No.563602 真・リリカルなのは 第二章 闇の書始動編 第九話 悲劇の引き金ohatiyoさん 2013-04-07 08:19:29 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:954 閲覧ユーザー数:931 |
カイトに敗れ、逃げ帰って来た シグナム
バレないようにしようとしたが、シャマルには通用しなかったようだ
シャマル「もう! どうしてあの子に挑んだのよ!」
シグナム「………………すまない」
ザフィーラ「しかし、こうも一方的にやられるとはな」
ヴィータ「あのスカし野郎!!! 図に乗りやがって!!」
シグナム「このままでは蒐集出来ん……………奴を倒すしか………………」
シャマル「確かにこのままじゃいけないわ…………………でも、彼には勝てないわ」
ヴィータ「アタシら全員で行く! そうしたら勝てる!」
ザフィーラ「奴が邪魔してこないなら時間の無駄だったろうが、邪魔してくるなら、これも立派な蒐集活動だろう」
シグナム「ああ、邪魔者を倒す……………………騎士の役目だ」
シャマル「そうね…………………わかったわ」
ヴィータ「シャマル」
シャマル「ええ、全員で行きましょう」
シグナム「次こそは…………………………………」
ザフィーラ「ああ、倒す。ヴォルケンリッターの名に掛けてな」
ヴィータ「よっしゃ、早速明日行こうぜ!」
シャマル「待って、シグナムの傷が癒えてから「問題無い」シグナム!!」
シグナム「これ位、どうというわけではない」
ザフィーラ「無理は禁物だぞ」
シグナム「これ位の無理をしなければ、奴には勝てんさ。それに今日仕掛けたばかりだ……………………明日は油断してるかもしれん」
ヴィータ「確かに2日連続で襲われるなんて思わないよな」
ザフィーラ「一理あるか」
シャマル「駄目よ、万全の状態で戦うからこそ勝機が見えるものなのよ? それに忘れたの? 私とザフィーラとヴィータちゃんの3人掛かりで負けたのを…………………………シグナムが万全じゃないと、あのときと同じよ!」
ヴィータ「それもそうか…………………畜生! 何であんな奴に勝てないんだ!!」
ザフィーラ「落ち着け ヴィータ………………世界は広い、我らより強い奴がいても不思議ではない」
シグナム「それよりも敗北は有効活用しなくてはな」
シャマル「何か掴んだの?」
シグナム「ああ、まず知っていると思うが奴は魔力変換資質「炎熱」を所有している」
シャマル「ええ」
シグナム「奴はさらにフォームチェンジという能力を所有していた」
シャマル「フォームチェンジ?」
ヴィータ「何だそりゃ?」
シグナム「奴のバリアジャケットが少し変化するのが特徴だ……………紅い紋章のようなものがあっただろ? それが黄色に変わり、上半身も半袖になる。後、指無しの手袋をしていたな」
ヴィータ「マジかよ! 厨二じゃねぇか!」
シグナム「ああ、私もそう思った」
ヴィータ「アタシら厨二に負けたのか! 納得出来ねぇ」
シャマル「それで? 服装だけが変わるわけじゃないんでしょ?」
シグナム「無論だ、その時の状態をパワードフォームと言うらしくてな、名の通り力が跳ね上がっていた。恐らくヴィータ以上だ」
ヴィータ「あの厨二野郎……………………はっ! だから、あいつの
ザフィーラ「何の話だ?」
ヴィータ「え? いや、何でもねえ」
シャマル「ザフィーラ! ダメじゃない! 厨二の妄想タイムを邪魔したら」
ザフィーラ「スマン」
ヴィータ「ちょっと待て! アタシは厨二じゃねぇ!」
シグナム「いや、どうでもいいから私の話を聞け」
ヴィータ「どうでもよくねぇ! 味方が厨二扱いされてるんだぞ!」
シグナム「黙れ厨二!」
ヴィータ「うわ~ん、はやて~」
ヴィータは走り去った
シグナム「そのパワードフォーム状態のときは魔力変換資質を使えなくなるなるようだ」
ザフィーラ「能力を犠牲にしてのパワーアップか……………………」
シグナム「ああ、しかもフォームによって武器が異なるらしい」
シャマル「え? それってどういう事?」
シグナム「気になるなら第八話を読んでくれ」
ザフィーラ「フォームによってということは」
シグナム「察しがいいな ザフィーラ、恐らくフォームはまだ種類があるだろう」
シャマル「厄介ね」
シグナム「だが、倒さねばならん……………………私達の手で」
シグナム達が話している部屋に、はやてが入ってくる
はやて「コラ!! 誰や!! ヴィータに厨二って言ったんは!」
シグナム&シャマル「「ザフィーラです」」
ザフィーラ「!?」
はやて「ザフィーラ! お尻ペンペンや!」
ザフィーラ「図ったな! シグナム! シャマル!」
シャマル「だって………………ねぇ」
シグナム「ああ、私達のお尻ペンペンは絵的にキツイ」
ザフィーラ「これは小説だ!!」
はやて「さぁお尻出してみい! ザフィーラ」
狼状態のザフィーラを持ち上げる はやて
ザフィーラ「デェアアアアアア!!!!!」
暴れる ザフィーラ
シグナム「ザフィーラ! 大人げないぞ! 罰を受け入れろ!」
シャマル「そうよ!! そうよ!!」
ザフィーラ「おのれぇぇぇぇ!!!!!」
はやて「う!」
ザフィーラ「?」
シグナム「主はやて?」
シャマル「どうかしたの? はやてちゃん」
はやて「う………………あ………………う………………………………」
急に苦しみ出す はやて
シグナム「っ!! シャマル救急車を呼べ!!!」
シャマル「ええ!!」
遂に はやては倒れた………………………これが本当の始まりの鐘であった
第二章もいよいよ大詰め!!
終わる前に第三章を書き終えなければ……………………
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今回は短めです
重要な話ですが・・・