No.557361

魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者

はらっぱさん

接触

2013-03-20 22:32:59 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5029   閲覧ユーザー数:4813

蒐集は順調だがそれでも少し足りない。それに今日で12月に入りクリスマスまでに間に合うかどうか・・・確率は五分五分という所だ。

 

俺が考え事をしていると部屋のドアがノックされた。(夕也の部屋は来客用の部屋)

 

夕也「は~~い。入っていいよ。」

 

俺がそう言うとドアが開かれそこにはシグナムが立っていた。

 

シグナム「前園、ヴィータを見なかったか?」

 

夕也「ヴィータ?・・・いや。見てないけど・・・家にいないの?」

 

シグナム「ああ、もしかして前園の所にいるかもと思ってきたんだが・・・では、ヴィータはどこにいったのだ?」

 

シグナムは考え込む。

 

俺も自身の考え事を中断しヴィータが何処にいるかを考えているとある仮説が浮かび上がった。

 

夕也「シグナム、闇の書が今何処にあるかわかるか?」

 

シグナム「?いきなりどうしたんだ?」

 

夕也「いいから早くっ!」

 

シグナム「あ、ああ。」

 

そしてシグナムと二人で闇の書が保管してある場所に行くと

 

シグナム「ッ!?ないっ!?闇の書がなくなっているっ!?」

 

夕也「くそっ!!この仮説だけは当たんないで欲しかったぜ。」

 

シグナム「どういうことだ?」

 

夕也「このままじゃ、年越しまではやての身体はもたないかもしれない。ヴィータの奴、いちかばちかで魔導師から魔力を蒐集するつもりだ。」

 

シグナム「ッ!?あの、バカものがっ!!」

 

夕也「シグナムっ!皆を集めろっ!ヴィータの援護をしに行く!」

 

シグナム「何故だっ!私達がいけばなら「相手はおそらくヴィータ1人だけじゃ対処しきれないい」・・・わかった。」

 

そして、シグナムは皆を集める。

 

俺も、覚悟を決めないとな・・・そう思い、俺は偽りの仮面をかぶることにした。

 

ヴィータSIDE

 

ヴィータ「夕也には悪いけどもう我慢できねぇ・・・この前から出てきた大きな魔力を持った奴から蒐集するか・・・」

 

あたしは焦っていた。

 

このままじゃ、はやてがいなくなっちまう。

 

・・・・・ごめん、夕也。約束したのに。でも、怒られる覚悟は出来てる。

 

ヴィータ「封鎖領域・・・展開。」

 

これで、あぶりだすっ!!

 

ヴィータ「・・・見つけた。かなり大きな魔力。多分20ページは埋まるな。」

 

あたしは自身のデバイス、『グラーフアイゼン』を担ぎ

 

ヴィータ「いくぞっアイゼン!!」

 

アイゼン『了解!』

 

目標に向けて駆けた。

 

アイゼン『対象、目視。』

 

向こうも気づいたな。

 

ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!」

 

あたしは鉄球を打ち出すが防がれた。でもっ!!

 

ヴィータ「テートリヒシュラーク!!」

 

あたしはアイゼンを叩き付けた。でも・・・

 

???「ううっ!!??」

 

防いだっ!?シュワルベも受けてるはずなのにっ!?

 

でもっ!!力はあたしの方が上だ!!

 

???「きゃあっ!!!???」

 

魔導師をビルの上から落とした。

 

あたしは様子を見て追撃するが・・・

 

???「レイジングハート・・・お願いっ!!」

 

魔導師からピンク色の魔力光が溢れ光が治まると魔導師はBJを着ていた。

 

???「何で、いきなり攻撃するのっ!?」

 

ヴィータ「うるせぇ!!」

 

お前みたいな奴に言っても意味はねぇ!!

 

あたしはお返しとばかりに鉄球を作り出し

 

ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!」

 

魔導師に向かって打った。

 

すると、魔導師は

 

???「アクセルシューター!!」

 

誘導弾を作り出し、相殺される。

 

???「教えてくれなきゃ・・・わからないよっ!!」

 

魔導師は腕を振り下ろした。でも、一向に魔法が発動する気配が無い。

 

?いったい何を・・・

 

ヴィータ「?・・・・っ!?」

 

後ろかなんか来るっ!?

 

あたしは振り向いて確認するとそこには高速で向かってくる魔力弾があった。

 

ヴィータ「ぐうっ!!」

 

あたしは咄嗟に防御する。くそっ思った以上に重いっ!

 

???「話を・・・」

 

???『ディバイン・・・』

 

魔導師は自身のデバイスを構えていた。

 

???「聞いてよっ!!」

 

???『バスター』

 

あたしは咄嗟によける。でも、あたしが被っていた帽子が砲撃で吹き飛ばされる。

 

ヴィータ「てめぇ!!!」

 

あたしは怒りを隠せなかった。

 

よくも、帽子をっ!!!

 

ヴィータ「グラーフアイゼン、カートリッジロードッ!!」

 

アイゼン『エクスプロージョンっ』

 

ガシュッと音がなる。

 

アイゼン『ラケーテンフォルム!』

 

こいつだけは、許せねぇ!!

