王座の間
皆刀「じゃあ、軍議行くよ。」
愛美「私からね、治安は良くなって来たわ。
物流面でも商人の数も増えてきています。
ですが、増築は必要ないほどなので心配ないわ。」
千里「次は私から、復旧作業は終わりました。
隊の編成も完了しております。
江陵争奪組は
陸組
月音様
愛美様
達也さん
瑠梨さん
明理さん
兵2万
夏口・江夏争奪組
愛乃さん
皆刀様
泊さん
心様
兵3万
私で行きます。」
皆刀「じゃあ、明日出発する!」
翌朝
兵士と共に出発した。
長坂
現在、呉軍と睨み合っていた。
月音「そこをどいてくれないかな?」
張休「悪いが、お前達をこれ以上進ませる訳には行かん!
引き返してもらおう。」
月音「お断り~じゃあ、力ずくで通るね~」
張休「良いだろう。」
お互い陣に戻った。
月音「ここを押し通るぞ!北郷軍の力見せてやれ!」
北郷兵達『おお!』
愛美「月音、あの技は使うんじゃないわよ!」
月音「分かってるって~」
シュッ
ザクッ
呉兵「ぐはっ」
呉兵「この!」
スッ
月音「ああ~めんどい!はぁぁぁ!リミッター解除!」
月音の目の色が変わった。
シュシュシュシュッ・・・
呉兵「なっなんだ!」
瑠梨「第2部隊撃てー!」
シュシュシュシュシュッ・・・
達也「銃弾隊も続け!」
パンパンパンパンッ・・・
敵陣営
兵士「張休様!前線が崩れ去っています!」
張休「何!たかが2万でか!1刻も過ぎとらんぞ!」
兵士「張休様!これ以上は持ちません!」
張休「江陵に斥候を放て!我々も撤退する!」
兵士「はっ!」
北郷軍陣営
愛美「このまま江陵に行くそ!」
月音「月音隊はこのまま突撃!」
月音兵達『おお!』
江陵
王座の間
斥候「失礼します!張休様から突破されたとの事!
こちらに撤退している模様です!」
呂琮「分かりました。直ぐに隊をまとめて出陣して下さい!」
斥候「はっ!」
呂琮「(早すぎます!・・・侮っていました・・・北郷軍を)」
江陵
月音「迎え討つ気だね~」
愛美「都合が良いわ。大体6万ね。」
達也「どうします?」
月音「どうしようか~」
愛美「月音は中央から突撃して城壁へ張り付いて頂戴。
本陣は達也、瑠梨に任せるわ。明理は城壁へ取り付いて内部に侵入して頂戴。
敵総大将を抑えて頂戴。月音隊と連携を取りながらね。」
瑠梨「愛美さんはどうするんですか?」
愛美「もちろん、出るわ。」
月音「北郷の兵士達よ!江陵を我らの領地にする!
天の力を見せてやれ!皆!教えた通り行くぞ!
せーの!」
月音隊『天に変わって、お仕置きよ!』
愛美「この、中二病が。徐庶隊は張休隊を討つわよ!」
徐庶隊『おお!』
明理「あの・・・中二病って何ですか?」
愛美「頭がアレな人よ。」
明理「なるほど。」
呉本陣
程咨「っち!城へ近づけるな!」
呉兵達『おお!』
月音「邪魔邪魔邪魔~」
シュッ
ザクッ
ブォンッ
ドゴーンッ
程咨「これ以上先には進ません!」
月音「へ~やるつもり?」
程咨「これでも武には自信があってね。」
月音「いいよ~殺してあげる。明理はそのまま突撃して」
明理「御意!周邵隊は取り付きます!」
周邵『おお!』
程咨「(孫策様と同じ匂いがする・・・勝てるのか)」
月音「行くよ!」
シュッ
カキンッ
程咨「重い!」
月音「へ~よく受け止めたね~」
シュッ
カキンッ
月音「悪いけど、こっちは立て込んでるの・・・北郷流・・・刹那」
スッ
程咨「何処だ!」
月音「もう終わってるよ。」
程咨「後ろか!がはっ」
シュシュシュシュシュッ
月音「バラバラになりな。刹那と共に。
程咨は死んだ!邪魔する者は殺す!投降しろ!」
右翼
愛美「体力が無いって辛いわね・・・」
シュッ
ザクッ
達也「鉄砲隊!てー!」
パンパンパンパンッ・・・
呉兵「かはっ」
バタンッ
張休「奇妙な者を作りおって!そこのお前!勝負してもらおう!」
愛美「最初からそのつもりよ。」
張休「いざ!」
カキンカキンッ
愛美「そこ!」
シュッ
張休「その程度で私を討つだと?笑わせるな!」
愛美「クッ(あれを使うしか無い)」
愛美は剣を持ち替えた。
愛美「行きますよ?ちゃんと受け止めてね。」
シュッ
ドゴーンッ
張休「何!」
愛美「外したか~ごめんね、私ってね片手に気が溜まりやすい体質らしいの、
北郷流 居合!瞬蓮斬!」
シュシュッ
張休「クッ・・・切れてない?・・・かはっ」
愛美「最初のは幻影よ。」
愛美の剣が張休の胸を突き刺さっていた。
張休「見事・・・」
ザシュッ
バタンッ
愛美「危なかったわ。このまま私達も城へ取り付くわよ!」
城壁外
明理「取り付きました!城内に侵入します!
