No.564618

『舞い踊る季節の中で』 第135話

うたまるさん

『真・恋姫無双』明命√の二次創作のSSです。

 やっと手に入れた国を自分達の物にするために必死に駆け回る桃香達。
 その騒動もやっと先が見えかけた時、彼女の心を一刀は無自覚に掻き乱す。

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2013-04-09 19:31:27 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:7723   閲覧ユーザー数:5662

真・恋姫無双 二次創作小説 明命√

『 舞い踊る季節の中で 』 -群雄割拠編-

   第百参拾伍話 ~ 狂想曲に舞う詩を詠む(前編) ~

 

 

(はじめに)

 キャラ崩壊や、セリフ間違いや、設定の違い、誤字脱字があると思いますが、温かい目で読んで下さると助

 かります。

 この話の一刀はチート性能です。 オリキャラがあります。 どうぞよろしくお願いします。

 

北郷一刀:

     姓 :北郷    名 :一刀   字 :なし    真名:なし(敢えて言うなら"一刀")

     武器:鉄扇(二つの鉄扇には、それぞれ"虚空"、"無風"と書かれている) & 普通の扇

       :鋼線(特殊繊維製)と対刃手袋(ただし曹魏との防衛戦で予備の糸を僅かに残して破損)

   習得技術:家事全般、舞踊(裏舞踊含む)、意匠を凝らした服の制作、天使の微笑み(本人は無自覚)

        気配り(乙女心以外)、超鈍感(乙女心に対してのみ)、食医、初級医術

        神の手のマッサージ(若い女性は危険です)、メイクアップアーティスト並みの化粧技術、

        

  (今後順次公開)

        

 

 

 

詠(賈駆)視点:

 

 

「移民の開墾予定地の伐採と整地は華雄隊と張飛隊にでもやらせてちょうだい。切り倒し競争とか言って煽る事を忘れないでね。 あと馬超隊も手隙に手伝わせると良いわよ。馬一族は親かその前の代の時に木こりで生計を立ててた時期もあったみたいだから、手慣れているはずよ」

「雛里ちゃん、新しい人事案が出来たから目を通しておいて。 暫定人事とは大分違うから調整は大変かもしれないけどこれが通れば上手く回ってゆくと思う」

「此方も財務の整理と把握は終わったので、修正予算案は明日にでも出せると思う。 やっぱり最初は色々厳しいとは思うけど、紫苑さん達の協力があるから反発も最小限に抑えれると思う。 もっとも、それ以上の成果をあげればと言う条件が付きますが」

「なら大丈夫でしょ。伏龍と鳳雛と呼ばれたあんた達だけじゃなく。このボクまで付いていて成果が出せない訳ないじゃない」

 

 慌ただしく侍女や文官が動くのは本来の仕事場では無く、城の広間と呼べる大部屋に沢山の机を運び入れた臨時の仕事場は、まるで戦場のように私達の指示や相談が飛び交って行く。

 国を奪うと言う事は、ただでさえ忙しい戦後処理に加え、国を興すと言う作業を同時に行わなければいけない。

 そのために少しでも作業を効率よくするために、こうして朱里達や文官達と同じ部屋で机を付き合せている訳だけど。 流石にあれから半月近く経って、当初の火車のような忙しさは無くなってきており、そろそろ本来の部屋に移れそうと言った所まで来た。

 

「まったく、此処まで忙しくなったのは全部彼奴のせいよっ」

「はははは………流石の私も途中で力尽きそうになりました」

「………朱里ちゃん、目を開けたまま寝てたけど」

「はわわっ。そ、それは気のせいです」

 

 此処まで忙しくなった原因の一つ、それは天の技術の導入。

 孫呉に支援を受けた見返りとして、約束の時にまでになんとしても力を付ける必要性があるためと言うのもあるけど、本当の理由は民の暮らしを少しでも楽にするため。延いては国の発展のため。

