数週間が経ち
一刀「・・・ん~良い朝だな~」
璃々「ご主人様、おはよう~zzzz」
一刀「ほら、璃々顔を洗ってきなさい。」
璃々「は~い」
千登里「一刀様おはようございます。
御飯の準備は出来てます。」
一刀「ありがとう。」
卓に着いた。
一刀「じゃあ、いただきます~」
一同『いただきます』
一刀「そういえば、五胡の方はどうなってる?」
梨花「五胡の方は内部分裂が激しい状況ですね。
華琳さんが制圧しているのですが・・・」
一刀「一筋縄では行かないと・・・行くか、五胡に。」
梨花「ですが、今は動く時では無いです。」
一刀「ふむっ・・・そう言えば、悟○みたいに瞬間移動できるんだっけ?」
梨花「その例えは・・・まあ、そんな感じです。
こちらでは自分で飛ぶのが精一杯ですね。
徐進が何らかの封じをしてるんでしょう。
それと、向こうには華琳さん達も居ます。
ミーナも一緒に。」
一刀「ふむっ・・・それなら大丈夫だろ。
反撃の時は五胡に行くって事で良いんだね?」
梨花「そうです、状況次第でこちらも動きます。その日は近いですが。」
一刀「俺達は徐進軍を陰ながら潰すぞ。恋、鎌、手加減なしで潰して良いぞ。
長安と洛陽の道だけで良い。奴らを一人として入れるな。」
2人『ん』
一刀「当番表で行く。璃々は炊事洗濯とか身の回りの物をお願いね。」
璃々「うんっ!」
一刀「千登里は徐進軍の情報活動に。」
千登里「御意。」
一刀「梨花は食材調達や資金調達をお願いね。」
梨花「御意。」
一刀「じゃあ、近くの邑に行って畑仕事してきますか。
今日は恋、明日は鎌、明後日は俺で行くからな。残りは畑仕事や、
賊の討伐な。」
一刀は鎌と共に近くの邑へ
村人A「これは一刀殿ではありませんか。」
一刀「今日も畑仕事手伝いに来ました。護衛も兼ねてね。」
村人A「じゃあ、頼もうかの~この村が安泰なのは一刀殿のお陰ですからな。」
一刀「いやいや、ただ悪が許せないだけです。」
村人A「立派な青年じゃの、村長も喜んどるぞ?賊がこの村が怖くて近づけないとな。」
一刀「それなら良かったです。そろそろきゅうりがうまい時期ですね。」
村人A「んだ。」
一刀「鎌は他の人達の力仕事をお願いね。」
鎌「ん」
2人はそれぞれの仕事に着いた。
夕方
村長「今日も無事仕事ができました。ありがとうございます。
これを持って行ってくだされ。」
一刀「いつもより多いですね。」
村長「ほっほっほ、今日はいっぱい収穫できたのでな。
特製の漬物も入っとるからの。」
一刀「助かります。じゃあ、また明日来ます。」
村長「待っとります。」
村人A「明日は向こうの芋を掘るぞぃ」
一刀「はいっ」ニコッ
2人は手を振りそのまま家に帰宅した。
恋は現在洛陽付近を警邏していた。
徐進兵「今日こそ洛陽を攻めるぞ!」
恋「させない」
徐進兵「何だ貴様は!ヘンテコな仮面何て付けやがって!」
シュシュシュシュシュシュッ
恋「終わり」
徐進兵「そう・・・か・・・貴様が・・・」
バタンッ
恋「ここはもう大丈夫」
璃々「ふんふんふん~♪」
璃々は上機嫌だった。それもそのはず、
大好きな一刀に会えた喜びが有るからである。
璃々「ご主人様の・・・くんくんっ///」
璃々は一刀のボクサーパンツを取り匂い嗅いでいた。
璃々「ご主人様の匂い・・・///は!洗濯しなくちゃ!」
ジャブジャブジャブッ
璃々「♪~~」
パンパンッ
璃々「布団を干しましょう~♪」
このスキルは紫苑に教わったスキルです。
璃々「そうだよ~」
