恋SIDE
「あ、恋、帰ってきたん」
「おかえりなさいですぞ、恋殿」
詠ちゃんと一緒に一刀に会いに行って恋は先に帰ってきた。
返ってくると霞とねねが恋を迎えた。
「一刀はどうなん?」
「…大丈夫って言ってる」
「で、恋が見るにはどうなん?」
「…あんまり大丈夫じゃない」
「だろうな…」
一刀が無理していることはずっと判っていた。
最初は体よりも心の方が荒んでいた。
でも、それがどんどん身体にまで響いてききた。
一刀は大丈夫だっていうけど、自分では判っていない。
恋が無理矢理一緒に居ることもできたけど、月が居たから邪魔にならないように引いた。
月は優しいから、一刀を治せるかもしれない。
でも、できないと……
「呂奉先」
陛下が恋を呼んだ。
「…何?」
「ちょっ、恋、陛下にそういう言い方アカンちゅうに…」
「諦めた方がいいですぞ。恋殿にとって陛下というのは『陛下という名前』だって認識でしかないのですぞ」
「構わない。汝に聞きたいことがある。あの男はどんな人物だ」
「……?」
陛下の言う意味が判らなかった。
「余は皇帝だ。傀儡のようなものとは言え、表側では十常侍でも何進でも余のことを尊重していた。だがあの男はそうではなかった。余を殺そうとするその手には何の迷いもなかった」
「……」
恋は一刀が本当に陛下を殺そうとしたとは思わない。
もし本当に一刀が陛下を殺そうとしていたなら、あんなに沢山喋ったりしない。
一刀は陛下のことが確かに気に入らなかったのかもしれないけど、それだけではない。一刀は陛下のことを助けてあげようと思っている。本人がそれを自覚していてもしていなくても、一刀は陛下を助けようとしてる。
「文遠の話だと、彼は外で『天の御使い』だと言われるそうではないか」
「…うん」
恋は頷いた。
「それならやはり彼は余を殺すつもりでここに来たのか。余を殺して自分が皇帝になるためにか?」
「…そんなことはないと思う」
一刀は多分そんなことに興味ない。
「天の御使いなんて…恋は良くわからないけど、一刀は自分の地位のことなんてあまり気にしない」
「何故だ?」
「…恋が月のためならどこでも戦えるのと一緒」
「……?」
「恋は自分が高い地位にいるから強いんじゃない。恋自身が強いから、将で沢山兵を連れていても戦えるし、独りだけでも三万の兵とも戦える。一刀も、自分が浪人でも、皇帝でも、持っている能力は同じだから、何時でも自分がやりたいように出来る」
「……なるほど。余の座を盗らなくても、自分が十分強いということか」
「…うん」
「それに比べ、余は名だけの皇帝で、今まで周りの連中に操られてばかりだった。なんと惨めなものか…」
陛下は頭を垂らした。
「…一刀なら陛下のことを助けてくれる」
「彼がか…?しかし、彼は余を殺そうと…」
「でも、実際に一刀は陛下を殺さなかった。あの時、一刀がその気だったら恋でも止められなかった。でも、一刀はそうしなかった」
「…何故だ?」
「……」
それは…
「一刀が陛下に興味を持ってるから」
「…興味?余を利用するというのか?」
「…違う」
「なら、何だ?汝が言う、彼が私に持つ『興味』というのは…」
興味……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お前は俺に興味を持った」
「…興味?」
「その興味の奥に何があるのか知るまで、お前は俺を殺さない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
……
「…『その人と一緒に居たくなる気持ち』」
「一緒に居たくなる?」
「恋が初めて一刀に会った時、恋は一刀を殺そうと思った。でも、気ついたら殺せなかった。一刀が何かしたわけでもないのに…。そんな恋に一刀は恋が自分に興味を持っているのだと言った。それから恋は一刀と一緒に居たいと思った。一緒に居て…近くに居たいと思った」
「それが…興味だと?」
「…恋も良く判らない。一刀に聞いてもそれ以上教えてくれない」
「……」
「「…」」
一刀について言ってたら、恋はなんだか胸がドキドキするのと感じた。
戦っている時みたいに強く心臓が脈打ってた。
もしかしたら、それよりももっとドキドキしているかもしれない。
「…余が自ら彼に会ってみるべきかもしれない」
「……その方が良い」
ぐぅーー
「むっ」
「……」
恋じゃない。
「…霞」
「いやー、わりぃ、ウチ今日も何も食ってへんで…」
「そういう恋殿だったお昼から何も食べてないですぞ」
「いや、恋は朝に一杯食べたやろ。ウチの分まで。済まん、ウチちょっと厨房行って何かつまんでくるわ。、恋は陛下のこと頼んだで」
「……恋も行く。恋もお腹すいた」
「いや、じゃあ陛下は…」
「…陛下もお腹すいた?」
「え?あ、いや、余は……」
「……」
「…少し……余も捕まってから何も食べてない」
「…じゃあ、皆で一緒に行く」
「と言っても、この中で料理なんて出来る人間居ませんぞ」
「それなら…」
?
