ハセガワの現行キット「F-4C/D 'ヴェトナム'」の中から箱絵になっているガンファイターズのザ・セイントを作りました。
基本的にストレートフロムザボックスで製作してます。

マーキングはハセガワのキット純正を使用しています。
この機体のマーキングは超有名機だけあって何度もデカール化されています。

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大昔のモデルアート別冊では1/48で手書き再現されていました。
今回のこのハセガワのデカールは発色も解像度も良くて嬉しいです。
ただし貼り心地はいつも通りのデカールフィルムなので、胴体に巻かれたリボン等はクルクルと丸まって結構しんどかったです。

爆装はYouTubeにあった同時期の同隊の映像がえらくカッコ良かったのでブルパップとクラスター弾にしました。
366Th TFW Da Nang 1967-1968 PART 1
http://www.youtube.com/watch?v=k65R0Qwo87c
純白で艶アリでいかにもミサイルらしくトンガッたブルパップは今見るとレトロカッコイイです。
ブルパップは極初期のスマート爆弾ですが、スモークを引いて滑空する爆弾を平行飛行する母機から遠隔操作するという危険きわまりない代物で、地上の高射砲から見たら格好の標的になるという全くスマートじゃない兵器でした。
被害も多く、次第にレーザー誘導、テレビ誘導に切り替わって行きます。

あとはセンターパイロンを積層プラバンで作り、MERにてクラスター弾を四発積んでいます。
爆撃精度の高い誘導弾で施設を無力化させた後、クラスター弾でとどめを刺すという徹底した兵装プランです。
上記動画では二機編隊で飛び立ちましたので隠密と急襲が必要な任務だったのかもしれませんね。
ヴェトナム航空戦での空軍ファントムは爆装がひときわ多彩で興味が尽きません。

Kit Data
Hasegawa 1:72 F-4D Phantom II

※過去に他所にアップした作品の写真撮り直しです。