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~少年が望んだ世界と力~

第十八話 イメージの力

2012-12-05 12:27:52 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:3990   閲覧ユーザー数:3595

俺がアーバレストに変身し、ラムダ・ドライバを起動させるとガウルンは嬉しそうに笑いながら単分子カッターを構え、向かってくる。

 

「うらあああっ!」

 

「くっ!」

 

俺も前に出て口部の単分子カッターを取り、ガウルンの単分子カッターを受け止めた。

俺を破壊しようとするガウルンの斥力場、その攻撃から自分を守ろうとする俺の斥力場が互いにぶつかり合う。

 

「はっ、思い出すぜ。俺が初めてカシムのその白いASとラムダ・ドライバで戦った日、そしてトイ・ボックスで戦った日のことをっ!!」

 

宗助とアーバレストとの初戦、トゥアハー・デ・ダナンでの最終戦を思い出してガウルンは心底楽しそうにそういうと俺はなのは達に聴こえないよう声を抑え、ガウルンに疑問だったことを尋ねる。

 

「何故貴様が生きている!貴様は自分の世界で死んだはずだ!」

 

俺が疑問だったこと。

それは既に死んでいるはずのガウルンが生きていることだ。

ガウルンは「フルメタル・パニック!TSR」で宗助に射殺され、更に宗助を道連れにするためにベットに仕掛けていた爆発物の爆発で吹っ飛んだはず。

 

「あぁ、確かにあの時俺は死んだはずだった。だが、ご覧の通り俺は生きてる。身体の方も再生治療のおかげで元通りだ」

 

「再生・・・治療!」

 

俺は自分の耳を疑った。

再生治療はある世界の医療技術であるはずなのにそれをガウルンが知っているからだ。

 

「確かイノベイターとかいったか。そいつらのおかげでな」

 

「イノベイターだと!?」

 

ガウルンだけでなく「機動戦士ガンダム00」のイノベイターも関わっていることに俺は更に驚かされる。

 

「さて、話はこれで終わりだ。そろそろ死んでもらうぜ!」

 

「死んで・・・たまるかよ!!」

 

「むっ!」

 

俺は力を振り絞り、ガウルンを押し返し、俺もガウルンもバックステップで互いに一旦距離をとった。

互いに距離をとると同時に俺は単分子カッターを口部のハードポインターに戻し先程捨てたボクサー散弾砲を、ガウルンは単分子カッターを戻しドラゴンロッドで弾いた35mmライフルを拾い、互いに銃を構えた。

 

「喰らいな!」

 

「貴様がな!」

 

その言葉の後、ほぼ同時に銃を放つ。

放たれた銃弾は互いにぶつかり弾かれる。

 

「ちっ!」

 

俺は軽く舌打ちをして頭部のチェーンガンを放つ。

 

「しゃらくせぇ!!」

 

放たれるチェーンガンをガウルンはラムダ・ドライバで防ぎ、ガウルンがチェーンガンを防ぐとガウルンの足元にボクサーを放つ。

 

「おっと!」

 

足元に放ったボクサーの弾をガウルンはバックステップで回避し、俺に35mmライフルを放ってきた。

 

「このっ!」

 

放たれた35mmライフルを右に避ける。

だが回避先を読まれていたのか更に35mmライフルを再び放ってきた。

 

「こんな狭い場所で避けられるかな?」

 

右には壁、正面から迫る弾丸。

左に避けようにも勢いがつきすぎて回避出来ない。

 

「まだだ!」

 

左への回避を諦めた俺は床を蹴って跳び上がり、右手と右脚を壁に当て勢いを殺し、そのまま壁を蹴って左に移動し弾を回避、左に移動すると右の壁の時と同じように今度は左の壁を蹴って右の壁に移動、また蹴って左に移動を繰り返す。

元々陸上戦闘用兵器であるASで運動性能が高い第三世代型のアーバレストはMSや下手をすればライダー以上に動きやすい。

壁を蹴っての移動を繰り返してガウルンへ近づいていく。

 

「でりゃぁぁああああっ!」

 

「むっ!」

 

右側の壁から跳び、宙に浮いたままガウルンの頭部を定めてハイキックを喰らわせようと右脚を出すがガウルンに左腕で防がれてしまう。

 

「ふんっ!」

 

ガウルンが腕を振り払うと俺は後ろに飛ばされ、ガウルンは35mmライフルを放ってくる。

 

「くっ!」

 

床に着地するとすぐに跳びあがり35mmライフルをかわす。

35mmライフルをかわすと俺もボクサーを撃ち返し、ガウルンは左に回避する。

 

「ふっははははははっ!楽しませてくれるぜ!」

 

「うおおおおおおっ!!」

 

『WEAPON RIDE! 40mm RIFLE!』

 

WRで40mmライフルを装備するとボクサーをリアアーマーにマウントし、40mmライフルを放つが避けられる。

今度はガウルンが35mmライフルを放ってくるとそれを俺はラムダ・ドライバで防御する。

互いに放つライフルをかわし、ラムダ・ドライバで防ぐ、それを何度も繰り返す。

 

「警告!ラムダ・ドライバ終了まで残り120秒!」

 

ガウルンと激戦を繰り広げているとアポロンからラムダ・ドライバの残り使用時間が告げられる。

タイムリミットは残り2分、このままだと危険だ。

 

「アポロン、各武装の残弾は!」

 

「各残弾、ボクサー散弾砲8発、チェーンガン670発、40㎜ライフル87発です」

 

「アポロン、残弾を随時報告しろよ!」

 

「イエス、マスター!」

 

残弾を確認し、アポロンに残弾報告するように指示を出して40mmをガウルンの足元に放つ。

 

「ふっ!」

 

放たれた40mmの弾をガウルンは後ろに跳んで避ける。

ガウルンが避けるとその場でしゃがんで40mmライフルを床に置き、リアアーマーのボクサーを取り、しゃがんだ状態でボクサーを4発放つ。

 

「ボクサー残弾4に低下!」

 

「はっ!そんなもん!」

 

だが、ガウルンはラムダ・ドライバでボクサーの弾を防ぐ。

ボクサーの弾を防がれるとガウルン向かって走り出し、弾き飛ばれた左腰の単分子カッターを拾い斬りかかる。

俺が単分子カッターで斬りかかるとガウルンも単分子カッターを抜き、俺の単分子カッターを受け止める。

ここでも互いのラムダ・ドライバの力が働き斥力場が発生する。

 

「くっ!うううううう!!」

 

「ふっ!ふっはははははは!」

 

約10秒程単分子カッターをぶつけていると互いに単分子カッターを引き、後ろに跳び距離を取る。

俺は距離を取ると同時にチェーンガンを放つがラムダ・ドライバで防がれる。

単分子カッターをしまい、40mmライフルを置いた場所に着地すると床に置いた40mmライフルを取り、チェーンガンの放つのを止め、再び40mmライフルを放つ。

俺が40mmライフルを放つとガウルンはよけ、俺に35mmライフルを放ってくると俺は回避する。

 

「チェーンガン残弾513に低下」

 

アポロンからのチェーンガンの残弾報告を受けながら放たれる弾を回避しながら40mmライフルを撃ち続ける。

 

ダダダダダ・・・カチッカチッ

 

「!」

 

勢い良く弾が放たれていた40mmライフルから弾が放たれなくなり、空撃ちの音が聞こえてきた。

 

「40㎜残弾ゼロ」

 

「ちっ!」

 

残弾がゼロになった40mmライフルをガウルンに投げ、ボクサーを取り1発放つ。

 

「それがどうした!」

 

俺が投げた40mmライフルを35mmライフルを撃って弾き、左手をかさじてボクサーの弾をラムダ・ドライバを使って防いだ。

 

(普通のやり方じゃ決定打に繋がらない。隙を作らないと!)

