No.547098

運・恋姫†無双 第七話

二郎刀さん

恋姫をやった人なら解るネタ

一刀両断(かずとりょうだん)

……

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2013-02-21 18:42:35 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2393   閲覧ユーザー数:2134

趙雲らと別れてから日が経った。過ぎた日数は数えていない。この世界にはカレンダーがないので今が何日かは分からない。ただ、身体の具合が良くなる程度の日数は経った。まだ本調子ではないが、普通に出かけられる位にはなったのだ。それが紗羅には、長かったのか短かったのか判断がつかないが、動ければそれで十分だ。

 

旅への支度も一応は完了した。包帯や薬など、身体の治癒に割いたのが大きかったので、趙雲らから教えてもらった必需品は最低限揃えられたが、身を守る装備は整えられなかった。しかしこれはどうにかなるだろう。彼は妖術が使えるのだ。もちろん、攻撃的な妖術もある。さらにその妖力を身体に使えば、これもまた十分な武器だ。

 

「よし」

 

旅の準備はとりあえずは出来たと言えるだろう。その気になれば、すぐに発てる。ただ、身体がまだ本調子ではない。旅への欲求を抑え、あと数日休み、身体の方も万端にしてから行くべきか。それとも、止める者はいないのだ。心の赴くままに行くか。

 

悩ましい。

 

だがその顔は楽しげだった。彼には『枷』がない。元の世界の理念も、社会的地位も立場も何もない。必要ないのだ。だが生きられる。『枷』がないとは、こうも清々しいものなのか。まるで重力から解放されたようで、生まれ変わったような気にさえなった。

 

そんな一人楽しげにしていると、空気をぶち壊すように部屋の戸が勢いよく開けられた。

 

「よう坊主」

 

憶えている。賊討伐の行軍中に絡んできた、あの濁声の男だった。

 

紗羅が攫われた。四対一だ。抵抗はなかった。

「連れてきました」

「入れ」

 

紗羅が床に投げ捨てられる。彼は今、目隠しされたうえに縛られているため受け身も取れない。床にぶつかる衝撃に声が漏れる。

 

「……少しは優しくしてほしいな」

「目隠しを取ってやれ」

 

目隠しが取られ、紗羅がまず見たのはあの妙に声が甲高い隊長だった。部屋。隊長の私室だろうか。華美な装飾がされ、いかにも値が張りそうな品々が飾られてあった。さらに紗羅、隊長、濁声の男とその仲間三人、計六人がいてもまだ人が入れる余裕がある。

 

「無駄に広い部屋だ」

「ふん、確か紗羅と言ったな」

 

隊長は、紗羅を見下ろしながら言葉を吐く。

 

「何故こんなことになっているか、お主にはわかるまい」

 

紗羅は何も言わない。芋虫状態で床に倒れているため、仰向けで見上げるように隊長を見るだけだ。それに気を良くした隊長が、得意げに、一方的にしゃべり始めた。

 

「先の賊討伐、覚えているな? お主の活躍のおかげで、我が軍の評判が上がったよ。喜ばしい事だ。実に喜ばしい。それであれからお主を探したのだが、なかなか見つからなくてな。まあそれはよい。こうしてまた会うことが出来た」

「会う……ねえ……」

 

紗羅は小さく呟いたが、隊長には聞こえていない。

 

「だが先の戦では問題がある。それはな、『賊がいなくなってしまった』ことだよ」

 

隊長は、そこで一旦話を切り、焦らすように茶を飲んだ。そしてまた、楽しそうに語りだす。

 

「焦るな、教えてあげよう。私はこの街を治める者だ。私だって街を治めるために尽力しているのだよ。だが、そこからあぶれるものも、やはりいるのだ。それが賊となる。街を脅かす存在となるのだ。賊はどこへいってもいる。消えることがない存在だ。ならばどうすればいいか? お主にはわかるか?」

 

また焦らすように茶を飲む。

 

