?あなたを負かすことよ。」
夕也「今回は俺も結構いい線いったと思ってるからただでは負けねぇぞ。」
見た限りでは皆出来る事はしたらしい。
この分なら補習は免れたかな?
そして、成績発表の日。
点数と順位が貼り出される。
そこには
1位 前園夕也 500点
2位 アリサ・バニングス 498点
3位 月村すずか 478点
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・位高町なのは 369点
・位アリシア・テスタロッサ 365点
・位フェイト・テスタロッサ 362点
・位八神はやて 355点
はやて「や・・・やった~~!!やったよ!夕也君!!」
夕也「ああ、おめでとう。はやて。」
はやて「それもこれも全部夕也君達のおかげや!ホンマにありだとうな!」
夕也「お礼言われるのはおかしいぞ。俺達は当たり前の事をしただけだ。」
はやて「そうやったな、うん。・・・でもありがとうや。」
アリサ「よ~~し!!じゃあ皆補習回避祝いで放課後になったら翠屋に行くわよ!!これは決定事項だからね!!」
夕也「はいはい。お供させてもらいます。お姫様達。」
俺はわざとらしく王子様みたいな真似をしてみた。
すると、俺の期待していた反応は返ってこなかった。
むしろ
全員「「「「「「「///////////」」」」」」」
全員赤くなっていた。
おいっ赤くなんな、俺まで恥ずかしくなるだろうが///
そして、夏休みが始まる・・・!
あとがき
あんな感じでどうでしょうか?
この世界のなのはは国語は壊滅的ですね。自分で書いてて思いました。
では次回から夏休み編に。夏といえば・・・?
次回もお楽しみに!
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勉強とテスト