あれから命は泣いたのか気持ちが落ち着いていた
その場は笑顔が絶えない場になっていた
「落ち着いた?」
「うん」
「本当に良かったわ!」
「えへへ♪」
命の瞳には光が戻っていた
記憶は失くしたままだが……
「それじゃ、元気になった所だし
名前でも決めましょうか?」
「それ良いね!」
「あ、名前ならあるよ?」
「「え?」」
二人は固まった
記憶喪失なので名前も分からないかと思ったのだ
「名前だけは分かるんだよ!」
命は腰に手当てて胸を張る
二人は命を見て『キュン』と萌えた
「それで名前って何なの?」
「気になるね!」
「僕の名前はね~」
「「名前は?」」
「神羅命って言うんだよ~!」
「神羅……」
「命ちゃん……?」
「うん(コクコク)!」
「「良い名前ね(だよ)!」」
「有り難う(ニコッ)」
「「っ///!?」」
命は笑顔で答えた
二人は命の笑顔で赤面をした
「どうしたの?」
「な、何でもないわ」
「う、うん」
「そう? あ、二人の名前は何て言うの?」
「私はネプテューヌよ」
「私はネプギアだよ!」
「ネプギアお姉ちゃんに……ネプテューヌママだね!」
「「ママ!?」」
「うん、ママ」
「な、何でママなの?」
「うんうん、聞きたい!」
「さっき僕に語り掛けてくれた姿が母親の様に見えたし
何より暖かくて安心出来たからかな?」
「ママね……」
「お姉ちゃん、頑張ってね?」
「くっ……私救ったのだから仕方ないわね
良いわ!面倒見てあげる」
「わーい!有り難う~
これから宜しくね、ママ!」
命は人懐っこい笑顔を見せる
最初の状態の絶望の表情とは全くと言って良い程に違う
これはネプテューヌにしか出来ない事だ
この笑顔はネプテューヌだけが作り出せるのだ、ある意味凄い事だろう
「えぇ!宜しくね、命」
お互いに認め合った二人にネプギアは質問した
ネプギアは恐る恐る命に質問した
「私にとっては甥なのかな?」
「お姉ちゃんは、お姉ちゃんだよ?」
「そっか(伯母ちゃんって言われなくて良かった~)」
この歳で伯母は止めてほしい!と思ったネプギアだった
命はネプギアを見て「?」ってなっている
ネプテューヌは何を考えているか分かったのか笑っている
先程より笑顔が増して永遠に笑顔が絶えない雰囲気になっていった
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どうも、神夜晶です
今回はネプテューヌが・・・
でわ、どうぞ!