No.496828

IS−インフィニット・ストラトス−黒獅子と駆ける者−

トラックに轢かれそうになった女の子を助けて俺はお陀仏になった・・・。・・・って!それが本来の死じゃなくて、神様のミスで!?呆れている俺に、その神様がお詫びとして他の世界に転生させてくれると言うことらしい・・・。そして俺は『インフィニットストラトス』の世界に転生し、黒獅子と呼ばれるISと共にその世界で戦うぜ!

2012-10-16 16:08:01 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1540   閲覧ユーザー数:1493

 

 

 

episode78 真の力『ゼロ』

 

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

隼人はエクスカリバーを振り下ろしてバインドを連続して二機切り裂くと、直後に背後よりバインドが手にしているビームライフルを放ってくるが隼人はとっさにかわす。

 

その後ろにはリインフォースが待ち構えており、右手のバスターライフルを放ってバインドを撃ち抜いた。

 

『ブラッドレイン!』

 

そして背中の赤い翼より赤い羽根を放っていって周囲のバインドを撃破していく。

 

そして左手のバスターライフルを放ってバインドを撃ち抜くと、隼人はエクスカリバーを振るってバインドを切り裂いて行った。

 

「っ!」

 

隼人は背中のブラスタービットを射出して四方に放ってバインドを撃ち落すと、直後にフィンの間よりビーム刃を出してそのまままっすぐに飛ばすとバインドを貫いて行った。

 

「くっ!予想以上に数が多い・・!」

 

隼人はビラスタービットを戻してリインフォースと背中合わせになって接近してくるバインドを撃破していく。

 

『このままではこちらが不利になりますね』

 

「そう・・だな」

 

隼人は近づいてきたバインドを頭部バルカンで牽制してエクスカリバーを振り下ろして切り裂いた。

 

(バンドの形状・・・ジンクスとアヘッドがほとんどか。厄介と言うかなんというか・・)

 

 

『どうしますか?』

 

「・・・・・」

 

 

 

 

「リイン」

 

『はい』

 

「ユニゾン・・・いけるな」

 

『えっ!?』

 

リインフォースは少し驚いた様子で返事をする。

 

『し、しかし!』

 

「完全になったお前とのユニゾンなら、これだけの敵を一気に撃破は可能だ」

 

『そ、それはそうかもしれませんが・・・しかし完全になってのユニゾンは初めてなんですよ!?うまくいくかどうか保障など・・・下手をすれば隼人の身に何が起きるか・・!』

 

「最初のうちは保証なんてものはない。危険だと言う事は分かっている」

 

『だったら・・・!』

 

「だからこそだ。俺はその残った可能性に賭ける」

 

『ですが・・・』

 

「俺はお前を信じる。お前も俺を信じろ」

 

『・・隼人・・』

 

そしてバインドがビームライフルを放ってきて、二人は一気にその場から飛び出した。

 

「迷っている暇はない!行くぞ、リイン!」

 

『・・はい!』

 

そして二人はバインドを撃破していき、再度合流する。

 

 

 

 

そしてリインフォースは右のバスターライフルを左のバスターライフルと連結して、隼人は左手を差し出して握り合った。

 

「ユニゾン―――」

 

 

 

「『――インッ!!』」

 

 

 

そして二人は光に包まれて、次第に一つになって形状が変化して行った。

 

 

『融合適合率・・・85%!行けます!』

 

「よし!」

 

 

 

 

 

「『エクセリオン・・・ゼロッ!!』」

 

そして光が弾け飛ぶと、別の形となった機体が現れて、背中にある純白の四枚の翼が広がった。

 

 

 

機体の形状はブラックウイングが主になっているが、カラーリングは白をメインに各所に青や金色、赤などのカラーリングが施されており、額にはバンシィの獅子の鬣のような角とブラックウイングの角の意匠を持った新たな角を持っていた。背中にはブラックウイングと同じ形状の翼を四枚持っており、禍々しさから神々しい物へと変化していた。そして両手にはバスターライフルをベースに銃身下部には大剣のように長いブレードが付けられており、その上部には短いながらもブレードが付けられていた大型の銃剣に変化していた。

 

「これが・・・」

 

『はい。これこそが隼人と私が真のユニゾンをして生まれた力・・・エクセリオン・ゼロです』

 

「エクセリオン・ゼロ・・・」

 

そして隼人たちの前にバインドが集まってきた。

 

「リイン。サポートは頼むぞ」

 

『はい!』

 

そして隼人は『ディバイド・ライフル』を構えてバインドの群れに向かって行った・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

一夏はGNソードⅢを振り上げてバインドに切り掛かるが、バインドは対艦刀を前に出して受け止めた。

 

『こいつ・・・何時の間にGを!それよりなぜさっきまで感じなかった!?』

 

