「こらぁ!まてぇぇぇぇぇ!」
「やっべぇ~♪」
始めまして、俺は北郷一刃(ホンゴウカズハ)
こんな名前でも男なので間違わないでくれ
まぁ詳しい説明をしたいが後ろが待ってくれなくてな・・・
ってことでまたあとで・・・
言いたいだけ言って一刃は軽い足取りで走り去っていく
「チッ・・・逃げ足だけははやいんだから・・・」
「でも、どうする?今月にはいってもう5回目だよ~」
「なんとかしないとね・・・あの女の敵を」
「みんな集まってどうしたの?」
『あ!北郷君!』
「えっと・・・もしかしてまた?」
「えっと・・・まぁそんなとこ・・・」
「ごめんね、うちの弟が・・・」
「北郷君が悪いわけじゃないんだし・・・それよりどうしたの?」
「いやぁ・・・先生にこれを頼まれちゃってね」
よく見ると足元には大量の書類
『私たちが手伝うね!』
カノジョたちの勢いにすこし引き、笑顔でお礼を言う彼
そして・・・それを見つめる北郷一刃
見た目は瓜二つの彼らだが、性格は大分違い
天然で優しくすこし鈍感な一刀
煩く暴力的で百害あって一利なしの一刃
そんな性格が真逆であっても兄弟の絆は切れることがなかった
いや・・・切れないようにしていただけかもしれない・・・
一刃の努力によって・・・
北郷一刃
17年前北郷一刀と共に出生
一刀と瓜二つの姿をし、元気?に育つ
一刃、5歳の時名前のことで虐められる
一刀の兄?的な力により解決
以降性格がおかしくなる
10歳・・・性格が災いして・・・悪と罵られる
以降・・・周りから見向きされなくなる
北郷一刀
17年前北郷一刃と共に出生
一刃と瓜二つの姿をし、天才的に育つ
一刃のいじめをきっかけに兄として見られるようになる
性格に異常は見られない
10歳・・・一刃と対照的に善と見られるようになる
結果・・・一刀の失敗やトラブルもすべて一刃に向けられるようになる
一刃「相変わらずのもてっぷりだね・・・兄貴」
一刃「まぁ、俺には関係ないけどね・・・・けど、暇になったな・・・」
一刃「じじぃのところによってからあいつらのとこでもいくか・・・暇つぶしにはなるだろう」
一刃移動中
一刃「たのも~」
「誰じゃ!・・・なんじゃお前か」
一刃「何だじゃねぇだろ・・・元気にしてた?じじぃ」
「ハッ!お前に心配されるいわれなどないわ!さっさと帰ってくれ!」
一刃「なんだよ~・・・せっかく孫が会いに来たのにつめてぇな」
「孫?はて・・・どちらさんじゃったかな」
一刃「あらら、もうボケたのか?119呼ぶぜ?」
「・・・いい加減帰れ!そして二度と来るんじゃない・・・わかったな」
手に持った日本刀を首に突き刺しながらじじぃは有無も言わせぬ威圧で言ってくる
一刃「・・・・はぁ・・・わかったよ・・・・今年はそうゆうことにするよ・・・じゃぁな」
さっさと逃げる振りをして・・・・一刃は足元にあるものを置いて・・・・去っていった
「・・・あれほど来るなと言ってるのに・・・あやつは・・・「アナタ、誰か来てたのですか?」」
「ああ、何でもないぞ・・・ほら、たかが風邪とはいえ、休んでないと・・・」
「ふふふ・・・大丈夫ですよ・・・あなたが居てくれるなら・・・(あら)」
寝巻き姿で出てきたのはじじぃの奥さん・・・ぶっちゃけばぁちゃんか・・・
門をでて、声だけでもきけた・・・よかった、元気そうだ・・・風邪引いてるけど
俺の置いてきたアレ・・・拾って使ってくれればいいなぁ・・・
俺を認めないけど・・・大事なじいちゃんとばあちゃんだしな・・・
一刃「・・・」
彼は歩く・・・誰も寄り付かない店へ
一刃「こんち~」
「あら、いらっしゃい・・・今日は随分早いわね」
一刃「まぁいつも通りじゃね?ってことで水でもくれ」
「まぁ・・・んふふ、何かいいことでもあったのかしら~」
一刃「なんでもねぇよ・・・『コト』ん?水っていったはずだが」
「それは私からのサービスよ・・・新作なんだけど・・・どうかしら?」
一刃「見た目は毎度いいけどよ・・・味だよなぁ『パクッ』」
「どうかしら・・・」
一刃「んぐんぐ・・・一応きこうか、何入れた?」
「何も特別な物はいれてないわよ~、前回散々いわれたし・・・」
一刃「まぁ・・・これならいいんじゃね?・・・値段はこの程度だな『300』」
「あら~・・・ちょっと安すぎなぁ~い?」
一刃「配達やら人件費やらでどうせ上澄みするんだ・・・原価はこの程度だろ」
「それもそうね~・・・あら、いらっしゃい」
「うむ、おお一刃殿ではないか!久しぶりじゃのぉ」
一刃「ああ、卑弥呼も元気そうじゃないか・・・・仕事帰りか?」
「いや・・・これから出張じゃ・・・じゃからここで飯をとな」
一刃「忙しい見たいだな~・・・よかったよかった」
「うぬ、一刃の紹介でこんなわしでも職につけた・・・感謝しきれぬわ」
一刃「まぁ、たいしたことしてねぇ~けどな・・・「一刃せんぱ~い!」うぉっ!」
「せんぱ~い、会いたかったですよ~」
「こらこら、左慈はしたないですよ」
「え~・・・ウキツはテンションあがんねぇの!?先輩に会えたんだぞ!」
一刃「俺にあってハイテンションになるのはお前だけだ、左慈」
「えー・・・そんなことないですって~」
「あらあら、一気ににぎやかになったわね~」
「すみません、ご迷惑かけて」
「よいよい、若人は元気が一番じゃ!おぬしも静観しておらんで混ざったらどうじゃ?」
「いえ・・・私は・・・って左慈!?」
「えへへ・・・せんぱ~い・・・今日こそ俺の処女もらってくださいよ~」
一刃「軽っ!」
「軽くてもいいですから~せんぱ~い」
一刃「誰が・・・ウキツ手伝え!」
「はっはい!」
「あらあら、元気すぎるわね~」
「じゃがいいことだな「ええ」」
一刃の行った店
店名 漢女(おとめ)(朝7:30~朝3:00)
店長 ちょうせん
オーナー 北郷一刃
常連客 卑弥呼 その他
一刃の後輩 某女子高の左慈と同級生でルームメイトのウキツ
左慈 俺っこ 武者修行中(ただの喧嘩)に一刃に助けられ一目ぼれ
ウキツ 左慈のストッパー 静観してるが実は混ざりたい
一刃の追われる原因
女子の着替えを見た罪(ドアが半開きでたまたま通りかかったときに目撃されただけ(目撃者は女子))
じじぃとのやり取りのときおいていったアレ
ただの調味料(一刃特性)
じじぃは知らないが、ばぁさんは毎月楽しみにしている
健康の秘密は調味料にあり(ばぁさん談)
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