No.517232

真・恋姫†無双 ~鬼が支えし者~

義弘さん

こんばんは♪
さてさて今回お奨め作品は、
『昏君†無双』です、これは封神演義のクロス作品です。
良ければ見て下さい。
さて今回も駄文劇場の始まりですよ!

2012-12-10 22:56:03 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3362   閲覧ユーザー数:3091

‥‥(アイツなんて演説してるのよ!!それは余りにも危険過ぎるわよ!!一度話すべきだったわね、)

 

そんな事を考えている桂花、

 

(演説内容は普通だけど、なんて言うか‥あの声に力があるのかしら、一度ゆっくり話すべきですね。)

 

そんな事を考えている李厳、

 

(ハァ〃、普通に暮らす為にか~、後で一度話てみよ~♪)

 

そんな事を考えている廖化、

 

そこには様々な顔をしていた、渋い顔を、真面目に見つめている顔を、どこか楽しそうな顔を、

 

そうな様々な顔を確認している荀コン、でも和弘と最初に出て来た二人がまた話をしだした、

 

呂岱「貴方の理由は判りました、しかし、後一つだけ確認させて頂きます、」

 

呂岱は和弘にそう言うと一度陳到を見て頷いた、

 

陳到「それは‥‥島津殿‥貴方の武です!!」

 

陳到がそう答えると呂岱は弓を、陳到は両手に1㍍の斧を持ち和弘に向けて構えた!

 

それを見て和弘は一瞬怪訝な顔をしたがまた何時もの穏やかな顔で二人に訊ねた、

 

和弘「‥‥それは‥その武器は本気で私に向けているのですか?」

 

呂岱「ええ、貴方の演説は力が込もっていて本気だと言う事は感じました、皆は付いて行くでしょう、」

 

陳到「だけど、それを叶えるには皆を率いて行く為の武を確認しなければ、」

 

「「私(俺)は、納得しません(しない)!!」」

 

そう答えると二人は、自分が持つ最大限の殺気を和弘にぶつけた!!

 

殺気を感じた和弘は大きく息を吐き、

 

和弘「‥‥判りました、お二人がそれで納得して頂けるならお相手致します、」

 

そう答えると二人に「少し待ってくれ」と言うと、荀コンの所に行った。

 

和弘「荀コンさん、申し訳ありませんが一度私の武器二本を返して頂きたいのですが、」

 

荀コン「アラアラ、こんな状態だと駄目とはいえないわね♪」

 

そう答えると近くにいた兵に屋敷に取りに行かせた、それを見て和弘は「スミマセン」と頭を下げた。

 

すると、和弘に桂花が近づいて来た、

 

桂花「‥ヒロ、二人を相手なんて大丈夫なの、一人は弓、一人は斧、武が素人の私だって危険だってわかるわよ!」

 

そう桂花が和弘に訊ねると、和弘は桂花の頭を撫でながら笑顔で答えた、

 

和弘「心配してくれてありがとう桂花、でも武を持つ者にしてみたら確認しなければ気がすまないのは、俺だってその気持ちはわかる

 

よ‥‥それに‥武器を人に向けると言う意味を二人に教えなければいけないから」

 

和弘がそう答えると殺気が出ている事に桂花は気づき、

 

桂花「(ッ!なんで殺気が出てるのよ!)‥判ったわ、なんか対処法があるのね‥なら勝ちなさい、でないと‥判ってるわね、」

 

桂花がそう訊ねると和弘は頷いた、そんな二人のやり取りを見て荀コンは、

 

荀コン「(アラアラ桂花ちゃんたら♪まだ会って間がないのに、頭を撫でられても何もないとは其だけ和弘君に心を開いてるのかしら

 

♪)アラ、」

 

そう考えていると先程に武器を取りに行かせた兵が戻って来て荀コンに武器を渡した、

 

そして武器が来た事を確認した和弘は桂花に「行って来る」と呟いた

 

そして桂花は少し頬を赤らめながら「勝ちなさいよ」と和弘に返した、

 

和弘は荀コンの元に行き武器を手渡され、村正と野太刀を腰に差した、それを確認した荀コンは、

 

荀コン「和弘君、頑張りなさい♪」

 

和弘「有り難き御言葉」

 

と荀コンに対し礼を取ると和弘は呂岱と陳到の前に向かった、

 

陳到「準備が出来たようですな、」

 

呂岱「貴方の武を見せて下さい!」

 

そう言うと二人は武器を構えた、

 

和弘「もう一度だけ聞きます‥本気で私に武器を向けているのですか?」

 

その言葉に二人は殺気を和弘にぶつけながら答えた、

 

「「くどい!!」」

 

その言葉を聞くと和弘は右手に野太刀、左手に村正を持つと、

 

和弘「フゥ‥‥判りました‥では皆さんこの場所を少し開けて下さい、」

 

と答えるとこの場所にいた街の人や募集に集まった人が場所を開けた。

 

すると、少しづつだが場の空気が重くなって行った、

 

呂岱(なんか空気が重くなったような、)

 

陳到(なんだこれは、)

 

二人は訳の解らない違和感を感じていると、突如和弘から殺気を感じた、

 

すると、先程の和弘の声とはかけ離れた、低く、ドスの効いた声が一面に響いた、

 

和弘「‥貴様らに教えてやる‥人に武器を向ける意味と‥‥鬼の力をな!!」


 
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