No.506586

転生者による変革18話

観月 衛さん

18話目です。

…今年私は厄年なんですかね?

またリアルで大変なことが起きてしまいました

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2012-11-10 21:10:17 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:5071   閲覧ユーザー数:4735

はやてside

 

 

 

 

 

機動六課管制室ではやて達は黙々と周辺捜査を行っていた。すると、地下水路から反応を感知し、モニターに映すとガジェットがいた。

 

 

「…!ガジェット、来ました!」

 

 

「地下水路に数機ずつのグループで総数16…20!」

 

 

「海上方面に12機単位が5グループ!」

 

 

シャーリー達の報告に、はやては顎に手を当て考える。

 

 

「…多いな…。」

 

 

「どうします?」

 

 

「…そやなぁ…。」

 

 

グリフィスの問いにどうするか考えているところに通信が入る。すると、モニターにヴィータが映った。

 

 

『スターズ2からロングアーチ、こちらスターズ2!海上で演習中だったんだけど、ナカジマ三佐が許可をくれた!今現場に向かってる。それからもう一人。』

 

 

『108部隊、ギンガ・ナカジマです!』

 

 

はやてとグリフィスは、ギンガの登場に驚く。

 

 

『別件捜査の途中だったんですが、そちらの事例とも関係ありそうなんです。参加してもよろしいでしょうか?』

 

 

「うん!お願いや!」

 

 

はやては皆に連絡を入れる。

 

 

「ほんなら、ヴィータはリインと合流。協力して海上の南西方向を制圧!」

 

 

『南西方向了解です!』

 

 

「なのは隊長とアイン、フェイト隊長は北西部から!」

 

 

なのは・フェイト・アイン『『『了解!』』』

 

 

なのは達は同時に返事をする。

 

 

ルーテシアside

 

 

 

 

 

 

その頃、町の中にあるビルの屋上、避雷針の上に一人の少女、ルーテシア・アルピーノが佇んでいた。そして、紫色の長い髪をなびかせながら、目を閉じていた。そのルーテシアの前にモニターが展開し、ナンバーズ4、クワットロが映し出された。

 

 

『ケースの一つとマテリアルは既に確保しましたので私たちは邪魔者の排除にあたります~。お嬢様は地下のほうをお願いしますね~。』

 

 

ルーテシアは無言で目を開ける。それを了承だと取ったクワットロは話を進める。

 

 

『騎士ゼストとアギトちゃんはどうしたんですか~?』

 

 

「…別行動…。」

 

 

『と言うことは~お一人ですか~?』

 

 

「一人じゃない。」

 

 

いつの間にか、ルーテシアの隣には黒い人型の何かがいた。

 

 

「私にはガリューがいる。」

 

 

『それは失礼しました~。協力が必要でしたらお申し付けください~。それではルーお嬢様~? よろしくお願いします~。』

 

 

「うん。」

 

 

そして、クワットロが映ったモニターは消えた。ルーテシアはガリューに話しかける。

 

 

「行こうか、ガリュー。探し物を見つけるために…。」

 

 

そう言い終わると、ルーテシアの足下にベルカの魔法陣が展開され、ルーテシアとガリューはその場からいなくなった。

 

 

 

 

クアットロside

 

 

「それではルーお嬢様~? よろしくお願いします~」

 

 

ルーお嬢様が小さく頷いたのを見て私はそのまま念話を切る。

 

 

地下水路に落ちたレリックはお嬢様に任せるとして私たちはドクターに言われた通りに六課への牽制と新装備のテストを開始しますね~それにしてもドクターもリボンズさんも酷い人たちですね~その気になればいつでも六課の人間を殺せるのに~最後の最後で希望を与えてから絶望に叩き落とすからまだ倒さないなんて~まあわたし的にはそうゆうの大好きだから良いんですけど~

 

 

「クアットロ、方針としては僕たちはなにをするんだい?」

 

 

「……」

 

新装備実験と牽制の為に手伝ってくれるリボンズさんとディエチちゃんが私の指示を待つ。

 

 

「とりあえずはガジェットたちがレリックを求めて市街地に向かってくると思いますのでその混乱に乗じて敵のヘリをスローネを元にドクターが開発したGNランチャーⅡで撃墜その後来るであろう六課のエース・オブ・エースとフェイトお嬢様をリボンズさんのレグナントで相手をしてもらいますね~もちろんAMGNフィールドは使用してくださいよ~今回のデータによっては私たちに装備される予定ですから~。」

 

 

「了解」

 

 

「……うん」

 

 

 

 

 

 

スバルside

 

 

 

休暇を楽しんでいた私たちはガジェットがこちらに向かってきていることを聞いた私たちは地下からやってくるガジェットを殲滅するために隊長副隊長なしの四人だけで地下に突入することになった。

とは言っても後からギン姉が来るって聞いているから合わせて五人になる。

 

 

「ギンガさん、お久しぶりです!」

 

 

『うん、ティアナ。現場リーダーはあなたでしょ? 従うから指示をくれるかな?』

 

 

「はい」

 

 

ギン姉との念話での打ち合わせにティアナは少しだけ考えるとすぐに合流地点を導き出した。

 

 

「ひとまず南西のF94区画を目指してください。途中で合流しましょう」

 

 

『F94……了解!』

 

 

確認するような間があってからすぐに返事を聞いてティアナは念話を切った。

 

 

「ギンガさんって、スバルさんのお姉さんですよね?」

 

 

「あ、うん。そうだよ、私のシューティングアーツの先生で年も階級も二つ上」

 

 

「ほぇ~」

 

 

前にエリオとキャロにはギン姉のことを少しだけ話す機会があったからギン姉の名前が出てきて反応を見せてくれたけどシューティングアーツの先生とか階級が二つ上とかまでは話してなかった影響かキャロも驚いたような顔をしていた。

 

 

「ギンガさん、デバイス特定の相互位置把握と独立通信ができます。準備いいでしょうか?」

 

 

私達が話しながらもギン姉と少しでも早く合流できるように合流地点へと急いだ。

 


 
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