「手を組むのだ。共存するのだよ! 賊など人と呼ぶにも勿体無いが、使うものが上手く使えば、彼らは役に立てる。貢献できるのだ!」

 

隊長の語りに、段々と熱が入ってきていた。妙に甲高い声が、紗羅の耳に不快に残る。

 

「教えてやろう。先の賊たちは、その駒たちだったのだよ! もちろん、賊の全員が知っているわけではない。私と手を組んだのは、そこの頭だけだ。それで十分だ。下っ端どもまで知る必要はない。私は賊の頭と内通してな、襲われるのを黙認するのだ。そして、私にその代わりの金品が送られてくる。ここで我ながら冴えてると思うのは、時にわざと失敗させ、軍に活躍させるということだ。彼らには生きられる場所を提供し、我が軍にも活躍させる。よく出来ているだろう?」

 

そこでまた茶を飲もうとし、もう入っていない事に気付くと、器を紗羅に叩きつける。

 

「だのに、貴様のせいでその関係が壊れてしまった! 上手くいっていたのに! 先の戦はな、ただそう見せるためのものだった! 適当に戦って賊が引き揚げるはずだったのに!」

 

隊長は息を荒げ、紗羅の顔を蹴り上げる。呻き声は上がらなかった。

 

「はぁっ……はぁっ……まあそれは、よい。たかだか賊だ。殺されるのが奴らの末路だ。問題はな、私に金品が送られてこなくなったので、官位を買えなくなったという事だ」

 

金で官位を買う。大陸が、漢が力を腐らせていると言われている所以。これのせいで無能が蔓延し、民は不満を募らせ、後に『黄巾の乱』に発展する。

 

蒼天已死。

 

紗羅はそのことを思い起こしていた。隊長はしきりに、お主のせいだ、と連呼した。金品をお上に贈れば官位が買える。送らなければ、催促が来る。乗らなければ、災禍が降りかかる。隊長は、紗羅のせいでそんな境界に身を置く羽目になったのだ。だがそれもすでに、次の手を考えてある。紗羅をわざわざここへ連れてきたのは、ただ彼の鬱憤を晴らすためであった。

 

「お主のせいだ。だから代償として、お主の命を貰うことにした。今の話は、冥土の土産だ」

 

隊長は、満足そうに顔を歪める。

 

「死にたくないか? ん? 死にたくないだろう?」

 

紗羅の表情は、変わっていなかった。

 

「そこでお主に助かる方法を提供してやろうと思うのだ。あの女をここに呼んで来い」

 

あの女。それが趙雲の事だとすぐに解った。紗羅は危うく、隊長がそれでなにをするのかを想像しかけ、途端に部屋に紗羅の妖気が充満した。

 

隊長は、またあの感覚に押し潰されそうになる。だが、紗羅は縛られ手も足も出せない状態だ。いつでも殺せる。それで隊長は、平常心を保てた。逆に、これほどの気を放つ者が自分に抵抗できないことが、彼の恐怖を嗜虐心に変える。助けるというのはもちろん嘘である。彼の命は、自分の掌の上だ。官位を買い、上に立つことで得た快感は、もう忘れることはできないほどになっていた。

 

「そう怒るな。女一人差し出せば良いのだ。それでお主は助かる」

「断る」

「焦るな、よく考えろ」

「考えるまでもない。彼女はもうこの街にはいない」

 

紗羅が簡潔にそう答えると、隊長は残念そうな表情を浮かべた。

 

「……そうか。ああ残念だ非常に惜しい。彼女ほどの上玉、そういないというのに」

 

紗羅は隊長の口から、その言葉が出てくるのが許せなかった。一層妖気が強くなる。

 

「もういい。お前ら、こいつを殺せ」

 

隊長がつまらなそうにそう命ずると、濁声の男が紗羅に近づく。そこで隊長と同じ調子で、紗羅が言った。

 

「もういい。お前ら、これを解け」

 

