結論から行く・・・
はやてちゃんが倒れた。
突然のことだった・・・・・・
家で本を読んでいるとバタンと誰かが倒れた音がした。
俺は、気になって音がしたほうに行くと、はやてちゃんが倒れていた。
俺はそれを見た瞬間、慌ててしまった。
それに気づいたみんなが駆けつけた。
それからすぐに石田先生に連絡を取って、病院に行った。
先生によるとはやてちゃんの体はもう危ないようだ・・・
そのとき、シグナムは自分自身に対して怒り、シャマルもはやてちゃんの容態に気づかなかった自分に責任を感じていた。
俺も、二人みたいに自分を責めたい・・・だが、それは後回しだ。
今するべき事は・・・
「シグナム、シャマル・・・。ヴィータたちとまず合流するぞ」
「春兎!貴様は何故そうも冷静でいれる!!」
シグナムが俺の胸倉を掴んできた。
「・・・・・・だって・・・」
「何を言いたい」
「なら言ってやるよ・・・。俺だって自分自身を怒りたいさ!けどな、今俺たちがこんなことをしている内にはやてちゃんの命が消えかかってんだ!だから・・・だから、俺たちができることをするぞ!」
俺は、シグナムの目を見ながらそう言った。
シグナムも俺の目をじっと見ていたが、すぐに手を離した。
それから、すぐに念話をヴィータとザフィーラで集合するように話して、俺たちは病院の屋上に集まった。
「集まったな・・・。これからの事について話し合いたいがいいか」
俺がそう言うと、みんな黙った。
「まず聞きたいのは、これは闇の書の仕業でいいんだよな?」
俺がそう聞くとシャマルが肯定した。
「はい」
それから、俺は闇の書についての話を全部聞いた。
全部を聞いた俺は、すぐに決心をした。
「シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ・・・。俺は、俺一人でも蒐集する」
「なにを言っている!」
「そうだ!お前は、記憶を取り戻すほうがさきだろ!」
「そうですよ!これは、守護騎士である私達の役目です!」
「うむ。その通りだな」
みんなはそう言った。確かにそのとおりだ。
だがな・・・。
「みんなははやてちゃんと約束しているんだろ?蒐集しないと。その約束をやぶれるのか?」
俺がそう言うとみんなは黙った。
たぶん、わかっているんだろうな。蒐集をすることははやてちゃんとの約束を破ることを・・・。
「だから俺がやるんだ。みんなにはやてちゃんとの約束を破らせてたまるかってんだ」
俺はそう言ってみんなに向けて笑って見せた。
その笑顔はみんなから見たらどんな風に見えているんだろうか・・・。
だが、それでもみんなは俺を引きとめようと考えているようだった。
「みんなはみんなで考えてくれ・・・。悪いけど俺は行くよ」
俺はそう言ってみんなの前でバリアジャケットを着た。
「本当に行くのかお前は」
「うん。俺は本気だから」
俺は、シグナムにそう言ってシグナムの手を掴んだ。
「俺はねシグナム。あの時の言葉嬉しかったんだ」
俺がそう言うとシグナムはあの誕生日の夜の事を思い出して顔を真っ赤にした。
「だから、俺はやてちゃんを一人にさせたくないから、みんなの代わりに蒐集する」
俺はそう言って、飛翔した。
「だから、みんなはここで・・・はやてちゃんを心配させないようにしてて。蒐集したリンカーコアは帰ってから闇の書に渡すよ」
俺はそう言ってアイリは教えてくれた、次元の歪とやらを発動した。
「じゃあ行って来る!」
俺はそう言ってから次元の歪の中に入っていった。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
次元の歪に入ってから俺は、誰も居ない管理局という所の管理に入っていない場所に着いた。
確か、リンカーコアって普通の生物にあるのかな?
そう思っていると蛇かなにかわからない生物が出て来た。
「エグ・・・。そしてキモ・・・」
俺の言葉にアイリも同感してくれた。
『なんというか。あれですね・・・。蛇と牛と鷹と鼠と猿とオコゼがくっついたやつですね・・・。キモいです』
「お前もそんなに引いているんだな・・・」
俺は、その変な生物がこっちに気づいた為に俺は二丁銃を手にした。
「それじゃ、一気にやるかな・・・。アイリ!!」
『YES!マスター!ロードカートリッジ!!』
アイリがそう言うと薬莢が三つ出た。
「新技!ギアエクシューザ!」
そう言うと二丁銃は一つのロングライフルになってその銃口には黒い魔力光が集まっていった。
「食らえ!ダークブルムブレイザー!!」
そう言い終えると、銃口に集まっていた魔力がやつに向かって飛んでいったが、その途中で無数に別れて、やつに当たった。
すると奴は呻き声をあげて倒れた。
「案外呆気なかったな~。アイリ、蒐集しといて。帰ってから闇の書に渡す」
『了解マスター』
アイリがそう言うと変な生物から小さく丸い球体が出て来た。
「これがリンカーコアか・・・」
俺はそう言いながら、それをアイリに入れた。
「さて帰るかな・・・帰れないか・・・」
俺が次元の歪を発動しようとしたら、さっきのと同種類のやつが多く出て来た。
はあ・・・まあいいや。
全部倒して集めてやんよ!!
俺は、両手剣をだして、群れの中に突撃した。
影&マナカさん
「「あとがきコーナー」」
影
「結構色々と飛ばしました。すみません」
マナカさん
「急に謝るな・・・。一体どうしたんじゃ」
影
「普通だったら説明入れるのに所々抜かしてしまいました」
マナカさん
「そういうことか。まあ、自業自得じゃな」
影
「はい。なので、どうか!コメントやアドバイスをください!お願いします!最近閲覧もh・・・」
マナカさん
「それ以上は言うな」
影
「ぐはぁ!!」
マナカさん
「黙ったようだし、次回予告しておくかの」
マナカさん
「春兎が一人で蒐集を始めて二ヶ月経ったある日、守護騎士たちは何を・・・」
影&マナカさん
「「次回、魔法少女リリカルなのはA’s~記憶を失くした魔導師~第十八話。お楽しみに」」
影
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はやてちゃんに何かが・・・
春兎は何かを決心する・・・
魔法少女リリカルなのはA’s~記憶を失くした魔導師~始まります