No.549706 魔法少女リリカルなのは~幸せを運ぶ蒼き魔導師~蒼崎夜深さん 2013-02-28 20:00:04 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:2596 閲覧ユーザー数:2416 |
第七話.誘拐という何か?
リンディさんとの秘密?の会話を終えて僕は一人、帰りの帰路を歩いていた。
いや、一人ではですか。
「レイナ。出てきてもらっていいですか?」
『何でですか?』
「ちょっと誰かと話して帰りたい気分なんですよ」
『そうですか……わかりました』
レイナがそう言うと僕の隣に、レイナが出てきた。
(服装は幽香さんの色違いby影)
「それで、突然私を呼び出してどうかしたんですか?」
「まあ、さっき言ったとおりですよ。しかしどうでした?ずっとあの少女の居場所を探していたんでしょう?」
「あら、ばれてましたか。さすが、蒼き魔導師。こんな事はわかりますか?」
「いえ。あなたがアルフといいましたか?彼女が転移するときにサーチャーを飛ばしていたのを見たんですよ」
「そこまで見ていたんですね」
レイナは少し驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。
「しかし、今日一日だけでどっと疲れましたよ」
「そうですね。私も疲れましたよ。管理局について調べていただけでもね」
「そうですね。特にレイナには頑張ってもらいましたね」
僕はそう言ってレイナの頭をなぜか撫でた。
僕は、リンディ提督と話した内容をレイナと整理することにした。
なぜ整理をするかって?それはもちろん僕たちが不利になる要素はとっておかないといけないからね。
だが、整理しても僕たちが不利になるところは一つもなかった。
しかし僕の第六感があの人たちがあのまま静かにするはずがないと言っている。
それにだ……一番おとなしくしないのはあの人たちの上司だろうな……。
そう考えているとちょいちょいとレイナに肩をつつかれた。
「はい?どうしました?」
「前見てください」
僕は言われたとおり前を見るとそこには阿修羅を纏った美由希さんがいた。
なぜかわかりませんけど……死にましたか?
「遅いと思ってリーナに頼んで魔力追跡してもらって探しに来たんだけど……」
「だけど……?」
「どうして女の子と一緒なのかな?」
どうやらなぜかわかりませんがレイナのことを言っているようですね。
しかし怒っている理由が見当たりませんね……一体何なのでしょうか?
ですが、紹介しときますか。
「美由希さん。彼女は僕の友人のレイナです。最近知り合ったんですよ」
「そっか……それならいいや。よろしくねレイナちゃん♪それと私は高町美由希ね。美由希でいいよ」
「はい。よろしくお願いします美由希さん」
レイナと美由希さんが互いに知り合い、美由希さんも入れて三人で帰り道を歩いた。
しかしこのまま家に上がらせるわけにもいきませんね……
(すみませんレイナ。また後で会いましょう。このまま一緒だとなぜか命の危険を感じますので)
(わかっていますよ。それではまた後で)
「それじゃ私はあっちの方なのでそれじゃ」
「バイバイ!レイナちゃん!」
「また会いましょうレイナ」
レイナが僕たちの家の方向とは別の方に行くのを見送って僕たちはそれぞれの家に帰った。
だけどそのさいに……
「あ、そうだ。秋樹君」
「はい?」
「明日時間ある?」
「ありますよ?それがなにか?」
僕がそう言うと美由希さんはとても笑顔になった。
「それじゃ明日良かったら一緒に出かけない?」
「いいでしょう。それではまた」
「はい。それじゃまた明日!」
美由希さんはそう言って家に帰った。
「さてと僕も家に……」
僕は不意に後ろに気配を感じ、後ろを向いた。
するとそこにいたのは今日会ったばかりのアルフだった。
「よ、よう……」
「どうも。君がどうしてここに?」
「あんたの匂いを嗅いでここまで来たんだ」
ああ……そういえば彼女は狼でしたか。
それなら納得が出来ますね。彼女がここにいることが。
しかし何か嫌な感覚ですかね……僕の直感がそう言ってますよ。
「それでここに来た目的は何ですか?」
「あ、ああ……そうだったね」
アルフはそう言うと少し困ったような顔をした。
一体どうしたんでしょうか?
「何か言いにくい事でm!?」
一体何が起きたのかわからない……僕が殴られたのはわかりました…はっきりと
そして、アルフが意識が薄れていく僕に「ごめん!」といっているのもわかりました。
それじゃみなさん……どこかで会いましょう
そして僕は誘拐されました。
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古代ベルカ時代を生きた蒼き魔導師 彼は幸せを運ぶ事で有名だった。 だが、彼は不治の病に犯され若くして亡くなった。
多くの人と四人の家族に見守られて墓で眠った。