一瞬隊長は、何を言ったのかわからなかった。解け? 何もできないこいつがそう言ったのか。頭がおかしくなったのか。濁声の男たちは、すでに隊長の手駒だった。賊がいなくなってしまったので、今度は彼らに働いてもらうことになっている。利害の一致だ。彼らには甘い蜜を、自分には金品を。紗羅を連れてくることが、まず最初の仕事だった。彼らも紗羅に恨みがあったので乗り気だった。

 

だがどうしたことか。男が、紗羅の縄を解いてるではないか。

 

「お前ら! 何をしている!」

 

咄嗟に剣を抜き放ち、男を斬り捨てようとしたが、取り巻き三人が阻むように前に出てくると動けなくなった。裏切ったのか、声を荒げた。だが、それは違う、と答えたのは縄を解かれた紗羅であった。嗜虐心が一転して恐怖になる。

 

「悪党の好きなとこは、殺す前に必ず長話をすることだ。あれは誰の言葉だったか……」

 

紗羅が立ち上がった。それだけで、隊長は膝に力を入れられなくなった。腿に温かいものが染み渡るのに、隊長は気付かない。剣はいつの間にか、床に落ちていた。

 

「俺も、少し興じようか。一度誰かに聞いてみてもらいたかったことだしな」

 

紗羅が、心底楽しそうに、顔を笑みに変えた。悪戯にかかったことを喜ぶようにだ。隊長は、意識が無くなったように、その言葉が耳を通過するのを見過ごしていた。

 

「俺が変わったのは、この世界に来てからじゃない。この本を拾ってから、だろうな」

 

取り出したのは一冊の書。紗羅はこれの正体を知らないが、紛れもなく『太平要術の書』である。

 

「これは妖術書だ。ほら、穴が開いているだろう? おかげで題が解らないし、内容も解らなくなった部分もある。だがそれでも、読める部分は残っていた。読めない文字も多かったが、面白い術を見かけてな」

 

紗羅は本を開き、目当ての場所で止めた。

 

「一つはこれだ。『縛』 これはその名の通り、相手の動きを縛る術だ。言霊だろうと思う。説明では、暴力を振るわせないためって書いてあったな。もう一つは、『操』 こっちの説明のとこは、穴に隠れて読めなかった。だがまあ、操ることだろうとは解る」

 

紗羅が、一度焦らすように一息置いた。隊長の真似をしてみているのだ。

 

「まあ、ここまで言えばもう解るだろうな。こいつらをそれで操らせてもらった。俺は、妖術師なんだよ」

 

紗羅は妖力を身に宿してから、気、というものが、漠然と、曖昧にだが解ってきていた。人には、気、というものがある。生気、活気、覇気、人気、精気、雰囲気……気は、人によってその容量が違うらしい。紗羅はまだ術を上手く使えていないため、この者らにしたように、操る術は気が少ない人物にしか使えない。今思えば、子龍の気は、やはり大きかったと、趙雲の事を思い出して紗羅は少しだけ微笑んだ。

 

「さて、お前の事だが」

 

お前の事。それで隊長の意識は覚醒した。思い出したように身を震わせ始める。

 

「さっきの弁舌、お前の本音は、綺麗に民の事が抜け落ちていたな。子龍だったら怒り狂って、お前を斬り捨てていたかもしれんぞ。俺はお前が、好きではないが、特別嫌いって訳でもなかった。だがお前の口が子龍を語るのは許せん」

 

紗羅はやはり、憤っていた。隊長が、やっと平伏して命乞いを始めた。頼む、命だけは。望むものはなんでもやる。紗羅は、こういう人物は、どうしてこうも早変わり出来るのか、と不思議に思った。それを不思議に思うことで、憤りがいくらか弱まった。

 

「なんでもやる、か」

 

隊長は、その言葉に活路を見出した。彼には何か欲しいものがあるのだ。

 

「その通り。なんでもだ。金か? 官位か? それとも女か?」

 

震える声を、必死に張り上げた。あわよくば、だれか聞きつけて来てくれないかと。隊長は、紗羅を攫ってくるために、自分で人払いしていたことを忘れていた。

 

