No.487653

転生者による変革15話

観月 衛さん

15話目です

来週からGジェネに集中すると思いますので更新がさらに遅れると思います。

2012-09-23 16:57:37 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5081   閲覧ユーザー数:4715

ティエリアside

 

 

最初の一撃で、正面にあった廃ビルが消滅した。

 

 

ティエリア最初の一撃を放ったあとは強力な砲撃を行わず、それぞれの武装をタイミングをずらして交互に砲撃を行っている。

 

 

(速いな、全く当たらない)

 

 

砲撃は何度か当たりかけたがそのたび避けられ、あるいは防御され、直接的なダメージは与えられていない。

 

 

(かといって、チャージ攻撃をすれば隙が生まれる)

 

 

そう、故にこういう戦い方をすることしかない。

 

 

「ディバイン・シューター!!」

 

 

「く、GNフィールド」

 

 

なのはの誘導型魔力弾を強化されたGNフィールドで防ぐ、この繰り返しだ。

 

 

「ディバイン・バスター!」

 

 

カートリッジを3発ロードして砲撃放つなのは。

 

 

「ぐ、ぐぁあああ」

 

 

さすがにその攻撃には耐えられずGNフィールドを纏ったまま押され壁に激突する

 

 

「やはり、強い」

 

 

今まで見てきた戦闘でもまったく無駄のない卓越した動きと砲撃のタイムラグのなさと機動力。

 

 

ティエリアが勝てるのは防御と攻撃力くらいのものだ。

 

 

「これが、エースオブエースの力か」

 

 

GNバズーカⅡは先ほどの衝撃で壊れてしまい、GNフィールドも強化されたおかげで何とかカートリッジを

使われても防げるが、勝負は圧倒的になのはが有利である。

 

 

ティエリアはGNフィールド張り攻撃を防御しながらなのはに近ずく。

 

 

「これで終わり。ティエリアも、少し、頭冷やそうよ」

 

 

なのはは、カートリッジを3発ロードする。それを止めようとティエリア攻撃をしようとするが、誘導型魔力弾を使われ、隙を作らせない。

 

 

「ディバイン…」

 

 

そしてなのはは、とどめとしてティエリアの両腕と両膝をバインドで止める。両膝に関してはGNキャノンごと封じる。

 

 

「くっ!!」

 

 

これに関してはティエリアは予想外だった。

 

 

「バスター!!!」

 

 

(くっセカンドとトライアルシステムさえ使えれば!!)

 

 

なのはは、最初は冷静な判断もできていなかったのでティエリアは勝利を確信していたが

 

 

なのはの放ったカートリッジで強化されたディバイン・バスターがティエリアに一直線で向かう。

 

 

「くっ!!」

 

 

バインドによって動きを封じられ、武器に関してはGNバズーカⅡはなく、膝のキャノンは使えず合計4つの武器がない状態。

 

 

「圧縮粒子、解放!!」

 

 

しかし黙って攻撃を受けるティエリアではない。前面にGNフィールドを張り、残った肩と腰のGNキャノンを使い砲撃を集中させる。

 

 

「ぐ、ぐぅぅぅ!!」

 

 

2つの砲撃は均衡を保たず、少しずつティエリアが押されていく。そこにダメ押しとばかり、なのはがさらにカートリッジをロードする。これにより5発、ティエリアが放った砲撃を吹き飛ばす。

 

 

「GNフィールド!」

 

 

展開されたGNフィールドに止まるが、すぐにそれを突き抜けて命中する。

 

 

「ぐぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

爆煙がティエリアの周りを覆う。それが晴れたとき、皆が見たのは落下していくティエリアだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リボンズside

 

 

あっちゃー負けたか。

 

まぁ~セカンドモードじゃないから負けて当然か。

 

しかしな~まだ変革してないのに恐ろしい強さだな。

 

さすがは魔王(-_-;)

 

………ん!?よく考えたら管理局つぶしても、カタロンみたいになのは筆頭に残存勢力で攻めてくるんじゃないか?

 

「………どうしよう」

 

戦意損失させるために何か考えないとな。

 

模擬戦後

 

 

ティアナは疲れが出て眠り、起きた後はなのはが自分の過去を皆に教えた。

 

 

ただの小学生だったなのはが魔法にかかわり、ロストロギアを集めるため戦ったこと。

 

 

その際、なのはとフェイトが昔、フェイトの親の関係で2人が戦うことになったこと。

 

 

闇の書事件と言われる事件で、当時はまだ安全性がなかったカートリッジシステムを使っていたこと。

 

 

どんどん無茶をし8年前、任務中に謎の敵の襲撃をうけ、死にそうになったこと。

 

 

そんな悲劇を他の人にも味わってほしくないからこそ、無理をしない、基礎中心の訓練をしていたこと。

 

 

過去を話していたのをティエリア達イノベイドは少し離れた壁にもたれて聞いていた。

 

 

【これはまるで、集団精神操作行ってるようですね。】

 

 

【まったくだ。自分を悲劇のヒロインと勘違いしている。】

 

 

【こうやって同情を集めて自分の言いなりにするってわけですか】

 

 

【そろそろ離れた方がですね?ここから】

 

 

【それはリボンズからの帰投命令が来るまで行動できませんね。】

 

 

【そうだね最高のフィナーレにするには、まだ行動を起こす時期じゃないからね。】

 

 

 

 

 


 
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