(安土城城内・5F・天守の間)
ビーーン・・・ビーーン・・・
レン達の目の前にいる“ソレ”は、武士の意匠を受け継いでいるが、明らかに“人間”ではなく“武装メカ”だった。鈍く赤色に光るツインアイ、金属製の装甲、全身にわたって装備された“兵器としての武装”。そしてレン達の4倍程度の大きさだったため、天守の間は普通の部屋より明らかに大きく作られており、全て“厚い金属製”であった。
レン:ようやっと最後までたどり着いたと思ったら、ラスボスが“メカ”とは・・・
リン:確かに“将軍の強さ”だけなら凄いと思うんだけど、これじゃ一番大事な“人望”がないじゃないの・・・
ネル:なんでまた“機械”が国の天辺なんだろうね~
信長:言いたい放題言っているようだが、この姿の方が“便利”な事もあるのだぞ? ここの兵は全員“機械”だから、命令を与えるだけで済む故、人望は関係ない。今でこそ地べたに落ちたとはいえ、圧倒的な武装で駆逐するだけなら、人間味等、必要ないのではないか? 戦国時代が“乱世”になってしまった原因は、戦をする全員が“人間味”を捨てきれなかったから、無用な混乱を招いたから、そうは思わないか?
役小角:人間を含め、生きる物が歴史を作り、そうやって刻(とき)を紡いでいって、今がある。我々“機械”はあくまで作ってくれた“マスター”を手助けするために作られた存在。国の政(まつりごと)に介入すべき存在ではないはずだ。例えそれが・・・
信長:そう、お前は知っているはずだよな? なら何故矛盾する事を改めて言う? 私は“マスターの命令”に従っているのだよ、“この国を征服し続けろ”、と。政をしないまでも、そのための戦に“マスターの命令”でかり出されているのは、私だけではない。お前達“変身ロボット”は全員そうであってはず。その一部であるお前達は、自分の意志で離反し、マスターに忠実に働いた者達を退け、そして今、私に刃を向けているわけだ
レン:俺達は反逆とか関係なしに、家康軍と利害が一致したから、ここでお前と対峙しているんだ! 生きているはずがない信長や秀吉を退治する事、そして、お前を倒すことでルカさんの霊力が戻り、俺達は元の世界に帰れる
リン:あんたにも都合があるのかも知れないけど、私たちにだって、切実な都合ってものがあるのよ!
信長:・・・お前達の都合は、所詮“二人の巫女が元の世界に帰れない”、その程度だろう。しかし、我々の“都合”はな、元の世界からたった二人の存在がなくなる程度ではないのだよ・・・
レン:ど、どういう意味だ!
役小角:・・・・レンよ。その理由がそうである故に、私は“あの人は可哀想な人”と言ったのだ
信長:役小角よ、それ以上は禁則事項だ
ガチャッ
信長は右手のビームライフルを構えた。
信長:いずれにしても、私とお前達は“相容れない”存在。決して“分かり合えない存在”なのだ。これ以上の事を話しても無駄なこと。私は命令遂行のため、お前達を排除する。お前達は元の世界に帰るために、私を排除する。シンプルな関係なのだよ
ジャキッ!
レンは天叢雲剣の光の刀身を出し、しっかりと構えた。
レン:そうだよな、俺達は死ぬ目に遭いながらも、ここまで来たんだ。お前の事情を詳しく聞いて、“はいそうですか”、と主旨を変えるつもりはない。お前を倒して、俺達は元の世界に帰るんだ!!!
ビーン!
役小角も光る刀身を出し、信長に向かって構え直した。
役小角:私は自分の意志で彼らに協力し、そして、あの人にもう一度考え直して貰うことにしたのだ。そのためにはまず“お前”を排除しなければならない!
チャキ!
リンもお祓い棒を構えて、相手の攻撃に備えた。
リン:あんたがどんなめちゃくちゃな存在だったとしても、私たちに残された道は“勝つこと”、それだけなの!
ガッチャン!
タンクもアサルト型の砲身を信長に向けて、攻撃準備をした。
ネル:ここにいられるのも、死んでいった“ゴズキ、メズキ”のおかげ。弔い合戦はキチッとさせてもらうよ
ハク:メカにはメカよ。こっちにだって、あんたの技術に匹敵するだろう武器はあるんだからね!
