No.535660

銀の槍、弟子を取る

自らの居城を手に入れた銀の槍。しかし、そこには一つの計算違いがあった。

2013-01-24 21:21:27 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:392   閲覧ユーザー数:373

 社が完成してからと言うもの、将志達はかなり自由に歩けるようになった。

 情報の伝達が定時に行われるようになったおかげで、配下の妖怪と会うのも一回で済む様になったためだ。

 これにより、将志は人里に入ることも楽になり、人里から直接自分の足で情報収集が出来るようになったのだ。

 

「……どうしてこうなった……」

 

 しかし、それでも将志は頭を抱えることになった。

 将志はその頭痛の原因に眼を向ける。

 

建御守人(タケミモリト)様、ぜひ貴方の槍を見せていただきたい!」

 

 そこに居たのは、黒い戦装束に臙脂色の胸当てをつけた少女であった。

 その背中には将志のものと同じ形の、漆塗りの柄の直槍を背負っている。

 精悍な顔つきで、額には鉢金が巻かれ、長い黒髪を後ろで結わえて邪魔にならないようにしている。

 そんな彼女が、土下座をしてまで将志に槍を振るうように頼み込んでいる。

 

「……う~む……」

 

 将志は困り果てていた。

 実は、このように将志に演舞や挑戦を申し込んでくるのはこれが初めてではない。

 将志が守護神兼戦神とあって、不在の間も武人達が非常に険しい山道を登ってきてまで参拝しに来るのだ。

 さらに、『槍を持たせればその優雅さと強きに勝るものなし』等という噂が立ったために、なおのこと人が来るようになった。

 加えて言えば、その厳しい山道こそが神が与えし試練と言う話になり、ますます挑戦者は増える一方であった。

 要するに、人が来ないと踏んでいたはずのところに想定外の参拝客が現われたために大弱りをしているのだった。

 

 ちなみに、建御守人とは神として有名になった際に、神奈子が将志につけた神としての表向きの名前である。

 由来は、神奈子が建御名方(タケミナカタ)神にゆかりがあるためと、将志は主に守護神として祭られているためである。

 ……もっとも、当の将志はその名前で呼ばれるのがあまり好きではないのだが、流石にそれでは名付け親に悪い上、外に出る際には隠れ蓑として使えるために甘受している。

 

 将志は目の前で土下座を続けている少女に眼を向ける。

 普段の挑戦者であるならば、対等の立場をとろうとするのでこのような態度はとらない。

 見るだけであるならば、そもそもここまでこなくてもそこらにある分社に居る自分の分体に頼めば、地鎮祭などで槍を取ることもある。

 わざわざ険しい岩山の頂上まで来て、土下座までして見に来ようという人間は将志も初めてであった。

 

「……一つ訊こう。何故俺の槍を求める?」

「武人として、槍を極めた貴方様の槍を見たいのでござる!」

「……質問の追加だ。お前は極めた槍が見たいのか?」

「はい!」

「……最後に一つだ。その槍を見てどうする」

「武人として、自らの生涯をかけてその槍に少しでも届かせる所存でござる!」

 

 淡々と投げかけられる将志の質問に、少女は自らの思いの丈をぶつけるように力強く答える。

 質問を終えると、将志は眼を瞑り、背を向けた。

 

「……済まないが、そういうことであるならば、俺は答えることができない」

「っ!? どういうことでござるか!?」

 

 将志の言葉に、少女は身を乗り出して問い詰める。

 将志はそれに対し、布にくるんだままの槍を向けて話し始めた。

 

「……まず、お前は大きな思い違いをしている。俺は槍を極めたなどとはただの一度も思ったことはない。故に、俺はお前に『極めた』槍を見せることは出来ない」

「で、では貴方様が思う極めた槍とは何でござるか?」

 

 その問いに、将志はゆっくりと首を横に振った。

 

「……仮に、山道があるとしよう。お前は、その頂上を目指すべく登って行く。そして幾ばくかの苦労を重ねて頂上に着いた。辺りにそこよりも高い山はない。……さて、お前ならどうする?」

 

 将志はそう言って少女に眼を向ける。

 少女はしばらく考えるが、結局分からずに首をかしげる。

 

「……分からないでござる。その先に道はないし、どうしようもないと思うのでござるが……」

「……俺ならば、空を見る。山の頂上に登っても、太陽に、星に……そして月には届かん。だが、そこから飛び跳ねれば少しは空に近づける。何万、何億か飛び跳ねていればいつかは空に届くやも知れん。……お前から見て俺が山の頂上に居るとするならば、俺は今飛び跳ねている時なのだ」

 

 将志は空を眺めながら目の前の少女にそう話す。その眼は未だに手に届かない、昼の空に隠れている月を眺めていた。

 そんなどこか遠い目をしている将志に、少女が質問を重ねる。

 

