‥和弘と桂花達が屋敷で話をしている時、桂花達の暮らす穎川の街に‥‥‥‥
初めまして、私です、じゃなくてですね、
今回、穎川の街に来たのは友達の桂花さんに手紙を頂きました。
〈会わせたい人がいるから早めに屋敷に来てくれ〉
との事です。
そう言えば自己紹介がまだでした、穎川の隣の村に暮らす、
姓.李・名.厳・字.正方・です。真名・光(ひかり)です。
何故、私が桂花さんと知り合いかと言うと簡単に言えば幼馴染みです!
光「さて、約束の時刻までまだ時間がありますね~、」
と何かする訳じゃなくただ街を見て回っていると、ある一人の少女に目が行った。
髪の色は金色、カジュアルで短めなボブカット、そして、グレーのツナギを着てシルバーの胸当て、
黒色の手甲をはめている、一番目を引いたのは、少女の横に立て掛けてある見たことのない、身の丈以上の槍みたいな物、それは、ラン
スである。多分それが分かるのは和弘位なものだ。
そう、少女は茶屋の外席に座り茶を飲んでいた。
??「ハフ~、お茶が美味しいですね~、ん?」
??は茶を飲み一息いれて呟き、街の通りを眺めていたら、一人の少女と目があった、そして声をかけていた。
??「お姉さん、僕に何かついているのですか?」
少女を見ていた光はいきなり声を掛けられたことに驚いた。
光「(え!え~、!私、声を掛けられたの!ど、どうしたら、)い、いや!悪気があった訳ではなくて!
この街で見た事のない槍?だったもんでつい!スミマセン!気を悪くしないでもらいたい!」
??「キャハハ、別に気にしてないですよ♪」
??「(わ~、綺麗な人〃〃)一緒にお茶でもしませんか、一人で飲むより二人で飲んだ方が美味しいですし♪」
と??は李厳を自分の前の席を進めた。
席を進められた光は断る事も出来ずそのまま席に座った。
??「えっと、初めまして僕は『廖化』と言います、お姉さんは?」
光「え!じ、自分は李厳・正方、と言います!」
廖化「よろしく、李厳お姉さん♪」
光「あ、よろしくお願い、って!お姉さん!」
廖化「うん♪お姉さん♪なんか僕より歳上って感じたから、お姉さん!」
光「あ~、まっいいか、で廖化さんはこの穎川に用事か何かで来たのですか?」
廖化「うん、聞くも涙語るも涙、話、聞いてくれますか、」
と上目使いで目を潤ませながら聞いて来る廖化に対して光は断れず、
光「う、(そんな目で私を見ないで下さい!)分かりました、」
と李厳が答えると廖化は下を向いたまま、「少し長くなるけど聞いて下さい」と言って語り出した。
廖化「それは‥」「それは?」「それは、」「‥ゴクリ」
廖化「旅費をおとしたああァァァァ!!」
光「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥へ?」
廖化「だから、旅費を落とした、で、この街の偉いさんに仕事を紹介して貰いまた旅費を稼ぐ!」
光「へ?‥てか!短か!!」
廖化「え!僕にとっては凄く長いよ!」
光「てか、ここでお茶を飲んでも大丈夫なんですか!旅費、落としたんでしょ!」
光の言葉に廖化は胸を張りながら、
廖化「大丈夫!!荷物の中に二食分位の小銭は分けて入れてあるから!それに焦っても事態はかわらないし!」と答え、荷物から小銭を見
せた。
光「取り合えずわかりました、で、この穎川の偉い方と言えば、荀家ですね、私も今日は荀家のご息女に用事がありまして、向かう所で
すし、これも何かの縁ですし一緒に行きますか?」
廖化「え!本当!本当に本当!!「え、ええ、」いや~助かったよ~なんかあのお偉いさんの家、なんか、入りずらい感じがしたから困っ
てたんだよ~。」
と廖化の言葉に光は「ハッ、ハハハ、」と失笑していた、
光「と、取り合えず荀家に向かいましょう、約束の刻限になりましたので、」
廖化「うん!速く行こ!!」
と、李厳を急かし二人は、料金を払い荀家に向かって行ったのだ‥‥‥
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今回はオリキャラ視点です。
口調や性格が思ったより違う!と思っても無視して下さい。
それでは、駄文劇場の始まりです♪