月SIDE
「あの、一刀さん、そっちは陛下の居る部屋に行く道ではありません」
「そうか。奇遇だな。俺が行く場所もソコではない」
「はい?」
地下牢を出て、廊下を歩いていた私はふと一刀さんが向かう先が陛下の居る所ではないことに気づきました。
「城というのはどこも構造が似たようなものだから助かる。厨房はこの辺りだな」
「厨房ですか?はい、あそこの部屋ですけど…」
「何日も食べてない上に、糖分を取っていないのが何週間だ。俺を殺すつもりでなければ先ずこっちに向かおう」
「は、はい…」
何日も食べてない上で、あんな高熱だったのにそんなに歩けるのって出来ることなのでしょうか。
「ここだな」
一刀さんが厨房の扉を開くと、中には…
「……ん?」
「あ」
「う」
「……」
先客が居ました。
「汝は……月!」
「陛下、どうしてこちらに…」
「いや…あはは」
「…お腹すいたから」
霞さん、ねねちゃん、恋ちゃん、大きなお皿に盛ってある料理を分けることもなく食べてました。
「自分たちが空腹、だが皇帝をほったらかしにするわけには行かないから一緒にここに来てつまみ食いしていたということだろ」
「うっ、…まさにその通りですぞ」
一刀さんに意表を突かれて皆さん黙ってしまいました。
「で、その豚の餌みたいなのは誰が作ったのだ」
「豚の餌ってひでえな、おい」
「豚の餌でなければなんだ」
「……炒飯」
恋さんがそう言いながら自分が食べていた蓮華で炒飯を掬って一刀さんに渡しました。
それを何の迷いもなく口に入れた一刀さんは…
「…どう?」
「豚の餌の味」
「食ったことあるんかいな」
「…の形をした新種の生物兵器と言ったらまだ褒める余地もあっただろう」
そういえばその三人の中で料理が出来る人ってないはずですけど……。
「…作ったのは余だ」
「………」
「わ、悪かったな、豚の餌みたいな出来で」
「いや、これって結構美味しいんやで。なぁ、恋?」
「…食べられるならなんでもいい」
「ちょっ、恋殿」
「……まあ、いい。貴様らは食っていた豚の餌食ってろ」
「いい加減、豚の餌っていうのやめんかい。喰い辛くなるやろ」
「張遼、本当にそんなにまずかったのか」
「あ、いや、不味いわけではあらへんけど……なんちゅうか…見た目はアレだけど食べたら食えなくはない感じ……?」
霞さん、もう何も言わなくて構いません。
「って、月、賈詡っちは?」
「あぁ、こっちに…」
「あの…私はいつまで担っていればいいのでしょうか」
「…裏切り者」
「はうあ!違います!あの時は私が居られる状況じゃなくて消えただけでそんなつもりは…!」
厨房はそんなに大きな所ではないのですけど、皆さんが集まっていてすごく賑やかな感じです。
「あー、なんや。取り敢えずなんで賈詡っちが気絶したかは置いといて、ここじゃ場所が悪いから他の部屋に寝かせて置くか」
「…ねね」
「わ、わかりましたぞ。こっちに来るですぞ」
「あ、はい」
「詠ちゃんを寝かせておいたら帰ってきてくださいね。私が料理作り直しますから」
「あ、いえ、私は(ぐぅー)大丈夫です」
「…遠慮しなくていいですよ?」
「いえ、本当に(ぐぅー)大丈夫です!」
「アレってツッコミ待ちなん?」
そんな会話をしている間、向こうでは一刀さんが棚や樽の中から食べられるものを探っていました。
一刀SIDE
この際だから料理の形でなくても良い。
砂糖水にしてでも糖分を取らないとやってられない。
「汝」
「今は忙しい。俺に話かけるな」
「……」
ちっ、どこにある。目がクラクラして良く見えないから探しにくい。
「おい、皇帝」
「!何だ」
「砂糖はどこに居る。蜂蜜とか、甘いものなら何でも良い」
「あ……そこの奥の方だ。さっき炒飯を造る時に使った」
「…………」
俺は一度皇帝を振り返った。
「あの豚の餌に砂糖を入れただと?」
「炒飯だ。…ちょっと入れただけだ。母の秘伝だったのだ。…今考えると単に余が甘いもの好きでそうしないと食わなかったからだと思うが…」
「……」
俺は砂糖の壷を見つけ出して中に入った砂糖の味を見た。
………
「…で、話は何だ」
「え?」
「俺に話があるのではなかったか?」
「あぁ…その、聞きたいこととは…」