璃々さんは変態さんですね~
シュッ
ストンッ
危なっ!何処から・・・
璃々「変なこと言ったから、めっ!」
はいっごめんなさい。
千登里は近くで視察していた。
千登里「なるほど、では、洛陽には雨林が居るって事ですね。」
密偵「はい、それと呉の領地に進軍してるとの事です。」
千登里「なるほど、徐州方面はどうなってますか?」
密偵「はっ!下邳ですが、追い払ったとの事です。被害は大きいですが、
相手もかなりの被害を受けた模様です。」
千登里「ありがとう。また頼むわね。一刀様から無理はするなって言ってたわよ?」
密偵「///はっ!ありがたき幸せ!では!」
スッ
千登里「推測が正しければ、赤壁の二の舞になる可能性があるわね。」
夜
隠れ家
一刀「なるほどな・・・赤壁には徐進軍も傘下するんだよな?」
千登里「同盟国なので、おそらくは・・・
それと、五胡の問題もあります。」
梨花「五胡の方は華琳さん達だけで耐えられると思います。
なので、赤壁へ行った後でも大丈夫でしょう。」
一刀「なら、赤壁に行くぞ。馬の確保は出来てる?」
千登里「予算の関係で・・・一頭なら・・・」
一刀「徒歩か・・・小さな旅になるな。」
璃々「ご主人様が居るなら旅でも良いよ。」
梨花「そうですね。旅って言うのも良いかもしれませんね。」
千登里「徐進軍はしばらくは動く気配も見せませんし・・・
行きますか?」
一刀「そうだね・・・ここの生活も好きだけどさ・・・
じゃあ、身作りを始めようか。荷物持ちに馬を一頭頼むよ。」
千登里「御意。」
一刀「それと、梨花の予知能力で、ルートを決めよう。
良いかい?」
梨花「分かりました。」
一刀「なるべく、人助けの出来るルートでな。」
梨花「御意。」
一刀「御飯にしようか。漬物を貰ってきたからさ。」
千登里「正史は大丈夫でしょうか・・・北郷グループの株が落ちると、
世界経済に影響を与えます。」
梨花「そこら辺は大丈夫だと思います。」
一刀「梨花が言うなら大丈夫だろうさ。」
璃々「この漬物美味しいよ!」
パクパクッ
千登里「あら、ホントですね。」
梨花「ご飯が進みます。」
恋「がつがつがつがつッ」
鎌「がつがつがつがつッ」
一刀「そうかそうか!うまいか!」
バサバサバサッ
一刀「ん?」
璃々「ピーちゃん?」
鳥「デンジャーデンジャー」
璃々「ご主人様!邑から煙が出てるよ!」
一刀「!」
千登里「直ぐに行きましょう!」
梨花「嫌な予感がします。」
邑
頭領「若い娘や金目の物を奪い尽くせ!」
賊1「へい!」
娘1「いっ嫌!」
賊2「へへっ結構上玉だな。」
頭領「そいつは俺の女にする!へへっ」
賊2「後で貸してくだせぇ。」
頭領「下はダメだが、上なら使わせてやるよ。」
賊3「こっちにも上玉が居ましたぜ。」
村人1「むっ娘だけは!おっお金ならあげますから!」
頭領「なら、そいつもよこせ!」
ザシュッ
バタンッ
娘2「お父さん!・・・」
バタンッ
頭領「化物が出る前にずらかるぞ!」
賊達『へい!』
半刻後
一刀「間に合わなかったか・・・直ぐに生存してる者の手当を!
詳しい事情も聞いてくれ!」
梨花「聞く必要はありません、所在は分かっています。」
一刀「なら、千登里、梨花、鎌、璃々は救護と残党が戻ってくるかもしれないから、
護衛をよろしくな。恋は俺と一緒に潰しに行くぞ・・・」
恋「恋も許さない」
村人3「なら、この馬を使ってくれ!」
一刀「ありがとう!恋、乗れ!」
恋「ん!」
梨花「一刀様!ここから南の方に行って下さい!
