No.510199 魔法少女リリカルなのはStrikerS00(仮)--24 武力と対話--2012-11-19 23:44:22 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:16065 閲覧ユーザー数:14794 |
お久しぶりです。
ケイです。
長い間、更新が停止していたため、忘れ去られてしまったのではないかとちょっと思ったりしてます(^^;
さて、今回も賛否両論がありそうですし、ツッコミ満載な内容で、非難が沢山来そうなきがします。
ひとまずそれは置いておいて。
本編12話です。
空間固定捕縛魔法によって空中に縛りつけられた刹那。
防御も回避も不可能な状態でなのはの砲撃魔法を受けた。
そんな状態でも撃墜せず、その場に
「……どうなってんだ?」
ヴィータが唖然とした表情で口にした。
単純な疑問。
そして、それはその光景を目にした者なら誰もが思う疑問。
それは、刹那の鎧が変化したこと。
砲撃を受ける前と同様の青と白を基調とした鎧。
大剣と銃が一体となったGNソードと呼ばれる武器は装備していない。
代わりにあるのは両腰の実体剣。
そして、GN粒子と呼ばれる光を放出する突起物は背中ではなく両肩――ショルダーガードの様な物に
「フォーム……チェンジ?」
私の一言にヴィータ、エリオ、キャロがこちらを向いた。
今、考えられる中で一番可能性が高いもの。
「私も持ってる
「直撃の瞬間にしたと?」
ヴィータの言葉に肯いた。
「確証はないけど、それしか今は考えつかない。海鳴から戻った後、刹那はデバイスルームに篭ってた。もしかしたら……でも……」
「でも? どうしたんですか?」
キャロが私を見上げながら、私に続きを促した。
これしか考えつかないけど、これも自信がなかった。
何故なら。
「六課が始まる前に刹那と模擬戦をしたんだけど、刹那が私に聞いたの」
「聞いた? 何を?」
「私の
「なのはもそうだよな」
「うん。それでね、私も聞いたの。刹那のは?って。そうしたらね……自分のは違うって」
「それって自分のイメージじゃなくて、他者のイメージってことだよな。アタシや
「刹那は……本来のエクシアが人間サイズになったものって言ったんだ」
「はぁ? 人間サイズ?」
「私も……一緒に居たシャーリーも意味が分からなかった。かと言って、刹那の
鎧の形状を変化させることは、術者のイメージで可能だろうけど、流石にあの突起物は……。
「そっか。……今までアイツに遠慮してたけど、そうも言ってられねぇな。
「うん」
ヴィータの言葉は尤も。
今まで刹那に遠慮して、聞きたいことも聞かずに過ごしてきた。
でも、それはもう無理だと思う。
私は……私達は、刹那の事を知らなくちゃいけない。
--武力と対話--
《マスター。大丈夫ですか?》
「ああ、助かった。もう少し遅かったら確実に落とされていた」
前方に展開させていたGNドライブを両肩左右に動かす。
ヴァーチェやセラヴィー程ではないにしても、二基のGNドライヴから放出されるGN粒子は、GNフィールドと同じ効果が得られる。
本来のGNフィールドで【魔法】を防ぐことが出来るかは不明だが、エクシアはGN粒子と魔力が融合していると言った。
だから防ぐことが出来ると判断した。
「まさか、最初にこれを使う相手がなのはになるとは……」
なのはの砲撃魔法を防いだのはいいとして……この後、どうする?
このまま戦いを続けるか?
それとも……。
《なのはさんは、まだやる気の様ですよ?》
エクシアがこちらの思考を読みとったかの様に告げた。
そのエクシアの言葉どおり、なのははレイジングハートを構え直し、その周辺には32発の光弾が浮いていた。
「戦闘継続……か。仕方が無い。ガンダムマイスターらしく、武力制圧をする。エクシア、いけるか?」
《先程の砲撃でGNドライヴに若干影響が出ていますが……大丈夫です》
「分かった。だが、何かあったら直ぐに教えてくれ」
《はい》
両腰の実体剣を引き抜く。
両者が一向に動かない。
なのはは刹那の変化を警戒して、迂闊に動けないんだ。
刹那は……エクシアと状態確認をしているのかな?