「では、空に届いたらどうするのでござるか? 太陽も星も月も、全て手に入れたら終わりなのでござるか?」

「……その全てを手に入れたとしても、その向こう側に何かがあるやも知れん。そのようなことは、追求すれば止まることを知らん。……長い話だったが、結論を言おう。極めた槍など存在しない」

「し、しかし! そうであったとしても貴方様の槍はすばらしい物でござる! 拙者はそれを……」

「……先に言っておく、お前は絶対に俺に追いつけない。俺の槍はたとえどんな戦神が真似しようと追いつくことはないだろう」

 

 少女は将志の言葉をさえぎる様に話し始めるが、さらにそれを将志が冷たい言葉でさえぎった。

 それに対して、少女は若干ムキになって答える。

 

「っ、それは承知の上でござる! それでも、真似事ぐらいは出来よう!」

「……では、俺の槍を真似て何をする? 何のために修練を積む?」

「それは、武人として……」

「……武人、武人と言うが、お前の言う武人とは何だ? 力を振りかざすのが武人だと言うのならば妖怪や山賊も武人だ。そうでなくば、何を持って武人と言う?」

「くっ、武人とは、命を懸けて主や民を守るものだ! 幾ら貴方様でも、これ以上の侮辱は許さんぞ!!」

 

 繰り返される将志の問いに、とうとう少女は憤慨した。

 背中の槍を抜かんばかりの形相の少女を見て、将志は目を閉じて頷いた。

 

「……理解した。良いだろう。それがお前の譲れぬ武人の誇りか」

 

 将志はそういうと、少女に頭を下げた。

 

「……目の前で土下座までされたのは初めてでな、真意を確かめたかった。試すような真似をしてすまなかった」

 

 突如頭を下げた戦神に、少女は困惑した表情を見せる。

 本来手の届かない存在が、自分に向けて頭を下げていることが信じられないのだ。

 

「え、あ、謝られても困るでござるよ! 理由があったのだから、拙者は何も文句はないでござる!」

 

 慌てた口調でまくし立てる少女の言葉を聞いて、将志は顔を上げた。

 そしてその場で数秒眼を閉じて黙想をすると、手にした槍の布を解いた。

 

「……お前の願い、聞くことにしよう。本来見世物ではないゆえ、不恰好かも知れんがな」

「ほ、本当でござるか!?」

 

 将志の言葉を聞いて飛びつかんばかりに身を乗り出す少女。

 それに対して、将志はゆっくりと首を縦に振った。

 

「……ああ。元より俺の槍は唯一つ、大切なものを守るための槍だ。……誰かを守ることを誇りとするお前ならば、俺の槍の一部を覚えさせても良い」

「あの……水を注すようであれなのでござるが、どうしてそれを信じたんでござるか?」

 

 恐る恐るといった様子で将志に声をかける少女。

 それに対して将志は眼を閉じ、彼女に言い聞かせるように答えた。

 

「……もしその誇りが偽ならば、仮にも神に対して激昂はしないだろう」 

「あ……」

 

 将志の言葉に言葉を失った少女を尻目に、将志は銀の槍を慣らすように軽く振ると構えた。

 

「……行くぞ」

 

 将志は短くそう言うと、手にした槍を振るい始めた。薄く霧がかかる境内で、銀の穂先が白いもやを切り裂いて宙を舞う。

 速く正確で、その上美しいその舞を、少女は食い入るように見つめている。

 少女の眼には、将志の一つ一つの挙動が現実のものでないかのように映り、耳には将志の槍が風を切る音しか聞こえてこない。

 それほどまでに将志の動きは洗練されており、その周囲だけ切り取られたような独特の世界を作り出していた。

 

「……以上だ」

「……お見事」

 

 全ての動作を終えた将志に、少女が何とか言えたのはその一言だけであった。

 色々と言いたいのだけれど、それを表す言葉がないのだ。

 

「いや~、久々に見るけど相変わらずすごいね」

「本当にね。素人目に見ても素晴らしいものだと思うわよ?」

「な、何奴!?」

 

 少女は突然後ろから聞こえてきた声に、驚いて飛びのく。

 そこには注連縄を背負った女性と、眼のついた帽子をかぶった少女が居た。

 

「……来ていたのか、神奈子、諏訪子」

 

 将志は槍を納めながら、少女の後ろの二柱の神に眼を向けた。

 

「ええ、なにやら覚えのないところから信仰が流れてきたから、二人とも手が空いた時間を使って出所を探してたのよ。まさか、貴方のところからだとは思わなかったけどね」

「おまけにこんな岩山のてっぺんにこんなでっかい神社建ててるし……あんた何やったの?」

「……俺はもっと地味なものにするつもりだったのだがな……これでは目立って仕方が無い」

 

