No.494842

かんなづきのころ

モブあきさん

エア例大祭としてふたば@東方板の許早苗あぷろだに投稿したもの。
わちアラで寿命物をやってみたがまた死人が出てるあたりちょっと微妙かもしれない。

小傘のオリジナルスペルについてはダブルスポイラーでオーバー・ザ・レインボーが出てたので
虹系繋がりでリングにかけろのフィニッシュブロー名を持って来た。

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2012-10-11 02:11:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:503   閲覧ユーザー数:502

 

季節は白露を過ぎても残暑は続く。

 

小傘は日射しの強い日中を避けて朝方のうちに、涼みの風が吹くなか妖怪の山を飛んだ。

傘下に生い茂る緑の合間に、麓から山頂まで続く白い一本線が走っている。

それは守矢神社の境内へと続く石段で、小傘の目的地もその神社だった。

山頂には木々の吐息によってできた霞がかかり、

小傘が石段の終点に降り立ったときも神社の境内は薄もやで覆われ、視界はきわめて不明瞭だった。

小傘がカラコロと下駄を鳴らしながら鳥居をくぐると、不意に前方から紙の札による攻撃が飛んできた。

しかし小傘は慣れた調子で傘を振り、札による攻撃をはたき落とした。

 

「妖怪め!神の宮に性懲りもなくやってきたか!」

突如少女の声が朝霧の向こうから響き渡った。

霧の向こうから現れたのは、緑髪を横に束ね、この神社の象徴である蛇と蛙の髪飾りで留めた巫女だった。

「今日という今日は絶対に許しませんよ!」

小傘は目を細め少女を眺めると歩み寄り、その頭に手を置いてわしゃわしゃと雑に髪を撫で乱した。

「わちきはアホジンに用があって来たの。あいにくとニセジンと遊んでる余裕はないんだなこれが」

少女はぐぬっと唸って頭に置かれた手を振り払うと小傘に大幣を向けて構えた。

「また早苗様に無礼な口を…!私はニセモノじゃありません!正式なここの巫女です!

だいたいあなたの言うアラジン神と言うのも間違いで正しくはあらひとがみと――」

「まともに応対してんなよ」

ゲコゲコッと蛙が喉を鳴らすような声が横から割って入った。

小傘と少女が声の方を見ると、この神社に奉る神のひとり、洩矢諏訪子が平石の上に座っていた。

「通してやんな、早苗の所に」

「でも洩矢様…」

少女が不満そうに小傘を見ると明後日の方を見ながらピーピピピーと口笛を吹いて素っとぼけていた。

いち妖怪の礼儀知らずな態度にさすがに頭に来た少女は、わらじで小傘の足を思い切り蹴った。

「いったー!」

「こらこら。ああもう私が連れて行くよ。早苗はまだ寝所で寝てるんだろ?お前は掃除の続きしてな」

「そんな!洩矢様がわざわざこんな妖怪を――」

「いいから」

少女は自分の仕える神がただの妖怪になぜそこまで構うか理解できなかったが、不承不承了解した。

「わかりました」

 

・・・・・・

 

「あんたも毎度ご苦労さんだねえ…」

社務所の廊下を諏訪子が小傘を連れて歩いていく。

「いやー、アラジンを驚かすことが今のわちきの少ない楽しみなもんで」

「早苗も随分手強くなってるよ?まあどこまでやれるか観戦させてもらうよ」

諏訪子はゲコゲコッと愉快そうに喉を鳴らした。

やがて二人は閉じた襖のある一室の前に着いた。

「早苗ー、起きてるかー?わちきちゃんが遊びに来たぞー」

「ああ、もうそんな時期ですか…」

襖の向こうから気だるそうな声が聞こえてきた。

「先にいつもの所で待ってて下さい。すぐに支度して行きます」

早苗の返事に諏訪子と小傘は顔を見合わせ、神社の裏手へと向かった。

 

・・・・・・

 

神社の裏手には、博麗大結界の外から神社と共に移動してきた湖が広がっていた。

その岸辺には金属や木材で出来た御柱が何百本とそびえ立っており、

そこは神社内でスペルカード戦を行うために決闘場として設けられた場所だった。

小傘は諏訪子を残して飛び上がると、御柱の頂上にある足場に降り立った。

ややあって神社の方角から飛んできた早苗もまた、小傘の正面にそびえる御柱の上に降り立った。

「お待たせしました。準備運動は不要ですか?」

早苗が大幣を抜いて構える。

小傘も唐傘の先端を早苗に向けて構えた。

「別に気遣いなんて無くともいつも通りでいいよ」

「まあ、わざわざ退治されにやって来る貴方も妙なら、妖怪に礼儀を通すうちの神社も妙なんですが」

「そこは腐れ縁ってことで大目に見てよ。でも今日のわちきをいつも通りと思ったら大間違いだよ?