2人を止めるのなら今かな?
待機状態のバルディッシュに触れる。
「刹那が動くぞ」
凝視していたヴィータが呟いた。
一度、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
これから俺が行うことは武力による制圧。
そして……。
「ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ。この戦いを終わらせる!」
左右のGNドライブを背面へ向けて、なのはへ突進する。
刹那が動いたと同時に待機させていたアクセルシューターをなのはが放った。
今までの刹那だったら射撃で撃ち落としていた。
けど、今の刹那の右腕にはGNソードがない。
あるのは二振りの実体剣だけ。
でも、刹那はその実体剣すら使わずに、先程までとは比べ物にならない速さでシューターの弾幕を回避する。
「は、速い!」
エリオが驚きの声があげた。
私もスピードには自信がある。
現に私のスピードは刹那よりも上だ。
でも、今はどうだろう。
鎧が変化した刹那のスピードは私と同等かもしれない。
それほどまでに、今の刹那のスピードは速い。
「はえぇ……アクセルのかかったなのはのシューターを余裕で避けていやがる」
ヴィータすらそのスピードに驚いている。
おそらく、刹那はシューターを掻い潜って距離を詰めることを考えているはず。
でも、32発のシューターを避けきるのは無理がある。
せめて半分は撃ち落すなりしないと……。
でも、今の刹那はGNソードがない。射撃が出来ない。
GNバルカンというものがあるかもしれないけど、それを使う様子がない。
刹那、どうするの?
……あれ?
私、この戦闘を純粋に見てる?
本当は戦ってほしくないのに。
なのに……。
刹那がどういう戦いをするのかを見たいと思ってる。
なん……で?
「斬った!」
エリオの声で現実に引き戻された。
見上げると、刹那が実体剣でシューターを斬っていた。
二振りの実体剣を両手に持って、迫りくるシューターを切り裂いていく。
「あれだけ速く動くなのはさんの魔力弾を……剣で切り裂くなんて……」
キャロが見上げながら感嘆の声を漏らす。
高速で不規則な動きをするなのはのシューターを剣で処理するのは難しい。
……違う。
でも、剣なら
だから、剣で捌くことを選択したんだ。
刹那の動きは流麗で、まるで舞っているかのような動き。
二刀流であんなに綺麗な動き、私に出来るかな……。
後で教えて貰おうかな。
そんなことを考えていると、刹那から離れた場所を飛び交っていたシューターの一つが爆発した。
「何だ? 今、刹那の剣が……光った?」
ヴィータが不思議がっていた。
勿論、エリオとキャロも……と急に目の前にモニターが開いた。
「え? 何?」
3人に目配りすると、首を横に振った。
「アタシは何もしてない」
「私もです」
「僕も」
私もしていない。
じゃあ、一体誰が?