 諏訪子の言葉に将志は少し肩を落としながらそう答える。そんな将志に、少女が恐る恐る声をかける。

 

「あの、建御守人様? その方々はどちら様でござるか?」

「……知り合いの神だが?」

 

 将志がそう答えると、少女は蒼褪めた顔でサッと後ろに引いた。

 そんな少女を前に、諏訪子が将志に話しかけた。

 

「ねえ、ところでここの私達への信仰の出所はどこ?」

「……それならあれだ」

 

 将志の指差す先には神奈子と諏訪子が祭られた摂社があった。

 摂社も巨大な本殿や拝殿には負けるものの、細部にまでしっかりと手が入れられた立派なものだった。

 

「……あれ、摂社かしら? それにしてはずいぶんと大きいわね……」

「……ここを立てた大工が大張り切りで作ったものだ……本来はただの情報拠点にするだけだったのだが、この際だから作ってもらったものだ」

 

 将志は神奈子や諏訪子、そして普段から世話になっている者への感謝の気持ちにとして、立派な摂社を大工に立てさせたのだ。

 大工は大張り切りでそれを作り、将志もここには妥協をしていないため、それ相応のものが出来上がっているのだ。

 それを見た後、神奈子は真正面の荘厳な造りの建物を見やった。

 

「それであれが本殿かしら?」

「……いや、あれは拝殿だ。人を呼ぶつもりなどないと言うのに、何故か作られていてな……おまけに本殿はこれ以上に大きなものだからどうしてこうなったのやら……本来はただの情報拠点にするだけだったのだがな……」

 

 どうしてこうなったと言わんばかりにうなだれる将志。

 それまで野宿の生活が長すぎてへんなところで貧乏性になってしまっている将志には、今の神社は立派過ぎて落ち着かないようだ。

 

「それを大工が頑張りすぎたせいでこうなったって言いたいの? うわぁ~、そりゃあんた自分の信仰の度合いを量り間違えてるよ……これ、それだけの信仰を集めてるって事だよ、常識的に考えて」

「貴方、真面目すぎるくらい真面目だからね……長いこと律儀に自分の足で仕事を続けてたでしょう? 力の強い神があちこち営業してたらそりゃ信仰も溜まるわよ」

 

 そんな将志を呆れた目で諏訪子は見つめ、神奈子はため息をつく。

 神奈子の言葉に、将志はきょとんとした眼で神奈子を見る。

 

「……そういうものなのか?」

「そういうものよ。まあ、これだけ宣伝してるんなら、黙っていても結構信仰が稼げるんじゃないかしら?」

 

 将志と神奈子が話していると、奥からアグナが走ってきた。

 

「お~い、兄ちゃ~ん! そろそろ飯の時間だぞ~!!」

「おっと」

 

 アグナはそう言いながら将志の胸の中に飛び込んでくる。将志はそれを上手く勢いを殺しながら受け止める。

 そのアグナの一言を聞いて、諏訪子が笑みを浮かべた。

 

「お、こりゃ運がいーね! 私達も食べてっていい?」

「……断る理由はない。食べていくと良い」

「いーね、そうこなくっちゃ!」

「ふふ、そういうことなら頂いていくわ」

 

 諏訪子と神奈子の返事を聞くと、将志は少女に眼を向ける。

 

「……お前も食べていくといい」

「い、良いんでござるか?」

「……かまわん。一人分増えたくらいでは調理の手間はかからんからな」

 

 将志の言葉を聞いて、少女は驚きの表情を浮かべた。

 

「え、貴方様が料理をするんですか!?」

 

 その言葉を聞いて、神奈子と諏訪子は顔を見合わせて笑った。

 

「あら、有名な話なのだけど知らないのかしら?」

「あいつは守り神だけど、料理の神様としても有名だよ?」

 

 

 

 しばらくして、本殿の舞台に置かれた机の上に沢山の料理が並んだ。

 本殿には料理のいい匂いが漂っている。

 そこに、摂社で待機していた神奈子と諏訪子がアグナに呼ばれてやってきた。

 

「あ、かなちゃん♪ ケロちゃんも久しぶり♪」

 

 神奈子と諏訪子の姿を見て、愛梨が笑顔で声をかける。

 それを聞いて、神奈子は額を押さえて俯き、諏訪子はジタバタと地団太を踏んだ。

 

「だからかなちゃんって……威厳が……」

「あーうー、ケロちゃんって言うなー!」

「キャハハ☆ かわいいんだから気にしない♪」

「だからそういう問題じゃ……」

「それでも言うなー!」

 

 にこやかに笑う愛梨に二柱の神は抗議するが、愛梨は気にする様子はまったくない。

 その横で、六花が将志のところへ歩いていく。

 

「お勤めご苦労様、お兄様。そこのお方はどちら様ですの?」

 