なんたって新技を仕込んできたからね」

「ほほう、それはそれは…」

「ふたりとも準備いいかー?」

互いが相手の調子を探っていたところへ足下から諏訪子が呼びかけた。

「すみません諏訪子様。問題無いようですので開始の合図をお願いします」

早苗が柱から身を乗り出して諏訪子に呼びかける。

諏訪子は頷いて大きく息を吸い込んだ。

「それでは、これより東風谷早苗と多々良小傘による命名決闘法、

三本勝負、二本先取制、時間無制限で、はじめー!」

ぱーんと諏訪子が打った拍手が湖畔に響き、それを合図にスペルカード戦が開始された。

 

・・・・・・

 

小傘が前方に撒いた小弾を早苗は横移動でかわし、弾の切れ間から

突撃する早苗を小傘は唐傘で受け、二人は接近し、早苗の打ち下ろす大幣を

小傘は肘で止め膝蹴りのカウンターを放ち、早苗はその膝へ肘鉄を下ろして止め

小傘が跳び退きざまに放った放射弾を防護陣を展開して防ぎ、懐から札を取り出して放ち、

小傘がガードした隙を狙って足払いをするべく自身も突進し、飛んできた札を小傘は

小ジャンプからの下段防御で受け滞空状態からのローリングソバットへ繋げ、

狙いが外れた早苗は足払いせずに上段防御に切り替え小傘のローリングソバットを受け止めた。

「さっすがアラジン。イケイケだねえ」

攻撃が不発に終わり、流れが止まったと感じた二人は互いに跳び退さって場は仕切り直しとなった。

「お互い軽く体も暖まったようですし、そろそろ行きますよ」

早苗は懐から符を取り出すと、前方に両手を広げてスペル宣言の構えに入った。

「『グレイソーマタージ』」

早苗の左右の手から別々に放たれた光が線対称で五芒星の形に走り、

神である八坂神奈子と洩矢諏訪子の力を借り受けるための召還陣二つが描かれた。

二神が光臨し早苗に宿ると召還陣はほどけ、交差弾となって左右から小傘へ襲いかかってきた。

小傘は発射点から弾の重なる地点を推量し弾幕の合間を縫って次々と移動しつつかわしていく。

そこへ早苗が二つ目の符を抜いた。

「開宴『二神・二拝二拍一拝』!」

早苗の宣言と共に、下の湖から水飛沫のような弾幕が沸き上がり、雨のように降り注いだ。

小傘は自身の持つスペルカードにも似た水属性の撒弾をかわし始めたが、

次第に水滴を模した弾幕は指向性をもって動き始めた。

左から右へ。右から左へ。左右に振れる度に水滴はよりきめ細かい粒となり隙間が無くなっていく。

そして再び左から右へ振れたとき小傘を中央として水の壁は真っ二つに割れた。

頭上にはすでに移動していた早苗が大幣を天に向け掲げている。その手から先には極太の光の柱が放出されている。

水滴弾を避けきった小傘の姿を見て早苗は掲げていた手を振り下ろした。

左右には隙間のない水の壁。頭上には神の力の宿った御柱が迫って来る。

もはや脱出不能の状況に小傘は目を閉じると侍が腰の刀に手をかけるように、唐傘を腰に添えて下段に構えた。

その合間にも御柱は接近してゆき、いよいよ被弾間近というところで

小傘は閉じていた目をかっと見開いた。

 

「その大虹は遥かマダガスカルの空に架かるという!」

小傘は下段に構えていた唐傘を開くと高速で回転させ始めた。

スペルの発動に伴い唐傘がまばゆいばかりの輝きを放つ。

「ウイニング・ザ・レインボウ!」

宣言とともに小傘は手にした唐傘を強烈なアッパースイングで振り上げた。

傘から出ていた光が放射され円弧を描きながら早苗の振り下ろしてきた御柱に向かっていく。

「うりゃりゃりゃりゃ!」

小傘は更に傘の回転速度を増すと光は太くなり、御柱と打ち合った。

小傘の放った光の円弧は早苗の御柱を受け止めたが、神の力が乗った一撃の前に

じりじりと押し下げられていった。それでも小傘は回転を緩めずに光を出し続けた。

と、唐傘の地の色の紫が光に伝搬したかと思った瞬間、小傘の放っていた光の円弧はたちまち紫色に染まっていった。

そこから青、緑、黄色とグラデーションを変えながら虹色に変色していく。

そして橙赤桃と進み白色になったところで御柱を受け止めていた接触箇所の境界が曖昧になり、虹の切っ先が入った。

その曖昧となった部分から虹は御柱を構成している光を飲み始め、膨れながら強大な虹に変質していった。

「なっ…」

驚愕する早苗に大虹は御柱を吸い取りながらその円弧を広げて迫り、ついには早苗を飲み込み跳ね飛ばした。

「一本!勝者小傘!」

下で観戦していた諏訪子が手を挙げて宣言した。

「やったー!」

小傘は両手を上げてぴょんと飛びながら喜んだ。

 

