No.497321

真・恋姫†無想 呉√外史 一輪の蓮は天より来りし刀と翔ぶ  第11席 独立後の酒宴@拠点編のこと。

霧龍さん

皆さんお久しぶりです
これからゆっくり書いていこうと思います

真・恋姫†無想 呉√外史 一輪の蓮は天より来りし刀と翔ぶ
 第11席 独立後の酒宴@拠点編のこと。

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2012-10-17 22:20:46 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4175   閲覧ユーザー数:3591

 

 

真・恋姫†無想 呉√外史 一輪の蓮は天より来りし刀と翔ぶ

 第11席 独立後の酒宴@拠点編のこと。

 

 

 

 

 

 

-一刀side-

 

 

 

   袁術達を蹴散らした後、建業に戻り独立を記念して酒宴を開いた

雪蓮 「今夜は飲みまくるわよ!!一瓶(ひとかめ)位は飲みたいわね~」

   雪蓮の言葉で飲むこと確定した

   確定したのはどうでもいい。大体の予想はついてたから

   そう。そんなことはどうでもいいんだ

一刀 「なんで俺が仕切らなきゃいけねぇんだよ!!」

   少し前の翔蓮さんが帰ってきた時にやった酒宴で潰れなかったってことが理由らしい

   冥琳でさえ俺に押し付けてきた面倒な仕事

   仕事の内容が面倒なんじゃない

   面倒なのは『酒を飲んだ蓮華』だ

冥琳 「お前が最後まで正気を保てそうだからだ」

   俺が目を反らし続けていた回答(げんじつ)をあっさりと言い放った

一刀 「うぐっ・・・・それを言われると何も言えなくなるじゃないか」

   そんな会話も飛び交っているが既に皆飲み始めている

   祭さんは翔蓮さんと、穏は亞莎・明命と、俺は雪蓮・冥琳・蓮華と卓を囲んでいる

   問題は明命・穏・亞莎の卓か・・・・

   蓮華が酔ったら間違いなく標的にされるだろうな

冥琳 「仕方ないだろう。お前はお湯割りと言ったか?ゆっくりとしか飲まぬのだからな」

   確かにお湯割りでしか酒を飲んでないから酒の回りも遅いし希釈してる分濃度も薄い

   薄いけどすでに一升瓶分くらいは飲まされている

一刀 「大酒豪(ウワバミ)を基準に酒の量を比べないでくれよ・・・・」

   酒は苦手じゃないけど、あの虎さん程は絶対無理だ

   まだ死にたくないし

冥琳 「確かにそうだな。お前も言うようになってきたじゃないか」

   我らが英雄に鍛えられてるからね

   だけど、こんな他愛ない会話が出来るのも独立を果たせた今だからだ

 

   冥琳とゆっくり飲んでいると全身を駆け抜けるような寒気に襲われた

   ・・・・・なんだか嫌な予感が――――――

 

蓮華 「かじゅとぉ~もっとたくひゃんのみなひゃいょお~」

 

   ――――――したときには既に危険な状態だった

   蓮華がここまで潰れてるってことは翔蓮さんと雪蓮はもう限界だと思う

   あ、冥琳の顔色も変わった

   諦めるしかないのか・・・

一刀 「なぁ冥琳。・・・・・・・明日二日酔いで政務遅れても仕方ないよな?」

   明日は間違いなく無理だろう

   下手をすれば雪蓮が『まだまだ飲むわよ!』とか言って数日は続きそうだ

冥琳 「・・・・・こうなればもう諦めているさ。本音を言えば私も厳しいだろうしな」

   冥琳の許可も下りたし限界まで頑張りますか・・・

   ちらっとだけ見えた翔蓮さんと雪蓮は、ぐったりして動く気配はなかった

 

   その後蓮華に一升瓶1本程飲まされてからの記憶がない

   俺も潰されたらしく目が覚めたのは太陽が傾き始めた頃だった

   二日酔いで頭痛が激しかったのは言うまでもないだろう

 

 

 

   ちなみに目が覚めたのは俺が最初だったらしい

 

 

 

 

 

 

-雪蓮side-

 

   

   袁術を退けて呉の独立を果たして一ヶ月が過ぎようとしていた

雪蓮 「・・・・・・体が鈍ってるわね」

   ここ半月程賊の討伐も戦も無かったものね、とため息交じりの言葉がこぼれる

   今はただ書類に目を通すためだけに執務室に閉じ込められている

   ここ数日閉じ込められていた所為で久しぶりに一刀と剣を交えたあとの筋肉痛が絶えなかった

冥琳 「そんなことを言っている暇があるならさっさと落款を押してくれると助かるのだけれど?」

   貴女の決裁が必要な書類『しか』残ってないのだから、と今度は冥琳がため息をこぼす

雪蓮 「ぶ~ぶ~」

   面倒な事だけ残したのは何処のどいつよ・・・

   冥琳が居なくなったら抜け出しましょ

 

冥琳 「心配するな。お前の仕事が終わるまで『何処にも行かない』からな」

   

   ・・・・なんで読まれてるのよ

雪蓮 「はぁ・・・・・・」

   溜息を零しながら落款を押していくけど、減っている気がしないのよね

   (がちゃ)

   積み上げられている書類の山を見ていると穏が書簡を大量に持ってきた

   まさかあれもじゃ無いでしょうね・・・・

穏  「冥琳さまぁ~例の資料お持ちしました~」

   例の?何かしら?

   冥琳は書簡の山を整理しながら穏が持ってきた資料を睨んで眉間に皺を寄せていた

雪蓮 「・・・・ねぇ冥琳?そこの書簡の山なんだけど・・・さっきより増えてない?」

   気のせいじゃないわよね?絶対に増えてるわよね?

   さっき穏が来る前までは無かったはずの一山がそこにあった。

冥琳 「・・・・・・気のせいだ」

   その変な間は何よ。間は

 

   その後冥琳の隙を見て抜け出したらこっ酷く説教されて2日ほど執務室に監禁されたのはもう思い出したくないわね・・・

 

 

 

 

あとがき

 

 

霧龍「第11席@拠点はいかがだったでしょうか?」

霧龍「前回の本編投稿から約半年・・・・長い間が開いてしまいました」

霧龍「まぁこんな面白みの欠片もないSSを読んでくださる物好きな方はいらっしゃらないといますが・・・・グスン」

霧龍「これだけ時間が掛かったのに書けてる内容はスッカスカという残念な状態です・・・・」

冥琳「久しいな。一体この半年何をしていたのだ?」

霧龍「本当に久しぶりですね。この半年ですか?正直何もしてませんでした・・・・・ハイ」

冥琳「・・・・・・・少しオハナシが必要かも知れんな」

霧龍「そ、それだけはっ!」

冥琳「聞けんな・・・・ククク2日は覚悟しておくがいいさ。最後に次回予告の時間だけはやろう」

霧龍「自分の身が掛かってるので避けたいところですが・・・・・・次回、『真・恋姫†無想 呉√外史 一輪の蓮は天より来りし刀と翔ぶ』第12席 お楽しみに~」

冥琳「(ガシッ)さてオハナシの時間だな」

霧龍「嫌だあああぁぁぁ!!!・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冥琳「こんなしょうもないSSではあるが読んでくれると作者としては嬉しいのかも知れん。続きが気になる者は気長に待ってやってくれ」

冥琳「ではまた本編で会おう」

 


 
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