その時、俺は皇帝の頸にまかれてある包帯に気がついた。
俺がつけた傷を治療したものだろう。
「…謝罪ならしないぞ」
「は?」
「俺はいつもその時にとって正しいと思う行動を取る。あの時貴様が本当に出来損ないだと思ったら殺すこともできた」
「……」
「だから俺は貴様にしたことについて一切謝るつもりはない。その件についてはあいつらに俺を処刑させるかまた牢にぶち込むか貴様が決めろ。だがそれを決めるのは貴様だ。もう傀儡で居るつもりでなければな」
「…一つだけ聞こう」
「何だ」
「…何故汝は、あの時余のことを殺さなかったのだ」
「殺して欲しかったのか」
「質問したのは余だ。余は余の意思で汝に質問している。余がこれから何をするか決めるために汝に命じる。余の質問に誠心誠意をに答えろ」
「……」
少しは、マシなことを言うようになった。
皇帝としての威厳はないが、形だけでも出して居られれば他の連中も皇帝を見下すことは出来ないだろう。
さて、
理由だ。
俺がコイツを殺せなかった理由。
「貴様を生かしておいた方が俺に利益があると思ったからだ」
「余を生かしておいて、汝に何の利益があるのだ」
「色々ある」
先ず、
「連合軍には今、俺のせいで危険に陥っている軍がある。貴様を生かしておく代わりに、彼女を助けてもらう」
「彼女とは?」
「劉備玄徳。貴様と同じ皇族だ。普通の民として生活していたらしいが、荒れる国と人々の屍と見て悲しんでいた者だ。今は小さくとも自分の土地を得てそこを平和に治めている」
「劉備、玄徳……他には何だ?」
2つ目、
「貴様は生きたいと言った。自分の首に剣を差し出している俺に助けてと言った」
「…そんな命乞いは誰でもするであろう?」
「その前までの貴様ならどうでも良いと思っていたはずだ。傀儡になって、誰が自分を人形として扱っても代わりはないだろうと思っている貴様なら、死さえも何の心の起伏もなく引き受けただろう。ある意味人間であることを諦めたと言っても良い。だが、生きたいというのなら、まだやりたいことがあるというわけだ。自分がしたことをやり返したいと思っているわけだ。だからもう一度機会をやろうと思っただけだ」
「……情けないことこの上ないな」
「生きるとはそういうものだ。死ねば楽になれるだろう。でも生きる方を選ぶなら、貴様はこれからでも何度も苦しむことになる。だけどそれでも死を選ぶことはないだろう。今日貴様の選択はそういう意味を持っているのだ」
「……他には?」
「まだ何か聞きたいか?」
「余が聞きたい話が出ていない」
「……」
最初皇帝に会った時、董卓とは面識がなかった。
俺はその人を判断する時その人自体だけで判断する。
周りに居るのが幾ら良くても、幾ら悪くても、大事なのは君主本人だ。
「余は今この場でも貴様を殺すように他に命じることも出来る」
「俺は脅迫には乗らない主義なのでな」
「……余に興味を持っているというのはどういう意味なのだ」
「…そう言った覚えはないが」
「呂布奉先が話した。汝が余を殺さなかったのは、余に興味を持ったからだと」
呂布…余計な話を…!
「…?」
一度呂布の方を睨みつくと、炒飯を食っていた呂布はこっちを見た。
「…食べる?」
「良い。呂布」
「何?」
「皇帝になんと話した」
「……一刀は陛下に興味を持っている」
「他は」
「…他?」
「皇帝に興味についてなんと言った」
「……………………」
そしたら呂布は答えず、水を一杯飲んでからから炒飯を食べる作業に戻った。
ちっ…
「皇帝、アイツに何を聞いたか知らないが、忘れろ。恐らく正しい情報ではない」
「構わぬ」
「…何?」
「汝、余の身に傷を付けた大逆罪人。国の法律を以てしても、汝が生き残る方法が一つしかない」
「………」
その一瞬、俺は何かとても嫌な予感がした。
俺は砂糖の壷を皇帝に投げた。
「んなっ!」
自分の方に飛んでくるそれを皇帝が両手で受け止めている間、俺は厨房の扉に向けて飛び出そうとした。
「呂布、張遼!その者を抑えろ!」
「あい!」
「!」
さっきまで飯を食ってたはずの連中が素早い動きで張遼が道を塞いで呂布は俺を押し倒した。
くそ!身体さえまともな状態であればこんな…!