《エクシアからのデータです。どうやら、刹那殿とエクシアが意図的にこちらに送ったようです》
私の疑問にバルディッシュが答えた。
「データ?」
モニターを見る。
どうやら、今の刹那とエクシアの状態が書かれている様だけど……。
「よく分からない」
自分のデバイスなら兎も角。
あれ? これって……。
「GNソード……Ⅱ……!?」
【ツインドライヴシステム】の稼働状態に問題がないか、様子見で回避に専念していたが、一先ず今現在は問題ないと判断し、次の行動に移る。
左手に持ったGNソードⅡの刀身が半回転して小さな銃口が現れる。
その小さな銃口から光が一筋走る。
その光は、遠方で飛び交うなのはが放った
その爆発の余波により、数発が巻き込まれて爆発する。
「やや不安だったが……問題なく使えるようだな」
【ツインドライヴシステム】も勿論だが、エクシアのGNソードと違いGNソードⅡはこちら側に来たわけではない。
【ダブルオー】のデータを自分の記憶を辿って、エクシアと共に再現したものだ。
正確に言えば、【ツインドライヴ】ではないかもしれない。
エクシアには悪いが、正直ここまで上手く出来るとは思っていなかった。
おまけに実際に使用するのは今回が初めて。
「ツインドライヴもGNソードⅡも問題はないようだな」
《同調率……87%……88%……87%……。安定稼働率を下回る心配はないでしょう》
「そうか」
だが、ツインドライヴが不調になれば戦闘継続は不可能。
もとより、この戦いをいつまでも続けるつもりは毛頭ない。
短期決戦が一番だ。
「いくぞ。エクシア!」
《了解》
まだ20発近くの光弾が飛び交っている。
刹那はGNソードⅡを握る力を強めて突進する。
なのはと模擬戦を行った時と同じ。
しかし、お互いの状態は違う。
リミッターは外れてはいないが
そして、刹那とエクシアの新しい力。
光弾を掻い潜って、刹那がなのはへの距離を詰める。
模擬戦の時と同様になのはが砲撃魔法を放った。
しかし、刹那はその砲撃を易々と避ける。
模擬戦の時は、オーバーブーストを使用したが、今の刹那はそれを行う必要がなかった。
しかし、砲撃を回避したところでなのはの光弾が襲いかかって来た。
刹那は体を一回転させて両手に握るGNソードⅡで光弾を切り裂く。
切り裂いたことで出来た隙間へ滑り込むと後方で爆発音が響いた。
残りの光弾がぶつかり合った音だった。
それを気にも留めず、加速してなのはへの距離を詰める。
そこに、更に砲撃が放たれた。
刹那は体を掠めるギリギリの位置を取りながら、砲撃に沿う様にしてなのはへ向かう。
なのはの砲撃が止み、勝負どころと判断した刹那が一気に距離を詰める。
右手GNソードⅡを振り上げる。
なのはも杖を振りかぶっていた。
両者の武器がぶつかり、甲高い金属音が辺りに響いた。
先程まで激しい爆発音が響いていた訓練場は、今は静まりかえっている。
右手のGNソードⅡはレイジングハートを押さえ、左手のGNソードⅡの刀身の【腹】がなのはの右脇腹で止まっている。
「……俺の勝ちだ」
やや反則気味だが。
「……どうして、止めたの?」
俯いて、GNソードⅡを見つめたなのはが呟いた。
「かつて俺であれば、お前を力で制することが最善だと判断しただろうな。……武力による制圧を……」
「なら、そうすればいいでしょ! 私がティアナにした様に!」
「……」
力を抜き、なのはとレイジングハートからGNソードⅡを離し
「なのは……確かにティアナはお前の教導の意味を理解せず、お前との約束を違え無茶なことをした。許されるべきことではないのかもしれない」
「……」
なのはの教導。
基礎訓練の反復。
訓練を受ける者からしてみれば、前に進めている感覚がないかもしれないが、確実にその者の力になる。
命を守るために……。
だが、なのはが今回行おうとしたことは……。
「だが、お前もやりすぎだ」
「……刹那君に、私の気持ちなんてわからないよ」
「そうだな」
「だったら!」
なのはは、顔を上げて語気を強めて詰め寄る
