No.487474

リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ

白の牙さん

第07話

2012-09-23 01:54:24 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5022   閲覧ユーザー数:4828

 

 

 

 

 「ちょっ!?それはさすがに・・・ぎゃーーー!?」

 

 シャマルも加えての訓練からはや数週間。現在、一真はある人物と戦っていた、その人物とは

 

 「HAHAHAHAHAHA」

 

 ネギまに出てくる、正真正銘のバグキャラ、ジャック・ラカン!!

 

 「なんだよこの人の強さ!?レーヴェとの試合がやさしく思えちまうぞ!?」

 

 一真はラカンの投合する、武器の嵐を避けている(勿論、術式兵装付きで)

 

 「ええい、解放!雷の暴風!!」

 

 「ぬん!!」

 

 一真が放った雷の暴風をラカンは衝撃波で相殺した

 

 「雷神閃!」

 

 雷の暴風を撃ち終えた後、すぐさま瞬動で背後に移動した一真は雷神閃をラカンに繰り出したが、刃はラカンの肉体に刺さることはなかった

 

 「マジかよ!?」

 

 一真が驚いていると、ラカンは一真の腹に手のひらを当て

 

 「羅漢破裏剣掌!」

 

 ゼロ距離からの攻撃を受けてしまった

 

 「がぁあああああ!?」

 

 その一撃で一真のBJの腹の部分が破れ、血が噴出した

 

 「ぐぅううううう・・・」

 

 一真は膝をついてラカンを見た

 

 「(この強さ本当に異常すぎる。つーか、強すぎ)」

 

 そして、一真は倒れ、意識をなくした

 

 

 

 

 「いや~~~はっはっはっ・・・あそこまでバグだとは思わなかったぜ」

 

 意識を取り戻した一真は盛大に笑っていた。シャマルの回復魔法により、腹部の傷は既にふさがっている。因みに一真が気絶していた時間は30分。この男、ラカンと同じチートに近づいてきている

 

 「笑い事じゃないわよまったく」

 

 シャマルはそんな一真に呆れている

 

 「俺から見ても、あのおっさんは異常だな」

 

 龍鬼がそういうと

 

 『正真正銘のバグだからな、あのおっさん』

 

 「それにしても、相棒の打たれ強さに磨きがかかってきてると思わないか?」

 

 『そういえばそうだな』

 

 「じゃあ、私はもう帰るわね。はやてちゃん達が心配するから。それと、今日はもう訓練しちゃだめよ。いいわね」

 

 「へ~~い」

 

 そういい、シャマルは別荘から出て行った

 

 『それで実際どうなんだ一真?』

 

 「何がだ?」

 

 『修行での成果だよ?』

 

 ニックが聞くと

 

 「さぁな。それはまだ解んねぇよ。でも、修行のおかげで、『六道拳アスラ』の武装形態はできるようになった。後は『千の雷』を完全に習得するだけだ」

 

 「完成率はどのくらいなんだ?」

 

 龍鬼が尋ねると

 

 「7割って所かな?まぁ、色々と設定しないといけないから、まだ時間がかかる」

 

 『間に合うのか?』

 

 「間に合わせるさ」

 

 ニックの問いに一真は笑って答えた

 

 「それより、シグナム達の動きは?」

 

 一真が聞くと

 

 『もう動き出してるぜ。今日、シャマルが早く帰ったのも蒐集するためだろうな』

 

 ニックは部屋にある端末を操作して、映像を見せた

 

 「急がないといけないな俺も」

 

 一真は起き上がると、上着を羽織った

 

 「おいおい、相棒また試合するのか?」

 

 龍鬼が問うと

 

 「試合はしない、『千の雷』を完成させるんだよ。今日中にな」

 

 一真が笑って言うと

 

 『はぁ、今日も徹夜みたいだな』

 

 「だな」

 

 ニックと龍鬼はそんな一真に呆れてしまった

 


 
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