 

そう思った俺はカードケースからカードを取り、ドライバーに入れる。

 

『WEAPON RIDE! ANTI TANK DAGGER!』

 

先程も使った対戦車ダガーを装備して対戦車ダガーを投げた。

 

「はっ!」

 

しかし対戦車ダガーはガウルンでなく斜め上に飛んでいく。

 

「はん!どこに投げてやがる」

 

ガウルンは笑い、35mmライフルを俺に向ける。

だが、全て狙い通り。

あの対戦車ダガーはガウルンを狙って投げたんじゃない。

 

ガッ!

 

ドゴオオオオオンッ!

 

さっきの対戦車ダガーが目標に当たり、刀身部の炸薬が爆発する。

俺が狙っていたのは・・・天井だ。

 

「なんだと!?」

 

天井で対戦車ダガーが爆発したことで爆煙が舞、再び前面が覆われ互いが見えなくなる。

普通に投げた場合、ラムダ・ドライバで防がれる可能性もあったが避けられる可能性もある。

そこで確実に命中する天井に投げて爆発させることで爆煙を煙幕の代わりにした。

 

「ボクサー散弾砲、残弾2。保険として1発は残しておきたいのでこれがラストチャンスです」

 

「分かった!」

 

アポロンからのアドバイスを聞きながら直ぐにリアアーマーのボクサーに手を伸ばす。

 

(集中しろよ俺。そしてイメージしろ。あいつを・・・ぶっつぶすイメージを!!)

 

心の中で俺自身にそういいながらボクサーを手に取り、正面に構える。

 

「すぅぅぅぅ・・・・はぁぁぁぁ・・・」

 

(俺がこれから撃つ弾は最強の弾丸。どんな盾でも・・・壁でも防げない・・・この世の全てを貫く最強の弾丸!)

 

ガウルンがいると思う場所に狙いを定め、アーバレストのフェイス内で目を瞑り、深呼吸。

そして、今俺が心の中で思っていることを、ガウルンを倒すことを強くイメージする。

この時、カブトのクロックアップほどではないが、ほんの数秒のことが俺の中ではとてもゆっくりに感じられた。

周りの音も一切聞こえない、まるで無の空間にいるような不思議な感覚。

そんな不思議な感覚の中でだんだんとイメージが湧いてきた。

 

(元中二病の想像力(イメージ力)をなめんなよ!)

 

「!」

 

最後に心の中でそう叫び、イメージが整うとフェイス内で目を開き、トリガーに指を掛けた。

 

「くらえええぇぇぇぇ!!!」

 

叫びながらトリガーを引き、ボクサー散弾砲から斥力場の力、俺のイメージが加わった弾が放たれる。

放たれた弾が通ると前面を覆っていた爆煙が吹き飛ぶ。

 

「!!ちっ!!」

 

煙の向こうから弾が飛んでくるとガウルンは左手をかざし弾を防ぐ。

しかし、それでもまだ弾の勢いは死んでいない。

 

「くっ!くううぅぅぅっ!!」

 

ガウルンも弾に突破されまいと力を込める。

 

「いっけえええええぇぇぇぇぇっ!!」

 

ドガアアアァァァァァァン!!

 

俺の叫び声の後、爆発が起こった。

周りは忽ち爆煙に包まれる。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、やったか?」

 

「まだ不明です、マスター」

 

ガウルンが倒れたのか健在なのかまだ分からないため警戒を強める。

 

「ふっ、ふふふふっ!」

 

「!」

 

煙の中からガウルンが姿を現し、俺は再びボクサーを構える。

 

「アポロン、ラムダ・ドライバの時間は?」

 

「残り30秒を切りました」

 

「くそっ!」

 

ラムダ・ドライバ終了まで既に30秒を切っていた。

もしガウルンがまだ戦えるならば・・・確実に負ける!

 

「本当ならまだまだやり足りないんだがな。くっ!」

 

最悪の事態を考えているとガウルンがよろける。

 

「オーバーヒートだ。これだから未完成の機体は困るぜ」

 

そういうとガウルンの後ろに銀色のオーロラが出現した。

 

「今回は引かせてもらうぜ、行くぞお前ら」

 

「ちっ、しょうがないわね」

 

「覚えてろよ!!」

 

ガウルン、カイザ、デルタはオーロラの中に消え、オーロラも消えた。

 

 

フェニックス達との決着が着き、ガウルン、カイザ、デルタが撤退したと同じ頃、他の場所でも戦いが終わろうとしていた。

 

捜索班第一班

 

「はっ!らあっ!」

 

「があああっ!」

 

「ぐあああっ!」

 

「はっ!ふっ!はっ!」

 

「うっ!ぐおっ!」

 

「がわっ!」

 

龍騎がドラグセイバーで2体のライオトルーパーを斬り、ナイトはウィングランサーでライオトルーパーのアクセレイガン ブレードモードを弾き飛ばしてライオトルーパーを突き、後ろから斬りかかってきたライオトルーパーにひねり蹴りを喰らわせる。

 

『うおおおおおっ!』

 

「はあああっ!はっ!」

 

「ぐがっ!」

 

向って来たライオトルーパーにレッドマスクは顔面にパンチを喰らわす。

 

「ふっ!はっ!」

 

「がっ!」

 

振り下ろされるアクセレイガン ブレードモードをブラックマスクは避け、右手首を掴みライオトルーパーを投げ飛ばす。

 

「このっ!」

 

「せいっ!」

 

「ちっ!」

 

別のライオトルーパーがアクセレイガン ガンモードでブラックマスクを撃とうするがブルーマスクがアクセレイガンを蹴り飛ばす。

 

「はっ!」

 

「ぼっ!」

 

また別のライオトルーパーをイエローマスクがハイキックで頭部を蹴る。

 

「はっ!はいっ!」

 

「おわっ!」

 

「がはっ!」

 

ピンクマスクがライオトルーパーを足払いで倒し、正拳で2体目のライオトルーパーの腹を殴る。

 

「くっ!まだまだ!」

 

『はあああっ!!』

 

マスクマン達の攻撃を受けながらもライオトル-パー達は立ち上がり再びマスクマン達に向っていく。

 

「マスキーブレード!はっ!」

 

「がっ!」

 

「ぐああっ!」

 

レッドマスクが専用の両刃剣「マスキーブレード」で向って来たライオトルーパー2体を斬る。

 

「マスキーロッド!せいっ!」

 

「どあっ!」

 

ブラックマスクが専用の棍「マスキーロッド」を使い、ライオトルーパーを突く。

 

「マスキートンファ!ふんっ!」

 

「くっ!ぐっ!」

 

ブルーマスクが専用のトンファ「マスキートンファ」を装備すると右側のトンファでライオトルーパーのアクセレイガンを叩き落とし、左側のトンファで顔面を殴る。

 

「マスキーローター!はっ!」

 

「ぎゃああああっ!」

 

「ぼおおおおおっ!」

 

「ごああああっ!」

 

イエローマスクは独楽とヨーヨーが合体したような専用の「マスキーローター」を複数のライオトルーパーに絡ませ電流を流す。

 