 ようは利用する価値がある技術だからこそ、すぐにでも利用したいと言うだけの話。 とにかく本人がいるうちに問題点を洗い出して対策を聞き出したい。あわよくば更に多くの知識を引き出したいと思うのは、国を取り仕切る立場からしたら当然の流れ。

 皆が皆身を粉にした甲斐あって、提供された図面を基に作った幾つかは直ぐにその力を発揮し、すでに開拓現場で活躍中と来ている。

 でも、そう言う理由ならボクだってこんな愚痴は言ったりしない。

 もっともボク個人としてはどういう理由であろうとも聞かない訳にはいかないけどね。

 愚痴りたくなった理由。……それは。

 

「……蒲公英も荒業使うわよね」

「でも蒲公英ちゃんにしては巧い策だとは思いますよ。

 まず最初に絶対着ないであろう服を提示しておいてから、本命の服を提示する。 お金は掛かりますが、目的を優先したいのであれば効果的です」

「一着なら断れても二着共となると断りにくい。と言う翠さんの性格を考慮しています」

「問題なのはその一着目よ。一部の人間にしっかり受けちゃって、あの時は仕事にならなかったわよ」

 

 蒲公英が翠に着せようと用意した服。

 問題なのはその一着目と同じものを蒲公英が着て見せたと言う事。

 

「ボクとしては何で狐の耳と尻尾なんてついているかが理解できないわ」

「でも蒲公英さん可愛いかったですよ」

 

 まぁ雛里の言葉に頷けはする。似合っているか似合っていないかで言えば前者に当たるとボクも思う。でもあの服を着れるか?と言われれば、ボクはあんなものを二度と着る気はない。

 しかも蒲公英はその姿のまま、翠の可愛い服を皆に自慢したくて彼方此方連れ回した挙句に、その服が天の世界の意匠だと振れ回ったおかげで、その日は仕事にならないほど影響が出てしまったと言う訳。

 それも当然と言えば当然よね。今まで見た事も聞いた事もない意匠で可愛い上に、その意匠の出何処が【天の国】と言う尾鰭が付いたら、年若い侍女や女官は興味津々になって当然。おまけに将二人の可愛い姿と聞きつけた男共が、仕事そっちのけで二人の姿を探し回る始末。

 ん? 聞いた事も無い? 自分で想っておきながら、其処に何か引っかかったんだけど何だったかしら? まぁ良いわ。思い出せないと言う事は、思い出さなくてもいいようなどうでも良い事か、思い出したくもない事のどちらかに決まっているわ。 ああ、そう言えば南蛮の民族が、ああいう姿をしているとかしていないとか聞いた事があったから、それだったのかもしれないわね。

 とにかくあの一件でボクにとって一番問題だったのが、月までが蒲公英の服を着てみたいとか言い出して、止めるのに全精力使い果たしたわよ。

 

『一度くらいなら。 ほら、それで人前に出る訳じゃないし』

『当たり前でしょっ。 ねぇ月はもう王の一人なんだから馬鹿な事を言うのは止めて頂戴。ねっ』

『えっ、でも桃香さんも興味津々だたったよ』

『そっちは後でとっちめるから問題ないわ。 とにかくあんな耳や尻尾のついた服は絶対に駄目っ。間違っても今度の王は物の怪の類が化けている。なんて噂を立てるわけにはいかないわ』

『じゃあ、自室でだけなら。それで満足するから』

『……ふぅ、この手だけは使いたくなかったけど。使わせてもらうわよ、月。

 いい?よく聞いて。 幾ら月の背丈が蒲公英と近いと言っても、月には蒲公英の服は無理なの。 余るのよ。おもいっきり。 それを踏まえて自分が着た所を想像してみなさいよ』

 

 ……あの後の事は正直、思い出したくないわ。

 ただ月を怒らせたらどういう目に遭うかと言う事をこの身で味わった事は確かよね。あの程度で済んだのは不幸中の幸いだとは思うけど………色々と失っちゃったなぁ。特に精神的なものが。

