第九.五話「初めての別視点!verフェイト」
あれから数日が経った。お母さんにはまた怒られちゃった。もっと頑張らないと・・・・。
ボロボロになってしまっていたバルデッシュもところどころ擦り切れてた私の傷も治り、今はコンテナがたくさんある場所にいる。
そこには、私以外にアルフとあのいつも私に話しかけてくる白いバリアジャケットを纏った少女とフェレットもいる。
彼女とは今たまたま重なった攻撃で倒したジュエルシード、これを奪うために対峙している。今ジュエルシードを攻撃したらこの前みたいなことが起きるかもしれない。
「だけど、譲れないから」
『device mode』
「私はフェイトちゃんと、話がしたいだけなんだけど」
『device mode』
私には・・・話すことなんてない。
「私が勝ったら、ただの甘ったれた子じゃないってわかってもらえたらお話、聞いてくれる!?」
そして私と彼女がそれぞれのデバイスを振り下ろし、ぶつかったと思ったとき
「ストップだ!!」
私のバルデッシュは杖で、彼女のデバイスは握って止めた少年が立っていた。
「ここでの戦闘は危険すぎる。時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ!詳しい事情を聴かせてもらおうか!!」
時空管理局!?どうする・・・彼らが出てきた、ここは。
「まずは、武器を引くんだ。このまま戦闘行為を続けるなら・・・っ!!」
これはアルフの攻撃!
「フェイト!ここはいったん引くよ、離れて!!」
でもジュエルシードをもって帰らなきゃ!。
そう考えて、ジュエルシードをとって逃げようとした時。私に数発の魔法球が放たれた。そしてそのすべてが私に・・・・・・・・当たらなかった。
身を固めてつぶっていた目をそっと片目だけ開いて見れば、そこにはこの前のあの子がいた。
私に背を向けなぜか片側からは羽が片翼だけ生えている。なのにその姿はどこも怖くなくむしろきれいでかっこよかった。そして
「立てるか?フェイト・テスタロッサ。プレシアとの契約より、貴様を援護する。あの黒いのはまかせろ、君はあの白い子を頼む」
こう、言ってきた。
ふえ?・・・ど、どうしよう顔が熱いよ、胸が痛いよ、頭がなんかぐるぐるするよ!私のこと心配してくれた?お母さんと計約?えとえと、とりあえず・・・うんあの白い子倒そう!この人に頼まれたし。
それよりも・・なんか今日は少し怒ってないかな?もしかして、私が攻撃されたから?ちょっと自意識過剰かな・・・でも、そうだと嬉しいな。
戦場で笑うのは不謹慎化も知れないけど・・・・顔のにやけがとれないよ。
鎖「なぁ翼、フェイト」
翼「なに?」
フェイト「何かな?」
鎖「お前ら両思いだよね~?」
翼・フェイト「ぶううううううううう!!!」
鎖「なんでくっつかないの?」
翼「それはお前が」
鎖「いやだって・・・くっつけずらいじゃん」
フェイト「////」
鎖「ありゃりゃ、真っ赤だ」
フェイト「//////////」
鎖「まぁ、いいや強引にくっつけてやる!!ストラでは夫婦にしといてやんよまかせんしゃい!!」
翼「え、ちょ 鎖「うれしくないのか?」いやそりゃうれしいけど」
鎖「こうごきたい!!!」
フェイト「////」
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