「呂布、退け!」
「ごめん、出来ない」
「ちっ!」
「汝、姓は北郷、名は一刀、字、真名はないと聞いた。間違いないな」
上を向くと、砂糖壺を持った皇帝が俺にそう尋ねていた。
「董卓、アレを止めろ」
「え?あの…陛下、如何したのですか」
「月、汝も宮の法律は分かっているだろ。余はこの男を殺さなければならない。それを避ける方法は一つだけだ」
「おい、それ以上言うな。言うぐらいなら殺せ」
「汝、余の夫となれ」
「断る。おい、呂布、処刑の準備をしろ」
「「「「「ええええええええ!!!!!」」」」
霞SIDE
あ、ありのままに今起こったことを話すで。
うちは飯食っていたら、いきなり陛下が北郷に結婚申し込んでまたあいつはそれを瞬時に断った。
何を言っとるか分からんと思うがウチも何が起こったのか判らへんかった。
連合軍とか張譲とかこの際どうでもええわ。
「…あの、ちょっと整理してみようで」
「おい、張遼、貴様でも良い。今直ぐ俺を殺せ。床はちょっと汚れるだろうがそれは死ぬ俺とは関係ない」
「いや、アンタちょっと黙っときー」
何や、なんで陛下はそんな結論に辿り着いたん?
「汝に拒否権はないぞ」
「俺には死ぬ権利がある」
「っ、余は汝が生きるたった一つの道を開いてやったのだぞ。ありがたく思うべきではないのか」
「悪いが断らせてもらう」
あー、何や、これ。
「月ちゃん、何なん、これ?」
「え、えぇっと…皇宮の法道で、天子の身体に傷をつけた者が極刑なんです。例外はなくて、罪を軽くしてあげても痛みを感じずに殺すことがせめての情けというものです」
「いや、確かに陛下を殺そうとした罪は重いんやけど、なんで結婚?」
「相手が伴侶なら許す権限は皇帝陛下本人にあります」
「そういうもんなん…?」
まあ、ぶっちゃけ自分殺そうとした相手と結婚してまで許そうと思う皇帝なんて前代未聞だろうけどな…
「もう一度言うぞ、余の伴侶になれ」
「断る」
「っ!汝、これがどれだけ恥ずかしいのか分かってるのか!」
「他の将に押し倒されて皇帝の告白を受けなければならない俺の立場を考えろ。そして殺せ」
ちゅうか、なんでアイツはあんな必死に否定するねん?
「不味いです」
「あ、月ちゃん、戻ってきたん?不味いって?」
混乱状態から戻ってきた月ちゃんが言ったのでウチは聞いた。
「陛下が三度勧めて、三度とも断ると反逆を企んでると見て死刑です」
「あー、そういうのあったなぁ…」
アイツこの状態だと死ぬ気で断るな。
「最後だぞ、今回断ったら汝を殺すしかない」
既に二度も断られた陛下ももう混乱状態で自分が何言ってるか判らないっぽいし。ここは止めに行くのが得策やな。
「余の夫に…」
「はい、そこまで!」
「うぐっ」
ウチは陛下の口を塞がって、耳にささやいた。
「陛下、何考えるか知らんけど、今断られたらマジで殺さんとアカンやから、先ずは時間を置いて勧誘してからにすればどうなん」
「うっ……」
口をふさがれたまま、陛下は少しばかり不満な顔をしたが直ぐに頷いた。
「良し、じゃあ、ひとまず状況終了と…」
「こいつを退かしてから状況終了も何も言ってもらおうか」
「あ、わりぃ、恋、もうええで」
「……」
「…恋?」
おかしい。恋が北郷の上に跨ったまま動かへん。
「恋、れーん」
「……っ!」
と思ったら突然立ち上がった恋は、片腕で倒されていた北郷の胸倉を掴んで立たせてそのまま肩に乗っかけて部屋を逃げ出した。
「ちょっ、恋!?」
「恋さん!?」
ウチらの声も聞かずに、恋は北郷を攫っていってしまった。
「お、追い掛けるんだ。北郷一刀を余を前に連れてこい!」
「あ、あかん…」
「何、何故…!」
「だって今ウチがここを引いたら陛下と月を守る者があらへんで。そんなんアカンやろ」
まだ危険が完全に去ったというわけではあらへんし、ここに戦える者はウチしか居ない。ウチが恋を追っかけてる間また潜んでた袁家の連中がまた月と陛下を狙うかもしらへん。
「しかしあの者は…」
「恋のことや。どこに行くかは大体分かったる。だから今は陛下と月の方が先や。恋と北郷は後でウチが探す」
「恋さん…一体どうして……」
恋の奴、さっきの話でまさかとは思ったんやけど……
ほんまに、まさか……?
恋に限ってそんなことあるんか?
・・・
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なんかおかしなことになった。
なんだろう。
ちなみに献帝さまですが、基本脳内では金髪のグゥレイトォさまのこの画像を使っています。性格とか設定は使っていません。すんません。
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