「言って聞かない相手に力を行使することは仕方のないことなのだろう。だが、お前はティアナにお前の教導の意味を話したのか?」
「それは……」
「ティアナが【力】を求めていたことは知っていたはずだ。その
ヴィータ達と共に話を聞いた俺が察したくらいだ。
俺達に説明したなのはが知らないわけがない。
「……」
「お前はティアナ達が自分の教導の意味を理解していると……わかっていると思い込んでいた。違うか?」
「私は……」
「ジュエルシードを巡って、フェイトと対立していた時のことを覚えているか?」
「え?」
「『一方的に決め付けないためにも、話し合いは必要なんだと思う』……お前はそう言った」
「!」
そう。
かつて、フェイトが母――プレシアのためにジュエルシードを集めていた時のこと。
プレシアに言われるが儘に、心を閉ざしていたフェイトになのはが言った言葉。
今ならばわかる。
対話の必要性。
「その気持ちを変わらず持ち続けて欲しいと思ったが……」
「私……」
「十年の間に、何があったのかは知らない。だから、俺がお前にこんなことを言う資格はない。だが、それでも俺のように力でのみ解決する人間にはなってほしくない」
なのはは頭を横に振って、目には涙を溜めていた。
「……ごめん」
なのはの頬を涙が一筋流れた。
「謝る必要はない」
「でも……私は……」
「人は大なり小なりミスをする。それをどう捉え次の行動にどう反映させるか」
「……」
「まだ取り戻せる」
「刹那君…………っ」
なのはの左手からレイジングハートが抜け落ち、カシャンという音が静か響いた。
それと同時になのは両手で顔を覆って、声を押し殺して泣き始めた。
『一方的に決め付けないためにも、話し合いは必要なんだと思う』
刹那君の言うとおり。
私は、フェイトちゃんと出会った頃に言った。
自分が言った言葉を忘れて、ティアナと碌に話をせずに……。
一方的に私の
ティアナが悩んでいたのに……。
なのに……。
ティアナを傷つけようとしてしまった。
取り返しのつかないことを……。
「まだ取り戻せる」
刹那君の言葉を聞いた瞬間。
堪え切れなくなった。
どんなに我慢しても無理だった。
涙が溢れてくる。
泣き顔を見られたくなくて。
涙を止めようとして、両手で顔を隠した。
そんな私に、刹那君は続けた。
「……教導内容に迷いがあったか?」
「!?」
「FWの4人に教える教導に、自分のやり方は間違っていないか。教える内容とスピードに間違いはないか」
「刹那……君?」
泣き顔を見られて恥ずかしいとか、そんな気持ちは全然なかった。
反射的に刹那君を見上げた。
「部下の前で迷いや弱さは見せられない。フェイト達も自分仕事を持っていて忙しい。誰にも相談出来ない。だから、自分の
言葉にならかった。
正確には、言葉が出なかった。
「迷っていたんだな。だが、それでは分かり合えない。ここには部下でもない、気を使わなければならない同僚でもない俺が居る」
「!」
「俺がここに居るのは、お前達を補佐するためだ。俺でよければ話を聞くくらいのことは出来る」
「……」
体が小刻みに震えているのがわかる。
心臓の鼓動が耳元で鳴っているかの様に間近で聞こえる。
「もっと、周りを頼れ」
最後の言葉が駄目押しだった。
後は何も考えられなかった。
いきなりなのはに抱きつかれて、流石の刹那も驚愕の表情を浮かべた。
離れるように口を開きかけたが、泣いているなのはを見て噤んだ。
何もせずただ黙ってなのはを見つめていた。
《……》
本当に、ただ黙って事態を静観する刹那にエクシアは嘆息した。
(何とも……まぁ……。マスターらしいといえば、らしいのですけど……)
暫くして、なのはが刹那から離れた。
「大丈夫か?」
「……うん」
なのはが涙を拭うと、しゃがんでレイジングハートを拾い上げて両手で握りしめた。
「ごめんね、レイジングハート」
《問題ありません》
「……ありがとう」
今まで放ってしまったことを謝罪してなのははジャケットを解除した。
「みっともないところ……見せちゃったね」
少し視線を彷徨わせて、苦笑しながら刹那を見つめた。
「俺は気にしていない」