月音様の隊と連携してください!」
周邵隊『御意!』
江陵
王座の間
兵士「失礼します!張休様、程咨様が討ち死にました!」
呂琮「残りの兵力は?」
兵士「・・・城内の兵以外全滅です。」
呂琮「なっ!」
兵士「お逃げください!殿は我々が!」
呂琮「・・・いえ、投降しますと通達してください。
民にも危険が及びます。それに・・・」
チャキッ
明理「終わりです。芽衣・・・それと、門を速やかに開けてもらいます。」
芽衣「分かったわ。白旗を」
兵士「・・・御意」
芽衣「貴方は何故北郷軍に?」
明理「愛の為です。芽衣も好きになると思います。」
芽衣「ふふっそれは楽しみです。」
月音「おっ?白旗」
愛美「どうやら、うまく明理がやってくれたみたいね。」
月音「後は向こうだけだね・・・総員入城後、援軍隊を編成するよ!」
夏口組へ
夏口
皆刀「結構居るね。」
愛乃「皆刀ちゃん、どうやら討って出るみたいだね。」
皆刀「手間が省けるじゃん。それに、民に被害が及ばないしさ。」
千里「夏口には朱治、張昭、陳武、呂覇と言う武将が居るそうです。」
皆刀「穏便に済ませれれば良いんだけどね・・・呂覇って呂蒙の子だよね?」
泊「そうじゃよ、亞莎様は知らないらしいがのう・・・どうなっとるんじゃ?
ワシも黄蓋が母親・・・なはずなんじゃがな。じゃがな、
ワシは北郷一刀と言う人を知っとるのじゃよ。知らぬ記憶が有るみたいなんじゃがな。
父殿なのじゃよ・・・呉の大都督でな、記憶では、孫登様、周邵、甘述、陸延
そして、幼い呂琮が居たのじゃよ。」
皆刀「・・・大体掴めてきたかも・・・多分父さんに聞けば解決すると思うけど、
今は夏口を取る事に集中しよう。」
泊「じゃな、じゃあ、舌戦は任せてもらおうかの。」
皆刀「じゃあ、任せた。」
そして、泊は前へ出た。
朱治「裏切り者の黄柄か、何用だ?売女に成り下がった分際で。」
泊「はっはっは!売女か!もっともだな!
じゃが、貴様はその売女の夫に討たれるだろう。
夏口はワシらがいただく!・・・おお!言い忘れておった、
お主も歳なのじゃから、男でも好きになるべきじゃな!
まあ、無理じゃろうがな!はっはっは!」
朱治「ぐ・・・おのれ!」
シュッ
カキンッ
朱治は弓を射たが弾き落とした。
泊「はっはっは!当たらぬよ!」
射たれたと同時に開戦する事に。
千里「左翼は愛乃さん、右翼は泊さん、中央は心様で行きます!
心様は中央に居る朱治を討ち取って下さい!
