No.559743

魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者

はらっぱさん

脱出 そして事件終息

2013-03-27 16:16:41 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:5580   閲覧ユーザー数:5271

夕也「おっここにいたのか、はやて。」

 

俺達は真っ暗闇の中にはやてと恐らくだがリインフォースを見つけた。

 

はやて「夕也君っ!?えっ!?もう大丈夫なんか!?」

 

夕也「おう、この通り全快だぜ?」

 

俺はその場で数回跳んで俺がもう平気だということを証明した。

 

夕也「それよりも・・・あなたは?」

 

リイン「ああ、自己紹介がまだだったな、私はリインフォース。この夜天の書の管制人格だ。」

 

夕也「外で戦ってるあいつ・・・一体いつ入り込んだんだ?」

 

リイン「いつかなど、私は覚えていない。」

 

夕也「そうか・・・・・」

 

リイン「こんなことを頼むのは筋違いだと思う。でも、私にはあれを止める手段はない。だから・・・」

 

夕也「ああ、俺が封印する。」

 

リイン「よかった・・・それはそうと・・・お前は・・・」

 

リインフォースの目が俺の傍らにいる、アリスにいく。

 

アリス「お前には、迷惑かけたな。私が不甲斐ない所為で・・・」

 

リイン「まさか・・・お前は・・・防衛「違う、私には新しい主が名づけてくれたアリスという名前がある」・・・そうか・・・」

 

そう言うとリインフォースは俺に顔を向けて、

 

リイン「ありがとう、お前のお陰でアリスは救われたようだ。これからもあいつを頼む。」

 

こう、言って来た。

 

・・・・へっ

 

夕也「あたりまえだろ?」

 

俺は当然の事をしただけだからな。

 

遥「ああ~~~盛り上がってる所悪いんだけど・・・」

 

遥「どうやって戻るの?」

 

遥が質問をした。

 

リイン「私達はもう少しここに残らなければいけない「ヴォルケンリッターの為か?」・・・さすがだな・・・」

 

夕也「わかった・・・俺達は先に出てるから・・・絶対に帰って来いよ・・・」

 

リイン「ああ・・・」

 

ちゃんと帰って来いよ・・・!

 

夕也「アリス、ユニゾン。行けるか?」

 

アリス「セイバーとユニゾンしている状態でのユニゾンか・・・出来ないことは無いと思うけど・・・」

 

夕也「だったら、行くぞ・・・!俺達は生きるんだっ!」

 

アリス「我が主・・・「我が主っての無しね、俺の事は夕也って呼んでくれ」・・・わかりました、夕也。」

 

夕也「敬語は変わらないんですね、まあいいや。」

 

夕也「行くぞ!ユニゾン!!」

 

アリス「インッ!!」

 

光が治まるとそこにいた俺は結構変わっていた。

 

まず鎧とかは変わっていないんだが全体の色が空色に変わっていた。

 

多分、セイバーとアリスのBJの色を足したからだろうな・・・

 

そして、俺の髪の色は少し青色がかかった銀髪になった。

 

夕也「さて、出ようか・・・」

 

俺は約束された勝利の剣(エクスカリバー)を構え、振るった。

 

夕也「約束された勝利の剣(エクスカリバー)ーーーーーー!!!」

 

そして光り輝く道が出来た。

 

夕也「行くぞ、遥!!」

 

遥「ええっ!!」

 

俺達は光輝く道を走った。

 

そして、光が治まると一番最初に目に入ったのは海だった。

 

ユーノSIDE

 

僕達は闇の書の意思を海まで誘導することに成功した。

 

まあ、途中でびっくりすることがあったけど・・・

 

そして、なのは達は自らのデバイスのフルドライブを起動させていた。

 

なのはは「レイジングハート・エクセリオン」のフルドライブ『エクセリオンモード』。

 

フェイトは「バルディッシュ・アサルト」のフルドライブ『ザンバーモード』。

 

アリシアは「バルディオン・レイ」のフルドライブ『サザンクロスモード』。

(バルディオンのイメージはバルディッシュの黒の所が白く、コアの部分が黄色ではなく翠色、フルドライブのイメージはSAO第四話でロザリアが持っている槍)

 

そして、僕達が戦っているときにそれは起きた。

 

悪魔「ふふふ・・・この程度か・・・」

 

ユーノ「な、なんて強さなんだ・・・」

 

なのは「強すぎなの・・・」

 

フェイト「でも・・・」

 

アリシア「負けられない・・・!」

 

そうだ・・・僕達は

 

全員「「「「夕也が帰ってくるまで負けるわけにはいかないんだっ!!」」」」

 

悪魔「ふん・・・そのような淡い期待はこの俺様がぶっ潰してっ!?な、何だ・・・この感覚は・・・」

 

すると、突然、闇の書の意思は苦しみだした。

 

悪魔「ま、まさか・・・そんなことが・・・」

 

何かを必死に押さえ込んでいるようだけど・・・

 

この隙にっ!

