今年の大連は、いつもの年より雪が多いようです。
最高気温が零下なので、一度降ると、なかなか融けません。
風が強いので道の上などからはすぐ吹き飛ばされるのですが、吹き溜まりの雪は、ガジガジになって春までそこにいます。

そんな大連の雪を、形に残そうと思います。

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手ごろな雪の塊りを持ってきて、いきなりそこにレジンキャストを流し込んでみました。

さてその結果は。

まず反応熱で温まったキャストが、メメタァァっと雪に食い込みます。
さらに、雪の結晶の間に、毛細管現象でウジュルウジュルと染み込んでいきました。

雪で冷やされているからか、なかなか硬化が進みません。
1時間以上放置した結果、ある程度硬化が進んだので、雪の塊ごとお湯に漬けます。
すると雪が解けて中から海綿状の物体が現れました。

キャストの色のままだと不気味なので、光沢ブラックで染めてあげました。

素敵な大連の思い出です。