「マスキーリボン!はっ!」

 

『うわあああああっ!!』

 

ピンクマスクが新体操で使うような専用のリボン「マスキーリボン」を取り出し、マスキーリボンを回転させ衝撃波を放つ「サイコリボン」でライオトルーパー達を飛ばす。

 

「もらった!」

 

1体のライオトルーパーがレッドマスクの背中を捉え、アクセレイガン ブレードモードを振り上げる。

 

「!はああああぁぁぁっ!」

 

ライオトルーパーがアクセレイガンを振り上げるとレッドマスクは右手にオーラパワーを集中させ、背中を向けたままでアクセレイガンを避け、振り返る。

 

「ゴッドハンド!」

 

「ぐふっ!」

 

振り返ったと同時にオーラパワーを集中させた右手で正拳突きを繰り出すレッドマスクの技「ゴッドハンド」をライオトルーパーの腹部に喰らわせ、ゴッドハンドがクリーンヒットしたライオトルーパーはそのまま後ろに飛ばされた。

 

「くそったれ!!」

 

「落ち着け!数はこちらが有利だ!怯まず続けろ!」

 

『うおおおおおっ!』

 

攻撃をしても何度でも向ってくるライオトルーパーに対し、ナイトはダークバイザーにカードをベントインする。

 

『NASTY VENT』

 

今度はナイトの契約モンスターであるダークウィングが現れ、ライオトルーパー達に超音波「ソニックブレイカー」を放つ。

 

「ぐっ!がああぁぁっっ!!」

 

「な、なんだ、これは!?」

 

「あ、頭が痛いっ!」

 

「ジェットカノン!」

 

ライオトルーパー達がナスティーベントによって撹乱されている間にレッドマスクが必殺バズーカになる「ジェットカノン」を呼び、龍騎がカードをベントインする。

 

『FINAL VENT』

 

「はっ!はぁぁぁぁぁっ!!」

 

「ウオオォォォォォンッ!」

 

「メディテーション」

 

龍騎がファイナルベントを発動させ、腰を低くし構えをとり、ドラグレッダーは龍騎の周りを回り、マスクマン達はジェットカノンを支え、5人のオーラパワーをジェットカノンに集める。

 

「ロックターゲット!」

 

「はっ!」

 

ジェットカノンが後方のライオトルーパー達を捉えると龍騎が前方のライオトルーパー部隊に向って走り出し、ドラグレッダーも続く。

 

「発射!」

 

レッドマスクの合図の後、マスクマン達はジェットカノンを放つ。

 

『うわあああああああっ!』

 

「だああぁぁぁぁっっ!!」

 

「ギャオオォォォンッ!」

 

走り出した龍騎はドラグレッダーが放った火炎弾を受けながら跳び蹴り「ドラゴンライダーキック」を放った。(イメージはリュウガとの一騎打ちの時に放ったドラゴンライダーキック)

 

「何!!があぁぁっ!!」

 

「「「「ぐああぁぁぁぁっっ!!!」」」」

 

ライオトルーパー部隊は艦内の通路というあまり広くない場所、そして密集していたことで逃げ場を失い、ドラゴンライダーキックを喰らった。

 

「ぐっ!ああぁぁぁっ!」

 

「や、ヤロォっ!」

 

「う、ううううっ」

 

前後合わせて70人ほどいたライオトルーパー部隊はマスクマンのジェットカノン、龍騎のドラゴンライダーキックを受け、前後合わせて僅か17人しか残っていなかった。

 

「貴様ら!」

 

「中隊長!大隊長とミスタ・Feが撤退したとのことです!」

 

「何!?ええい!我々も引くぞ!総員撤退だ!」

 

生き残っていた前後のライオトルーパー達が銀色のオーロラを使い、撤退していった。

 

捜索班第二班

 

「「「「「うおおおおおおお」」」」」

 

『SHOOT VENT』

 

「ふんっ!」

 

「「「「「ぐわああああああ!」」」」」

 

向ってくる5人のライオトルーパーにゾルダはシュートベントでマグナキャノンを装備しライオトルーパーに放つ。

 

「うおおおおおっ!はっ!はっ!」

 

「ぐああっ!」

 

「ぐがっ!」

 

「はああっ!はっ!」

 

「ごあああああっ!」

 

ゾルダが銃火器でライオトルーパー達を圧倒しているとオーレッドがレッド専用の剣「スターライザー」を使い、1体目のライオトルーパーを右斜め上から斬り、2体目のライオトルーパーを今度は横から斬り、そして3体目のライオトルーパーをスターライザーにエンルギーを蓄え、敵を斬る必殺技「秘剣・超力ライザー」で斬る。

 

「ふんっ!ぜりゃっ!」

 

「どわっ!」

 

オーグリーンが助走をつけてジャンプをし、手両手に持ったグリーン専用の2本の斧「スクエアクラッシャー」を使い空中から敵を×時に斬り裂く必殺技「電光・超力クラッシャー」でライオトルーパーを×時で斬り裂く。

 

「はああああっ、はっ!」

 

オーブルーもオーグリーンと同じ様に助走をつけてジャンプをすると足が天井に着くように空中で体を捻る。

 

「ふんっ!」

 

足が天井に着くとオーブルーは天井を蹴り、両手に持つ直径500mmの特殊なケーブルも切断出来る刃が付いたブルー専用のトンファ「デルタトンファ」を構え、ライオトルーパーが4、5人集まっているところに跳んでいく。

 

「ふっ!はあっ!」

 

「ぐむっ!」

 

「があっ!」

 

空中から突進して敵を切り裂いていくオーブルーの必殺技「稲妻・超力トンファ」でライオトルーパー達

 

「はっ!はいっ!」

 

「ぐあっ」

 

「くそっ!」

 

オーイエローは両手に持つイエロー専用の2本のヌンチャク「イエローバトン」を振り回し、アクセレイガンを弾き飛ばし、スティック部をライオトルーパー達の顔面、胴体に次々と当てていく。

 

「調子に乗るな!」

 

そういうと数名のライオトルーパーがオーイエローに襲い掛かる。

ライオトルーパーが向って来るとオーイエローはくるくると回転を始める。

そして、その回転は徐々に勢いを増していく。

 

「はあああああっ!」

 

回転が凄まじい勢いになるとオーイエローは回転をした状態で向って来るライオトルーパーに向っていった。

 

『う、うわああああっ!』

 

最初に向って行ったライオトルーパー達が全員、全身を竜巻のように回転させながら敵に突進するオーイエローの必殺技「炸裂・超力バトン」を受け、吹き飛ばされる。

 

「ライダーやあいつらいい!せめて魔導師だけでも倒せ!」

 

「!各員シールドを張れ!」

 

味方の半分近くを倒したゾルダ、オーレッド、オーグリーン、オーブルー、オーイエローに勝てないと理解すると残ったライオトルーパー達はターゲットを魔道師達に変更しアクセレイガンを構え、魔道師達はシールドを張り守ろうとするがそれよも早くアクセレイガンから光線が放たれる。

 

「はっ!」

 

魔導師達の前にオーピンクが立ちピンク専用の盾「サークルディフェンサー」でアクセレイガンの光線を防ぐ。

 

「はぁぁああああっ!」

 

アクセレイガンの光線を防ぐとオーピンクがサークルディフェンサーを構えたままライオトルーパー達に向って走り出す。

 

「近づけさせるな!撃て!撃て!」

 