バインドは対艦刀を振るって一夏を押し返すが、一夏はすぐにバインドに接近してGNソードⅢを振り下ろすがバインドはとっさに後ろに下がった。

 

そしてバインドは左側の長距離ビーム砲を展開して一夏に向けて放ったが、一夏は左腕にあるGNバスターソードⅡを展開してフィールドを張って防いだ。

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

一夏は展開した箇所を閉じて飛び出すと左腕のGNバスターソードⅡを振るうもバインドは左腕のシールドで受け止めてから後ろに下がり、右肩の持ち手を左手に持って抜き放つとそれをブーメランのように勢いよく振るって投擲した。

 

「くっ!」

 

一夏はGNソードⅢの刀身を折り畳むと三つの銃口よりビームを放ってブーメランを撃ち落した。

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』

 

その直後にバインドが対艦刀を振り上げて飛び出してきた。

 

 

 

 

 

『っ!?』

 

しかしその直後にバインドの右腕に何かが捕まった。

 

 

 

 

「私を忘れてもらっては困るな」

 

バインドの右腕にはアンカーが掴まれており、アンカーに繋がっているワイヤーの先には箒がいた。

 

「箒!」

 

「どうやら話している暇は無いようだ。行くぞ!」

 

「あぁ!」

 

そして箒はアンカーをバインドに右腕から離すと、右手に持つビームサーベルを振るってバインドに向かって行った・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリアはバインドのビットの雨を避けて同時に自分もドラグーンを雨の如く放っていくが、バインドは左手の甲のリフレクターを使ってかわしていく。

 

「どりゃぁぁぁぁぁっ!」

 

その間に鈴が一気に飛び出すとビームトライデントを振るうが、バインドは斬撃をかわすと右手のビームライフルを放って来るも鈴はとっさに宙返りをする要領でビームをかわすと、その瞬間に左腕のドラゴンハングを射出した。

 

しかしバインドは自分の目の前にビットをやってドラゴンハングがそれに直撃すると爆発して弾き飛ばされた。

 

「ちっ!」

 

鈴はすぐにドラゴンハングを戻すと、直後に飛んできたビームを上に飛び上がってかわした。

 

「どうすんのよ!このままじゃ・・・!」

 

「・・・・・」

 

 

 

 

(どうしたら・・・こんな時、隼人さんなら・・・何を考えるのでしょうか・・・)

 

セシリアは内心で焦るも、必死に考えていた。

 

 

 

 

(そういえば・・・あの動き・・)

 

ふと、セシリアはバインドの動きに気付いた。

 

「・・・・・」

 

セシリアはロングライフルを放ち、直後に両腰のレールガンを展開して弾丸を放つ。

 

するとバインドはビームを左手の甲のリフレクターで防ぐと直後に飛んでくる弾丸をかわしたが、その直後に鈴がドラゴンハングを射出してバインドの背面に直撃させて吹き飛ばした。

 

「・・・・」

 

そして次はドラグーンをバインドに向けて飛ばしてビームを放っていき、直後にロングライフルを放った。

 

バインドは攻撃をかわしていき、ロングライフルから放たれたビームをかわすと、セシリアは直後に偏向射撃でビームを曲げてバインドの左肩先端を撃ち抜いた。

 

(このアンノウン・・・先ほどとは動きにキレがありませんわね・・・。まるで別の何かが動きを鈍らせて――――)

 

そしてセシリアはあることに気付いた。

 

(まさか・・・アンノウンは誰かによって操作されている?だとすれば・・・)

 

 

 

 

「そっちに行ったわよ、セシリア!」

 

「っ!」

 

そして鈴の声にハッと我に帰ると、バインドがセシリアに接近してきた。

 

「くっ!」

 

セシリアはとっさにスラスター全開で後ろに下がると、腹部のビームキャノンを放った。

 

バインドは左手の甲のリフレクターで防ぐが、その直後にセシリアは分離させて両手に持ったビームライフルとドラグーン全砲門で一斉射撃して更にバインドのリフレクターに直撃させると、リフレクターは耐えかねて爆発した。

 

「どりゃぁぁぁぁ!!」

 

そして鈴が一気に飛び出すとビームトライデントを振り下ろしてバインドの右腕を切り落とした。

 

「これで・・・!」

 

そしてセシリアは全砲門によるフルバーストを行い、バインドを蜂の巣にした。

 

それによってバインドは四肢を失い、更に背面ユニットも破壊されてそのまま浮力を失ってアリーナの地面に墜落した。

 

「よっしゃっ!ダルマにしてやった!」

 

「わたくしがやりましたが?」

 

「くっ・・」

 

「とにかく、捕獲に入りましょう」

 

「そうね」

 

そして二人がバインドに接近しようとすると・・・・

 

 

 

 

『オロカナ・・・・ニンゲンドモ・・』

 

 