その後、直ぐに城壁に取り付いてもらいます。
泊さんは逃げ道を絶って下さい。!愛乃さんは陳武を討ち取り次第、
心さんと共に城を落として下さい!皆さん!突撃です!」
一同『御意!』
皆刀「俺は本陣で良いんだよな?」
千里「はいっ、私と本陣の防衛します。援軍が来るまで耐えるしかないです。」
皆刀「姉さん次第って事か・・・大丈夫だろうな。」
千里「私もそんな気がします。」
左翼
ドゴーンッ
呉兵「うわっ!」
ドゴーンッ
愛乃「その程度か!」
シュッ
カキンッ
陳武「悪いが死んでもらう!」
愛乃「それはどうかな?」
ブォンッ
スッ
ドゴーンッ
陳武「何処を狙っておる!」
ブォンッ
スッ
ドゴーンッ
陳武「下手くそめ!」
愛乃「お前は馬鹿か?周りを見てみろ。」
陳武「何!うわっ」
愛乃が狙っていたのは足場を崩す事だった。
愛乃「終わりだ!」
ブォンッ
ドゴーンッ
陳武「がはっ」
バタンッ
愛乃「・・・死んでるな・・・打ち所が悪かったのか・・・
我々は城壁へ行くぞ!」
北郷兵達『おお!』
前翼
ブォンッ
ドゴーンッ
心「・・・もっと来い」
呉兵「こっこの!」
シュッ
スッ
心「・・・無駄」
シュッ
ザシュッ
呉兵「ぐはっ」
心「弱すぎる」
ブォンッ
ドゴーンッ
呉兵「むっ無理だ!」
タタタタッ
シュッ
バタンッ
朱治「弱小者め!」
心「・・・お前が朱治?」
朱治「そうだが、お主は?」
心「北郷心」
朱治「お主が北郷の娘と言われとる小娘か。
北郷も馬鹿だな、統一するだけして逃げおったしな。
あやつこそ戦を起こす元凶だったな。」
心「#」
シュッ
カキンッ
朱治「頭に血が上ったか?」
心「殺す」
シュシュッ
カランッ
朱治「のわっ!」
心「死ね」
シュッ
スパーンッ
心「バラバラになれ」
シュシュシュシュッ
呉兵「うっうわー」
呉兵「逃げろーー」
シュシュッ
バタンバタンッ
心「逃がさない」
心隊長「心様!今は城壁へ!」
心「ん・・・行く」
城壁内
呂覇「化物め!」
張昭「呂覇様!準備はできました!」
呂覇「では、手筈通りに。」
張昭「御意。」
本陣
皆刀「これは制圧出来そうだね。」
そこへ
兵士「失礼します!後ろから奇妙な兵達が!」
千里「数は!」
兵士「およそ10万程かと!」
皆刀「なっ!」
千里「本陣は後方の兵士を討ちに行きます!泊を戻してください!」
兵士「御意!」
皆刀「俺も出る!千里は本陣に居て!」
千里「ですが!」
皆刀「大丈夫、援軍が来るまでは耐えれると思うからさ。
これでも、あの北郷一刀の息子だよ?」
千里「・・・分かりました。ご無事で。」
皆刀「ああ!十字隊の半分は付いて来てくれ!」
十字隊『おお!』
右翼
兵士「失礼します!後方に敵の増援が来た模様!
現在、皆刀様が出陣されております!至急戻れとの事です!」
泊「何じゃと!数は!」
兵士「10万程かと!」
泊「しまった!総員もどるぞ!」
城壁内
張昭「あの紙が役に立ちましたね。」
呂覇「ですね。向こうも化物ならこちらも化物の兵士達に討ち取らせます。」
張昭「これで勝ちましたな。」
呂覇「ええ。我々は耐えますよ。孫登様が援軍を出してくださったので
耐えなければ。」
後方
シュッ
皆刀「泥人形か!くそっ!」
シュッ
シュッ
泥兵「・・・」
シュッ
カキンッ
皆刀「くそっうじゃうじゃと・・・」
シュシュシュシュシュッ
カキンカキンカキントスッ
皆刀「くっ!」
弓が皆刀の右腕に当たった。
十字兵「皆刀様を守れ!」
十字隊『おお!』
皆刀「右手が・・・くっ」
シュッ
シュッ
シュッ
泥兵「・・・」
シュッ
カキンッ
皆刀「クッ」
シュシュシュッ
トストストスッ
泊「皆刀!大丈夫か!」
皆刀「これくらい何とも無いさ。」
泊「皆刀は下がっておれ!」
皆刀「いや、まだ戦える!」
泊「馬鹿たれ!お主を死なせる訳にはいかん!
それに、ほれ!」
泊は指を刺した。
皆刀「あれは!分かった!」
泊「皆刀を至急救護天幕へ!」
十字兵「はっ!」
後方
月音「うりゃうりゃ!」
シュシュッ
月音「多いな・・・愛美!うちの隊達を下がらせて!