 そして後に残ったのは、月には余ると言った部分がボクには足りなかったのが原因で伸びてしまったため、蒲公英から買い取らされる羽目になった問題の服と軽くなったお財布。 うぅっ……、もう踏んだり蹴ったりよ。

 他にもとにかく彼奴(あいつ)が原因と言うには言い過ぎだけど、やっぱり原因を辿って行くと彼奴が発端の予想外の騒ぎが気がついたら起きている。むろん彼奴にそんな騒ぎを起こす気などないと言うのは分かっているけど、ああも頻繁に起きたら愚痴の一つでも言いたくもなると言うもの。

 とにかく、今の忙しさも先が見えてきたのも確か。グダグダ言う前にやるべき事のために手も口も頭を動かすしかない。

 其処へ見知った侍女の一人が、ボクに近づいて来て耳元でそっと囁いて行く。

 

「はぁ? 彼奴、この時期にそんな馬鹿な事しに行くつもりなのっ?」

 

 突然あげた素っ頓狂なボクの声に、朱里や雛里だけでは無く周りの人間も何事かと一瞬ボクに注目するけど、そんなものは無視して、朱里と雛里にちょっと言ってくるわとだけ言って大広間を抜け出す。

 ったく、いったいこの時期に何考えているのよ。 彼奴自分の立場ってものが分かっているの? だいたいなんであの娘(周泰)も彼奴を止めないのよ。

 とにかく目指すべきは彼奴の所。そう足を進めて行くとやがて目手の部屋へとたどり着こうとした時、部屋から彼奴と周泰の二人が出てくる。 しかも此方に気がつくなり。

 

「よっ、詠」

「おはよう。 それから、その軽薄な挨拶はどうにかならないの? それよりも街に行くって聞いたけど」

「耳が早いな。 まぁ後学のためにね」

 

 案の定自覚の無い彼奴はそんな呑気な事を言ってくる。

 もういい、此奴の自覚の無さはこういうもんだと諦める事にする。なんか行ってもボク一人だけ疲れる気がするもん。だから…。

 

「あのね。野暮な事は言いたくないけど。 何で貴女が此奴を止めないのよ」

「え? ……あっ」

 

 ボクの言葉に一瞬きょとんとした彼女だけど、直ぐにボクの言いたい事に気がついたらしく、ボクが此処に来た理由に納得いった顔をする。まぁきっと浮かれていて忘れていたんだろうけど、その事についてボクはあえて考えない事にする。 ……うん、その方がいい。きっと考えたらボクがボクで無くなっちゃう気がするし。

 とにかく、それでもあいつは気がつかないらしく、相変わらず呑気な顔と声で。

 

「あれ? 今日なんかあったっけ?」

「はぁ………、もう説明するのも面倒だから、その目で見て確認しなさいっての」

 

 はそう言うなりボクは彼奴の腕を掴んで城の正門へと歩みだす。

 いきなり引っ張って行くなよ。とか文句が聞こえるけど無視。そして門の前まで来たら門兵に一言二言指示を出してから、彼奴を門の外へと放り出すと。

 

「おい、あれっ。御使い様が見えられたぞっ」

「本当だ。 どうか私に天の加護を」

「うちの人の病気を治してくださいませ」

「天の御力で何とか」

「どうか我等にも天の知恵と御力を」

「お頼みします如何か如何か母を助けてください」

「御使い様どうか我等に天の御加護を」

 

 城の門の前に集まっていた何十何百の民衆の勢いと言葉に押し戻されるかのように、彼奴は門の中にまで慌てて戻ってくる。その姿はもう這う這うの体と言って良いくらい格好悪いけど、いきなりあんな現実を目に見せられればそれも仕方ないでしょうね。