・・・・・・

 

「まけたーっ!」

どさーっと小傘は仰向けに倒れ込んだ。

「そこまで。二本先取制によりこの勝負、早苗の勝ち」

諏訪子が淡々と告げた。

「最初の勢いはなんだったんですか…結構やるかと思ったら後が続くわけでもなし」

小傘の傍に下りてきた早苗が呆れた口調で呼びかける。

「でも驚いたでしょ?」

「まあ久しぶりに。いい刺激にはなりましたが」

「わちきはアラジンを驚かすのが目的なんだから達成できれば勝負の結果なんていいの」

「また減らず口を…スペルコストの配分が悪いんですよ。ほら、立てますか?」

早苗がまだ寝転がっている小傘に手を差し出した。

その時、曇り空の合間から陽が射し、早苗の緑白の髪を照らした。

東風谷早苗。幻想郷に来てはや数十年。

その顔には老齢による皺が刻まれ、

一線は退いたものの信奉は衰えず、いよいよ神格は増して後光が射すような貫禄を身につけていた。

小傘が早苗の皺だらけの手を握ると、齢を重ねてなお生命力に溢れる芯の強さが伝わってきた。

早苗はしっかりした姿勢でぐいと力強く手を引き、小傘の身を起こした。

「アラジンはおばあちゃんの癖してメチャ強だね」

「当然です。巫女の座こそ譲りましたがなんたって現役の現人神なんですからね。

信仰を受け続ける限りはまだまだやれますよ。こうして小傘さんが手合いに来るのも良い刺激になってますし」

「やれやれ、引退する気はないみたいね…」

 

・・・・・・

 

それからも何度か早苗と小傘は手合わせを行い、

さらにしばらくしてから早苗は、天寿を全うした。

葬儀がつつがなく終わったその翌日、小傘は守矢神社の外れに生える大木に身を預けもたれ掛かっていた。

眠るように目を閉じて静かに休んでいる小傘に、巫女服を着た少女が声をかけた。

「今にも消えそうですね」

「うん、わちきもここまでかもね」

「早苗様が亡くなられたことで、存在意義を失ったとでも言いたげですが」

「そんなところかな」

「まだ判りませんよ」

少女は愛用の大幣を抜くと小傘の鼻先に向けた。

「スペルカードルールとは本来妖怪の力が損なわれぬよう、また人も妖怪を退治する力を

実践で身につけるよう、互いに切磋琢磨するために考案されたものだと聞きました」

少女は続ける。

「あなたが早苗様に対し延命のためにしていたように、今度は私があなたに活力を戻して差し上げます」

そこで小傘は目を開け、突きつけられていた大幣を力無く押し返した。

「いいよ、いらない」

申し出を拒絶された少女は、自分では力不足と言われたように感じ、かっとなった。

「今は私が現人神です!今はまだ早苗様に及ばなくとも、じきにあなたの相手が勤まるぐらいには…」

「そういうことじゃないよ」

小傘は手を伸ばし、昔からそうしてきたように少女の頭をわしゃわしゃと撫でて髪をかき乱した。

「あんたのことは嫌いじゃないけど、わちきはもう随分と古い妖怪さ。

居なくなる奴のことを引きずるより、あんたはあんたの新しい出会いを大切にしなくちゃ」

「古いから何だってんですか!ここは幻想郷で、誰かがそのまま無くなることを忍びないと

惜しんだから、望んだから、幻想として残るためにここは在るんじゃないんですか!?

わたしは、あなたは、まだ消えるときじゃない!」

「わち…わたしはね、早苗と一緒にいたいんだ」

小傘はあくまで優しく諭す口調で少女の頭を撫で続けた。

「ごめんよ」

小傘は頭から手を離すと指先で少女の目尻から流れる水滴をそっと拭った。

しばらく泣いていた少女はやがて小傘に背を向けると、たっと神社に向け駆けだした。

小傘はそのまま静かに大木にもたれ掛かっていた。

 

・・・・・・

 