てと:(`・ω・´)
信長:・・・人間だったら、ここで“武者震い”でもするのだろうが、私はメカだ。私がこれからする事は、お前らの排除、それだけだ!!!!!!!
ギギギギギ・・・・・・
天守の間の天井が観音開きのように開き、開いた部分は展開して城の“屋上”となった。どうやら“部屋では狭い”と判断したようだ。
信長:決戦は屋上で行うことにしようぞ!
ガチャン!!
信長はジェット噴射を使い、屋上に躍り出た!。タンクはホバーで、レン達は横の梯子を使って、屋上に出た。
(安土城・屋上)
信長:待つつもりはない!
バシュ!
信長は全員が対峙した瞬間に、ビームライフルを一発発射した!
レン:散開!
レン、リン、役小角、タンクが、バラバラに散らばり、ライフルの弾は後方に消えていった。
レン:所詮ロボ! 動きが鈍いぜ!
レンは信長の背後に素早く近づき、剣でばっさり斬ろうとした! しかし、剣が斬った物は、左手に装備していた“四角形の盾”だった。
ジュンッ!!!!
レン:“鈍さ“はフェイクか!?
信長:ロボにはロボの戦い方がある!
信長はライフルを持った右手を“人間では出来ない回転”を使って、後方に銃口を向けて、発射しようとした!
リン:危ない! バリアー!!!!
バシュ!!
ビームライフルが発射される少し前に、リンはレンにエネルギーバリアーを張った! かなりの威力だったため、一発でバリアーもライフル弾も消えてなくなった!
レン:あ、危なかった
リン:レン! 少し離れてタンクに牽制させようよ!
レン:斬れることはわかった。そうするよ
レンはバックステップを繰り返して、信長と距離を取った。後方に陣取っていたタンクは既に発射準備が出来ていた。
ネル:おうとも! アサルトライフル、心臓めがけて飛んでけ!
ネルは思いっきりトリガーを引いた! アサルト弾が勢い良く飛び出していった!
ガン!!!!
しかし、当たったのはまたもや“盾”だった。しかし、アサルト弾の破壊力もあったため、盾は一発で半壊してしまった。これでもう盾は使えないようだった。
信長:なかなかの破壊力だな。どうやら“同程度の火力”というわけか。ならこちらの攻撃でもこうなるはずだ!
バシュ!!
信長はビームライフルを、今度はタンクに直撃させるコースで発射した!
ガガン!!!
ハク:ネル! 左側面に被弾! 装甲が破壊されたよ!
ネル:やるじゃねーか!
その光景を信長と距離を取って冷静に見ていた役小角は、遂に攻撃に転じた。
役小角:ようやく盾が無くなったか! これで後は“本体の装甲”だけになったな!
役小角はタンクとリンレンに集中していた信長の死角に入り、思いっきり左手の付け根に刃で斬りつけた!
ダッダッダッ! ブーン!!!
しかし、刃は空を斬った! なんと、左腕が付け根からはずれたのだ!
役小角:な、なんだと!
信長:ロボなんだから、コレくらいは当然だな。再合体は出来ないが、独立可動するビットだ!
ガガガガガ!!!
独立で飛び回っていた左腕の手にはバルカン砲が仕込まれていた! そして役小角を狙う! しかし役小角も負けてはいなかった、側転しながらバルカン砲の弾を回避した!
信長:なるほど、やるではないか!? しかし、右手の攻撃はまだ健在だぞ?
ジャキ!
信長はビームライフルを役小角に向け直した。
信長:これで1つ退治だ!
ネル:させるか!
バシュ!!! ガン!
ネルはタンクの装甲が破壊されてない面を役小角の盾にするようにタンクを移動させていた。
ハク:両側面破損! もう一発当たると、大破です!
ネル:ちぃ!
信長:私の武器はこれだけではないぞ! ミサイルランチャー!!
信長の胸の部分が観音開きで開き、多数のミサイルが格納されているミサイルランチャーが現れた!