いつもどおりの刹那の様子に、少し安堵したようになのはは緊張を
「なのは、刹那」
「フェイトちゃん」
フェイト達が歩み寄って来た。
「えっと……二人とも大丈夫?」
どう切り出したらいいのか判断に迷ったフェイトが、一番無難な質問を言葉にした。
戦闘と……なのはの心。
二つの意味を込めて。
「俺の方は問題ない。なのはの魔法は非殺傷設定だったしな。エクシアはどうだ?」
《問題ありません。若干、太陽炉の調整が必要ですが、許容範囲内です》
「私も
なのはがティアナの攻撃を受けた右手を見つめたが、出血は完全に止まっていた。
「刹那君からは攻撃を受けていないし……ね」
隣に立つ刹那に視線だけを動かした。
乱入した刹那と戦闘を行ったが、刹那は一度もなのはに攻撃を当てなかった。
冷静さを失ったなのはを気絶させることも出来たはずなのにそれを行わなかった。
「心配かけちゃったね。それと……」
なのはがエリオとキャロに視線を移した。
「ごめんね。エリオ、キャロ」
「え?」
いきなりなのはが謝ったため、エリオとキャロは面食らったように呆けた。
「怖い思いをさせちゃったかなって……」
ティアナを問答無用で撃墜させた行為が、二人に恐怖心を植え付けてしまったかもしれないという想いから、なのは二人に謝罪した。
「そんなこと……!」
「なのはさんが私達に謝ることなんて何一つありません!」
「……ありがとう」
エリオとキャロの言葉になのはが微笑んだ。
変わったか?
なのは達のやり取りを見ていた刹那は漠然とそう思った。
「アタシもなのはに謝らねぇと」
「え?」
ヴィータの発した言葉になのは小さく声を上げた。
「スターズの副隊長なのに……なのはの教導を助けなきゃいけねぇのに……全然、力になれてなかった。……すまねぇ」
「そ、そんなことないよ。ヴィータちゃんはちゃんと……」
そこまで言って、なのはの顔がみるみる赤くなっていく。
「……も、もしかして……刹那君との会話……というより、全部?」
「え?……あ~」
ヴィータがそっぽを向いた。
なのはが、バッと勢いよくエリオとキャロを見た。
「「そ、その……」」
ヴィータと同じく、二人もなのはから視線を外した。
最後にフェイトの方を見る。
「……」
少し顔を赤らめたフェイトが、やはり同じ様に視線を外した。
「~~~~~~~~~~っ!!!」
戦闘のみならず、その後のやり取りまで一部始終4人に見られていたと気づいたなのはが、顔を両膝につけて、丸くなるように両手で足を抱えてその場にしゃがみこんだ。耳まで真っ赤にしてしゃがみこんだなのは見た刹那は、少し心配そうに声をかけた。
「どうした……熱でも出たのか?」
「《それは、あんまりだよ(です)。刹那(マスター)》」
余りにも
読了お疲れ様でした。
前述のとおり、ツッコミ満載な内容ですね。
エクシアの強化は、予想どおりでしたか?
いずれ、刹那とエクシアから説明があるでしょうからこの場では省かせていただきます。
サブタイトルは、当初「00(ダブルオー)」でした。
一つ目の「0」は、武力。
二つ目の「0」は、対話。
という意味合いでしたが、ストレートに「武力と対話」にしました。
さて、非難の声が来そうで戦々恐々としておりますが、また次回に。
追伸
ywxhffrom341さん。
こーりんさん。
覇邪丸さん。
わざわざ「お詫び」にコメントを書いていただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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再び魔法少女の世界へ降り立ったガンダムマイスター刹那・F・セイエイ。スターズの模擬戦に割って入った刹那。なのはとの戦闘で砲撃魔法を受けるが……。魔法少女リリカルなのはA's00~とある日常~(仮)の設定を踏まえたクロスオーバー作品です。読みづらい、誤字脱字等の至らないところが多々あると思います。作者の原作知識は、それほど高くありません。また、オリジナル設定が含まれておりますので、原作を大切にされている方はご注意ください。