No.501652

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #43

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
チート・ご都合主義・独自の展開で書いています
苦手な人はご遠慮下さい
大丈夫な人は駄文にお付き合い下さい

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2012-10-29 09:17:32 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:7146   閲覧ユーザー数:6423

~ 第42話 †旅行記 涼州修行編4† ~

 

 

 

俺は今から一人で五胡の蛮族の前に立つ

1対1なら負けない自信もあるし、1対5人位までならなんとかできる自信もある

しかし、1対数百ははっきりいって無理だと思う

それでも「囮」としてあいつらを少しでも足止めしないといけない

せめて邑の制圧が終わるまでは・・・

くそったれ、足の震えが止まらん武者震いだと思いたいぜ

俺が五胡の奴らを釘付けした所を左右から5人の騎馬隊が弓射で牽制

まぁそんなんで止まるとは思わないが

少しでも敵が釣れれば儲けと思うしかない

さて・・・深呼吸をして俺は獄炎(ごくえん)と共に五胡の奴らの前に立つ

 

 

 

「すぅ・・・遠からんものは音に聞け!近く者は目にも見よ!!

 我が名は厳白虎(げんはくこ)!涼州を守る仁の刃なり!」

 

 

名乗りあげると同時に矢を3本同時に放つ

俺からはかろうじて届く範囲なので問題は無いが

足や手に命中したようなのではっきりいって失敗になる

それでも向こうが近づくまでにありったけの矢を放つ

向こうも警戒をして少し進軍が遅くなり俺の矢を手持ちの盾で防ぐ

反撃で向こうも矢を撃ってくるが俺に届く前に地面に落ちる

その矢を拾いながら俺は矢を撃ちまくる

こっちは馬に乗りながらの移動なので仮に向こうの射程距離に入っても

すぐさま距離を取り、俺から一方的に攻撃をするようにする

そして、俺が事前に決めた後退の場所までいくと

五胡の左右から部下が5人ずつ出てきて射撃を始める

それが上手い具合に相手を怯ませてくれたのでさらに進軍が遅くなった

だけど向こうも頭を使い20人位を左右にわけて対応するようだ

事前に部下達には無理せず後退しながら引き離したら邑に行く様にいってある

死んでくれるなよと無事を祈りつつ俺も少しずつ後退していく

 

 

 

 

村が目視で見える所まで下がると伝令が一人やってきた

 

 

「伝令!副官殿、邑の制圧は無事完了です!

 それと馬超様と馬岱様が援軍として200人連れてきております!」

 

「本当か?!それじゃ俺も一気に下がろう、着いてこい!」

 

「御意!!」

 

 

邑まで俺と伝令が着くと

そこにはすでに討って出る為に準備済みの龐徳(ほうとく)達

一緒に囮になってくれた10人の部下が無事合流していた

 

 

「副官殿ご無事で何よりです!」

 

「お前達も無事でよかったよ」

 

「厳白虎、時間稼ぎすまんかった。問題無く邑も取り戻せたし

 お前の機転であいつらの援軍も無事討つ事ができそうだ。ありがとう」

 

「いえ、俺は俺のできる事をしただけです

 それにまだ終わってません、とりあえず終わらせてからにしましょう」

 

「そうだぜ菫(すみれ)さん、あいつらをさっさと涼州から追い出そうぜ」

 

「そうだよ菫お姉様、さっさと終わらせてゆっくりとしましょ」

 

「翠(すい)お嬢様に、蒲公英(たんぽぽ)・・・そうですね

 終わらせてからゆっくりとしますか」

 

 

俺の言葉に同意してくれた栗色髪のポニーテールの子に

同じく栗色髪をサイドポニーしてる子がいる

あれ?この二人ってこの間助けた子達じゃないかまさか・・・

 

 

「えーっと・・・もしかしてお二人が馬超様と馬岱様ですか?」

 

 

と尋ねると、馬超?と思わしきポニーテールの子が俺の仮面に反応する

 

 

「あーっ!!あんたもしかしてあたしと蒲公英助けてくれた奴じゃないか!」

「え?!翠お姉様、この人が私達助けてくれた「白い死神」さんなの!?」

 

 

え?俺そんな恥ずかしい名前つけられてたの!?

 

 

「ば、ばか蒲公英!それを本人の前で言うな恥ずかしい!!」

「い、いったーい!お姉様の馬鹿!!だからって殴らなくてもいいじゃない!」

 

 

そんなほのぼの空気を出してると龐徳が手を叩き場を収めた

 

 

「はいはい、翠お嬢様に蒲公英それ位にしてください

 とりあえずそういう話も目の前に迫ってる五胡を追い返してからですいいですね?」

 

「そうだな」「はぁ~い」

 

 

「(ったくこいつがいると本当に調子が狂っちゃうわ)

 各員突撃準備・・・五胡を蹂躙する!」

 

「御意!!」

 

 

龐徳がこの日2度目の号令をかけて、俺達は五胡に突撃をかけた

はっきりいって呆気無かった

数もこちらが押してたし何より馬と人じゃそもそも勝負にならない

こちらの機動力にかき乱され、混乱の内に絶命していく五胡の連中

気がつけば圧勝で終わった

邑で苦戦してたのは、その機動力を生かせなかったからだそうだ

そりゃそうだろと思ったけど口に出すと、また冷たくされるので我慢した

それで帰りの道中で俺と馬超・馬岱は改めてお互いの自己紹介をした

こうして俺の初陣は問題無く終わった

 

ただ別の問題がここで浮上した

馬岱が事ある毎に俺から仮面を外そうとしたり

夜中や早朝に俺の部屋にやってきて素顔を見ようとし始めた

何度言っても納得してくれないのだが、これはこれで楽しいひと時なのでいいか?

 

 

さてさて、後はどれだけ学ぶ事があるんだろうな

この先を考えると俺はまだまだと痛感した初陣だった

 

 

あとがきっぽいもの

 

とても幼稚な囮作戦になってしまった・・・

必死に考えてもどうやればいいのだろう・・・と悩みに悩んだ末の結果がこのざまだよ!

もうこの先の戦争描写や戦闘描写が上手く書ける希望が微塵もないですわー・・・

それと龐徳の真名は菫に決定しました。何でこの真名にしたのかは秘密ですが

多分分かる人はすぐにピンとくるのではないかと思います

他には蒲公英は悪戯好きという事で

白ちゃんの仮面を外したい!という欲求が生まれたと思ってくださいw

 

こんな感じの駄文ですが、次回もよろしくお願いしますm(_ _)m


 
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