ライオトルーパー数人がアクセレイガンを一斉に放つが減速することなくサークルディフェンダーで弾きながら向って来る。

 

「か、回避しろ!」

 

距離が縮まるとライオトルーパーの1人が回避するように指示を出す。

 

「だああっ!」

 

「うっ!」

 

「がああっ!」

 

しかし指示が遅かったため3人のライオトルーパーがサークルディフェンサーを構えながら体当たりするオーピンクの必殺技「疾風・超力ディフェンサー」を受けた。

 

「この程度で!」

 

「はあっ!」

 

「があっ!」

 

「なっ?!」

 

「ふっ!」

 

「ぐあっ!」

 

オーピンクの攻撃を避けたライオトルーパーが反撃しようとすると後ろからシザースのシザースピンチで殴って跳ね飛ばし、後ろを振り返ったライオトルーパーをタイガがデストクローで胸部を切り裂く。

 

「まさかここまでやるとは!」

 

「隊長、敵は近接武器ばかりです。ここは距離をとって銃撃戦のほうが有利では?」

 

「馬鹿者!そうした場合、あの緑のライダーの重火器による砲撃を喰らうことになるんだぞ!忘れたか!」

 

ライオトルーパー部隊の隊長が後ろの隊員に注意し、右斜め後ろを見るため首を少しだけ動かした。

それを見るとタイガがカードを引き抜きデストバイザーにカードをベントインする。

 

『FINAL VENT』

 

「ガオオォォォォッ!」

 

「何!?があっ!」

 

「隊長!」

 

タイガの契約モンスターであるデスワイルダーが現れ、ライオトルーパー部隊の隊長を引きずりながらタイガに向っていく。

 

「はあぁぁぁぁっ」

 

タイガはデストワイルダーが向ってくるのをデストクローを構えながら待つ。

 

「ガオオォォォォッ!」

 

「があああぁぁぁぁぁ」

 

「ふんっ!!」

 

「がぁっ!」

 

やがてデストワイルダーがタイガに近づき、ライオトルーパーにデストクローを突き立てた。

 

「うわあぁぁぁぁっ!!!」

 

ライオトルーパーはタイガの必殺技「クリスタルブレイク」を喰らい、結晶爆発を起こし消滅した。

 

「な、なんなんだ。あの強さは!?」

 

隊長が倒されたことでライオトルーパー達が動揺し始める。

 

「今だ!オーレバズーカだ!」

 

「「「「おう!」」」」

 

それを見たオーレッドは必殺武器「オーレバズーカ」を使うように指示を出し、オーレンジャー達が集まり、何処からか飛来したオーレバズーカが5人の上からゆっくりと下りてくるとオーグリーン、オーブルー、オーイエロー、オーピンクがオーレバズーカを支え、前方のライオトルーパーに構える。

 

『SHOOT VENT』

 

オーレンジャーが5人でオーレバズーカを持つとゾルダはもう一枚のシュートベントでマグナギガの両腕を模し、ゾルダ自身の身長を上回る巨大な大砲「ギガランチャー」を装備し、オーレンジャー達と同じ後方のライオトルーパーにギガランチャーを向ける。

 

「ハイパーストレージクリスタル・セットオン!」

 

オーレッドがオーレンジャー達の変身に必要な変身ブレスについている「ストレージクリスタル」と呼ばれる物の50倍のエネルギーを持つ「ハイパーストレージクリスタル」を5つ取り出し、オーレバズーカに装填する。

 

「チャージ!」

 

5つのハイパーストレージクリスタルからオーレバズーカにエネルギーがチャージされる。

 

「オーレバズーカ!」

 

「「「「オーレ!」」」」

 

オーレッドの後に残りの4人の掛け声を出すとオーレッドがオーレバズーカのトリガーを操作する。

 

「ファイヤー!」

 

最後にオーレッドの掛け声の後、オーレバズーカからエネルギー光線が放たれる。

 

「ふんっ!」

 

オーレバズーカが放たれるとゾルダもトリガーを引き、ギガランチャーを発射する。

 

『うああああああっ!!』

 

オーレバズーカ、ギガランチャーが着弾すると爆発が発生する。

爆煙が舞、爆発の熱と共に爆風が通り過ぎる。

やがて爆煙が晴れると前方にいたライオトルーパーの姿はなくなっていた。

 

「こ、こんなことが・・・」

 

「副隊長!」

 

「戦況は明らかに不利だ!退却、退却だ!」

 

『はっ!』

 

前方のライオトルーパー達が全滅すると後方に残っていたライオトルーパー部隊の副隊長が撤退命令を出し銀色のオーロラを出現させる。

ライオトルーパー達が銀色のオーロラで撤退しようとするとゾルダはマグナバイザーにカードをベントインした。

 

『FINAL VENT』

 

アースラの通路に突如水たまりができ、その中からゾルダの契約モンスターであるマグナギガが現れ、ゾルダがマグナバイザーをマグナギガの背中に接続するとマグナギガは両腕をライオトルーパー達に向け、次々と武器が展開されていき、エネルギーがチャージされる。

 

「ん?ま、まずい!!総員退避し---」

 

カチッ

 

1体のライオトルーパーがゾルダとマグナギガに気付くが言い終わる前にゾルダはマグナバイザーのトリガーを引く。

 

バンッ、バンッ、バンッ

 

バババババッ

 

バシュ、バシュ、バシュ、バシュ

 

ドッ、ドッ、ドッ、ドッ

 

バリッ、バリバリバリッ

 

マグナギガの全身から大量のミサイルやレーザー等が一斉に発射される。

 

『があぁぁぁぁぁッ!!!』

 

強力な火器と大量の弾やミサイルで広範囲に攻撃するゾルダの必殺技「エンドオブワールド」を食らった後方のライオトルーパー部隊は1人残らず消滅し、通路の床や壁は所々穴が開いたり、焦げたりしていた。

 

「な、なんだあの威力は!」

 

「す、凄い!」

 

「つか通路めちゃくちゃだぞ!」

 

魔導師達はゾルダのエンドオブワールドの圧倒的な威力に驚いていた。

 

 

捜索班第三班

 

「うらあっ!」

 

「ぐっ!」

 

「おらっ!」

 

「ぐおっ!」

 

王蛇がベノサーベルでライオトルーパーを斬り、ガイがメタルホーンでライオトルーパーを突く。

 

「撃て!」

 

ライオトルーパー達がガイにアクセレイガン ガンモードで銃撃するがガイは高い防御力を有するライダーであるためアクセレイガンの射撃をビクともしていない。

 

「うざいなぁ!」

 

「ぐわっ!」

 

「グオオォォォォッッ!!」

 

「ぎゃああああっ!」

 

ガイとガイの契約モンスターであるメタルゲラスがライオトルーパーに襲い掛かる。

 

「ベクターエンド!ビート12!はっ!!」

 

「うわっ!」

 

タイムレッドがダベルベクターを使い、ダブルベクターが時計の長針、短針を模しているように、文字盤に時刻を示すような技「ベクターエンド」。

複数のバリエーションがある中で敵に飛び掛りながら時刻の「12」を示すように2本のダブルベクターを上から下へ斬るレッドの技「ベクターエンド・ビート12」でライオトルーパーを斬る。

 

「ベクターエンド!ビート9!はああっ!」

 

「がわっ!」

 

