No.499213

[オリ主] 亡国機業  タボン・トラーク 

カイザムさん

亡国機業が謎のまま原作が打ち切りになったので、自分の妄想で亡国機業所属の新キャラを考えてみました。 近い将来、その新キャラ「タボン・トラーク」のイラストも描いて行きたいと思います!!

2012-10-22 21:34:38 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2072   閲覧ユーザー数:2033

 

タボン・トラーク (Tabon Trhalk)

 

性別    男

年齢    23歳

身長    178cm

髪の色   水色

瞳の色   赤色

所属    亡国機業 実動隊

操縦IS  無し

 

オレは幼い頃、裕福な家庭で生まれたお坊ちゃまだった。豊かな生活、豊かな教養に恵まれた日々だった。

しかし、10歳の誕生日の頃に突如悲劇が襲い掛かった。

更識家の連中がオレの父親の会社の資産の欲しさに、陰湿な計略により父親は経営権をはく奪された。

父親は失業してしまったのだ。資産だけが更識家に奪われた。

 

 

以降オレたちは貧困生活するまでに追い込まれた。

屋敷で働いてた爺や、婆や、メイドのお姉さんも姿を消した。

大きなプールもあり、サッカーができる大きなヤードがある3階建ての大きな屋敷はもう無い。

スラム街の奥地に粗末に作られた掘っ建てで貧しい生活を送ってた。カンパン食べれるのがやっとの生活だった。

会社を経営してた父は今やゴミ溜りから使える金属を捜してそれを売るジャンク屋までになり下がった。

オレは学校で勉強することも出来ず、父親と同じゴミ溜りで使えそうな素材を探すのに必死な毎日だった。

ジャンク屋同士で殴り合いまでして素材の奪い合い、10歳だったオレには太刀打ちできる相手では無かった。

素材を手に入れても、年上のジャンク屋に殴られ蹴られ奪われる。その時のオレは力を欲してた。

 

 

ある日の事である、まともな素材が見つからずオレは家へと戻ろうとした。 どっかのゴミ溜りで複数のジャンク屋が何かを囲むように殴る蹴るを繰り返してた。

嫌な予感しかしなかった。複数のジャンク屋が満足したのか、殴る蹴るのを辞めて立ち去った。

その場にあったのは複数のジェンク屋の連中によるリンチで撲殺された父親の姿だった。

父親の死体の横には開けられた雑嚢があった。恐らく何かしら使える素材だったのだろうか、乱暴に中の素材が取られた形跡が見られてた。

 

 

オレはひたすら泣きわめた。何度呼んでも必死で揺すっても父親は動くことがなかった。

顔は他のジャンク屋の連中共にリンチされたせいで腫れ上がって紫のアザで覆われてた。

母親は父が失業して以降急激な環境変化についていけず、心身ともに疲弊してしまい、そのまま病気へとなってしまい寝たきりの生活をしてた。精神的な病気で根拠のない妄想癖で蝕まれてた。

 

 

今まで父親の少ない収入でカンパンや缶詰で食いを繋いでたが、父親は他のジャンク屋の連中どもに撲殺された。

憎い!!憎い!!憎い!!スラム街の連中が憎い!!皆殺しにしてやりたい!!

オレたちをこんな極貧な世界まで陥れた更識家が憎い!!

 

望んで変わったんじゃない!!全ては更識家のせいだ・・・!!あの連中共のせいでオレの家族や幸せの日々が奪われたんだ!! 

いつか皆殺しにしてやる!!更識家の人間全てを皆殺しにしてやる!!更識家を支持する布仏家も全て皆殺しにしてやる!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!

10歳の時のオレに芽生えた醜い心情だった。オレはまだ無力なガキだった・・・・。

以降オレは力だけを欲して日々暴力に飢えてひたすら戦った。食べるものが欲しければ盗み、奪い、殺人をも犯した。そんな毎日だった。生きるか死ぬかの戦い。

オレはひたすら反社会的な行動に手を染めて行った。

 

18歳の時に“オレの今まで送ってきた殺伐とした貧困生活に終止符を打つ運命的”な出会いを果たす・・・。

その御方はオレに向って

 

???

「みんなが純粋で生きれる歪みが無い清浄化された世界を造るために、アナタの力が必要なのよ。協力してくれるかしら?」

 

と手を差し伸べ、オレを貧困から救ってくださった。

その御方の名前は“スコール・ミューゼル”と言った。

 

オレはスコール様の望む「清浄化された世界」を実現させてあげたい。

オレ自身もその「清浄化された世界」へ行きたいと言う願望があったから。

スコール様と出会ってから、オレは懐かしの光の当たる世界へと出た。

スコール様から直々に生身での戦闘術を学び、いつの間にかオレは生身での戦闘術でスコール様を超えていた。

スコール様の計画「世界清浄化計画」にオレは賛同し、組織のリーダーであった彼女にスカウトされ、俺は亡国機業のメンバーとして正式に加入した。オレは実動隊に配属された。

 

 

その実動隊には、オータムという女が居た。このオータムという女はスコール様と違って女流意識が全くなく、下品で大雑把でキレやすい。おまけに自分を「様」付けする痛々しい女だ。

スマートフォン上手く扱えないからって、ブチキレて発狂する位だ。

スコール様とは恋人関係らしいが、まぁこんな女に惹かれる男などまず居ないだろうな。レズビアンなのもうなずける。

リーダーのスコール様もこんな単細胞女の相手して疲れないのだろうか。

亡国機業のメンバーの多くが女で構成されてる。正直に言えば男のオレは孤立しても仕方がない環境だ。

 

”ドイツ軍の黒ウサギ隊の隊員のなりすました工作員”の情報からすれば、亡国機業(ファントム・タスク)は第二次世界大戦の時(約70年以上前)から活動の報告がされてる。しかし、その時は組織というよりは「ある男」が1人だけで活動してたらしい。

オレやスコール様が生まれる以前から存在してた事になるが、何故スコール様が亡国機業の設立者という事になってるのかは不明だ。大戦時の時は恐らく別の名で活動してたに違い無いだろう。

 

 

我々「亡国機業」は「清浄化された世界」の実現の為に、今日も「退廃と絶望しか無い世界」と戦ってる。

  

 

 

                全てはスコール様の為に・・・・・!!

 

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択