「……そうだな、俺は旅へ出る。路銀が欲しい」

 

しめた、と思った。

 

「そうか! それなら好きなだけ用意させる。なんなら、そこに飾ってあるものを持って行け。庶民程度には簡単に手が出せん、高価な物だ」

「それに装備だ。あの戦で、得物が無くなってしまってな」

「それなら、武器蔵を開けさせよう。気に入ったものを選べばいい」

「あと食料を。長く保存が出来る物が良い」

 

とにかく、紗羅の機嫌を損ねないように彼の望むものは全て与えると言った。それにたかだか、一人で持てる量は限られている。旅をするのだから、そう重くは出来るはずがないのだ。

 

「それなら、俺はお前に手を出さなくてもいいかもしれない」

 

やった。生き残れる。隊長はその思いで一杯だった。

 

「そうしてくれ。すまなかった。もうお主には手は出さない。お互いに今回の事は忘れよう。案内は、私自らする。それで私の誠意を認めてくれ」

「なら立て。お前らは、こいつの着替えでも手伝ってやれ」

 

そこでやっと、失禁していたことに隊長は気付いた。彼に恐怖はあったが、放たれていた重圧は、もう感じなくなっていた。隊長は震える脚で立ち上がり、着替えてから兵士を呼んで、宿に彼の用意していた荷物を持ってこさせるのと、路銀の準備をさせ、彼をまず武器蔵に連れて行った。途中で、助けてくれ、と叫びたい衝動に襲われたが、妖術使いの紗羅への恐怖と、彼に付き添う操られた四人が居たため、必死でそれを呑みこんだ。

 

「ここだ。好きなのを選んでくれ」

 

紗羅が武器を物色している間、操られた四人は隊長を囲むように立っていた。紗羅が一言、殺せ、と命じれば、自分の命はないだろう。冷や汗を何度も拭った。少しして、鎧の付け方を教えてくれ、と言われた。それは手甲とすね当てで、紗羅は軽装を好んだ。選んだ武器は、投擲用の短剣を邪魔にならない数、簡素な剣一本、槍を一本だけだ。槍は、見栄えは良いが上質な物ではない。隊長は、何も言わなかった。

 

次に、食料庫へ案内した。途中で話しかけてきた者たちには、彼は友人だと言った。また叫びたい衝動に駆られたが、抑えた。出来ればこのまま、彼が出ていってくれればいいのだ。そうすれば、後はどうにでもなる。彼がこのことをどこかへ訴えても、金で揉み消せる。彼が妖術使いであると言えば、彼を討つ名分が立つ。焦ることはない。必死で自分に言い聞かせた。

 

彼の準備が終わると門へ出た。そこで紗羅は馬を見つけ、乗ってみたい、と目を輝かせた。隊長も、表面上は気前良くそれを許した。乗馬中、馬を走らせると紗羅は何度か落ちたが、初めてにしてはずっと上手かった。それを褒めて、よかったら一頭連れて行っていい、と言ったが、それは断られた。馬の世話の仕方が解らないのだ。彼が乗馬に満足すると、いよいよ出立の時。路銀は少し重めに用意させた。こうすることも、最後まで気を抜かない。

 

「世話になったとは言わん。これは代償だ。その代り、今日の事は忘れよう」

「互いのために。それで、彼らの事だが……」

「お返ししよう。術は解く。そいつらの処分は、あんたが決めることだ。そいつらを使ってどうするかは聞かない。俺は俺だ。子龍ほど正義心に溢れる、熱血漢でもない」

「ありがたい。処世術に長けているのですな」

「世辞はよせ、聞きなれん。では、『解』」

 

紗羅がそう言うと、糸が途切れたように四人は倒れた。

 

「少しすれば、こいつらは目を覚ますだろう。手綱は上手く握れよ。それでは、俺は行く。せめて俺の姿が見えなくなるまでは、追って来るな」

「そんなっ、滅相も無い」

 