それからしばらくの歳月が流れて。

守矢神社の外れに小さなお堂が建っていた。

そこでは紫色の笠をかぶった地蔵が奉られてはいたが、

目立たない地味な佇まいであったため気付く参拝客は少なかった。

数少ない気付いた者が神社にお堂の謂われを聞いてみれば、

ここで亡くなった誰かを奉っているだけ、との答えがあった。

さらに数年経ったある時、長雨が続く時期があり、このままいけば

作物の出来に影響が起きると懸念した里の者たちは、神社に晴れ乞いの儀式を依頼しに行った。

守矢神社ではミシャグジ様を奉っており、昔から人々は神に伺いを立て天候を変えていただくことで

収穫を得、神社は感謝と共に信奉を獲得してきた経緯があった。

さて神に雨を止めていただくよう里の者たちがお祈りをした帰り道、

一人が小さなお堂にてるてる坊主が飾られているのに気が付いた。

てるてる坊主は古くから続いているまじないや生活習慣に近い晴れ乞いの手法であり、

里の者たちはこれも縁と手持ちの雑布でてるてる坊主を作るとお堂に飾った。

その翌日、神社への参拝のおかげか、はたまたあのてるてる坊主がもたらしたものか、

長雨はぴたりと止んで明けの空には見事な虹が架かっていた。

このことは口伝で人から人へ伝わり、それからも水害や水難に見舞われた者は

このお堂へてるてる坊主を飾りに行き、難の去った後に虹を見たという話が広がり更なる人を呼び、

いつしかお堂はてるてる坊主で満載になり、改築を経て今では神社の参拝所の一つとして

認識されるようにまでなっていた。

 

・・・・・・

 

更に年月が過ぎ、ある年の十月。

この月は旧暦では神無月と書く。

それはこの月には全国にいる八百万の神々が出雲の国に集合するからであり、

出雲の国では例外的に神有月と書く。

 

「それじゃそろそろ行ってくるよ。留守番よろしく」

諏訪子が神奈子にばいばいと手を振ると神奈子は不機嫌そうに背を向けて無視した。

諏訪子は苦笑しながら神奈子に近付くとよしよしと頭を撫でて慰めた。

「毎年のことなんだしいい加減慣れろよ~」

「あーなんであんな契約飲んじゃったんだろ。期限切っとけばよかった」

そう、八坂神奈子はかつてこの諏訪の土地から出ないという約束を結んでおり、

そのせいで出雲まで赴くことが出来ないのだった。

「ンモー私がこの地に必要だと思ったから残って復興頑張ったのにこんな扱いだしさー」

神奈子が愚痴りながらごろごろーと畳を転がる。

「帰りに美味い酒買ってきてやるから」

子供をあやすように諏訪子が神奈子をなだめる。

「肴もほしい」

「分かった分かった、アゴ野焼きも買ってきてやるから」

「佃煮も」

「はいはい」

諏訪子は神奈子をようやく落ち着かせると

神奈子と何代目かの守矢の巫女を神社に残し、出雲へと旅立った。

 

「おおーいこっちこっちー」

諏訪子が出雲の国の神々の集いに赴くと、宴会はすでに始まっており、

先に到着していた秋の神、静葉と穣子、それから厄神の雛たちに手招きされ

幻想郷組の集まるテーブルに呼ばれた。

その席にはかつての現人神をつとめていた東風谷早苗が若々しい頃の姿で着いており、

そして新たに神の末席に加わった新顔の姿もあった。

 

「いやー…正直わちきちゃんがここまで着いてくるとは思わなかったよ」

「本当ですよ。いくら日本の神が八百万とは言え付喪神までいちいち数に入れるのはどうかと思いますね」

そう、例のお堂の霊験によってまがりなりにも人からの信奉を得た小傘は神として認められ、

この集まりに来ていたのだった。

「またまた~わちきと再会できて嬉しいくせにアラジンてば素直じゃないんだから~」

「あなたが着いて来たんでしょうが!?」

「なんとでも言えばー?わちきが信奉を得てるのは事実だしー。

これでわちきもアラジンたちの仲間入りだね」

「その呼び方ですけど、同族になったというのなら小傘さんもいい加減私の名を正しく呼び、先輩として敬ったらどうですか」

「なんで?もう今更だしアラジンでいいじゃん」

「よくありません!いまの私には東風吹稲女神早苗(コチブキトウメノカミサナエ)という

立派な名前があるんですからね?神への敬意が力に反映されるのですから、

これからは私を軽んじるような態度は慎んでいただきますよ」

「そんな長ったらしい名前なんか知らないよ。わちきにとってアラジンはいつまで経ってもアラジンだよ」

「やれやれ…そんな聞き分けの悪い新人には躾がいるようですね…」

早苗はがたりと椅子を引いて席を立つと、小傘の隣に立った。

 

周りにいた神々は大分酒が回っているのか、なんだなんだと騒ぐ者から、

やれーいてまえーと無責任に野次を飛ばす者まで様々な反応を示している。

 

席に座った小傘と早苗が見つめ合う。

「こんな席でわちきをどうにかするつもり?」

「勿論です。どうするかなんて分かっているでしょう」

「やっぱしアレ?」

苦笑する小傘に早苗は小傘の鼻先に指を突きつけ、口の端を上げて笑った。

「絶対に許しません」

 

オワリ

 

 
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