No.549836

真・恋姫†無双~2人目の天の御使い~ 27話 超絶展開!?

ネロっちさん

27話です
ええ、展開がいきなりおかしな方向に
でもこれがご都合主義の話なんです
リアルそんなものは知りません

2013-02-28 23:51:48 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:847   閲覧ユーザー数:814

目が覚めたときには俺は真琴に抱きかかえられて馬に乗っていた

英次「う・・・ぐっ・・・」

 声を少し出すと真琴が心配そうに声をかけてくる

真琴「英次?気がついた?」

英次「ここは・・・」

真琴「喋ると舌噛むよ。英次の治療が最優先だからさっきの所を突破してきた。ちゃんと月も連れてきてるし」

英次「そ、そうか・・・俺動けないから任せるよ」

 真琴は優しく笑って、俺の頭を撫でる

 

しばらくして都に到着する。そして真琴は俺を抱きかかえて、医者の所に向かった

医者「どうした?怪我人か?」

真琴「診てください。出血が酷くて」

英次「か、華佗?」

華佗「ん?俺の事を知ってるのか?いやそんな事はどうでもいい。今は治療が先だ。

酷いな。切り傷があちこちにあるな。だが安心しろ必ず助けてやる」

 華佗は針を取り出し

華佗「まずは体力を回復させてから治療だ・・・元気になぁれぇー!」

 いつもの叫び声と共に針を刺す

真琴「その叫び声必要なのかな・・・」

 ボソっと突っ込んでいた。

 

それから華佗は俺の深い切り傷だけを縫っていき、それ以外は化膿しないよに消毒と包帯を巻いていく

華佗「よし、これでしばらく安静にしているんだ」

英次「しばらくってどのくらいだ?」

華佗「そうだな・・・最低3日は安静にしてくれ」

 3日も安静にか。いつ連合軍が攻めてくるかわからないのに

それよりもさっきの敵はなんだった。何処かの賊なのか?でもこの辺りにあれほどの規模の賊が居るって報告は

聞いた事がない。何とも言えない不安があった

真琴「英次3日はおとなくしないとね」

英次「まぁな、でも3日以内に連合軍が来たら俺も出るぞ」

真琴「駄目だよ」

 真琴が俺の傷をポンと叩く

英次「いでぇぇ!何するんだよ」

 涙目になって真琴に抗議する

真琴「ほら、そんな状態で戦えるわけないでしょ」

 真琴の正論に言葉がつまる。俺は仕方なくうなずいた

真琴に付き添われて自分の部屋へと戻る

英次「今頃みんなは話し合ってるんだろうな、今後の事も含めて」

 1人になるとどうしても、さっきの敵の事を思い出してしまう。

英次(う~ん・・・命を狙われる主人公・・・組織に狙われている・・・中二病・・・あぁぁ~)

 変な考えになり布団を頭まで被る

英次(何考えてんだよ、駄目だ。頭を切り替えよう。トイレに行こうっと)

 起き上がり、扉に手をかけようとして・・・

英次(ん?人の気配?)

 人の気配みたいな感じがして不意に手を止める

すると、扉から刃が突き出てきた

英次「うお!?」

 後ろに少し飛びその刃を避ける

英次「っ・・・てぇぇ」

 着地した衝撃で痛みを感じる

それを我慢して部屋にある自分の刀を取る

 

刀をいつでも抜けるようにして、扉をジッと見る

刃は出たまま動かない

英次(動かない?・・・どうする?扉を開けて外の様子をみるか?それとも部屋の窓から外に一旦出るか)

 

英次(窓から外に出るか、俺の部屋の前に見張りの兵が居たはずだが・・・やられたか)

 俺は窓の鍵を外し・・・ゆっくりと窓を開ける。そして窓から外に出る

 

英次(誰も居ないのか?)

 人の気配を読む事に慣れているわけでもないので、なんとなくしか気配がわからない

 

体がとっさに刀を抜いて、後ろを向いてなぎ払う。すると顔を隠した人がその攻撃をかわしていた

暗殺者はそのまま逃げていく

英次「逃がすか」

 痛みを我慢して後を追いかける

だがそいつとの距離は離れていく

英次「くっそ、追いつけない・・・仕方ない・・・俺の体壊れないでくれよ」

 

暗殺者が街の外まで逃げていくが俺はそんな事を気にせず追いかける

 

俺の走るスピードが加速する。そして追いつく

英次「追いついたぞ!」

 回り込むと暗殺者が俺に攻撃してくるが、能力を使っている俺の敵ではなかった

素手で倒す事に成功する

英次「はぁ・・・はぁ・・・お、お前は何者だ」

 顔を隠してるものを剥ぎ取り、素顔を見る

暗殺者「くくく・・・お前が知る必要はない。もうすぐこの世界は終わるんだから」

英次「お、終わる?」

暗殺者「そうだ。お前はこの世界では存在してはならないんだ。異物なんだ。

だから殺すんだ・・・殺すんだ・・・あひゃひゃひゃ!」

 笑い狂うそいつを見て、俺は恐怖を覚えた

暗殺者「外史を繋ぐ事は出来ないんだ。ひぇーひゃひゃひゃ・・・一刀様万歳」

 そう叫んで、舌を噛み切る。

英次「一刀?今一刀って」

一体何が・・・何が起こってるんだ

 

英次「あっ・・・やばい」

 そう思った時にはもうすでに遅く体がいう事を聞かない

英次(倒れる)

 そう思って・・・意識がなくなった

 

???「何でお前がこんな所に?」

 英次を見つけてそうつぶやく人物が居た。

???「血が出ている、治療が必要だな。一旦連れて帰るか」

 英次を抱えてその場を立ち去る

俺が目を覚ましたのは、自分の部屋ではない場所

英次「何処だここ?・・・ってか俺倒れすぎだろ」

 1日に2回も倒れるとかどうかと思うわ

英次「あー体に力入らないな・・・しっかし何処だここ?陣地か?まさかな」

 

すると人が入ってきた。

一刀「よぅ目が覚めたか」

英次「か、一刀?」

一刀「そうだけど?何驚いてるんだ?」

 暗殺者の言葉が脳裏に浮かび、大きな声を出してしまった

英次「い、いや・・・それより俺は倒れてたはずだが」

一刀「あぁ・・・たまたまだよ。本来俺は偵察とは行かないんだけど、ちょっとした事情でな

それで周辺を探っていたら英次が倒れてて、怪我してるみたいだったから俺がここまで連れてきたんだ」

英次「そ、そうか。ありがとな」

一刀「気にするな」

 ニカっと笑う一刀

 

英次(どうも嘘をついているとは思えない。だが暗殺者の言葉は何だったんだ?)

 どうにも違和感を感じる

一刀「それよりも、近くにあった死体はなんだ?あいつに襲われてたのか?」

英次「まぁな。ちょっとな」

一刀「そうか」

英次(ふむ、一刀の表情を見る限り何もしらないのか・・・ん~どうなってんだ)

 

一刀「まだ起きてるのがきついだろ?寝てろよ」

英次「俺は帰るよ。敵なんだろ?今は」

一刀「い、いやでもそれは・・・」

 一刀は何かを言いかけてたが・・・

華琳「無理よ」

 入り口から声がした

英次「曹操」

華琳「久しぶりね新堂」

英次「あぁ、だけど友好的じゃないんだよな」

華琳「ええ、あなたは我々の捕虜になってもらうわ」

一刀「ちょっと待ってくれ、英次は味方俺の味方だぞ。そんな事しなくても」

 

 まぁ仕方ないな。こうして俺は捕虜として扱われることなる


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
3
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択