「「っ!?」」

 

するとバインドより声が発せられた。

 

「しゃべった!?」

 

「しかし・・・これは・・」

 

 

『キサマラカトウセイブツガドウアガコウト・・・ワレワレノケイカクニ・・・ヘンコウハナイ』

 

「計画・・?」

 

「何なのよそれ!答えなさいよ!」

 

 

『フフフフフハハハハハハハハハハ・・・ニンゲンドモハホロボノダ・・・ワレワレバインドノテデナ・・・!』

 

そしてバインドは光を放って自爆した。

 

「自爆!」

 

「くっ!」

 

二人はとっさに離れて影響は受けずに済んだ。

 

 

「何なのよ・・・あいつ」

 

「分かりませんわ。しかし・・・あのアンノウンの名がバインドと言うことは分かりましたわ」

 

「バインド・・・それがあいつらの名か・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ラウラはビームサーベルを振るうもバインドはつま先のビームサーベルで受け止めるとビットをラウラの前にやる。

 

「シャルロット!」

 

「うん!」

 

そしてシャルロットが両足側面のミサイルポッドを放って両者の間にあるビットを撃ち落した。

 

バインドはとっさにラウラを押し返すと残ったビットをシャルロットに向けて飛ばしてビームを飛ばしたが、シャルロットは脹脛のクローラーで高速移動してビームをかわすと、左腕の二連装ガトリングを放ってビットを牽制して、その間にラウラが両膝のGNキャノンを展開してビームを放ってビットを撃ち落した。

 

バインドはすぐに大剣をラウラに振り下ろしたが、ラウラはビームサーベルを捨てて両手を前に出して大剣を白羽取りのようにして受け止めた。

 

そしてそのままバインドを引き寄せると両膝のGNキャノンを展開して銃口より手を出してバインドの両膝を掴んだ。

 

「いけっ!セラフィム!!」

 

するとセラヴィーの背中のユニットがパージされると、キャノンが伸びて関節が出てくると銃口が展開して手が出て、スラスターが伸びて両足に変形して頂部の出っ張りが背中に移動するとそこから頭が出てきて腕を繋げている関節が縮んで胴体と近づくと胴体のアンテナが首元に閉じて額のアンテナが展開した。

 

セラヴィーに搭載されている無人機・・・セラフィムガンダムである。

 

そしてセラフィムはバインドの方を向くとすぐに飛び掛って右腕よりビームサーベルを出して持つと、すぐに逆手持ちにしてバインドに突き立てた。

 

バインドはとっさに大剣を手放して後ろに下がろうとするが、両膝を掴まれているので逃げることが出来ず、その直後に背後にシャルロットが回りこんで左腕の二連装ガトリングを放って背面ユニットに攻撃を当てた。

 

そしてセラフィムのビームサーベルをバインドの胴体に突き刺すと、すぐに離れて両手を変形させてGNキャノンにすると、バインドに向けてビームを放ち、バインドを撃ち抜いた。

 

その瞬間ラウラがバインドの両膝を掴んでいる手を離すと、手を収納してGNキャノンを放ってバインドを撃ち抜いた。

 

バインドは震えると、そのまま爆発した。

 

「くっ!」

 

ラウラは爆風に巻き込まれて吹き飛ばされるも、なんとか踏ん張った。

 

「ラウラ!」

 

そしてシャルロットがラウラに近づく。

 

「大丈夫?」

 

「あぁ。心配無用だ」

 

そしてラウラはセラフィムを元の形態に変形させるとセラヴィーの背中にドッキングさせた。

 

「しかし、手土産はなんとか会得したな」

 

「うん」

 

そして二人の視線の先には、バインドの大剣が地面に突き刺さっていた・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簪は両手の大型ライフルと両肩のガンランチャーとビームランチャーをバインドに向けて放っていく。

 

バインドは両肩のシールドを使って攻撃を防いでいくが、連続攻撃で一瞬バランスを崩した。

 

「っ!」

 

とっさに両肩の下のハッチを展開してミサイルを放ってバインドに直撃させた。

 

 

 

しかしその直後にバインドが煙の中から飛び出てきてビームアックスを振るってきた。

 

「っ!」

 

簪はとっさにライフルの先端のブレードを展開して斬撃を受け止めた。

 

「今までのようには―――」

 

するとヴェルデバスターのバイザー奥のツインアイが発光して、バインドを押し返した。

 

「行かない!」

 

そして右肩のガンランチャーを放ってバインドに直撃させると、直後にライフルを上部同士を連結させて二つの銃口より高出力のビームを放った。

 

そしてビームはバインドを貫いて、バインドは最後の抵抗なのか、背中の頭の口を開いてビームを放とうとする。

 

「・・・・・・」

 