 とにかく一度騒ぎ出した民衆を鎮める為に兵達が動き出すけど、其方はあっちに任せるとしてボクは驚いた顔で呆然と安堵の息を吐いている彼奴に言葉を投げかける。

 

「どう? これでも街に出ると言うの?」

「いったいなんなんだよ。あれは?」

「はぁ………」

 

 ボクは彼奴の自覚の無さに深い溜息を吐きながら横目で彼女を見る。言っても良いかと。 そして小さく頷くのを確認してからもう一度ゆっくり息を吸い込んで。

 

「あのね。アンタがこの街で何をやったか、その意味を考えてみなさいって言うの。 ボク達とか孫呉とかじゃなくアンタ自身に及ぼす影響って言うものを。

 いい? あの人達にとって、アンタは天から舞い降りた本物の天の御遣いなの。 しかも先日の鎮魂の舞いでその信憑性も深めた上に顔も広まった。 あの人達にとってアンタは万能の神様と同様なのよ。言わば生き神様みたいなもの。そんな人間達の思い込みの前には事実なんて関係ないわ」

「え?でも、今までこんなこと・」

 

 それでも納得しきれていない彼奴の言葉をボクは遮り、更に現実と言う言葉を畳み掛ける。

 孫呉でこんな騒ぎになっていないのは、こんな事態なのに街へ行こうとした此奴の言動でもう理解したわ。でも、それは孫家がそう言う風に民を扇動していた結果にすぎないの。

 最初はあくまで噂に留めていた事。

 その間に此奴自身の地盤を少しづつ作らせ、それでも此処までの騒ぎにならなかったのは、此奴自身のあり得ないと思えるほど尾鰭が付きまくったのいい加減な噂のせい。

 むろんそれは孫家が意図的に流した噂だけど。その結果、民に信仰心や力在る者への依存心を、民にとって好機の対象であり娯楽の対象へとすり替える事によって、此奴を守って来たんだと。

 アンタの横にいる彼女もその一役をかっていた筈よと。

 ボクの言葉に何となく納得する彼奴に、ボクはあらためて此奴の事を自覚する。洛陽の街でも気がついていた此奴の重大な弱点の一つに。

 それは自分の事に関しては信じられないほど無頓着な事。 此奴は孫呉の将として【天の御遣い】を受け入れてはいても、一人の人間としては自分への影響は最初から視野に入っていない事に。

 ………それはつまり自分を助ける気が最初からないと言う事。

 ………危ういのよ。アンタわ。

 だからなんでしょうね。皆して此奴を守ろうとするのは。

 くだらない事で死なせる訳にはいかないと。

 

「とにかく理解したなら街へ出かけるだなんて馬鹿な真似は止めて頂戴。 アンタ達が国に帰る時は責任もって護衛するけど。街へ遊びに出かけるだなんて無謀な真似は、此方も責任とりきれないわ」

 

 恩を受けた以上、最大限の譲歩はするけど。此奴等を五体満足に孫呉へと返す事が絶対条件である以上、それを脅かす真似は此方としても出来ない。孫呉との同盟は此方にとっても死活問題だもの。

 彼女の諦めの面持ちにボクは安堵の息を吐くと同時に、心のもやもやが一つ腫れている事に気がつき、自分が嫌になる。

 とにかくこれでこの話は終わり、そう思った時…。

 

「んー、じゃあ俺だってバレなきゃいいんだろ?」

「あのね。あれだけの人間の眼をどう誤魔化せるとうのよ。 多少変装したところですぐに見破られてバレるわよ」

「うん、だから多少じゃなきゃいいんだ」

「多少じゃないって。…いったいどうするつもりよ」

 

 あまりにも自身気な此奴に、ボクは足を止めてしまう。

 さっきとは逆にボクの手を掴む此奴に狼狽えてしまう。

 ……その事実を認識して顔が熱くなるのを必死で留めるのに意識が行ってしまい、此奴の放った言葉に思わず頷きそうになった。

 