信長:物量で押すぞ! ファイヤー!!!
バシュバシュバシュバシュ!!!!
信長の胸の周りは発射時の煙で隠れるほどだった! 多数のミサイルがタンクめがけて飛んでいった!
ネル:こちらも負けんよ! ホーミングミサイル!
ネルはトリガーを引き、ホーミングミサイルを発射した! しかし、またしても“物量”には勝てなかった!
ガン!ガン!ガン!
ハク:多数被弾! もうだめ!
ネル:ちくしょう! 水晶玉とCOMPカートリッジを抜き取って、脱出!
ハクは水晶玉を、ネルはCOMPカートリッジ、てとは他の持ち出せる物を抱えて、タンクから脱出した! ネル達が脱出して数秒後、タンクは大爆発を起こした!
ガガガガガーーーーーン!!!
ネル:畜生! 畜生! 守りきれなかった!
ハク:やっぱり“一番の火力”を先に攻撃してきたね
レン:無駄にはしない!
レンは、信長がミサイルランチャーを撃っている間の硬直時間のスキに、やはり後方からまたもや斬撃に転じていた!
信長:ビット!
左腕のビットがバルカン砲を撃ちながら、突っ込んでくるレンに向かっていった! しかしレンの周辺でバルカン砲の弾が全て消滅していた!
レン:俺には“ビームシールド”があるんでね! 物理弾がほとんどの武器なんて、どうということはないんだよ!
ザン!!!!
レンは抜刀した後、素早く下から上に刃を振り抜き、飛んできた左腕を真っ二つに斬り裂いた!
レン:次は本体だ!
信長:そうはさせん!
ガチャ! バシュ!
信長は先ほどと同じように右腕を180度回転させて、ビームライフルをレンに向かって撃った! しかし“すり抜けて”しまった!!
リン:ざーんねん! そっちは私が作った幻影でした!
リンはレンが左腕を破壊した瞬間にその場にレンの幻影を作り、レン本体は信長の左側面に移動していたのだった!
レン:左腕を分離したのは失策だったな!!!!
レンは邪魔な左腕がなく、腰部ががら空きだった信長の腰周辺へ向けて刃を振り抜いた!
ブン!!!!
今度の斬撃は手応えがあった! 確実に信長の“内部メカ”を斬り裂く感触があった!
レン:これで終わりだ!
信長:まだだ! まだ終わらんよ! 下半身分離!
シュボーーーー!!!!
斬られた腰部パーツの上当たりの継ぎ目から、信長の上半身が分離していき、下半身はその場にゴロンと転がって機動を停止した。
レン:まだあるのか!
信長はビームライフルを捨て、右肩から後部にかけて装着されてあった“謎の大筒パーツ”を展開合体させ、1つの大型の武器を作った!
信長:この姿になってしまった私では、もう政はできん。しかし破壊されるわけにはいかんのだよ! これが最後の武器だ。お前達全員、そしてこの城、いや、この地区毎、消滅させてやるわ! アトミックキャノン、発射準備!
武器のCOMP:アトミックキャノン ハッシャジュンビ・・・・カウントダウンニ ハイリマス。残り30秒
レン:ちょ! アトミックって事は・・・核ミサイル!
リン:ちょっと! それ反則!
役小角:・・・・・・リンレン! もう時間がない! とにかく核ミサイルを封じる! 言うとおりにしてくれ!
リン、レン:はい!
武器のCOMP:残り20秒
役小角:レンはバリアーをアイツの全身にかけるんだ!
レン:はい!
役小角:リンはそのバリアーの霊力を最大に強化して、貫通させないでくれ!
リン:はい!
武器のCOMP:残り10秒
レン:八咫鏡(やたのかがみ)! アイツの全身を覆え!!!
リン:八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)! 八咫鏡の霊力を最大にして!!!!
ブーーーーーーーン!!!!!
信長はアトミックキャノンの発射準備に入ると“動けない”状態になるのだった。レンの“最大強化されたバリアー”が全身を包んだ状態になっても、逃げることが出来なかった!
武器のCOMP:3,2,1,0。ハッシャ
ドシュ!!!・・・・ガン!!!・・・ドシュ!!!