 六花は将志の横に居る少女を見てそう言った。将志は少女の頭からつま先までをじっくりと眺めた。

 

「あ、あの、そんなに見つめられても困るでござるよ……」

 

 少女は居心地が悪そうに身じろぎする。

 そんな少女を見て、将志は首をかしげた。

 

「……そういえば、お前は何者だ?」

「またこのパターンですの……」

 

 発せられた将志の言葉に、六花は盛大にため息をついた。

 

「おお、そういえばまだ拙者が何者か言っていなかったでござるな。拙者は雇われの武官をしている迫水 涼(さこみず りょう)と申す。以後お見知りおきを」

「おーい! 早く食わねえとせっかくの飯が冷めちまうぞ!!」

 

 戦装束の少女、涼が自己紹介を行うと、すでに着席しているアグナから声が上がった。

 アグナは目の前の料理をジッと見つめていて、もう待ちきれないと言う表情を浮かべていた。

 

「……そうだな。暖かいうちに食わねば食材に失礼だな」

 

 将志はそういうと、自分の席に着く。他の者も次々と空いている席に着く。

 そんな中、涼は座るのをためらっていた。

 

「……どうした?」

「あ、いや……いざとなると、どうにも神々と同席するのは恐れ多くて……」

「キャハハ☆ 気にしない気にしない♪ ほらほら、ここに座って♪」

「うわっ!?」

 

 半ば強引に愛梨は涼を着席させる。

 全員が着席したのを確認すると、将志達は食事を始めた。

 

 

 

 

「おいしかったでござる!」

「……そうか」

 

 食事を終えると、涼は満面の笑みを浮かべて開口一番にそういった。

 将志はそれに若干の笑みを浮かべて頷く。

 

「……またいつでも来ると良い。俺の槍は非才の者が長い年月の間ただひたすらに槍を振り続けて身につけたもの故、教えることは出来んし、習得することも不可能であろう。だが、そもそも俺の技をただ真似るだけでは意味が無い。俺の技から何かを見取り、それを自分のものにしなければならん……お前が望むのなら、俺はまた槍を持とう」

 

 将志は涼に向けて、言い聞かせるようにそう言った。

 その言葉を聞いて、神奈子と諏訪子は唖然とした表情を浮かべて顔を見合わせた。

 

「……あれで非才?」

「……あんたが非才なら世の中全員非才だよ……」

 

 神奈子と諏訪子はため息と共に呆れ顔でそうこぼした。

 その一方で、涼は将志の話を聞いて大真面目に頷いた。

 

「はいっ! ありがとうございます、建御守人様!」

「……その名前で呼ばれると少し困る。俺には槍ヶ岳 将志と言う名がある。次からはそちらを使うといい。それに硬くなられては俺もやりづらい。もっと楽に話せ」

「……かたじけない。では、失礼いたす!」

 

 涼は笑顔でそういうと、山を下りて行った。

 それを見送る将志の後ろでは、少しふてくされた顔の神奈子が立っていた。

 

「将志、私があげた名前で呼ばれると困るって言うのはどういうことかしら?」

「……あの名前は人間に知られすぎている。もし俺の涼に対する待遇が知られたとすれば、俺は一日中ここで数多の人間を指導せねばなるまい」

 

 将志の発言に、神奈子は納得したように頷いてため息をついた。

 

「ああ、そういうことね。人が来すぎて困るなんて贅沢な悩みね、まったく」

「……俺には神である前に、主を待つ槍妖怪だ。本来ならば、主を捜す為にも神としての仕事は少ないほうがずっと良い」

「それにしても、何であの娘にあんなこと言ったの? そんなことしなければ、こんな面倒くさいことにならないのに」

「……どうにも他人に思えなくてな……」

 

 諏訪子の問いかけに将志はそういうと、ふっと軽くため息をついた。

 将志の目には、涼が自分とまったく同じ考え方をしているように映ったのだ。

 守るものは違えども、そのために自分の全てを賭けることが出来る。将志は涼がかつての自分と同じような、主人を守って散る末路を辿りそうな気がしたのだ。

 そんな将志の懸念を知ってか知らずか、神奈子は苦笑いを浮かべた。

 

「まあ、そのあたりは将志の自由だし、私達が口出しするところじゃないわよ。さてと、私達もあまり留守にしているのもあれだし、そろそろ帰るわ」

「将志も、たまにはこっちにある社に来てね。未だに将志を信仰している人も多いからさ」

「……ああ。ではそのうち行くとしよう」

「宜しい。それじゃ、また会いましょう」

「じゃあね、将志」

 

 軽く言葉を交わした後、神奈子と諏訪子は帰って行った。

 将志はそれを見送ると、山頂から下を見下ろした。

 

「……さて……今日は都に行くとするか……」

 

 将志はそういうと、山を駆け下りて行った。


 
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