No.546137

IS<白き天使と赤の騎士>

十河さん

刹那たちと綾たちが会います。

セリスの世界の国際指名手配犯が明らかに。

最後・・。

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2013-02-19 12:26:52 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3013   閲覧ユーザー数:2822

竹中姉妹は硯谷の女子選手にリベンジを果たすため、女バスに入部。

これで敬心は公式戦出場可能になった。

その夜、タチバナでは清隆に呼ばれ、刹那たちもここへ来ていた。

なお貸しきりにしているため刹那たち以外の客はいない。

ティアナも行きたがっていたが情報をまとめるのとガンダムの整備作業がまだかかるのでお留守番、なのでおみやげを買って帰る事を約束。

公式新聞部も刹那たちを連れてきた後、もう少し情報を集めると言っていたので別行動を取っている。

昴たちに高機動レース・キャノンボールファストで襲撃があるかもしれないので協力を取り付け、家に帰っていった。

 

「俺は刹那・F・セイエイ。ダブルオークアンタのマイスターだ。仮面ライダーエターナルに変身する。」

「あたしはロックオン・ストラトス。狙撃型ガンダム・ガンダムサバーニャのマイスターよ。仮面ライダーメテオに変身するわ。」

「私はマリー・パーファシー。ガンダムハルートのマイスター。よろしくね。あとは仮面ライダーフォーゼでもあるよ。」

「私はアニュー・リターナー。セラヴィーガンダムのマイスターだ。よろしく頼む。」

 

綾はロックオン、マリー、アニューのとある部分を見て目を輝かせる。

ちなみに全員子持ちであることを綾たちに伝えている。

 

「おお、皆さん子持ちなのに立派なものをお持ちで・・。」

(お、これは出番かな?)

 

雪は綾の手がワキワキと動いているのを見逃さなかった。

どこから出したのかハリセンをスタンバイ。

 

(あらあら。)

 

隣に座っている綾を見たロックオンのイタズラ心に火が付いた。

ロックオンは綾の耳元で囁くように言った。

 

「ふふ、そんなに胸に触りたいなら・・触ってみる?」

「ふお!?///」

「へ?」

 

綾は顔を真っ赤にさせながらロックオンの声に驚き、雪は間抜けな声が上がる。

 

(・・・。)

 

刹那たちはロックオンが何をしたいのか何となくわかっていた。

ロックオンは綾の手を取り、自身の胸に当てる。

ちなみに胸の大きさの順位は・・。

 

箒>ロックオン>アニュー=セシリア>ティアナ=マリー>鈴>ラウラである。

 

「ん・・///」

(あうあうあう、張りがあるのに柔らかい・・///)

 

ロックオンは目を瞑りながら色っぽい声を出し、綾はテンパりながらも感触を味わっていた。

 

「ふふ、胸を触った位で顔を赤くするなんて可愛いわね。・・ねぇ、この先もやってみる・・?あたしはいつでも構わないよ・・?」

「こ、ここここの先・・!?///そ、そそそそれって・・!(ボン!)うきゅ~///」

(おお、あややを撃沈させた!これが年期の差というものなのかな?)

 

少しして手が離すとロックオンはトドメと言わんばかりに小声で綾の耳元で色っぽく言うと綾の頭がオーバーヒートして頭から煙を出した。

雪は綾をオーバーヒートさせた事に感心していた。

ロックオンは両方行けるクチなので同姓から迫られても構わない人物。

もっともその同姓でも節度を弁えている人以外はお断りなのだが。(過去の事例があるため。)

 

「さて、本題に入りましょうか。」

「そうだな、ここで協力者を作っておいた方が俺たちも動きやすくなる。」

(スゴいな。ロックオンさん。あややに胸触られたのに普通に振る舞えるなんて。)

「あうあうあう・・///(プシュー)」

 

顔を真っ赤にしながら頭から煙が出ている綾と胸を触られ、揉まれたのに普通に振る舞うロックオンを尊敬し始めた雪を尻目に一枚の写真をテーブルに置く。

その写真は女性。

 

「俺たちが追っているのはこの世界に逃げ込んだこの女だ。」

「名前はリティ・アイリシア。まあそれは偽名で本名は仲野平子。刹那やあたしの中学の時の社会科担任。これは後から知ったんだけど本当は一夏が変な動きをしないように派遣されてきたIS委員会の監視役で彼女は女尊男卑を体現したような人物。授業はテキストが無いと言われてもいい位外れた。」

「学校にもクレームを言ったんだが取り繕えてもらえなかった。」

 

一夏たちは学校に仲野が授業をしてくれないと言ったが学校は何の対応もしなかった。

これも後から知ったことだが、仲野がその事実をもみ消していたらしい。

 

「ウンザリするくらいISを扱える女性を敬い、男性は見下してもいいって普通に言っていたのよ。」

「うわ、御愁傷様ですね。そんな授業受けたくないし、出たくもないです。」

 

刹那とロックオンはウンザリした表情でそう言った。

さらにロックオンは続ける。

 

「でも彼女はこう言ったの。『授業に出ないと社会科の成績を1にする』と。」

「そんなの横暴ですよ!」

 

実質仲野は授業に出なかった男子生徒に対し、社会科の成績を1にした上で家庭訪問を行い、授業をマジメにやっていないと言っていた。

その生徒は仲野の授業内容を話すも母親はまともに聞かずにいたらしい。

一夏たちはギリギリまでサボったり寝ていたりしていた。

 