 

ヴィータ「ラケーテン・・・」

 

鉄槌の後部に噴射口が出現し、先端はドリルみたいに尖った形状になった。

 

噴射口を点火して回り、速度をあげて、渾身の力を込めて振り下ろす。

 

魔導師はシールドを張るが、あたしの技はシールドを貫き、デバイスに当たってヒビを入れた。

 

ヴィータ「ハンマーーーーー!!!」

 

???「きゃああああぁぁぁぁっっっ!!」

 

衝撃に魔導師がビルの中まで吹き飛んだ。あたしはそれを追う。

 

ヴィータ「でえええいっ!!」

 

???「あっ!?」

 

???『プロテクションッ』

 

デバイスが咄嗟にシールドを張る。

 

あたしはそれを貫き、魔導師を壁に叩き付けた。

 

ヴィータ「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

手こずらせやがって・・・

 

あたしは魔導師から魔力を蒐集しようとする・・・が

 

???「ライトニングバインドッ!!」

 

あたしは拘束魔法で捕らえられた。

 

しまったっ!!仲間がいたのか!!

 

そこに金髪の女二人と男、茶色の髪をポニーテールにしている女、オレンジ色の髪に耳が生えた女

 

そして、銀髪で両の目の色が違うどこか嫌悪感を覚える男

 

???「お前がなのはをっ!こちら管理局嘱託魔導師フェイト・テスタロッサです。あなたを拘束します!!」

 

管理局っ!?しまった、こんな所で捕まるわけにはっ!!

 

ヴィータ「くそっ!!破れねぇ!!」

 

???「このままアースラに連行します。」

 

くそっここで終わるのか・・・・・

 

 

 

 

???「悪いがそうはさせない。」

 

 

 

・・・え?

 

バキンッ!!

 

ッ!?拘束が解かれた!でも、いったい・・・

 

???「バカ野郎。1人で突っ走ってどうする?」

 

そこには、全体的に青色を基調にし、頭全体を覆う仮面を被り、杖を持った夕也(・・)がいた。

 

SIDE OUT

 

夕也「悪いね?うちの連れがとんでもない事をして。代わりに謝罪する。」

 

そういって、俺はなのは達に頭を下げる。

 

ヴィータ「おいっ!!y「(ヴィータ、この姿の時はマグスと呼べ)」・・・マグス!」

 

夕也「黙れ、反論は認めん。今回はこちらに非があるのだ。謝罪するのは当然だ。」

 

ヴィータ「・・・・・すまなかった。」

 

夕也「よし。「あの、すいません。」?何かな?」

 

なのは「私を襲った理由は何ですか?それだけでも教えてください。」

 

なのは、やっぱりお前は優しいな・・・

 

夕也「それは教えられない。こちらにも事情があるのでね・・・これにて失礼させてもらう。」

 

俺達が帰ろうとすると

 

フェイト「ま、待ってくださいっ!」

 

フェイトが俺達を止める。

 

夕也「まだ何か?」

 

フェイト「いくら謝罪したとはいえなのはを傷つけたことには変わりません。よって、こちらでお話を聞かせてもらいます。」

 

ま、当然だわな・・・

 

夕也「断る。」

 

フェイト「何故ですか?」

 

まだ、わからないのかね?

 

夕也「貴方方は管理局、そして此処は管理()世界、貴方達の法律はこちらでは適用されない。それにこちらはちゃんと謝罪した。なのに、有無をいわさず、連行とはおかしいとは思わないのかな?」

 

フェイト「確かにそうです。でもこちらは謝罪されたからってなのはの傷が消えるわけじゃない!無理にでも話を聞かせてもらいます!!」

 

フェイトが構える。

 

はぁ、戦いたくなかったんだけどな・・・

 

夕也「しょうがない、シグナムとシャマルはヴィータを連れて逃げろ。ザフィーラは何かあったときのために残っててくれ。」

 

シグナム「わかったが・・・大丈夫なのか?」

 

シャマル「そうですよ。マグス。」

 

夕也「大丈夫。俺の実力はわかってんだろ?」

 

俺はそう言って、シグナム達にガッツポーズを見せる。

 

シグナム「・・・そうだったな。では、帰るぞ、ヴィータ。」

 

そして、シグナムとシャマルはヴィータを連れて帰っていった。

 

さて、こっちも早く帰んないとね・・・

 

戦うのは苦しいけどこっちにも事情ってもんがあるからね。

 

ごめんな、皆!!

 

そして、一度は共に戦った者達が敵対し、ぶつかり合う。

 

あとがき

 

一日に二つも投稿できた・・・

 

こんな感じでどうでしょうか?

 

ちなみに、夕也の偽名であるマグスは魔術師をもじった名前ですので。

 

知っている方もいるんじゃないかな?と思っています。

 

さて、次回は前園夕也VSフェイト、ユーノ、遥、神城(バカ)の戦闘です。

 

ぶっちゃけ、戦闘描写は苦手ですのでどうなるかわからないんですが頑張ります。

 

では!次回に!


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
4
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択