 

ユーノ「皆、全力の魔力砲を撃って!!もしかしたら帰ってくる道しるべになるかもしれない!!」

 

全員「「「うんっ!!」」」

 

なのは「エクセリオン・バスターフォースバースト!!ブレイク、シュート!!!」

 

フェイト「疾風迅雷!」

 

アリシア「閃光必中!」

 

フェイト アリシア「「ライトニング・・・スマッシャーーー!!!」」

 

三人の最大威力ともいえる魔力砲が当たる。

 

煙が晴れたときそこにはまだ闇の書の意思は健在だった。

 

でも、

 

悪魔「ぐ・・・ぐああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

っ!やった!!

 

闇の書の意思が叫び声を上げて、光が辺りを包む。

 

そして、光が治まるとそこには光り輝く剣を持った夕也といつものBJとは違うBJを纏った遥が出てきた。

 

SIDE OUT

 

はやてSIDE

 

夕也君達が外に出ていった。

 

さて、こっちも済まさんとな。

 

はやて「夜天の主の名において、汝に新たな名を贈る。強く支えるもの、幸運の追い風、祝福のエール、リインフォース。」

 

私がそう唱えると辺りを光が包む。

 

リイン「新名称、リインフォースを認識。管理者の権限が使用可能になります。」

 

リイン「ですが、切り離された防衛プログラムの暴走が止まりません。おそらく制御は悪魔に奪われている物と思われます。」

 

はやて「まあ、なんとかしよ。」

 

はやて「リンカーコア変換、守護騎士プログラム、破損修復」

 

はやて「おいで、私の騎士達・・・!」

 

すると、うちの目の前に闇の、いや夜天の書が現れる。

 

うちはそれをそっと抱き締めた。

 

はやて「行こか、リインフォース。」

 

リイン「はい、我が主。」

 

はやて「リインフォース、うちの杖と甲冑を・・・」

 

リイン「はい・・・」

 

そしてうちを服が、いや甲冑が覆った。

 

そして、うちは目の前に現れた杖を掴む。

 

するとうちを覆っていた光の膜はひび割れ砕けた。

 

~外~

 

なのは フェイト アリシア「「「はやて(ちゃん)っ!」」」

 

うちは三人に微笑む。

 

心配してくれたんやね・・・

 

うちは幸せモンや・・・!

 

はやて「我が手に集え、夜天の光、祝福の風、リインフォース。セーートアップ!!」

 

すると杖は光り輝き光が治まるとうちの髪は輝くような白色になっとった。

 

SIDE OUT

 

守護騎士達はまた、はやてに会えたこと、そしてごめんと謝っていた。

 

おそらく、はやてに内緒で蒐集していたことをだろう。

 

でも、はやては許した。それでヴィータは泣きじゃくっていた。

 

他の人達も泣いてはいないがありがとうと思っているだろう。

 

すると、はやてが俺の所に来た。

 

はやて「ありがとな、夕也君。」

 

夕也「・・・何がありがとうなのか、俺には検討がつかないんだが・・・」

 

はやて「うちの代わりに皆を守ってくれたやろ?やから、そのお礼や。」

 

夕也「そうか、だったらありがたく受け取っておこうかな?」

 

はやて「うん、受け取ってくれや。」

 

はやては満面の笑みで返してくれた。

 

夕也「やっぱり、はやてには笑顔が似合うな(ボソッ)。」

 

はやて「うん?なんか言うたか?夕也君?」

 

夕也「いや、何も・・・」

 

クロノ「ああ~~水を差すようで悪いんだが、時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。まずはあれをどうにかしないといけないんだが・・・何かいい案はあるか?」

 

夕也「クロノ、いい案じゃないけど発言いいか?」

 

クロノ「ああ、いいぞ。」

 

夕也「ここは、俺に任せてくれ。」

 

クロノ「んなっ!?」

 

クロノが驚きの声を上げる。無論、皆もだ。

 

クロノ「君はわかって言っているのか!あれは「あれを封印できるのは俺だけだ、あれはもう化け物そのものだ。」・・・」

 

クロノは思案している。

 

すると、皆が止めるように俺に言ってくる。

 

なのは「ま、待ってよ!夕也君がそこまですることじゃ・・・」

 

フェイト「そ、そうだよ!!夕也がそこまでする必要はない!!」

 

アリシア「考え直して!夕也!!」

 

そんな中はやてと守護騎士は黙っている。

 

はやて「クロノ君、やったか?認めてもらえへんやろうか?」

 

クロノ「・・・何でだ?」

 

はやて「私にも詳しいことはわからん。でも、リインフォースが言っとるんや。“それが夕也の使命だから”って。」

 

クロノ「・・・・・・・・・わかった。ただし!危険とわかったら直ぐに僕達も行く。わかったな?」

 

夕也「ありがとう・・・」

 

俺は悪魔に向き直る。

 

夕也「よう、出てきてやったぜ。」

 

悪魔「まさか、ジャンヌ・ダルクと共に出てくるとは思わなかったぞ。シンドバットよ。だが、俺様はまだ暴れたり無いんだ!」

 

夕也「お前は俺が封印する!!この手で!!」

 

そして、長年闇の書を侵食してきた闇の書の闇そのものとの戦いが始まった・・・!