タイムレッドと同じくタイムグリーンも自身の得意技であり複数あるバリエーションの1つでライオトルーパーに飛び掛り、時刻の「9」を示すようにスパークベクターで上から下へ斬り、アローベクターで右から左へ斬ると十字を描くようにライオトルーパーを斬る。

 

「くそったれ!」

 

次々とライオトルーパーを斬っていくタイムレッドとタイムグリーンを別のライオトルーパーがアクセレイガンを構え、タイムレッドとタイムグリーンの背中を狙い、アクセレイガンを放とうとする。

 

「ツインベクター!」

 

しかしライオトルーパーがアクセレイガンを放つ前にタイムピンクが先に動く。

ダブルベクターの柄の部分を繋げ「ツインベクター」に合体させる。

 

「ベクターハーレー!」

 

「ぐおっ!」

 

ツインベクターから放たれるビーム「ベクターハーレー」でライオトルーパーを狙い撃つ。

 

「ええい!第3、第4分隊!フォーメーションγだ!青と黄色を包囲しろ!あいつらだけでも殲滅するぞ!」

 

だんだんと形勢が覆されつつある中、ライオトルーパー達はフォーメーションを変更してタイムブルー、タイムイエローを包囲する。

 

「ふぅ。いくぞ?」

 

「ああ」

 

「「ツインベクター!」」

 

タイムイエローに声をかけられ、タイムブルーが頷くと2人は同時にダブルベクターをツインベクターに合体させる。

 

「「ビートアップ!」」

 

柄の部分にあるパワーボリュームを押すと威力が上がる「ビートアップ」を同時に起動させる。

 

「ベクターエンド!ビートⅩ!」

 

「ぐおっ!」

 

ツインベクターをビートアップさせて敵を×時に斬るタイムブルーの技「ベクターエンド・ビートⅩ」でライオトルーパーを×時に斬る。

 

「ベクターディバイディング!うおおおおおっ!」

 

「があっ!」

 

「くっ!」

 

「ぐわっ!」

 

ツインベクターをビートアップさせ、敵を何度も斬りつけるタイムイエローの技「ベクターディバイディング」を使い、次々と包囲していたライオトルーパー達を斬りつけていく。

 

「す、凄い・・・」

 

「あれ程の数を相手にしてるのに・・・」

 

「このままいけば勝てるな!」

 

ライダーとスーパー戦隊の力で押されいるライオトルーパー達を見た魔導師達はこの戦闘の勝利を早くも確信をした。

 

「撃て!」

 

何処からか聞こえてきた声の後、前後のライオトルーパー達の後ろから一斉に光線が飛んできた。

 

「「「「「うわああああっ」」」」」

 

「ぐうっ!」

 

「うっ!」

 

跳んできた光線はタイムレンジャー、王蛇に当たり、その間で護られていた魔導師数名の肩や腕、脚を掠めた。

 

「おい!大丈夫か?!」

 

「なんだ今のは!?」

 

光線を掠めた仲間に駆け寄り、別の魔導師がライオトルーパーの後方を見る。

そこには10人程のライオトルーパー達がアクセレイガンを構え、光線を放ち続けている。

前方の方も確認すると同じく後方に10人程のライオトルーパーがアクセレイガンによる援護射撃を行っている。

放たれる光線の雨の中タイムレンジャーも王蛇もガイもメタゲラスも魔導師達も身動きが取れなくなり反撃が出来ない。

 

「今だ!近づいて仕留めるぞ!」

 

「手柄はもらうぜ!」

 

『おう!』

 

今度はライオトルーパー達の方が勝利を確信し、手柄を欲したライオトルーパー達がアクセレイガン ブレードモードを構え、駆け出した。

 

「馬鹿!不用意に近づくな!」

 

後方で援護射撃をしていたライオトルーパーが接近して行くライオトルーパー達に注意を呼びかると同時に味方に当たらないように射撃を止めた。

 

「!ボルブラスター!」

 

「ボルスナイパー!」

 

射撃が止むとライオトルーパー達が向かってくるとタイムレッド、タイムピンクがクロノチェンジャーから「ボルユニット」と呼ばれる重火器を取り出し、タイムレッドが専用大型キャノン砲「ボルブラスター」を後ろに、タイムピンクは専用熱線砲「ボルスナイパー」を前に構えた。

 

『!!』

 

ボルブラスター、ボルスナイパーを構えたられるとライオトルーパー達は動きを止める。

 

「「はっ!」」

 

『どわああああっ!』

 

『うあああっ!』

 

ライオトルーパー達が動きを止めるとボルブラスター、ボルスナイパーが放たれ、ライオトルーパー達が吹き飛んだ。

 

「言わんこっちゃない!もう一度援護するぞ!」

 

『はっ!』

 

接近したライオトルーパー達を援護するため再びアクセレイガンを構える。

 

「ボルランチャー!」

 

「ボルパルサー!」

 

『うわああああっ!』

 

「ボルマシンガン!」

 

『ぐおおおおおっ!』

 

だが援護射撃をする前にタイムブルー、タイムグリーンが専用大型ビームランチャー「ボルランチャー」と専用2連装マシンガン「ボルパルサー」をクロノチェンジャーから取り出し後方に向けて放ち、タイムイエローも専用2連装バルカン砲「ボルマシンガン」を取り出し、前方に向けて連射し、反撃を行う。

 

「てめぇら、調子に乗るなよっ!」

 

『ADVENT』

 

「シャァァァァァッ!」

 

王蛇が立ち上がると先程の攻撃に怒りながらべノバイザーにカードをベントインしアドベントを発動させ、ライオトルーパー達の後ろに王蛇の契約モンスターのベノスネーカーが現れ襲いかかる。

 

「何っ!うわああぁっ!」

 

「ぐあぁぁっ!」

 

「ぐわあああっ!」

 

ライオトルーパー達はベノスネーカーの頭部両脇についている刃「べノハーシュ」やベノスネーカーが吐き出す毒液で攻撃されている。

 

「はあぁ・・・・」

 

『『FINAL VENT』』

 

王蛇は首を回しながらガイの隣に移動し互いにカードを引き抜く。

王蛇はべノバイザー、ガイはメタルバイザーにカードをベントインし、互いにファイナルベントを発動させ、ライオトルーパーを攻撃していたベノスネーカーが王蛇の後ろ、ガイの左隣にいたメタルゲラスがガイの後ろに回る。

 

「はっ!」

 

ガイはジャンプしてメタルゲラスの肩に乗るとメタルゲラスはガイを乗せたままライオトルーパー達に向って走り出し、メタルゲラスが走りだすと王蛇も走りだし、ベノスネーカーも王蛇の後に続く。

 

「はあああっ!!」

 

「「「う、うわあああっ!!」」」

 

高速で突進し、目標を粉砕するガイの必殺技「ヘビープレッシャー」を受け、ライオトルーパーは爆発。

 

「はああぁぁぁぁっ・・・はっ!」

 

「シャァァァァァッ!」

 

王蛇は空中に飛び上がり、ベノスネーカーが吐き出した毒液で勢いを乗せる。

 

「はあああっ!!」

 

「「「うわああああっ!!」」」

 

ガイのヘビープレッシャーを逃れた一部のライオトルーパーが王蛇の必殺技である連続蹴り「ベノクラッシュ」を喰らって爆発する。

 

「なんて奴らだ」

 

「お、俺達がここまでやられるなんて」

 

「くそ、怯むな!いくぞっ!!」

 

「「「う、うおおおぉぉっ!」」」

 

多少戦意を失いながらライオトルーパー達はまだ向ってくる。

 

