No.513350

真・恋姫†無双~2人目の天の御使い~ 第19話 英次と真琴の特訓!?

ネロっちさん

特訓の様子を書いてみました。

2012-11-29 17:33:00 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:804   閲覧ユーザー数:776

~宮殿の戦いから3日後の朝。鍛錬場にて~

俺と真琴は鍛錬場にて氣を練る練習をしていた

 俺は座禅を組み

英次「・・・・むぐぐぐぐ」

真琴「あーダメダメ、力んだら。もっと力抜いて」

英次「だあぁぁー無理だー」

地面に寝転ぶ、まったく氣ってのが出てくる気配すらない

真琴「英次焦ったらダメだよ。氣は体内にあるエネルギーだから、それをイメージして練らないと」

英次「んな事言われてもイメージ出来ないって」

 体内にあるエネルギーって何だよ、そんなの今まで想像した事ないぞ

英次「やっぱりセンスないのかな」

真琴「そんな事ないよ」

英次「うるせー。氣を教えて貰ってすぐに出来た奴に言われたくないわ!」

 真琴は氣を事を知って試しにしてみたら出来たらしいのだ。くそ・・・羨ましくないんだからね!

真琴「まだ始めて2日目じゃない。もう少し頑張ろう?」

 俺は空を少し眺めてから反動をつけて起き上がる

英次「だな。よし、気合入れるぜ」

真琴「リラックスしていこうね」

 こうして俺たちの特訓は続いていく

 

~その頃詠は~

詠「いい加減にしてくれない」

 詠はうんざりした表情だった。何故かと言うと

霞「はぁ~最近英次は真琴と一緒やん。うち寂しいねん」

 この言葉を詠はもう何回聞いているだろうか?10より先はめんどくさくて数えてない

詠「それなら英次の所に行けば?」

霞「そうしたいんやけど、真琴と一緒やとつい言い合いしてまうねん」

詠「はぁ~」

 詠の苦労はまだまだ続くのだった

そして昼になり飯を食べてからは

英次「おし、基礎訓練だ」

 朝は氣の特訓。昼からは基礎の特訓だ。

まずは走り込み。それから自分の刀を使って素振り、そして真琴と試合をする。

いや試合って言うより、戦い方を学ぶと言った方が正しい。(真琴が予定を組んだ)

英次「走りこみ行くぜ!」

 走りこみは城の周りを走る。距離にすると15kmぐらいらしい(真琴調べ)

英次「はぁ・・はぁ・・・」

 黙々と走る。この世界に来てから少しは鍛錬していたから体力は向こうに居た時よりある

英次「は、走り・・・終わった・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 15kmかきついな。鎧来て走ると余計に・・・(真琴が鎧を着た方がいいって言った)

真琴「それじゃ次素振りやろうね(ニッコリ)」

英次「ちょっと休憩は・・・」

真琴「ないよ」

英次「はい・・・」

 俺は刀を鞘から抜き構えると

真琴「ちょっと待って」

 真琴がストップをかける。俺が止まっていると、真琴はなにやらブツブツ言い出して

真琴「御(おん)」

 おん?何それ?とか思っていると

英次「おもっ・・・・」

 急に手が重くなり、刀を持てなくなり手を離すと、刀が地面に落ちるとドスと重そうな音をたてる

真琴「離したらダメじゃない。ちゃんと持ってないと」

 真琴刀を普通に拾う

真琴「はい、ちゃんと持ってね」

 渡された刀はかなりの重さだ。両手で持ってやっと構えれる程度だ

英次「あ・・・のさ、これ何キロあるの」

真琴「んー私が特訓してた時と同じ重さだから・・・15キロかな(ニッコリ)」

 そうですか、15キロですか。それを笑顔言えるってすごいっすね。

こうして素振り?を開始する

真琴「ダメだよ。体流れてるよ。もっと腰に力入れないと」

 などと、指摘が飛んでくる

真琴「はい、休憩ね」

英次「ぜぇーぜぇー・・・し、死ぬ」

真琴「そんな事ないよ。死なないようにしてるもん」

 何でこんなに厳しいんだ?何でだ?・・・・・そうか俺が強くなるって言ったからか!

まさか真琴の今の状態って鬼女教師状態(俺が命名)なのか

 この状態を初めて見た時は・・中学の時

 

英次「なぁなぁ真琴、俺さテストの順位一桁取りたいんだよ。勉強見てくれ」

俺は一桁取ったらゲームを買ってもらえる約束を親として真琴に頼んだんだ

 真琴は頭が良くて他の事もそこそこ出来て器用な子だったんだよな

真琴「いいよ。それじゃ今日から勉強しよ」

 そして俺はその日から勉強漬けの毎日をテストまで送ったんだ

英次「もういいんじゃないかな?」

真琴「何言ってるの?英次が一桁取るって言ったんでしょ。私は責任もって一桁取らせて上げる。

これ問題集作ってきたらやってね(ニッコリ)」

英次「ううう・・・」

 こうして俺は学年3位を取ったんだ。でもこの時から真琴に無責任なお願いはしないようにしたんだ

 

英次(まさかこの世界に来ても鬼女教師状態になるとは、予想外だ、このままだと俺死ぬんじゃないか?)

真琴「さて次は私と試合だよ。私と一緒に戦えるぐらい強くなるんでしょ」

英次「やってやる。俺は覚悟決めたんだー!!!」

 

そして真琴との試合・・・もとい戦い方を教わる

真琴「さて戦い方なんだけど、これは経験があるほうが有利。経験に勝るものないから。

その中で自分に合った戦い方を学ぼう」

英次「了解」

真琴「ある程度経験が出来たら、次の段階に行くからね。いきなり難しい事を教えても無理だからね」

英次「わかった」

真琴「それじゃ始めようか」

 こうして、日が暮れるまで真琴との試合は続くのであった。 

 

 

 

夜・・・・

英次「う、動けない・・・」

 明日も同じメニューなのか、これは厳しいぞ

すると扉が開き

真琴「英次?寝てる?」

 そこから顔を出したのは真琴だった。

英次「もう、寝るところ動けないから寝る」

真琴「だよね、あはは・・・少しやり過ぎたから私が体力回復させてあげる」

英次「何するんだ?」

真琴「マッサージと氣の流れを良くするんだよ」

英次「于吉がやったのと一緒のだな」

真琴「于吉にやってもらったんだ。私も出来るんだよ。于吉に教えてもらったからね」

 こうして俺の特訓の1日は過ぎていく

 

おまけ

霞「うちの出番少ないでー」

音々「霞はまだいいのです。ねねを出さないとかどういう事ですかー!」

恋「・・・・・・」

詠「はぁ~」

月「まぁまぁみなさん落ち着いて」

 真琴に出番を奪われたみんなの愚痴でした。

 

 

 

華雄「おい私を忘れているぞ!!」

 


 
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