 

悪魔が自らの爪を立てて俺を引き裂こうとする。

 

俺は冷静に動きを読んで約束された勝利の剣(エクスカリバー)で受け止める。

 

そこからは力技で悪魔を後退させる。

 

俺はすかさず、懐に飛び込んで剣を閃かせた。

 

しかし、その剣閃は空を斬った。

 

避けられた・・・!

 

再び、にらみ合う。

 

一瞬の静寂。

 

動き出したのは

 

俺だった。

 

俺は虚空瞬動(こくうしゅんどう)で近づき、悪魔の腹に剣を持っていない左拳をぶつける。

 

悪魔「ぐはっ!?」

 

一瞬の隙が生まれた・・・!

 

俺はそれを見逃さずさらに右手に持っていた約束された勝利の剣(エクスカリバー)で斬りつける。

 

悪魔「ぎゃあああっっっ!!」

 

っ!今だっ!!

 

俺は素早くその場から離脱。

 

そして、封印の為の言葉を紡ぐ。

 

剣を一度、手前に引いてまた、伸ばす。

 

そして、剣の腹に手を添えていって、切っ先に到達するのと同時に、剣を縦に持ち直した。

 

夕也「神の名の下にっ!」

 

すると、俺の背中から半透明ではあるが翼が現れる。

 

夕也「闇より出でし、悪しき者をっ!!」

 

辺りを光が包む。

 

そして、闇の書の意思から悪魔が切り離される。

 

悪魔「が、あ、あああああっっっっっ!!!」

 

悪魔は苦しみだす。

 

ま、聖なる光を浴びているんだからな。

 

夕也「ここにっ!!」

 

俺は光を約束された勝利の剣(エクスカリバー)に収束させ、悪魔の上空に飛び上がる。

 

そして、上段に構え、悪魔向かって

 

夕也「封印せんっ!!!」

 

振り下ろした。

 

一刀両断された悪魔は途切れ途切れに言葉を放つ。

 

悪魔「ぐ・・・あ・・・・ああ・・・」

 

悪魔「ふん・・・俺を・・・封印した所で・・・防衛プログラムの暴走は・・・止まらん・・・」

 

そして、俺は腕で十字を組んで最後の言葉を言い放つ。

 

夕也「・・・・チェックメイト・・・・・!!!」

 

その言葉と同時に悪魔は

 

悪魔「がああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

掻き消えていって、その粒子が集まりチェスの駒となって俺が平坦にしている剣の腹に落ちてくる。

 

俺はそれを手に落とし、最後の一言を言う。

 

夕也「回収・・・完了・・・」

 

そして、悪魔は封印された。

 

夕也「ふう・・・終わった・・・」

 

クロノ「すごいな・・・あの変な存在を倒すなんて・・・」

 

夕也「すごくねぇよ・・・クロノ・・・少しだけ休ませて・・・」

 

クロノ「ああ、ゆっくり休んでいてくれ。後はこっちでやる。」

 

夕也「ああ・・・頼む・・・」

 

そして、クロノに転移ゲートを開けてもらいアースラに着いた俺は即刻気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、俺は一日ぶっ続けで寝ていたらしい。

 

いつの間にか、ソルも待機状態に戻っていた。

 

とりあえず、神様に送る用の転移魔法を作動させてっと

 

シュンッ

 

よしっこれでオッケー。

 

コンコンッ

 

っと、誰か来た様だ。

 

夕也「入っていいですよ。」

 

そこにいたのはクロノだった。

 

クロノ「起きていたのか、まったく。休んでいいとはいったが転移が終わった直後に寝なくてもいいだろうに・・・」

 

クロノは頭を抱えていた。

 

夕也「すまん、クロノ・・・それで、防衛プログラムは・・・」

 

クロノ「ああ、破壊に成功。」

 

夕也「よかった。・・・あ、それとセイバーとアリスは?」

 

俺は疑問をぶつけた。

 

起きてから確認したら俺の髪の色が元に戻っていたからである。

 

クロノ「ああ、その二人なら今、食堂にいるぞ。・・・・・・わかった。わかったからその野獣のような目で僕を見るな。わかったよ、連れて行ってやる。」

 

夕也「ありがとうクロノッ!いや~~~めっちゃ腹減ってんだよね。」

 

そう言って、俺は部屋を出て行った。

 

そう、俺達が引き起こした『闇の書事件』はこうして、幕を降ろした。

 

あとがき

 

・・・・・・・・あれ?何か色々端折った気がするのは気のせいだろうか・・・

 

ま、いいか!!(開き直った)

 

さて、今回の話に入れれなかったアリサとすずかに説明する話、次回になりそうです。

 

すいません。

 

では!次回に!


 
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