「中学を出てから会ってなかったけど、今彼女は偽名を使って私たちのガンダムに搭載されている太陽炉とIS製造技術を学び、それを悪用して女尊男卑を甦らせようとしてる。」

「かつての世界復活を望む同志を集め、組織を作り上げた。こいつの目的はIS委員会の後釜にできた宇宙開発委員会を倒す。大事になる前に拠点を発見したんだがあと一歩の所で逃がしてしまった。」

「そして何者かはわからないがこの世界へ送ってどこかへ潜り込み、計画を練っていると思われる。こいつの目的はIS委員会や姉さん・・織斑千冬にとことん従い、世界をISで回る様にすることだと俺たちは予測している。」

「ちょっと待ってください。」

 

雪は刹那の言った言葉が引っ掛かり、ストップをかける。

 

「今刹那さん・・姉さんって言いましたけど・・。」

 

刹那はしまったという顔をした。

刹那は学園時代からどこか抜けている所があった。

誰もいないと思い込み、変身を解くところをセシリアに見られたりしていた。

 

「・・お前たちが信用できる人以外誰にも言うなよ。刹那・F・セイエイはコードネーム。俺の本名は・・織斑一夏だ。もっとも、この世界の織斑一夏ではないがな。混乱防止のために織斑一夏じゃなく刹那と呼んでくれ。」

「なら、あたしも本名を言おうかな。セリス・スカーレットよ。」

「私はシャルロット・デュノア。今はシャルロット・スカーレットだけどね。私も混乱防止のためにマリーと呼んで欲しいな。」

「私はマドカ・スカーレットだ。混乱防止のためにアニューと呼んでくれ。」

「・・この世界に同じ人が二人いたら混乱しますからね。わかりました。刹那さん、ロックオンさん、マリーさん、アニューさん。私たちはあなたたちに協力します。」

 

ここまで言った所で綾が再起動を果たす。

 

「・・うにゃ?・・なんか新しい何かが見えた気がするけど気のせいかな?ゆきりん?」

「ふふ、気のせいだよ。あやや。」

(やっぱり可愛いわね。姉妹みたい。)

 

綾の上着のポケットにはロックオンが連絡先を書いた紙が忍ばせてあることを綾はしばらく気づかなかった。

三日後・学園の芽衣の部屋

 

学校の復旧作業が完了して授業が再開した。

異世界に飛ばされ、様々な経験を積んだ芽衣やシャルたち。

その成果が両腕と両膝にシグマシスキャノンを装備、飛行能力を犠牲にしてウイングゼロと同等以上の火力と地上戦に特化した新しいウェア・フォートレス。

これによりリアルタイムで高速換装が使用可能になった。

ウェアごとに独立したエネルギーが搭載、さらにウェアを換装させることで状況に応じた戦闘が可能になった。

 

「先輩やジンヤたちと模擬戦やった甲斐があった。あとは今日のキャノンボールの授業で高機動機体と競いあったおかげでAGEシステムが新しいウェアを提案してきてくれた。」

 

芽衣がモニターを見るとそこに写り出されていたのはオービタルフレーム。

高機動戦闘に特化した形態。

 

「束さんにデータを送ったし、何とかキャノンボールに間に合いそうだね。」

「へぇ、これは高機動戦闘向きだね。シグマシスロングキャノンとビームサーベルをメインに立ち回る感じだね。」

「うん、先読みがカギを握るかもしれないね。ただタイマン勝負には不向きかな。」

 

後ろからシャルが抱きつきながら画面を見る。

シャルの胸が芽衣の背中に当たって形が変わる。

芽衣は我慢できず、珍しく自分からシャルを求める。

 

「シャル・・したいけど・・いいかな・・?」

「・・うん///だけど珍しいね。芽衣から求めてくるなんて。」

「まあね。たまにはいいでしょ?・・ん///」

「んん・・。ぷあ・・んん・・///」

 

芽衣はモニターを消し、後ろを向いてキスをする。

互いの舌が柔らかく絡み合い、シャルの甘い吐息が芽衣の思考を侵略していく。

シャルは下着一枚になり、芽衣は上着を脱いだ所で芽衣が涙ながらに話し出す。

 

「芽衣?」

「ずっと・・ずっとシャルを抱きたかった・・。ジンヤの世界で・・僕の内面を見られて不安だったんだ・・。僕はシャルや一夏たち・・友達や仲間をその手にかけるんじゃないかって・・。」

「芽衣・・大丈夫だよ。僕は芽衣の側にいるよ。だから芽衣、僕に大切な人だって証を付けて・・。」

「ありがとう・・シャル。行くよ・・。」

「うん、来て・・。」

 

この日は珍しく芽衣が笑顔で手を広げて待ち構えているシャルを押し倒し、主導権を握った。

久しぶりに恋人の時間を過ごした二人だった。

テーブルに乗っている資料にはこう書かれていた。

 

ラクーン事件及び白騎士事件に纏わる真実の講演会の警備と護衛に関する資料と・・。

綾は自分から触ることに抵抗はないのですが、ロックオンみたいに自分から触らせるといった人にはとことん弱いです。

 

同じ頃莉乃やシャナにも指令書が届きました。

 

まあ冬休みの伏線ですね。

 

前に言っていたリリなのの話どうするか・・。

 

感想待ってます!


 
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