夜に踊る愚かな魔物
浅はかな夢を歌う詩人
夢を描き続けたけれど
ソトもナカも大差無く
魔物は太陽に涙を流し
詩人は人形に身体を寄せる
壊れたオルゴールが吐き出した
極彩雨の餌食となれ
あゝ全てオナジモノナノニ
眼窩に咲かせた紅い薔薇
甘美な蜜は誰のもの
あなたたちの軌跡
それはわたしの中に在る
夜に欲情漆黒の魔物
浅はかな夢を生み出す詩人
虚弱児の鏡が映し出す
ソトもナカも穢れた森
魔物は太陽に宣戦布告
詩人は人形に身体を埋める
壊れたオルゴールが吐き出した
極彩雨の餌食となれ
あゝ全てオナジモノナノニ
心臓に咲かせた蒼い薔薇
弄ばれる白濁の糸
あなたたちの軌跡
それはわたしの中に在る
魔物は夜を神と称え
詩人は夜を拘束りあげる
遠い世界の書物に綴られた
奈落の記憶は身体を抉る
神器の年代記
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