「ビルドアップ!」

 

ライオトルーパー達はまだ向ってくるとタイムレッドの掛け声の後、タイムレンジャー達は各々のボルユニットを繋ぐ。

 

「「「「「ボルテックバズーカ!」」」」」

 

5つのボルユニットが合体したタイムレンジャーの必殺武器「ボルテックバズーカ」が完成した。

 

「ターゲット」

 

「ロックオン!」

 

タイムレッドの後にタイムピンクがターゲットを捉えた。

 

「ブレスリフレイザー!」

 

そしてタイムレッドの掛け声の後にボルテックバズーカから零下270度の加圧超低温光弾「ブレスリフレイザー」が放たれる。

 

『ぐわあああああっ!』

 

ブレスリフレイザーを受けたライオトルーパー達は爆発を起こすが炎が広がることなく小さくなっていき、爆発を起こしたはずのライオトルーパー達が圧縮冷凍され、まるでソフビのようになっていた。

 

「た、退却!退却だ!」

 

「お、おい!そいつらを拾って逃げるぞ!」

 

「ま、待ってください!!」

 

王蛇、ガイのファイナルベント、タイムレンジャーのブレスリフレイザーを見た残った数名のライオトルーパー達は完全に戦意を失ってしまい、圧縮冷凍された仲間を回収し、銀色のオーロラを使って撤退していった。

 

 

捜索班第五班

 

『FINAL VENT』

 

「ギィィッ!!」

 

「ガアァァァッッ!!」

 

「ギャアァァァッ!!」

 

『FINAL VENT』

 

「グオオオンッ!」

 

インペラーとアビスがそれぞれ前と後ろでファイナルベントを発動させるとインペラーのところには多数のレイヨウモンスターが現れ、アビスの契約モンスターのアビスラッシャーとアビスハンマーがホオジロザメ型モンスター「アビソドン」に合体し、ライオトルーパー部隊に襲い掛かる。

 

「ギィィッ!!」

 

「ガアァァァッッ!!」

 

「ギャアァァァッ!!」

 

「うわあああっ!」

 

「くっ!」

 

「ぐああああっ!!!」

 

多数のレイヨウモンスターが次々とライオトルーパー達に攻撃を加える。

 

「はあぁぁっ!」

 

「がああああっ!!」

 

ライオトルーパーの1人が必殺技である左足の飛び膝蹴り「ドライブディバイダー」を食らい爆発した。

そして、アビソドンは目を横に伸ばし、エネルギー弾を発射するシュモクモードを発動させライオトルーパー達にエネルギー弾を発射した。

 

ドドドドドドドッッ!!

 

「うっ!」

 

「ぐああああっ!」

 

エネルギー弾を発射し終え、今度はアーミーナイフ状のノコギリモードを発動し、ライオトルーパーに斬りかかる。

 

「グオオオンッ!」

 

「ぎゃああああっ!!」

 

「がああああっ!」

 

アビソドンに斬られたライオトルーパーは次々と爆発し、消滅していく。

 

「く、くそ!」

 

「ふんっ!」

 

「ごおっ!」

 

レイヨウモンスター、アビソドンの攻撃でダメージを受けたライオトルーパーに追い討ちをかけ、インペラーがガゼルスタップでライオトルーパーを突く。

 

「このっ!」

 

「ジー・マジカ!ピンクストーム!」

 

「うわっ!」

 

インペラーからライオトルーパーを護ろうと別のライオトルーパーがインペラーにアクセレイガンを放とうとするがマジピンクの突風を巻き起こす魔法「ピンクストーム」を放ち、ライオトルーパーを吹き飛ばす。

 

「ジー・ジジル!マジスティックアックス!おらぁっ!」

 

「があっ!」

 

「ぐわあっ!」

 

マジグリーンが呪文を唱えるとマジスティックが高い破壊力を持つ斧型の「マジスティックアックス」に変形させ、ライオトルーパー達を斬る。

 

「はっ!はあっ!」

 

「ぐっ!」

 

「こいつっ!」

 

一方後方ではマジブルーがアビソドンの攻撃から免れたライオトルーパーをマジスティックで斬っていく。

 

「うおおおっ!」

 

「マジカ!」

 

マジブルーは後ろから向って来たライオトルーパーに水流を放つ「マジカ」を発動する。

 

「くっ!この程度でーうおっ!」

 

ライオトルーパーが立ち上がると横からアビスのアビススマッシュを受け、跳ばされる。

 

「ジー・ジジル!マジスティックボーガン!イエローサンダー!はっ!」

 

『おわああああっ!』

 

マジイエローは呪文を唱え、マジスティックをクロスボウ型の「マジスティックボーガン」に変形させ、マジスティックボーガンから雷撃矢を放つ「イエローサンダー」でライオトルーパー達を射抜く。

 

「ぶっ殺せ!」

 

『うおおおおおっ!』

 

ライオトルーパーの1体が叫びながら他のライオトルーパーと共にアクセレイガン ブレードモードを構え、マジレッドに向っていく。

 

「いくぜ!マジ・マジ・マジカ!レッドファイヤーフェニックス!!」

 

ライオトルーパー達が向って来るとマジレッドは呪文を唱える。

呪文を唱えるとマジレッドは炎に包まれ、火の鳥になりライオトルーパーに向っていく。

 

『ぎゃあああああっ!』

 

マジレッドの火の鳥と化して体当たりする技「レッドファイヤーフェニックス」でライオトルーパーを撃破する。

 

「ちゅ、中隊長!このままでは!」

 

「まだだ!あんな連中に負けるなどありえん!総員、突撃!!」

 

負けを認めないライオトルーパーの中隊長は突撃命令を出し、命令を受けたライオトルーパー達が一斉にマジレンジャー、アビス、インペラー、魔導師達に向って駆け出す。

 

「一気に決めるぜ!」

 

「「「「「はっ!」」」」」

 

ライオトルーパー達が向って来るとマジレッドの掛け声の後、マジレンジャー達が跳び上がる。

 

「「「「「溢れる勇気は魔法に変わる!マジ・マジュール・ゴゴール・ジンガジン!ファイブファンタスティック・エアリアル!!」」」」」

 

跳び上がりながら5人は同時に呪文を唱えると光が放たれた。

 

『う、うわああああああっ!』

 

放たれた光によって1番数が多く残っていた後方のライオトルーパー達は爆発する。

あの光は呪文で最大限に高めた5人のエレメントの力を1つに合わせた魔方陣を放つマジレンジャーの究極の必殺技「ファイブファンタスティック・エアリアル」。

必殺技を受けた後方のライオトルーパー達は1体も残っていなかった。

 

「「「「「チェックメイト!」」」」」

 

ライオトルーパー達の撃破を確認するとマジレンジャーは5人同時に決め台詞をいい、指をパチンっと鳴らした。

そして前方から向ってきていたはずのライオトルーパー達はいつの間にか動きが止まっていた。

 

「隊長と副隊長が・・・」

 

「おい。どうする?」

 

マジレンジャーの必殺技で指揮官を失ったライオトルーパー達が混乱し始める。

 

「・・・退くぞ」

 

『え?』

 

「退くぞ!撤退だ!」

 

「で、でもよぉ!」

 

「こんな所で無駄死にしたいのか!」

 

「!・・・わ、わかったよ!」

 

混乱の中、1体のライオトルーパーの冷静な判断に従い、残っていた前方のライオトルーパー達は全員、銀色のオーロラを使い撤退していった。

 