「と言う訳で、詠ので良いから服を貸して」

「う、うん。

 ………じゃないわよっ! いきなり何を言い出すのよこの変態っ!」

 

 はぁはぁと荒い息を吐きながら、なるべく冷静にいようと努力するけど、どうしても顔が熱くなるのを止められない。いったい人の服をどうするつもりなのよ? まさか匂いなんて嗅いだりしないわよね? 思わずその光景を想像してしまい背筋に寒気が走ると同時に、嗅がれて困る程、変な体臭していないわよね?と場違いな心配している自分に気がつき、顔がますます熱くなってしまう。

 でも不味いわね。人の目があると言うのに、国賓である此奴を大声で思いっきり怒鳴った上に罵倒してしまった。 はっきり言ってこれは外交問題になる程の失態。

 でもボクは悪くない。悪いのはいきなりとんでもない事を言った此奴が悪いのよ。

 彼奴の彼女だって、いきなり変な事を言いだしたあいつを怒ってるじゃない。だから今回の失態はきっと大丈夫。

 

「一刀さんっ!」

「あっ悪い。今のは言い方が悪かった。 詠の今着ている服を貸してと言って行ったわけじゃなくて」

「分かったわよ。 アンタの言いたい事は分かった。 勘違いしたボクも恥ずかしいいからそれ以上言うのは止めて頂戴。

 でもどちらにしろボクの服は貸せない。 背丈と言う問題もあるけど、そんな恥ずかしい真似が出来る訳ないじゃない。とにかく女物の服とか装飾品とかは用意させるわ。 でもその代わりボクを納得させるような変装じゃなきゃ、街へ遊びに行くのは今度こそ諦めてもらうわよ」

 

 言いたい事だけ言って、とにかくその場から立ち去る。

 あれ以上一緒にいたら、何を言い出すか分からなくなる。

 とにかく色々勘違いした事をあらためて自覚し、再び顔が熱くなってくるのを別の事へと意識を切り替えて強引に冷静さを取り戻そうと努力したおかげか、大広間に戻る前に侍女を捉まえて彼奴に頼まれた事を指示を出し終えた頃には何時ものボクに戻れていた。

 さてと、どんな可笑しな姿が出来るか楽しみね。 変な勘違いさせられた腹いせと言うのもおかしいけど、せめてあんたの無様な女装で笑わかせてもらうわよ。

 

「……ぁっ、そう言えばあの娘にだけには謝っておいた方がいいわね」

 

 じゃなきゃ、まるでボクが二人の御邪魔虫みたいじゃない。

 そう言うつもりじゃないし、まだ馬に蹴られて死にたくは無いわ。

 ………でもきっと彼女、知らされてもいないんでしょうね。……あの晩の事を。

 

 

 

 あいつの性格じゃ言えるわけないもの。

 ……彼女への裏切りと取られかねないもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

あとがき みたいなもの

 

 

 こんにちは、うたまるです。

 第百参拾伍話 ~ 狂想曲に舞う詩を詠む(前編) ~を此処にお送りしました。

 

 読んでくださった皆様が感じた通り、今回の話の発端ネタは『龍狼伝』の呉での一時です(w そして大喬ちゃん復活です。 さて、この後をどう話を味付けしていくかが腕の見せ所ですけど。視点とかも違うのでその辺りは忘れて楽しんでいただけたらと思います。

 それにしても普通は、ましてやこの時代ならば男の人の女装しても、面白い姿にしかならないと普通は思いますよね(w それにしてもこの外史の一刀君は女心殺しなのに別の意味で女心殺しですよねぇ……。詠ちゃん凹まないで頑張って生きてね。

 

 ……蒲公英の狐っ娘姿、そんな神絵が在ったら萌死にする人が続出でしょうね。

 そして狐に対抗する様に焔耶は………犬と狸とどちらが良いかなぁ(ぉw

 

 では、頑張って書きますので、どうか最期までお付き合いの程、お願いいたします。


 
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