信長:な!!!!! 跳ね返っただと!!!
ギューーーーーーーーーーーーン・・・・ガガガガガガガガガガーーーン!!!!!!!!
信長の周りのバリアーが核ミサイルの全ての効果を内部に凝縮し、信長は消し飛んでしまった!
役小角:レン、バリアー内の凝縮エネルギーをバリアーに吸い取らせて、自分の所に戻してくれ
レンは八咫鏡のビームシールドに、内部の超高エネルギーを吸い取らせ、中身が無になったのを確認した後に自分の右手に戻し、姿を物理的な“八咫鏡“に戻して、袋にしまった。
レン:・・・・・・これで終わったんですね
リン:長かったね・・・・
ネル:みんな! 江戸城のルカさんから連絡が入ったぞ! ルカさんの霊力が元に戻ったって!
レン:これで、ようやっと、元の世界に帰れる・・・
リン:ぐすっ、早く神社のみんなに会いたいよ
こうして、全てを終わらせた一行は、歩いて城を出て、役小角が召還した“飛翔鬼”に乗って水辺を横断し、みんなの待つ宿に帰ったのだった。
(温泉宿『麻呂眉屋(まろまゆや)』・男子部屋)
てと、テト:o(^-'o)♪☆(o^-^)o~
海斗:良かった・・・無事帰ってきてくれた・・・
メイコ:本当にやったんだね!
学歩:全て成し遂げたようだな。さすがだ!
升太:本当によかった。安心したぞ
レン:学歩さん、升太さん、怪我は大丈夫なんですか?
学歩:うむ。ミク達の霊力による回復が効いてな。これならトリンに乗って帰れるよ
升太:・・・ゴズキとメズキは・・・・
役小角:・・・
升太:そうか。帰ったら墓でも建てて上げよう
ミク:そっちにも送ったけど、ルカの霊力が戻ったミク
ミキ:リンレン、良かったね! これで帰れるんだね!
リン:うん! 有り難う!
ミク:それから家康様からも連絡があったミク。早く帰ってきて欲しい、城総出での宴の準備をしながら待ってるミクだって
レン:ははは、家康さんらしいや
リン:食いしん坊なのは、私たちの方と同じなんだね
学歩:よし! トリンの準備をして、早速・・・
役小角:・・・私とネル達は・・・いいのか?
ミク:それも報告済みミク。大丈夫だって。手厚く対応させてもらうそうミク
ネル:よかった・・・
学歩:そうか、タンクは失ったんだな
役小角:大丈夫だ。我らは飛翔鬼に乗って移動する事にする
レン:ようやっとだけど、みんなで帰ろう!
こうして、トリンに乗った面々、飛翔鬼に跨った面々は、出来るだけの速度で移動し、宿に泊まりながら江戸城を目指した。
***
(3日後・江戸城・蜜儀の間)
家康:難儀な作戦の遂行、本当に天晴れだった!
ルカ:皆さん、お疲れさまでした! 私の霊力も完璧に戻りました!
家康:それと協力してくれた“役小角”、“ネル”、“ハク”、“てと”、君たちの待遇、手厚く保証する故、安心してくだされ
役小角:有り難うございます
ネル:サンキュー♪
ハク:感謝します
てと:(^-^)/
家康:宴の準備も進んでおる。もう暫し待っていただきたいのだが
レン:あの、その事なんですが・・
リン:私たち、すぐにでも帰りたいんです
ルカ:あ! そうよね。もういつでも帰れるのよね
学歩:そうか。宴は楽しいぞ?
レン:ごめんなさい。親も心配していると思うんです
ミク:それなら安心ミク。こっちの日付に合わせないで、向こうを出たときに戻るようにするミク
リン:有り難うございます
ミキ:そっか・・・・。もうこっちに来る事もないのよね・・・ぐすっ・・・なんか・・・ちょっと寂しいね・・・
升太:出会いあれば別れありか。君たちはこの出来事で本当に強くなった! 帰っても、何物にも負けないと思うぞ!