後は行けば分かります!」
一刀「分かった!後は頼む!」
賊の砦
頭領「ハァハァハァ、気持ちよかったぜ!」
娘2「う・・・グスンっ・・・痛いよ・・・」
賊1「お頭、もう良いですかぃ?俺達も我慢できねぇよ」
賊2「俺もだ!」
頭領「良いぜ、全員で回してやりな。
おい!あの娘を連れてこい!明日にはずらかるぞ。」
賊3「へい!」
娘2「嫌・・・もう許して・・・」
賊1「へへっ咥えろ!」
ドゴーンッ
一刀「悪いが、その子達を返して貰うぞ。」
頭領「何だ!貴様は!」
一刀「北郷一刀・・・元北王って言えば分かるかな?」ギロッ
賊1「お頭!本物の北王ですぜ!ひぃーーーお助け!」
ボトッ
頭領「ほっ北王は天に帰ったはずだろ!」
一刀「天罰を下しに来た・・・死んでもらおうか・・・」
頭領「やっやれ!・・・どうした!」
賊2「かっ勝てっこない!逃げろーーー!」
一刀「良い判断だが、逃げれるかな?・・・そこの娘!目を瞑ってろ。」
娘2「はっはい!」
シュシュシュシュシュシュッ
一刀「100人如きじゃ無理だな。」
砦外
賊「でっ出れた!」
シュッ
ボトッ
シャキッ
恋「逃がさない」
賊「ひぃ~~~!」
そして・・・瞬殺。
砦内
頭領「ひっひぃっ!たっ助けてくれ!金ならある!
もう二度としねぇ!お願いします!」
一刀「聞く耳持たん。」
ザシュッ
ボトッ
砦外
一刀「恋、この子達を外の川で体洗ってあげて。」
恋「ん」
娘2「あの!ありがとうございます!」
一刀「ニコッ」
娘2「///でも・・・私汚されて・・・う・・・うわーーーんッ」
なでなでっ
一刀「大丈夫さ、・・・赤鬼、具現化せよ!」
ピカーンッ
赤鬼「どうしました?マスター」
一刀「後でこの子に治癒を掛けてあげて。
それと、無駄な液体を取り除いてあげて。」
赤鬼「それは、精子で良いんですよね?」
一刀「はっきり言うなよ・・・まあ、それだ。
無駄な卵子も一緒にお願いな。
賊の子供なんて嫌だろうと思うしな。」
娘2「貴方の子供なら・・・///」
一刀「?」
恋「#」
ぎゅっ
一刀「痛!・・・何で抓られるたんだろう」
赤鬼「少しは乙女心を理解しろ!鈍感マスター。
私は何時でも待ってるからな。」
2人はそのまま娘を連れて川へ
一刀「何が何だか・・・」
そして、娘達と奪われた金品、食物を村に運び込んだ。
村長「一刀殿、ありがとうございます。」
一刀「また、一から頑張って下さいね。これから周辺の賊を狩りに行きますから。
北郷軍に協力してもらいなさい。ここに書簡も書いておくからさ。」
村長「何から何までありがとうございます。あの~つかぬ事お聞きしますが・・・
先代北王じゃありませんか?」
一刀「ははっ、ご想像におまかせするよ。じゃあ、俺達は行くな。」
村長「気お付けなされ。旅の無事を祈っております。北王様。」
一刀「ありがとう。」
璃々「ご主人様、準備は出来てるよ!」
娘2「あの!私も連れてってもらえませんか!」
村長「これ、董白!」
董白「ごめんなさい、村長・・・私は付いて行きます。
身の回りのお世話はお任せ下さい。
体も元の通りに戻してもらいましたし・・・恩義があるんです!」
一刀「(月に似てるな・・・董白?)」
千登里「董白・・・つかぬ事お聞きしますが、董卓と言う人を知ってますか?」
董白「えっ?私のおばですが・・・どうしました?」
一刀「・・・決まりだな・・・真名を教えてもらって良い?」
陽「私は陽と申します。」
一刀「村長、この子貰ってって良い?」
村長「一刀殿が良いなら構いませんが・・・」
一刀「じゃあ、身の回りの事はよろしくね。」
陽「はいっ!」
一刀「そろそろ行こうか。」
一同『はいっ!(ん)』
一刀「村長・・・お元気で。」
村長「いつでも来て下され。」
一刀「それじゃあ梨花、何処に向かえば良い?」
梨花「長安に向かって下さい。ある物を取りに行きます。」
一刀「分かった。じゃあ、出発!」
長安に向けて出発する事に。
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