※スーパーロボットとは　　ロボットを系統別（或いは種類別）に分類する方法はいくつかあるが、その中にスーパーロボットとリアルロボットという大きなわけ方がある。これらの用語は、ゲーム『スーパーロボット大戦』などで意識されてはいたが、『第４次スーパーロボット大戦』で主人公の属性を選択させたことから、明確な分類として認識されるようになった（正確には、それ以前からもあったが用語として正式に認識されたのは第４次）。このゲームの分類法によればスーパーロボットは天才的な博士や研究機関、企業などによって作られた巨大ロボットであり、多くの場合一機限りの開発者が親族や知人のために作ったワンオフ、あるいは、一部の少量生産にとどまる。機体は大きく頑丈な装甲を持ち、強力な必殺技をはじめとする高い攻撃力を持つ。一方、リアルロボットは『機動戦士ガンダム』等に登場するＭＳ等のように（スーパーロボットよりも）小型で機動性が高い、そして、なにより大量生産が可能な（改造や修理が比較的余裕な）『工業製品』としての特徴を持つ。また、最近では、この二つに分類しきれない、心や魂を持ってしまったような所謂『神秘系』とでも言った概念もある。『スーパー』と『リアル』、この二つの言葉が世に出て、それなりの時間は流れ、一部では一般的に認識されている概念ですらある。これらの分類を批評する事、敢えて深く言及する事は、ここでは避けるが、ロボットをどう見るか、基本的な概念である事は間違いないであろう。