アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ(1900-1944)

フランスのパイロットにして作家。陸軍で功績を上げ、士官として退役（予備役に）。民間航空のパイロットとして郵便輸送や航路開拓に携わる。それらの体験を文筆業に活かし作品を発表、世界中に知られることとなる。第二次世界大戦が始まると周囲の反対を押し切り軍に復帰するが、ナチス∙ドイツによるフランス占領を機にアメリカへ亡命。大戦中に再び戦地へ戻るも、地中海で消息を絶つ。享年44歳。2003年に海中から撃墜された機体が引き上げられ、彼の乗機であることが確認された。
1935年にコードロンシムーンC-630でパリ＝サイゴン間の飛行に挑戦し、失敗。リビア砂漠に不時着し九死に一生を得る。この時の体験が、のちに米国亡命時に発表された児童小説『星の王子様』の基となった（作中では舞台がリビア砂漠をも擁するサハラ砂漠になっている）。

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エレール 1/72 コードロン C-635 シムーン、およびハセガワ WWIIパイロットを加工しました。機内が赤いのは墜落／遭難した際に見つけやすくするためだそうで。面倒だった訳ではありません。

追伸
本当に偶然ではございますが、投稿日の2013年4月6日は『星の王子様』出版から70周年にあたるのだそうです。