しかし簪は両肩のガンランチャーとビームランチャーを放って頭を撃ち抜き、直後に連結したままのライフルをバインドに向けてバックパックのスラスターを噴射して飛び出し、先端のブレードをバインドの首元に突き刺した。

 

そしてそのまま高出力ビームを放って、バインドを撃ち抜き、バインドはそのまま背中か倒れて爆発した。

 

 

「・・・・・」

 

簪は連結していたライフルを切り離して両腰に戻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

千冬はスラスター全開で飛び出すとガーベラストレートを振るうが、バインドは両手の刀で斬撃を防ぐとすぐに千冬を押し返して切り掛かろうとするが、その直前に山田先生がビームライフルを放って牽制する。

 

そしてバインドは胴体のパーツを開かせるとそこから銃口を出し、そこから球体状のビームを放ったが、千冬はとっさにかわして再度バインドに向かってガーベラストレートを振るうも、バインドは身体を反らして攻撃をかわした。

 

(手強い・・!)

 

千冬はガーベラストレートを握り締めて、上段に構える。

 

山田先生がバインドに接近しながらビームライフルを放つとスコープのようなユニットを前の方にスライドさせるとそこから二つのビームサーベルを出してバインドに切り掛かるも、バインドは刀で攻撃を受け止めて直後に二本の角の先端の間に円形状のビームを形成して山田先生に向けて頭を振り下ろして来た。

 

「っ!」

 

 

 

 

しかしその直前にバインドの左側より弾丸が飛んできて、バインドの左側の角の先端を撃ち抜いて破壊した。

 

「っ!?」

 

そして山田先生はとっさに後ろに下がると弾丸が飛んできたほうを見る。

 

 

 

「何とかなったな」

 

するとそこには教員に抱えられてリヴァイブのアサルトライフルを右手に持ったAGE-1がいた。

 

「織斑戦術教官!?」

 

「なんて無茶なことを・・」

 

 

 

「まだ右手は使える。支援砲撃くらいはやれるぜ」

 

「だ、だが・・!」

 

 

「すまねぇな。名前なんて言うんだ?」

 

「は、はい!数学担当の『エドワース・フランシィ』です」

 

輝春は抱えてもらっている教師に名前を聞く。

 

「エドワースか。お礼に今度何か奢ってやるぞ」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「じゃぁ、俺は砲撃に専念する。回避行動は任せるぞ」

 

「はい!」

 

そして輝春はアサルトライフルをバインドに向けて放って牽制する。

 

バインドは煩わしいかのように輝春に飛んでいこうとするが、その前に千冬が割り込んでガーベラストレートを振るうが、バインドはとっさに急停止して左腰のクローを展開してガーベラストレートを受け止める。

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

 

そして千冬は強引にバインドを押し返すと、すぐにガーベラストレートを振るってバインドの左腰のクローを切り裂いた。

 

バインドはその直後に刀を連結して千冬に振り下ろそうとしたが、その直後に輝春がアサルトライフルを放って刀を弾き飛ばした。

 

「えぇぇぇぇぇい!!」

 

そして山田先生がビームライフルよりビームサーベルを出してバインドの左腕を切り落とした。

 

バインドはとっさに逃げようとしたが、その直前に再度輝春がアサルトライフルを放ってバインドの顔面にあるグラサンのようなパーツに直撃させて気を逸らさせた。

 

そして千冬はガーベラストレートを勢いよく振り下ろしてバインドを切り裂いた。

 

「一閃!」

 

そして更にそのままガーベラストレートを横に振るってバインドを真っ二つに切り裂いた。

 

その直後に山田先生がビームライフルを放って切り裂かれた上半身を撃ち抜いた。

 

バインドはそのまま震えると、爆発直前にグラサンが割れて、そのまま爆発した。

 

 

 

 

 

 

「何とか・・・終わったか」

 

千冬は深く息を吸って吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ちっ。他のバインドがやられたか)

 

バインドこと闇一夏は他のバインドがやれたことを感じ取っていた。

 

(黒獅子の野郎も本気を出しているな。恐らくすぐに片付けられるだろうな。潮時か)

 

そして闇一夏は一夏を弾き飛ばすと、一気に下がる。

 

「くっ!」

 

 

『今日のところは退いてやる・・。だが、次に会った時は・・ぶっ潰すからな』

 

そして光の翼を出して破損した遮断シールドの間を抜けて飛び去って行った・・・

 

 

 

 

 

 

「逃げやがったか・・」

 

そして一夏と箒はアリーナの地面に着地する。

 

「他のみんなは大丈夫だろうか・・」

 

「分からんな。だが音がほとんどしていないのなら、恐らく大丈夫だとは思うが・・」

 

「・・とりあえず、他のみんなの安否を確認に行こう」

 

「あ、あぁ」

 

そして二人は再度飛び上がると遮断シールドの隙間から出て別のアリーナに向かっていく・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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