 

捜索班第六班

 

「各員、戦術パターンC21で対応しろ!全員を纏めて相手せず、各個撃破を優先しろ!」

 

『イエッサー!』

 

前方にいたライオトルーパー部隊の隊長の指示を受け、ライオトルーパー達がボウケンジャー、オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロを包囲しようとする。

ライオトルーパーが包囲しようとするとボウケンレッドが自らライオトルーパー達に向かっていく。

 

「喰らえっ!」

 

自分から向かってきたボウケンレッドを斬ろうとアクセレイガン ブレードモードを持った右腕を上げ、振り下ろす。

 

「ふっ!はっ!」

 

「ぐおっ!」

 

アクセレイガンが振り下ろされるとボウケンレッドはサイバイバスターのハンドル部分を回転させて真っ直ぐにして刀身を出し、サバイバスターを剣形態「サバイブレード」に変形させ、サバイブレードでアクセレイガンが弾き、回し蹴りをライオトルーパーの左頬に入れた。

回し蹴りを決め、回って正面を向く前にサバイブレードをサバイバスターに戻す。

 

「はっ!」

 

「「ぐああっ!」」

 

正面を向くとサバイバスターを放ち、2体のライオトルーパーに命中する。

 

「はあっ!」

 

「ぐうっ!」

 

ライオトルーパーに包囲されまいとボウケンブラックもサバイバスターをサバイブレードに変形させ。ライオトルーパーを斬っていく。

 

「もらった!」

 

まだ斬られていないライオトルーパー達がボウケンブラックにアセレイガンを構えた。

 

「はっ!」

 

「「だあああっ!」」

 

しかしボウケンブルーが宙に跳び、空中でサバイバスターを撃ち、ボウケンブラックを援護する。

 

「「はああああっ!」」

 

「がっ!」

 

「うわっ!」

 

「くっそ!」

 

「ちっ!」

 

ボウケンイエロー、ボウケンピンクが同時にサバイバスターを撃ちながらライオトル-パーに向かっていき、ライオトルーパーは怯んで反撃が出来ない。

 

「「はっ!」」

 

ボウケンイエロー、ボウケンピンクは同時に跳び、空中でサバイバスターをサイバイブレードに変形させる。

 

「「はあああっ!」」

 

「「ぐわあああっ!」」

 

空中から下りてくるとサバイブレードで2体のライオトルーパーを同時に斬る。

 

「はああっ!」

 

「ぐっ!はっ!」

 

「ぐあっ!」

 

「ふんっ!」

 

「くっ!見かけによらず中々やる!」

 

ライオトルーパー達に包囲されたオルタナティブとオルタナティブ・ゼロは攻撃を受けながらも反撃を繰り返す。

 

「いい加減に!」

 

「ぐっ!」

 

「!」

 

オルタナテイブ・ゼロがアクセレイガンで斬られ床を転がるとオルナタティブが駆け寄る。

 

「よし!止めを刺せ!」

 

『おお!』

 

チャンスを得たライオトルーパー達が一斉にアセレイガン ガンモード、ブレードモードの両方を構える。

しかしライオトルーパー達がアクセレイガンを構えるとオルタナティブとオルタナティブ・ゼロはカードを引き抜き、スラッシュバイザーにスラッシュする。

 

『『ADVENT』』

 

オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロがカードをスラッシュすると2体の契約モンスターであるサイコローグが現れ、向かってくるライオトルーパー達に襲い掛かる。

 

「うわああっ!」

 

「な、なんだと!?」

 

「あいつらの契約モンスターだ!落ち着け!」

 

突如現れた2体のサイコローグにライオトルーパー達が慌てだす。

 

「ボウケンボー!はっ!」

 

「どおっ!」

 

「ぶあっ!」

 

ライオトルーパーが慌てだすとボウケンレッドは身に待っているスーツ「アクセルスーツ」のヘルメットにあるライト部を光らせる。

するとアクセルスーツ内に収納されて、ボウケンジャーのマシン「ゴーゴービークル」からエネルギーを受けて威力を発揮するボウケンジャーの個々の武器「ボウケンアームズ」の1つでありボウケンレッドのマシン「ゴーゴーダンプ」に対応したボウゲンレッド専用スティック型武器「ボウケンボー」を出現させ、ボウケンボ-を振るいオルタナティブ達を包囲しているライオトルーパー達を後ろから薙ぎ払っていく。

 

「ふんっ!」

 

「うお!?」

 

「はあああっ!」

 

「おわあああああ!!」

 

ボウケンボーの先端のマジックハンドを展開しライオトルーパーを挟みライオトルーパーを放り投げる。

ボウケンボーでライオトルーパーを放り投げると今度はボウケンボーの先端から刀身を出し槍型武器「ボウケンジャベリン」に変える。

 

「ボウケンジャベリン!」

 

「ごおっ!」

 

「はっ!」

 

「がああっ!」

 

刀身をライオトルーパーの1体に突き刺すとすぐに引き抜き、後ろにいたライオトルーパーをボウケンジャベリンで斬りつけた。

 

「ブロウナックル!」

 

『うわああああああっ!!』

 

ボウケンレッドがボウケンジャベリンでライオトルーパー達を倒していくとボウケンブルーもライト部を光らせ、自身のビークル「ゴーゴージャイロ」に対応したボウケンブルー専用グローブ型武器のボウケンアームズ「ブロウナックル」を装備し、拳の部分に付いてある超強力モーターを持つタービンを使い疾風を起こす。

ボウケンブルーが起こした疾風によって7、8人のライオトルーパーが吹き飛ばされる。

 

「ハイドロシューター!」

 

「おわっ!?」

 

「何?!」

 

「ああああ!!」

 

ボウケンブルーに続き今度はボウケンピンクがヘルメットのライト部を光らせ、ボウケンピンクのマシン「ゴーゴーマリン」に対応したボウケンピンク専用水圧銃ボウケンアームズ「ハイドロシューター」で強烈な水流を放ち、ライオトルーパーを吹っ飛ばす。

 

「バケットスクーパー!うりゃあああああ!!」

 

「うお?!」

 

「ああああ!」

 

「どわあ!?」

 

「うわっ!」

 

ボウケンブルー、ボウケンピンクの次はボウケンイエロー。

ヘルメットのライト部を光らせボウケンイエローのマシン「ゴーゴードーザー」に対応したボウケンイエロー専用バケットを模したボウケンナームズ「バケットスクーパー」を両手に装備。

ライオトルーパー達に向って行き、両手のバケットで次々とすくい上げ、ボウケンブラックに向って投げていく。

ボウケンイエローが投げたライオトルーパーがボウケンブラックに向って跳んでくるとヘルメットのライト部を光らせ、ボウケンブラックのマシン「ゴーゴーフォーミュラ」に対応したボウケンブラック専用大型ハンマーのボウケンアームズ「ラジアルハンマー」を持ち、構えを取る。

 

「ラジアルハンマー!おらおらおらおらあああっ!!」

 

「だあっ!」

 

「ぐっ!」

 

「いだっ!」

 

「ぼあっ!」

 

ラジアルハンマーを使い、ボウケンイエローに投げられ、落ちてきたライオトルーパーを横スイングで殴り飛ばす「ブラックハンマーノック」で次々と殴っていく。

 

「くっ!調子に乗りやがってー「ぐわっ!」ぎゃわっ!」

 