向こうにも下がる様に通達!」
愛美「あれを使うのね。」
月音「じゃあ、皆!惨殺fight!レディー」
月音隊『ごーーー』
愛美「至急下がれと向こうに通達!連絡矢で良いわ!」
愛美兵「御意!」
月音「あたしの手がピンクに萌える!」
シューーーッ
月音隊『萌える!』
月音「勝利を掴めと轟き叫ぶ!」
シューーーッ
月音隊『叫ぶ!』
大きい剣に変化した。
月音隊の剣も共鳴し通常の2倍になっていた。
月音・隊『愛と萌えの!神の剣ーーー!キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!萌え!!!』
ドゴーンッ
月音兵A「突撃!!!」
月音隊『萌えーーー!』
城壁内
呂覇「何だ!あれは!」
張昭「呂覇様!お逃げください!」
本陣
皆刀「あれはいつ見てもすごいな・・・ピンク色で近づけねーー」
千里「^^;」
泊「あれを食らったら終わりじゃな。」
一同『コクコクッ』
10万の泥兵は1刻も経たない内に消え去った。
そして、月音隊は北郷最強の隊として名が広がった。(主に妄想力?)
城壁内
張昭「呂覇様!早く!」
そこへ
心「逃がさない」
呂覇「何故ここに!」
心「飛んだ」
張昭「馬鹿な!」
シュッ
スパーンッ
呂覇「そんな・・・」
心「終わり・・・」
シュッ
ザクッ
呂覇「かはっ」
心「#死ね」
スパーンッ
心「武器収めろ」
呉兵は抵抗なく投降した。これにより、夏口は北郷軍の領地になった。
本陣
愛美「心さん、貴方は援軍を追い返して欲しいの。
いっぱい御飯用意しときます。」
心「だら~・・・ん!」
心と隊は援軍を追い払いに行った。
皆刀「姉さん、助かったよ。」
月音「はっはっは!我の妄想は最強なり!」
ゴチンッ
愛美「調子乗るな。」
月音「痛いな~豚女め・・・しまった!」
ボコッ
月音「効いた・・・」
バタンッ
愛美「#天幕へ捨ててきなさい!」
月音兵A「はっはい!」ガクガクッ
千里「仲悪いんですかね?」
皆刀「いや、かなり良いんだよ、あれでね。」
千里「はっはぁ」
泊「喧嘩するほど仲が良いと言うやつじゃな。」
皆刀「そんな感じ。じゃあ!俺達は入城するよ!」
王座の間
皆刀「直ぐに、復旧作業に取り掛かる。」
千里「それと、投降した呉の兵士なのですが、泊に任せようかと。」
皆刀「それが良いね。姉さんにもお願いしといて。」
千里「御意。」
皆刀「そういえば、あっちは大丈夫なの?」
愛美「ええ、あっちは明理に任せてきたわ。」
皆刀「なら安心だね。」
愛美「それと、こっちに武将達を集めるわ。
呉が長沙に兵を集めてるらしいのよ。多分決戦の地は赤壁よ。」
皆刀「分かった。そこら辺は愛美姉さんに任せるよ。」
愛美「ええ、任せて頂戴。」
心「行ってきた」
愛美「早いわね。」
心「少なかった」
愛美「厨房に用意してあるわよ。」
ぴゅーーー
皆刀「もう居ない・・・」
千里「残りは私達がやりますので、皆刀様は傷の手当を。」
皆刀「分かった。」
愛美「千里も疲れたでしょ、皆刀の世話を任せるわ。」
千里「ですが!」
愛美「こっち来なさい。・・・・」
愛美は千里を引き寄せ、小声で話た。
千里「・・・!///分かりました。お姉様!」
愛美「ふふっ」
皆刀「?」
月音「何やら陰謀の・・・」
ボコッ
バタンッ
愛美「おほほ~頑張ってね。」
ズルズルズルッ
月音「@@@@@」
愛美はそのまま月音を引きずりながら政務室へ
夜
皆刀の部屋
皆刀「痛っ」
千里「大丈夫ですか?」
皆刀「まあ、何とかね。」
千里「無理・・・しないで下さい。グスンっ」
ポロポロポロッ
皆刀「ごめんな・・・」
ぎゅっ
なでなでっ
千里「いえ///分かって頂ければいいんです・・・」
皆刀「遅いし・・・一緒に寝る?///」
千里「コクッ///」
その後・・・♥
政務室
月音「また、一つの愛が生まれたのだった。」
愛美「馬鹿言ってないで・・・」
ドサッ
月音「ええ~もう無理~武将だよ?普通やらせるかね~
鬼~鬼~ぺったんこ~」
愛美「・・・言ってて虚しくない?」
月音「うん悲しくなってきた。」
愛美「仕事しなさい!」
月音「へ~い」
しばらく平穏な時が訪れる事に。
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