No.554151 魔法少女リリカルなのは~箒と拳の魔法使い~七不思議さん 2013-03-11 21:50:29 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1457 閲覧ユーザー数:1390 |
第10話 原作開始しかし、紫苑はやる気がないようだ。「知らねーだけだよ!!」
前回のあらすじ
入学かな編入かな
のほほんさんと出会う。
まあ、知り合いがいました。
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オレが学校に編入して、一年がたった。ん?時間が飛びすぎだって。そりゃ仕方がないものはしょうがない。つまりだな……面白くないというか、面白いというかどうなんだろうね。……すまないホントは面白かった。一方的に弄る相手がいると楽しいもんなんだよ。もちろん、弄ってばっかりじゃなかったぞ。ちゃんと、飴と鞭でやってたから大丈夫だ。鞭、鞭、鞭、飴、鞭、鞭、鞭、鞭、飴っていう風にやってたから大丈夫……のはず。まあ、本人は飴の時でも怒ってるけどな。ああ、後月村妹も何気にコッチ側の人間らしい。もちろん、天然で。最初は、マジでって思ったけど自覚しないでフィニッシュを決めてくれたからな。
と、話が逸れたな。さっき念話で「助けて」なんて来たけど今オレは、それどころじゃないんだ。イヴは、「原作開始しましたよ。」と言ったが今は無理。何故ってそれは、それは、箒魔法が使えないからだ。アイに理由を聞いたところによると、箒魔法を使いすぎたらしい。箒魔法は、儀式によって使える魔法らしい。拳魔法の方も儀式らしいけど大丈夫らしい。箒魔法については、また儀式をしないといけない。……あ、ついでにアイは、帰ったよ。1ヶ月ぐらい前に。なんか、早く帰って色々終わったらまたくるらしい。そんで原作介入出来ない理由はズバリ、今儀式中だからだ。
「シオン余所見してると怪我しますよ。」
「ん~大丈夫、大丈夫」
オレは、そう言いながら儀式の討伐相手と戦っている。儀式つっても色々あるらしい。討伐系の儀式、肉体関連の儀式、祈りの儀式等々。
箒魔法の儀式内容
黒き悪夢の掃討 儀式レベル50
蟲人族の細胞から生まれる魔物「魔蟲《アギリ》」を箒による攻撃で千匹倒すと、箒魔法が得ることが出来る。「魔蟲」のランク•数が上がると得られる箒魔法も強くなる。
強さは15段階。しかし、やろうとすればもっと強くなる。
ちなみに今オレがやっている儀式は、強さ8、数が二千だ。
「チィ、囲まれた。」
「考え事ばかりしてるからですよシオン。」
四方八方から魔蟲が飛びついてくる。だがオレは、異常になった身体能力を駆使し、避ける避ける避ける。ただ避けるだけじゃなくギリギリのところ紙一重で避けるすれ違いざまに箒による高速の一撃を一匹一匹に撃ち込んでいく。
「痛~」
どうやら、魔蟲の攻撃を貰ってたらしく腕に切り傷ができている。それ程出血量はない。大丈夫だろう。
「シオン大丈夫ですか~?」
「ん~大丈夫だと思うよ。それより後何匹くらい?」
ちなみにイヴは、魔蟲に襲われないようになっているので結構近くに居たりする。場所は、アイとイヴが死合い?をした場所だ。
「え~とですね。……ジャスト千匹です。」
マジか。結構時間経っている筈なのにオレが儀式を始めたのが午前8時今は正午過ぎ。……やべー多過ぎだわ。ちなみに学校は休んだよ。儀式が優先だからオレは。
にしても、千匹掃討に4時間弱ってとこか……スピードアップだな。
「イヴ、少し本気でいくから離れてくれ。」
「へ?もしかして全然遊びでしたか?」
「答えはYESだ。つーことでよろ~」
儀式内容は、箒のみでも魔力を使っていけないなんて無いならすることは一つ。
「しばらくぶりの魔力開放だ!!」
魔力を全身に、箒に流す。そして、足に力を込め……動く。
「チェストォォォ」
一瞬にして魔蟲との距離を詰め、上段からの一撃。魔蟲は、反応できずに粉々になっていった。地面にはクレーターが出来ている。
「……力加減出来ない。」
「何やってんですかシオン!!こっちにまで破片が飛んできましたよ!!っていうか、どうやったらこうなるんですか!!」
イヴさんは、ご乱心のようだ。しかし、魔蟲達は、襲ってくる。が、今のオレは、身体能力だけじゃなく五感の全てが廃スペックだ。何故か、魔力を開放すると身体能力と五感が上がるんだよ。だから、今のオレの状態は
「見える、私にも敵が見える」
五感が鋭くなった今のオレは、空気の流れで敵の位置がなんとなくわかる。ゆえに不意打ちは効かない。
「甘いんだよ!!虫が!!」
敵の攻撃をステップで避け、箒で切り刻む。最早、叩き潰すではなく、切り刻む程の出来る速さで箒を振る。
「こっからは、最初からクライマックスで行くぜ?」
「やるなら本当に最初からしてください!!」
頭のスイッチをお遊びから、殲滅モードに切り替える。もう、この地点で周りのいらない情報をカットし、目の前の敵だけを意識する。
「……」
走り出す。相手は、知性を持っているのかカウンターをするが
「……遅い」
相手の攻撃をする前、既に箒による攻撃がでているのたから。集団による攻撃に対しても全てがスローモーションであるため、無惨に魔蟲は、全て切り刻まれる。
「……一気に来い!!」
オレがそう言うとイヴは、頷き残りの魔蟲全てを出した。約八百匹
「……一分だ」
オレは、そう言った瞬間動き出す。一匹一匹では、時間がかかりすぎる。ゆえにまとめてかっ消す。
「……一撃殲滅」
箒を刀を抜く時のような格好になり
「……箒星ハレー!!」
箒を抜いた瞬間箒草に溜めていた魔力を一気に放った。そして、オレ自身を中心として360度回る。
「ちょ!!シオン!!これは当たりま」
周り終えると周囲にいた魔蟲は、全て跡形もなくいなくなっていた。
「久しぶりにハレー使ったから魔力切れだ。……疲れた~~」
「紫苑部屋の中から凄い音がしたんですが……て、なんで倒れているんですか!?」
「ん~リニスか、ちょっと力出しすぎた。んで疲れたから寝るわ」
そういってオレは、寝始めたのであった。
今日覚えた教訓は、遊びすぎはいけないということと魔力使いすぎに注意。魔力はイヴを使うとき以外はちゃんと、考えて使うだ。
ついでに言うとイヴは、ほぼ無傷だった。
後、リニスの話はまた今度で
この日の夜に
「リリカル、マジカル、ジュエルシード封印」
魔法少女が誕生した模様
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箒と拳を使う少年の物語