ボウケンレッドのボウケンボーのマジックハンドに投げられたライオトルーパーが起き上がろうとするとラジアルハンマーで殴り飛ばされた別のライオトルーパーが圧し掛かる。

ボウケンボー、ブロウナックル、ハイドロシューター、バケットスクーパーとラジアルハンマーのコンボで後方に投げられ、吹き飛ばされ、殴り飛ばされ、多くのライオトルーパーが集まっている。

 

「よし!デュアルクラッシャーだ!アクセルテクター!」

 

ライオトルーパー達が集まったのを確認するとボウケンレッドは再びヘルメットのライト部を光らせ、「サラマンダーの鱗」と呼ばれるプレシャスの力で完成し、戦闘力、防御力の上昇とアクセルスーツの強化をするがプレシャスの力を利用していることもあり1つしか存在しないプロテクター「アクセルテクター」を身に纏い、アクセルテクターを纏うとゴーゴービークルからエネルギーを受け起動する必殺武器「デュアルクラッシャー」が出現する。

 

「ドリルヘッド!」

 

デュアルクラッシャーを手に取ると「ミキサーヘッド」「ドリルヘッド」と2つあるモードの中のボウケンジャーのマシン「ゴーゴードリル」に対応したドリルヘッドに変形させ、ボウケンレッドはデュアルクラッシャーを構え、ボウケンブルー達が後ろで支える。

 

「ターゲットロック!」

 

ボウケンレッドのゴークル内でライオトルーパー達に狙いが定まる。

 

「ゴー!」

 

ボウケンレッドの掛け声の後、デュアルクラッシャーからドリル型の破壊ビームが放たれ、ラオトルーパーに向っていく。

 

『ぐわああああああああっ!!』

 

放たれたドリル型ビームがライオトルーパーに命中すると大爆発を起こし、集まっていたライオトルーパ-達は1体も残らず消滅した。

ライオトルーパ-の消滅を確認するとボウケンレッドがヘルメットのライトを消すと身に纏っていたアクセルテクターが格納させる。

 

「まずい!これは予想外だ。撤退!撤退だ!」

 

ボウケンジャーに後方のライオトルーパー部隊を全滅させられると前方のライオトルーパー達は予想外のことに驚き撤退をしようとする。

しかし、ライオトルーパ-達が撤退しようとするとそれを阻止するためオルナタティブがカードデッキからカードを引き抜き、スラッシュバイザーにカードをスラッシュする。

 

『ACCEL VENT』

 

「はっ!」

 

『!!』

 

オルタナティブがアクセルベントを使い、撤退しようとするライオトルーパー達の前に現れると驚いたライオトルーパー達は一度動きを止める。

オルタナティブとオルナタティブ・ゼロが前と後ろを塞ぐと2体は同時にデッキからカードを引き抜き、バイザーにスラッシュする。

 

『『FINAL VENT』』

 

オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロがファイナルベントを発動させると二体の契約モンスターであるサイコローグが1体ずつ現れ、バイク形態「サイコローダー」に変型する。

 

「「はあっ!」」

 

オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロはサイコローダーに乗り、コマのように回転させながら互いに左側走行でライオトルーパー達に向かっていく。

 

「「「う、うわあああっ!!」」」

 

「「「ぎゃあああああっ!!」」」

 

龍騎の時同様狭い艦内の通路では逃げ場がなく、オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロの必殺技「デッドエンド」を受け、ライオトルーパー達は次々と消滅していく。

やがて、オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロが互いを通り過ぎ、さっきと位置が逆になると残っていたライオトルーパー達は全滅していた。

 

 

 

ガウルン達が撤退したのを確認するとアーバレストの一部の装甲が開き、体内の熱が排出された。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、」

 

「マスター、各チームより連絡、敵部隊は銀色のオーロラで撤収したとのことです。」

 

「そう・・・か。」

 

アーバレストを解除し、フェニックスの状態でリンディ達に近づいた。

 

「大丈夫・・・か?」

 

「あ、あぁ。僕の掠り傷ぐらいだけだから問題ない。」

 

「そう・・・・か・・・・よかった・・・」

 

クロノ達の安全を確認をし終えると突然足に力が入らなくなり、変身が解除され俺は倒れた。

 

「あっ!」

 

「ちょ、ちょっと!」

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

「しっかりしろ!!」

 

意識が朦朧とする中、フェニックスの変身だけで無く、オールドライドの効果も解除された。

 

「えっ?」

 

「こ、これは・・・・」

 

「子ども?」

 

「の、野田・・・・君?」

 

なのは達が驚く中、俺の意識がだんだんと薄れていった。

 

 

 

後書き

 

ARXー7 アーバレスト「あ~、やっと出来たよ~」

 

健悟「本当に時間掛かりすぎだぞ」

 

アポロン「ついに11月の投稿は間に合いませんでしたね」

 

ARXー7 アーバレスト「その点については読者の皆さんに深くお詫びをしたい。予想以上に編集に手間取った」

 

健悟「スーパー戦隊がか?」

 

ARXー7 アーバレスト「正解。スーパー戦隊の戦闘描写を書くのとそれに伴ってライオトルーパー達の行動とライダー達の戦闘パターンの変更、資料集め等々色々時間が掛かってしまった」

 

アポロン「その結果戦闘描写は細かくなり、文字数もかなり増えていますね」

 

ARXー7 アーバレスト「うん。本当もう一部増やしてよかったよ」

 

健悟「また読む方は大変だな」

 

ARXー7 アーバレスト「さて11月は投稿出来なかった分、今月は出来るだけ投稿出来るように頑張るぞ!」

 

健悟「本当に頑張れよ?」

 

アポロン「3話ぐらい上げてくださいね?」

 

ARXー7 アーバレスト「せめて2話にしてくれない?さて今回はこれでお開きにするか」

 

健悟「おいちょっと待て」

 

アポロン「まだ1つ残してますよ。今年の大晦日のことで」

 

ARXー7 アーバレスト「おっとそうだった!大晦日、NHK紅白歌合戦で今年も『水樹 奈々』さんの出場が決定!ファンとしてはめでたい!」

 

健悟「今年で4回目かぁ。凄いし早いよなぁ」

 

アポロン「今年はどんな曲でくると思いますか?」

 

ARXー7 アーバレスト「初出場が『深愛』、2回目が『PHANTOM MINDS』、去年が『POP MASTER』だったからなぁ。でも今年の夏に『魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 2nd A's』もあったし、あれの主題歌『BRIGHT STREAM』だと思う。っというかそうだといいな!」

 

健悟「おお。可能性はありそうだな。なら俺はその挿入歌の『Sacred Force』と予測しよう」

 

アポロン「では私はDOG DAYS'のオープニングテーマ『FEARLESS HERO』で予測します」

 

ARXー7 アーバレスト「結局皆28枚目のシングルの曲だな」

 

健悟「1番出る確率が高いからな」

 

アポロン「イエス」

 

ARXー7 アーバレスト「だよなぁ。さて、長々となってしまったが本当にそろそろお開きとしよう!」

 

アポロン「では次回予告を」

 

健悟「はいよ。次回『第十九話 交渉』です」

 

ARXー7 アーバレスト「やっとアースラでの戦闘パート終了!次回はまだ楽だな!」

 

アポロン「なら早く投稿してくださいね」

 

健悟「そうだぞ」

 

ARXー7 アーバレスト「努力します。次回もお楽しみに!!」


 
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