それきり、紗羅は振り返りもせず歩いて行った。堂々たるものだ。刺せるものなら刺してみせるがよい、と言われてるのかと隊長は思った。彼が去って、やっと安全を確認できた隊長は、安堵するとともに、自分の不甲斐無さ諸々が、紗羅への怒り変わる。寝ている四人を蹴り起こす。

 

「お前らっ、何をしている。さっさと起きろ」

 

不快な高音域が響いた。寝起きのように呻きながら四人の意識が戻り始めている。

 

「騎兵を集めろ。妖術使いを殺しに行くぞ」

 

妖術使いは底知れない。数であいつを殺してやろう。今まで怯えていた隊長は、どこかへ行ったようだった。紗羅の去る後ろ姿はまだ見える所にある。というより、この距離ならこの騒がしさから気付かれているかもしれない。だが紗羅の後ろ姿は、ゆっくりと離れていくだけだった。それが妙に腹立たしい。意識が戻り始めた四人を、また急かすように蹴り飛ばした。それで、はっきりと意識が覚醒したようだ。四人がしっかりと、隊長を見返している。

 

「やっと起きたか、不甲斐無い奴らめ。見ろ、今からあいつを殺しに行くぞ」

 

四人は立ち上がると、いきなり剣を抜いた。

 

「てめえ! よくも騙しやがったな!」

 

えっ、という前に隊長の頸が飛んだ。最後に見たのは、濁声の男の姿だった。その目は男を捉えていたが、頭では、去っていく後ろ姿が思い浮かんだ。あいつか、そう思う前に隊長の意識は消えていた。

 

紗羅は歩いていた。振り向きもせずにだ。ただ、後ろが騒がしくなっていることには気付いた。それを紗羅は、隊長に言った通り、今日の事は忘れることにした。

あとがきなるもの

 

望むもの? お前の命だ(キリッ

とかやってみたくもありました。二郎刀です。ちょっとあとがき長くなります。

 

まずはこの外史の『気』についての説明を少し。

これは非常に解りにくいですが、この外史では、紗羅の元の世界と、恋姫たちの世界の人間の気は別物、という設定です。紗羅の元の世界、現代日本は私たちの世界を元にしています。三次元の世界って言った方が解りやすいかもです。

 

私たちの世界で、玲々や季衣、流琉のようにあんな体躯であんな怪力の子を作者は知りませんし、凪のように気弾を撃てる人間も作者は知らんのです。紗羅は、あの妖力を得て初めてこの世界の武将と対峙できる、という設定なのです。詳しくは突っ込まんといてください。折れますから。ここら辺の事情は本文の方でも書く予定です。

 

 

では本文の方ですが、紗羅がついに旅立ちます。やっと! やっとだよ! 二郎刀頑張ったよ!

次回から紗羅の旅が始まるのですが、ちょっと問題がありましてねー作者はですねー地理がですねー全くねー駄目なんですねー。はい作者は地理が駄目なのです。日本の47都道府県でさえも駄目です。中学の時、地理のテストで赤点取りましたもん。今でさえも駄目なんですよ。

というわけで極力気をつけながら書いていきますが、もしかしたらいきなりルーラ唱えちゃうかもしれません。その時は私の頸を刎ねていただきますれば・・・・・・

 

 

あ、そうそう・・・・・・曹操じゃありません、思い出す時に使う方です。くだらないですね、こうやって作者自身のモチベーションも下がっていきます。書くほどでもないのに書いちゃうの! 不思議! やめましょう。これ以上はモチベーション的にもつらい。

 

紗羅が本文使っていた言葉についてちょこっと書いておこうと思いまして

 

『悪党の好きなとこは、殺す前に必ず長話をすることだ』

 

この言葉はゲーム『メトロ2033』から取ってきております。やったのは結構前で台詞うろ覚えなんですけどね。確かこんなような事を言っておったのを思い出して引用? みたいな事をしてみました。

 

 

さて今回の話はどうでしたでしょうか? 少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


 
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