レン:それなんですが、この三種の神器なんですが・・・
家康:うむ。それらは、君たちにあげよう。記念に持ち帰って欲しい
ルカ:どうせ私たちでは使えないし、元の世界に戻っても霊力ないから、問題ないと思うわ
レン:そうですか。有り難く頂きます
リン:記念が出来たね
ミク:では、そろそろあの神社に行くミクかね
役小角:・・・・すまんが、ミクとルカだけでなく、私とネル達も、最後まで見送らせて貰っていいだろうか?
ネル:最後まで護衛させてもらうよ
家康:? ああ、別にいいが、見送りが終わったらすぐに帰ってきてくれ。宴で色々話したいこともあるのでな
役小角:はい
リン:じゃあ、皆さん、本当に色々有り難うございました!
レン:3種の神器を見て、思い出す事にします!
家康:本当に天晴れじゃった!
学歩:向こうでも頑張るのだぞ!
升太:達者で暮らせよ!
ミキ:ぐすっ、忘れないでね!
海斗:こっちは俺達に任せろ!
メイコ:素敵な世の中を作るわ!
テト:。゚(゚´Д`゚)゚。
こうして、江戸城の面々と別れ、レン、リン、ミク、ルカ、役小角、ネル、ハク、てとの面々は、歩いて神社に向かったのだった。
(江戸城内)
家康:おーい? どこへ行ったのだ~?
学歩:どうされたのですか?
家康:いや、宴の進行を聞こうと思って、お恵を呼んだのだが、どこにもおらんのだ
学歩:珍しいですね? ほとんど城内で過ごしていたはずですが?
家康:困ったの~。詳しい事は彼女しか知らないのじゃが・・・
***
(来たときの神社の手前の広場)
レン達は神社の手前の広場までたどり着いた。
そこには、和服を着た女性が一人で立っていた。まるで“待っていた”かのようだった。
ミク:ミク? お恵さん? レン達、なにか忘れ物でもしたミクか?
お恵:・・・・ルカ、ミク・・・・・どうして異世界から助っ人なんて呼んだのよ・・・
ルカ:お恵さん? 何を言っているの?
お恵:・・・こいつらさえ来なければ・・・未来は変えられたのに・・・
バシューーーーーーーーン!!!!
“お恵”と呼ばれていた女性の廻りの空間が歪み、そして戻った後、そこには“和服の”女性はいなかった。
戦闘用ゴーグル
戦闘用迷彩服
バトルブーツ
バトルグローブ
戦闘用ポーチ
を装備した“緑の髪の毛”の少女が、そこで凛として仁王立ちしていた。顔つきは似ているが、オーラが違っていた。お恵が慎ましい静かなイメージだとしたら、この少女は、“動的”で非常に“アグレッシブ”だった。
役小角:・・・最後なのに現れないからおかしいと思って“リンレンの警護”をかって出ましたが、ようやく会えましたね
ネル:この時代では、その姿だったのですか
レン:え?、え?
リン:どういうこと?
少女:・・・私は“勇気めぐみ”。そう、あんたらが良く知っている“めぐみ様”だよ!!!!!!!!!!!!
(最終話に続く)
CAST
巫女・鏡音リン:鏡音リン
巫女(?)・鏡音レン:鏡音レン
巫女・初音御貢(ミク):初音ミク
巫女・巡音流歌(ルカ):巡音ルカ
お恵(勇気めぐみ、めぐみ様):GUMI
拳の升太:墓火炉 升太
アホ毛のミキ:miki
人形のテト:重音テト
懐刀の侍・神威学歩:神威がくぽ
忍者・海斗:KAITO
くノ一・女威虎(メイコ):MEIKO
陰陽師“役小角”:Prima
カラクリのネル:亞北ネル
深酒のハク:弱音ハク
人形の“てと”:重音テト
ホバータンク(ミリアム)のCOMP:MIRIAM
第六天魔王信長、その他:エキストラの皆さん
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○ボーカロイド小説シリーズ第9作目の” 戦国慕歌路絵巻 風雲!鏡音伝“シリーズの第11話です。
○巫女の鏡音姉弟(?)が主役の擬似タイムスリップジュブナイルです♪
○メインは和風の妖怪とか陰陽師とか出てくる、バトル物でもあります。
☆最終戦です
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